2週間のギリシャ旅行から戻ってきました。最高の旅でした。
7月12日に成田を発って、クルーズの途中でトルコのクシダシに立ち寄った以外はギリシャ国内を旅してきました。
旅行記はいくつかに分けて投稿するつもりで準備中です。
私にとっては個人旅行で2週間同じ国に滞在するのは初めてのことでした。
数多くの人達との出会いがありました。旅先で多くの語り合えるのは目的が旅行という共通点があることです。
全部で12人の方にお世話になったり、多くの思い出が出来ました。
1.アテネの旅行代理店日本人経営者(H氏)
エーゲ海一日クルーズの予約をお願いし、アテネ到着日にオフィスを訪れて、以前勤めていた会社が放送した世界陸上アテネ大会をサポートしてくれていたことを知りました。壁に現在の社長と2名の方の署名入りの感謝状が飾られていました。
この社長は以前中東で仕事をされていたことがあり、サウジアラビアでの生活について話が合いました。
私がサウジアラビアに出張していた時期に、同じく営業の仕事で過酷な状況の中で大変苦労されたと聞きました。その後、アテネで現在の旅行代理店を開業されたそうです。
おそらくギリシャ国内に関しては多くのノウハウをお持ちなのではないでしょうか。
2.カランバカ(世界遺産メテオラの近くの町)で会った3人の大学4年生
卒論を書き上げ、トルコとギリシャを旅する男3人のグループで、リーダーがうまくグループをまとめている様子が伺えました。とても素直な学生達で、少ない費用で如何に楽しく旅行をするかを考えていました。空港に泊まったり、フェリーを利用してホテル代を浮かしたり、色々な工夫をしていました。
私の時代には出来なかったことが、彼らには出来ることがとても羨ましく思えました。
カフェで2時間以上も話をした後、夕食の約束をしていったん別れました。
夕食はホテルで紹介して貰ったレストランに行き4人で夕食を共にしましたが、金額が安くそしてとてもおいしい料理を味わうことが出来ました。
3.オーシャンモナーク号のただ一人の日本人クルーKさん。
4月から6ヶ月契約で乗船し、その間全てを船内で過ごすそうです。かなり過酷な条件での仕事ですが、3ヵ月半が経過してかなり慣れてきてはいると思いますが、ホームシックに掛かる時期ではないかと心配でした。
しかし、にこやかに乗客に対して接していました。 たった一人の日本人乗客であった私にとってはとても強い味方で、かなり助けてもらいました。
4.ジョージア州から来られたご夫妻
私の船室は9ランクの内の下から2番目の内側の部屋で、外はまったく見えません。しかし、部屋のレベル(階)が上のほうにある関係で、夕食は上のランクの船室の乗客と一緒になりました。夕食を全員が1度に食事できるスペースが無いので、2回に分けて食事をすることになっています。
2泊目から3日間同じメンバーと共に同じテーブルで食事をすることになります。毎夕食時にいろいろな話をしました。最初はたどたどしい会話で相手も困ったのでしょうが、様子が分かってくるとだんだんとコミュニケーションが取れるようになりました。
ご主人がコンサルタントの仕事をし、奥さんは専業主婦で子供はいないそうです。年に2度は海外を含めて旅行をしているかなり裕福なご夫婦とお見受けしました。
相手の質問に答えるのは辛いので、こちらから旅行に関する質問や船に乗るまでに行ってきた旅先の話題を中心にした会話をしました。こちらのペースに引き込むことにしました。2度目の夕食時にはカメラを持って行き、同じテーブルの他の人達も含めて数多くの写真を撮りました。幸い船内でデジカメ写真をプリントしてくれるサービスがあったのを利用して、夕食後すぐに相手に差し上げたところとても喜ばれました。
一眼レフカメラに外部ストロボを付けて撮影したので、かなりの出来栄えでした。
さらに家内の趣味で集めているシンブルをすでにかなり購入していましたので、それを話題にしてみたりと何とか間が空かないように苦心しました。 本当に感じの良いご夫婦で、年齢は私より5歳程度若いと推察しました。
奥様は今でも美人ですが、若いときは相当目立つ存在だったのではないかと勝手に想像しています。
最近外国人と話す機会はほとんど無いのですが、この二人と話をしてみて言葉の問題よりもお互いを知ろうとすれば言語の違いは乗り越えることは出来ると勇気づけられました。
5.サントリーニ島で宿泊したホテルのマダム
4泊5日のエーゲ海クルーズで立ち寄ったサントリーニ島が気に入り、観光そっちのけで島内の旅行代理店に飛び込みました。そしてこの島で2泊するためのホテルの予約とアテネ間の往復航空券の予約を依頼しました。アテネに戻ってからトンボ帰りでまたサントリーニ島に戻ってきました。
サントリーニ島のホテルは1泊約1万円(朝食付き)のCクラスのホテルでした。
このホテルのマダムからホテルの外観と受付でのスタッフの様子を写真に撮ってほしいいと頼まれました。理由はビデオカメラ、一眼レフカメラそして三脚をぶら下げてホテルを出入りしているので、少しはましな写真が取れるのではないかと判断したようです。
日中の光の良い時間帯を考慮して約30枚の写真を撮影して見て貰いました。写真を見てそれが欲しいと言ってきたので、私に著作権があるので、取引しませんかと申し出ました。厚かましいとは思ったのですが、駄目もとで言ってみました。ちょっとマダムはびっくりしたようでした。
こちらからは1泊分の宿泊代と交換との提案をしたところ、最終的には交渉の結果50€(約7,500円)で契約が成立しました。金額は安いのですが、私の撮った写真が売れたのは初めてです。これで私はプロカメラマンになりました(?!)
