エンドレスジャーニーさんのクチコミ(10ページ)全284件

近江八景琵琶湖の唐崎松の種子を取り寄せて、
育てたらしい。

兼六園の冬の風物詩　雪吊りは一番最初に
唐崎松から初めて、一番最後にはずすそうです。

つまりは、この木は最も大切にされているんですね。

盆栽や庭の趣味のない門外漢にも素直に美しいと
感じさせる銘木です。

忍者寺のあだ名のとおり、からくり満載のお寺です。
通常の日蓮宗のお寺ではなく、いざという時には、
秘密のお城の出先施設の役割を想定して、
建てられたようです。

隠し部屋、隠し扉、隠し階段、井戸の底には
お城へ続く秘密の横穴、等々。　歴史の闇
のようなものに惹かれる方には面白いお寺です。

予約制で、適当な人数毎にガイドさんが案内
してくれます。

金沢に来たら：
１．兼六園　２．金沢城　３．近江町市場
はおさえておきたいスポットです。

おいしい食事に目がない私は、点在する食事処
（海鮮丼・おでん）だけでなく、一番メインの
魚屋さん、さらには加賀野菜の八百屋さんなど、
うまそうな食材を見ただけで動けなくなりました。

おでんが大好きで各地で食べてます。

日本中にあるおでんも各地で違いがあるのですね。　

私の食べた各地のおでんの印象：
東京（下町流）：濃い醤油味、魚肉すり身揚げが主体
静岡：すごく黒い醤油味、黒はんぺん、仕上げに魚粉かける
大阪：上品なうすあじ、いいだこ、くじらコロ　等々
福岡：九州らしくやや甘めのだし、餃子巻おもしろ

金沢のはこの中では大阪に近い味付けでした。

ともかく、上品な出汁と様々な加賀野菜、
食感のいい車麩や、シーズンになれば
カニ面やバイ貝等々ウハウハなわけです。　

金沢おでんの総本山みたいなお店です。

”じろ飴”という昔風の飴が名物です。

水飴のような、やわらかい食感の飴は
スプーンですくうか、箸に巻き取って
賞味します。　砂糖じゃなく、麦芽糖
を使っているそうで、やさしい甘さと、
香ばしく懐かしい香りがあります。

人気のおみやげなので、デパートや名産品
のお店でも購入できます。　けれど、せっかく
なので風格ある本店で買えば、旅情もいや増す
というものです。

金沢が本拠地のお寿司屋さんのチェーン店ですね。

東京にも出店しているけれど、せっかくなら地元で
安くてうまいおすしはどうでしょう。

蟹やブリなど、江戸前とはちょっと違うローカル感
は楽しいです。　”本日のおすすめ”（地物で活きがよい）
を選んで食べるのはお得です。

ただし、人気店なので休日はちょっと待ちます。

近江町市場をぶらぶらしていると、いやでも腹がへる。
意志の固い方なら他の場所まで我慢するでしょう。
待てない方は市場内に食事処が何軒もあります。

だいたいは海鮮丼のお店です。
こちら、「あまつぼ」は海鮮丼はもちろん、
金沢おでんから他の居酒屋メニューまでバラエティー
豊富です。

その名称に興味を惹かれて調べたら、名園は六勝であると。

六つの要素を兼ね備えているとか。それも三組の相反する
要素だそうです。

「宏大」広々として明るい）⇔ 「幽邃」深山の静寂・奥深さ）
「人力」（人工物）　　　　⇔ 「蒼古」昔ながらの風情）
「水泉」（曲水）　　　　　⇔ 「眺望」高所からの眺め）

ともかく大名庭園の極みです。

兼六園を訪れたらこの池の周りををぐるりと回遊
すれば、だいたい有名なポイントは見たことに
なるようです。　名高い唐崎松の枝ぶりも地面
と異って、邪魔のない水面だからこそ引き立つ
と感じました。　池泉回遊式のお庭の白眉です。

