岳人28号さんのクチコミ(34ページ)全934件

長い石段の参道を下りたところに小さな広場があり、そこから那智の滝がよく見えます。普通の神社と違って社殿はありませんが、滝の正面にあたるところに鳥居があったり、護摩を焚く炉があったりします。広場の隅に社務所があり、お滝拝所舞台への拝観受付や水の販売などをしています。

朱塗りの色鮮やかな三重塔の背景に那智の滝が見えて、とてもきれいです。ただ、ここの三重塔は新しい建物なので、離れて見る分には良いのですが、間近に見るとどうしても風格に欠ける印象は否めません。那智大社のすぐ隣にある本堂は、古そうでなかなか風格のある建物です。

那智山青岸渡寺の本堂のすぐ隣にあります。境内にあるクスノキの巨木は幹の根元が空洞になっていて胎内くぐりができるようになっています。通るには初穂料300円が必要で、願いごとを書いた護摩木を奉納するようになっています。

有料（300円）のお滝拝所舞台というのがありますが、広場の無料エリアからでも十分よく見えます。お滝拝所といっても滝の直下まで行けるわけではなく、滝との距離は大差ないように思います。広場までの石段の上り下りは、かなり体力的にハードですから覚悟が必要です。

田の原の登山口から登山道を少し歩いてわき道に入ったところにあります。田の原天然公園の遊歩道とも道がつながってます。あまり風情のある建物ではありませんし、立ち並ぶブロンズの仏像越しに見る御嶽山より、田の原天然公園から見るほうが良い景色だと思います。

ブンロンズの仏像がごく質素なお堂の中に安置されています。ちょうど森林限界を越えたあたりで見晴らしが良いです。田の原の登山口から登ってきて最初の休憩ポイントとして最適だと思います。ここからもう少し登ると八合目避難小屋です。

王滝口登山道の九合目付近にあります。石碑が立っているのでわかりやすいです。岩の間からちょろちょろと水が流れ出ていますが、水量が少なすぎて、汲むとか飲むとかいう気にはなれません。水場としてあてにするべきではないでしょう。

御嶽山の登山口近くの登山道から少し脇に入ったところにあります。背の低いシラビソの林と笹原の中に湿地が点在していて木道の周回コースが整備されています。途中の東屋が展望台になっており、木曽駒ケ岳や八ヶ岳、開田高原方面の眺めが楽しめます。方向が違うので御嶽山は展望台からは見えませんが、木道からはよく見えます。湿地には夏になるとクロユリなどの花が見られるようです。

夜なのに看板のライトがついてなかったため、駅のすぐ目の前という好立地にもかかわらず、しばらくどこにホテルがあるのかわかりませんでした。電球が切れたのをそのまま放置しているのでしょう。そのほか、天井からの水漏れを受け止めるタオルが廊下に敷かれてたり、バスルーム内のタオル掛けが外れたままになっていたり、火災警報器が天井から半ば外れてぶら下がってたりと、施設・設備の老朽化が深刻です。事故が起こらなければ良いのですが…。

ドミートリーといっても薄い壁とカーテンで仕切られていて、カプセルホテルと何ら変わりません。人の出入りの際などに多少の物音はしましたが、おおむね静かでしたし、テレビとＰＣが完備されていて、寝付けない間も暇をもてあますことなく快適に過ごせました。１階ロビーのフリードリンクのサービスもありがたいです。ただ、自分でふとんを敷いてシーツをかけねばならず、これがけっこう難しくて面倒です。自分はわりと早めにチェックインしたので、気兼ねなくふとんを外に引っ張り出したりして作業できましたが、深夜や混雑する時間帯にチェックインした人は、なかなかそうはいかないでしょう。実際、シーツをかけずにふとんを使っている人もいるようです。また、テレビとＰＣのイヤホンジャックは別々になっていますから、それぞれ使うとき付け替えなければなりません。気づかずに使って音が漏れている人がいました。

カプセルルームのテレビはリモコンがなく、本体右側面のボタンで操作するようになっているのですが、天井にぴったり取り付けられているため、ボタンを目で見るこはできず、どうやって操作すればよいのかわかりませんでした。電源を入れることはできたのですが、チャンネルの切り替え方や音量調節などはさっぱりです。イヤホンが取り付けられていないので音声はだだ漏れ。しようがないので使用をあきらめました。それに、ほかの宿泊客が出入りしたり荷物を動かす音や衝撃が大きくて、気になってほとんど眠れませんでした。安さで選んだ宿でしたが、コストパフォーマンスが良いとは言いがたい選択だったなと後悔しています。

部屋にはベッドがあるだけでテレビも何もありませんが、そのほうが眠るには良かったようで、ぐっすり眠れました。狭いといっても、カプセルホテルよりはずっと広いですし、エアコン完備で自分の好みに合わせて温度や風量を調節できて快適に過ごせます。各階に共用の冷蔵庫、電子レンジ、湯沸しポット、コップ（電子レンジ対応）があって便利です。1泊100円でレンタサイクルも借りられるようです。１６：３０～２０：３０という短いフロント営業時間には注意が必要です。

