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(東大寺)創建当時の様子は、大仏殿の北側にある模型で見ることができます
投稿日 2022年11月10日
東大寺
奈良市
総合評価:4.5
東大寺は華厳宗の大本山の寺院で、本尊は奈良の大仏として知られる盧舎那仏です。南大門の額には「大華厳寺」と書かれています。
奈良時代に聖武天皇が建立した寺で、当時は大仏殿(金堂)のほか、東西に七重塔を含む大伽藍が整備されたようです。その様子は、大仏殿の北側にある模型で見ることができます。今の大仏殿は江戸時代に規模を縮小して再建されたものです。
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(不退寺) 歌人在原業平ゆかりの寺です
投稿日 2022年11月09日
不退寺
奈良市
総合評価:3.5
不退寺は平安時代の歌人在原業平ゆかりの寺です。正式には金龍山 不退転法輪寺と言います。業平自らが聖観音菩薩立像を刻んで開基したのが始まりで業平寺とも呼ばれています。鎌倉時代に建てられた南門や室町時代の本堂等が重要文化財となっています。
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(海龍王寺) 弘法大師が書いたとされる般若心経があります
投稿日 2022年11月09日
海龍王寺
奈良市
総合評価:4.0
海龍王寺は、遣唐使の留学僧の無事と平城宮の鬼門の方角を護るために光明皇后によって731年に創建されています。以降遣唐使の渡海安全祈願を営むようになり、海龍王寺と定められました。弘法大師もここで写経しており、弘法大師が書いたとされる般若心経が伝えられています。五重小塔は国宝となっています。
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(法華寺) 十一面観音菩薩立像と維摩居士坐像は国宝
投稿日 2022年11月09日
法華寺
奈良市
総合評価:3.5
法華寺は尼寺で大和三門跡の1つに数えられていました。現在の伽藍は豊臣秀頼の母・淀君の発願より設置されています。本堂は桃山時代に再建され、天平と桃山の建築の特色をもっています。十一面観音菩薩立像と維摩居士坐像は国宝で本堂に安置されています。
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(東院庭園) 皇族らが宴会や儀式を行う迎賓館
投稿日 2022年11月09日
東院庭園
奈良市
総合評価:4.0
東院庭園は平城宮跡東の張り出し部分に位置しており、称徳天皇時代に皇族らが宴会や儀式を行う迎賓館のような役割を果たしていたと考えられています。1967年に庭園の遺構が発見されてから、1998年に庭園を復元し、公開されています。入場無料です。
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(大極殿) 内部を見学することができます
投稿日 2022年11月09日
第一次大極殿
奈良市
総合評価:4.0
大極殿は、天皇の即位式や外国使節との面会時など、重要な儀式で使われていた宮殿です。内部を見学することができ、入り口は北側にあります。現在の建物は、正面幅44m、奥行き20m、高さ27mくらいで、2010年に復原されています。内部には天皇の玉座である高御座があり、立派です。
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(造酒司の井戸) 見ることができるのは模型
投稿日 2022年11月09日
平城宮跡造酒司の井戸
奈良市
総合評価:4.0
造酒司井戸は、平城宮跡の北東、平城宮跡遺構展示館の東にあります。六角形の屋根が目印です。平城宮には酒等を醸造した「造酒司」という役所があり、そこで利用した井戸の一つです。見ることができるのは模型で、遺構に盛土した上に型取りした井戸を展示しています。
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(遺構展示館) 平城京の遺構をそのまま展示
投稿日 2022年11月09日
平城宮跡遺構展示館
奈良市
総合評価:4.0
平城宮跡遺構展示館は、平城宮跡の北側、大極殿の東側にあります。入場は無料です。平城京の遺構をそのまま展示している施設で、井戸枠や建物を支える柱の跡の他、奈良時代のレンガを積む形で造られた建物の遺構などを見ることができます。
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(平城京跡歴史公園) 132haと広大。徒歩での移動は大変です。
投稿日 2022年11月09日
国営平城宮跡歴史公園
奈良市
総合評価:4.0
国営平城宮跡歴史公園は、2008年から整備されはじめ、今までに朱雀門、第一次大極殿、大極門などが復元されています。平城宮跡を中心に朱雀大路跡とその東側、また県が中心となって整備を行う区域を合わせ132haと広大です。全体を見て回るには徒歩ではとほほなので、自転車等をお勧めします。
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(復原遣唐使船) 船の見学は無料で、甲板の上を自由に見学できます
投稿日 2022年11月09日
復原遣唐使船
奈良市
総合評価:4.0
復原遣唐使船は、朱雀門ひろばの西側、天平うまし館に隣接して設置されています。遣唐使船を推定して復原したもので、全長30m、全幅10mくらいです。船の見学は無料で、甲板の上を自由に見学できますが、船室の内部は見学できません。
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(唐招提寺) 境内の金堂、講堂、校倉、鼓楼は全て国宝