それ以外でもこのマダムはいろいろと話し掛けてきて(これは私だけでなく宿泊客全員に)、とても気さくな人柄で居心地の良いホテルでした。
6.某大学大学院生(M嬢とJ君)
サントリーニ島へ向かう飛行機の中で一緒だった2人の日本人と意気投合し、この島にいる間かなりの時間一緒に過ごしました。
2人はアテネで開かれていた学会での報告を終え、この島に3日滞在した後帰国するとのことでした。
とてつもなく優秀な二人ですが、性格はとても温和で私にものすごく気を使ってくれました。すでに米国での生活が長く、米国内を含めかなり旅行をしているM嬢は旅行の楽しさを十分理解していました。
私の旅行経験を真剣に聞いてもらえました。J君もこれから海外旅行を楽しんでくれるものと期待しています。
7.中年女性画家
私の下船した後にオーシャンモナーク号に乗船してサントリーニ島でばったり会った日本人画家のKさん。
横浜で絵画教室の講師をしている方でとても元気な方でした。港に3日前まで乗っていたオーシャンモナークが入港しているのを見付けたので、日本人であれば間違えなく船で来ている可能性が高いと思っていました。
オーシャンモナーク号はサントリーニ島には約3時間しかいないので、この方はタクシーで急いで島内を見てまわったそうですが、3日居てもまだまだ全容は分かっていないので、ほんの一端を見ただけのようでした。
時間があれば絵を描きたいのだが、それは無理なのでデジカメで撮っておき、帰ってから絵を描くのだそうです。
とても話好きで会話が弾みましたが、乗船時間が迫ってきて、急いでケーブルカーで港に下りて行きました。後日メールを送るつもりにしています。
8.ギリシャ人女性(名前不詳)
サントリーニ島からアテネ空港に戻った後、バスで宿泊先の近くのバスターミナルに着いたのは午前0時を過ぎていました。アテネ周辺のタクシーは近距離は乗車拒否します。バスターミナルからホテルまでは1km以内なので、何台かのタクシードライバーに声を掛けたのですが、高額を要求するか行ってくれないかのどちらかでした。
3日前の記憶を基に歩き出したのですが、夜間は狭い路地の多いこの町で小さなホテルを探すのはとても困難な状況です。
仕方なく近くをたまたま通りかかった人に道を聞いたところ、初めは指差して「この先・・・・・」と言った後で、とても説明仕切れないと考えたのか、私に付いてきなさいと言って歩き始めました。
いくつかの道を横断した後、右に曲がり、さらにいくつかの路地を歩いて行きました。その途中で車で近づいて来て男が彼女に何かを言っていましたが、ギリシャ語でしたので、私にはまったく理解できませんでした。想像するにきっと「なんぱ」しようとしていたのではないでしょうか。
歩くこと約10分でやっとホテルに辿り着きました。厚くお礼を言って別れ際に、彼女はこの近くに時々来る場所があるので、このホテルは良く知っていたそうです。
とても運が良かったと、ほっとしたと同時に、日本で同じように外国人が困って道を聞いたときに日本人の若い女性が同じように教えてくれるだろうかと考えました。まず無理ではないでしょうか。
この国の人達はとても親切な人達が多いことが、今回の旅行を通して強く感じましたし、助けられました。(ただし、タクシードライバーを除く)
今回の旅行は私にとってとてつもなく楽しい旅行になりました。海外旅行病が治るどころかますます悪化してしまいそうです。