眼下にひがし茶屋街、浅野川から、金沢市内
を望む和食のお店です。　店内にはいけすがあり、
名前のとおり、活きのよい魚が堪能できます。
魚だけでなく、加賀料理オールスターをお手軽値段で
楽しめるので、金沢初心者には好適です。
何を食べてもおいしかったです。

東京都練馬区関町にある日蓮宗のお寺です。
毎年宗祖の命日１２月９日・１０日はお会式
と呼ぶお祭りを行います。　この時の万灯
という華やかな纏の行列は見ものです。
付近では「ボロ市」と呼ばれる縁日が行われ
ますが、大変な賑わいです。

東京都練馬区武蔵関で毎年１２月９日・１０日に
行われる伝統行事です。　当地の日蓮宗寺院
本立寺で宗祖の命日（お会式）にちなんで、
お祭りが行われます。江戸時代から続いているとか。

近隣農民による農具・雑具の市をボロ市と呼び習わした
そうです。　現在では普通の縁日と変わりありませんが、
それでも衣類、雑貨の露店があり、その歴史を感じさせ
ます。

この縁日で今年もあとわずかと感じるのが年末の習わし
です。

中級の武士であった野村家の屋敷が
公開されていて見学できます。
そもそも、武家の私邸を拝見できる
こと自体ラッキーなので、ありがたいです。

あまり大きくない屋敷で、その割に見学者
が多いので、やや混雑していました。

私は屋敷より、小堀遠州系のお庭がすてき
だと感じました。

長町の武家屋敷を見学する前に、風格ある
建物に惹かれてぶらりと立ち寄った。

大きな薬種問屋さんの建物内部には各種展示物
があり、事前情報なしで行ったせいか、目を見張る
すばらしさだった。

展事物には中級家庭（ホント？）の婚礼水引一揃いが
広間に並べられていて、金沢（の家庭）の裕福さに
感じ入ったものです。

兼六園の瓢池にあるお茶室です。
茅葺の屋根のかたちを見ると、
まるで二つのお茶室を互い違いに
組み合わせたように見えます。

残念ながら、内部は非公開です。
ここから手前に「海石塔」と
瓢池の向こう側には「翠滝」が
望めます。

庭園にいながら、深山幽谷に迷い込んだ
気分にさせる、その設定の巧みさに感心
します。

兼六園を見学した後だと小さくて、あまり
印象に残らないかもしれません。　こちらを
先に見学する順番だと、じっくりとその美しさ
が堪能できる気がしました。
こちらは城内にある城主の私的なお庭ということで、
作庭も個人的な好みが反映されているのでしょう。
名前にあるとおり、丸くやさしいモチーフが目に
つきます。

多聞櫓をこちらでは長屋と表現するそうです。
武器庫・貯蔵庫ですね。　金沢城にはさらに
大きい五十間長屋もありますが、三十間長屋
の方がシンプルに長く伸びたシルエットが
際立つように思えます。　近づきすぎると
カメラに全容が収まらないです。

天守が焼失しているお城ですが、この長大な櫓だけでも
一見の価値はあります。　多聞櫓をこちらでは長屋と
表現するそうです。　こんな長大な櫓に囲まれた
天守閣とはいったいどれほどのものか、想像すると
ワクワクします。

石川門とともに金沢城を代表する門です。
復元されたものですが、充分オリジナルの
威容を再現しているようです。
圧倒的な厚み、部材の巨大さ、近くで見ると
ひとのサイズとの比較で絶句させられます。
現代の重機で突撃したって、突破するのは
かなり大変だろうと感じます。

せっかく金沢に来たら兼六園だけではもったいないです。

隣には広大な金沢城公園があって、かっての百万石
が偲ばれます。　大火により天守は焼失して残って
いませんが、それでも多くの見どころがあります。　

こちらで長屋と呼ばれる多聞櫓の立派なこと。
石垣各所に残る様々な石組み。　さらには藩主の私的
な庭園である玉泉院丸庭園など、見どころは多いです。

山城とは違う平地のお城は巨大で端正。威容という
表現を想起しました。