投稿日 2022年11月09日
唐招提寺
奈良市
総合評価:4.0
唐招提寺は平城京の南で奈良市の西側にあり、唐の高僧鑑真和上が創建したものです。この寺は鑑真和上発願による私院で、境内の金堂、講堂、校倉、鼓楼は全て国宝です。天平彫刻の傑作も数多く、御影堂の鑑真和上像は、わが国に現存する最古の肖像彫刻です。
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(東大寺中門)門番?として持国天と兜跋(とばつ)毘沙門天がいます
投稿日 2022年11月10日
東大寺 中門
奈良市
総合評価:4.0
東大寺の中門は大仏殿の正面に建つ楼門です。今の中門は1716年頃の再建と推定され朱色が目立ちます。同じころに門番?として持国天と兜跋(とばつ)毘沙門天も建立されています。
兜跋毘沙門天と聞きなれない名前ですが、そもそも毘沙門天は四天王のうち、北方を守る多聞天が単独で祀られるときの呼び方で、毘沙門天のうち、中国・唐時代の兜跋国に出現したのが兜跋毘沙門天だそうです。
中門までは無料で拝観できます。
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(猿沢池)興福寺五重塔が水面に映る風景が美しい
投稿日 2022年11月10日
猿沢池
奈良市
総合評価:3.5
猿沢池は奈良公園内で、興福寺の南側にある周囲360メートルの池です。興福寺五重塔が水面に映る風景はとても美しく奈良公園には欠かせない景観の一つです。
奈良時代、帝の寵愛が衰えたことに悲嘆し身投げした釆女を祭神をとする釆女神社が、池の西手にあります。
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(薬師寺) 玄奘三蔵院伽藍内の大唐西域壁画は、すごい迫力
投稿日 2022年11月09日
薬師寺
奈良市
総合評価:4.0
薬師寺はもともと藤原京にありましたが、平城遷都に伴い現在の場所に移築されたようです。薬師寺は16世紀に焼かれてしまいましたが、東塔のみが焼け残り、白鳳時代の建築様式を今に伝えてくれています。2000年には、玄奘三蔵院伽藍内に画家の平山郁夫さんが約30年の歳月をかけて完成させた大唐西域壁画が飾られています。すごい迫力です。
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(依水園)古代中国の青銅器や朝鮮の高麗・李朝の磁器などを所蔵・展示
投稿日 2022年11月10日
依水園(寧楽美術館)
奈良市
総合評価:4.0
奈良県庁の東側、東大寺の西側にあります。東大寺に並んで、外国人観光客に人気があるようです。アメリカの日本庭園専門雑誌が選ぶ日本庭園ランキングでランクインしています。
依水園は前園、後園、二つの庭園からなる池泉回遊式庭園で、面積は3400坪にもなります。このほか、古代中国の青銅器や朝鮮の高麗・李朝の磁器などを所蔵・展示する寧楽美術館もあります。
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(氷室神社)献氷祭にはタイやコイを凍らせた高さ1mの氷柱が奉納
投稿日 2022年11月10日
氷室神社
奈良市
総合評価:3.5
氷室神社は、正倉院展が行われる奈良国立博物館新館の道路挟んだ北向いにあります。
氷室神社の始まりは、奈良時代、春日奥山に造られた氷室に、氷の神を祀ったことにあります。今の社殿は江戸時代に造営されたものです。
製氷業者からの信仰が篤く、毎年5月に献氷祭が催され、神前にはタイやコイを凍らせた高さ1mの氷柱が奉納されます。
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(浮見堂)水面に写る姿が美しく、写真に撮りたくなる
投稿日 2022年11月10日
浮見堂
奈良市
総合評価:3.5
浮見堂は奈良公園の南側、鷺池に浮かぶ六角形のお堂です。池には南北に桟橋が渡されており、浮見堂に行くことができます。
水面に写る姿が美しく、写真に撮りたくなる感じです。現在の浮見堂は、大正5年に建てたものを平成6年に再建したものです。
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(東大寺ミュージアム)入り口横には大仏様の手のレプリカ
投稿日 2022年11月10日
東大寺ミュージアム
奈良市
総合評価:3.5
東大寺ミュージアムは南大門をくぐった左手にあります。
入り口横には大仏様の手のレプリカがあり、左手は上を向き、願いをかなえる、右手は前に向けて恐れなくてよいを表しています。
常設展示では千手観音菩薩立像のほか、法華堂伝来の日光・月光菩薩立像など多くの寺宝を見ることができます。
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(ならまち格子の家)入場無料で月曜日と休日の翌日は休館日
投稿日 2022年11月10日
奈良市ならまち格子の家
奈良市
総合評価:3.0
ならまち格子の家は、奈良町の伝統的な町家を再現したもので、昔の生活様式にふれることができたり、奈良町の情報提供や観光客・市民の憩いの場となっているようです。
入場無料で月曜日と休日の翌日は休館日ですので注意してください。
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(志賀直哉旧居)暗夜行路はここで執筆されたと思われます
投稿日 2022年11月10日
志賀直哉旧居
奈良市
総合評価:3.5
志賀直哉旧居は住宅街の中にあり、数寄屋風の造りですが、随所に洋風も取り入れているのか特徴です。昭和初期に、志賀直哉自ら設計しています。本人はここに昭和4年から9年間住んでおり、暗夜行路はここで執筆されたと思われます。