ゴンドラのりばのすぐ近くにあり、バス停もすぐそこ。バスの待ち時間に汗を流すのに便利です。入浴料金は700円で、貴重品ロッカーを使う場合は別途100円必要。鍵のかかるロッカーは小容量の貴重品ロッカーだけで、荷物や脱いだ衣服は扉のない整理棚に置くようになっています。風呂はふつうのタイル張りの大浴槽、ガラス戸の向こうにある岩風呂風の浴槽、サウナ室の3種類。利用客の少ない日だったせいか、サウナ室は床が熱すぎて座っていられませんでした。また、脱衣所のドライヤーは、大半が「hot」でも生温かい風しか出てきませんでした。それらはすべてテスコムの製品で、1台だけあるパナソニックのだけちゃんとした温風が出ました。出力が違うのかと思って見たのですが、どちらも同じ1200Ｗでした。畳敷きの休憩室にはアイスや飲料の自販機があります。

小規模な店で席数が少ないため混雑しており、入口の受付端末で整理番号を発券したときカウンター席の待ち時間目安は「６８分」と表示されました。地元の店舗では受付端末のすぐそばにあった待合コーナーが見当たらず、店外に整理券をもっている人が並んで座っていたため、ここでは外に並ばせるようになってるのかと思い、外で待っていたのですが、その後、店内の少し奥にはいったところに待合があるのに気づき、そのときにはすでに自分の番号は飛ばされていてずっと後の番号の人が呼ばれていました。順番を飛ばされたと店員さんに話したところ「必ず店内で待つように」といわれましたが、受付を無人化しているのですから、そういうこともわかるように書いといてもらいたいものです。わたしが座って食べている間にも、店員さんと同じようなやりとりをしている人が何人もいましたから、外で待っていて番号を呼ばれたのに気づかない事態は、ほとんど常態化していると思われ、なぜ対応策をとっていないのか理解に苦しみます。なお、端末に表示される待ち時間目安は、まったくあてにならず、表示よりはるかに短時間で呼ばれるようです。

めずらしい太刀魚の寿司があったので試してみたら、味はないし皮は噛み切れずに口に残るしで、完全にはずれでした。

大和上市駅から出ている大台ケ原線のバスは、沿線観光案内のアナウンスつき。次回以降の旅行に生かせそうな情報がもりだくさんで、とても参考になりました。車窓からの眺めも絶景です。大和上市駅にあるバス待合所には、大台ケ原のガイドマップがおいてあり、その裏面には和佐又山登山コースガイドが印刷されていました。待合所内には登山届用紙と提出ポストもあります。

６月１９日、シロヤシオは盛りを過ぎて散り果てている木も少なからずありましたが、いちばんシロヤシオの多い大日出ヶ岳～正木峠間を中心に見ごろの木もまだ多く残っていて、十分楽しめました。さすがにシャクナゲは終わってました。よく晴れていたおかげで日出ヶ岳の展望台や大蛇ぐらからの眺めも堪能できました。ただ、シロヤシオやドウダンツツジなど木の花はあっても、草花がほとんど見当たらなかったことと、一部の区間で道が整備されすぎていて人工感が強いのが、ちょっと残念です。

一泊1600円（税込）という値段のわりに、けっこう広々した部屋でくつろげましたし、清潔感もありました。ただ、男女別時間制の風呂は、男性の入浴時間が早い時間に終わってしまうので、その点ちょっと残念です。シャワールーム３ヵ所が24時間使えるとはいえ、ぜんぶ使用中で使えなかったりしますし…。わたしは夜９時ごろ使用中で使えなかったので深夜に使いました。

社務所で拝観料300円を払うと池への遊歩道に入れますが、拝殿はその手前の拝観料なしで行けるところにあるので、参拝は拝観料なしでできます。むしろ拝観料を払ってしまうと、池を一通り見て出てくるまで参拝するのは難しいので、先に参拝してから拝観料を払うほうが良いように思います（社務所の注意書きには拝観受付後すぐに参拝して遊歩道に入るよう書いてありますが、実際には難しいです）。社務所の手前には公衆トイレがあります。

水面が水鏡となって明神岳を映している一の池、天然の浮島が点在する二の池からなり、穂高神社奥宮の社務所で拝観料300円を払うと、池のほとりに整備された遊歩道に入ることができます。「自然庭園」との看板通り、天然の日本庭園といった趣で風情がありますし、ふつうの日本庭園にはないワイルドさがあって、なかなか面白いです。遊歩道は二の池の水が梓川へ流れ出す出口のところまでで、ごく短い距離しかありませんし、ベンチ等は整備されていません。また、木道が一部朽ちていたり、岩がゴツゴツと突き出していたりして、歩きにくいところがありますから、注意が必要です。

今回歩いたのは正面入口から水梨駐車場までで、その先の猿飛峡や三段滝には行けませんでしたが、大岩壁や激流、深緑色の神秘的な淵、穏やかな流れの開放的な川原、鮮やかな新緑の森、ラショウモンカズラやイチリンソウといった春の草花など、いろいろ堪能できました。三段峡バス停と水梨駐車場の間には土日祝限定で1日1往復マイクロバスの定期便があり、帰路はこれを利用しました。