ツルギ２９９９さんのクチコミ(2ページ)全154件

東端の東崎から与那国島を時計周りに行くと、間もなくこの立神岩に。堅い構成の岩石部分が浸食から塔状に残ったのでしょうが、見るからに奇怪な岩です。水平方向から眺める展望台と、真上から見下ろすポイントがあります。比較対照になるものがないので、高さの実感がありません。高さ＊＊ｍとかの表現にも出合えませんでした。海底遺跡の船ならば、この景観を海から眺めることができるのでしょうか、聞きそびれました。

浦内川にかかる国道の橋、右岸にクルーズ船の船着き場があります。片道３０分ほどの熱帯雨林観光のスタート地点です。時間のある人は、川奥の終点船着き場から往復所要２時間ほどのマリウド、カンピレーの滝へのハイキングも可能。クルーズ船の発着にあわせて、送迎人数のチェックがあります。（長靴のレンタルもあるようです）　操船しながら、船頭さん＝ナチュラリストが、ポイントごとに自然解説をしてくれます。ごくごく自然な話ぶりは好感度大。なかでも印象に残ったのは、自然のイリオモテヤマネコを見た人は極めて少ないということです。熱帯雨林に分け入るというのは無理ですが、このクルーズは簡単においしいところが体験できます。

フェリーよなくにが着岸する、与那国島の西の漁港。水が透明で深さを感じられず、フェリーが着岸できるか心配になったくらいです。さて久部良の中心でもあるこの漁港の見どころは、漁師さんがとってきたカジキ。たまたまさばいておられるところに遭遇。見ごたえがありました。でも、くれぐれも作業の邪魔、迷惑にならないように、見学しましょう。飛行機で与那国を往復される人も、久部良に来たらはずせないポイントです。

地元の人がもっとも寒いという２月上旬に訪れました。祖納の集落から徒歩約１時間。風車２基の向こうに、岬の突端の灯台が見えました。駐車場から灯台まで５００ｍほどでしょうか。屋根つきの展望台までは、舗装済みの遊歩道あり。その先は、ヨナグニウマや牛が草を食む草地。（２度行ったのですが、同じような天気にもかかわらず、ある日は１頭の姿もなく、ある日は牛、ウマともに多数いました）よって、灯台まで歩く人は、糞に注意。灯台の周囲の柵から、下を見ると、すごい落差、すごい波で迫力満点。要注意です。なんといっても、空が広い。ああ、晴れていたらなあと思った景色でした。

集落から、国仲御嶽、久間原御嶽などにお参りして、ナーラサ道を行くと、ナーラサ浜にでます。対岸には、石垣市街地が望めます。この浜から、真っ白い砂浜をキトッチ浜、そしてアイヤル浜まで歩きました。波打ち際から、乾いたすてきな音が聞こえてきました。サンゴの砂粒が打ち寄せられるたびに、音をたてているようです。砂粒といっても、サンゴのかけらから、豆やゴマ粒、さらに細かいものまでさまざまです。ナーラサ浜の解説板によれば、集落の道にまいてある砂は、キトッチ浜のものだとか。粒の大きさが最適なのだそうです。青い空、美しい砂浜、サンゴの砂等々、五感で楽しめた３０分の砂浜ウォーキングでした。

２月８日、寒空でしたが、ロッテのキャンプ見に行きました。現地で手に入れた地元新聞の特集紙では、メイン球場、第二球場、陸上競技場その他サブグランド、打撃練習場とかも使用しているとか。とにかく市をあげての受け入れ態勢が感じられます。本土からのファン、地元ファンもたくさん来ていました。天気が良かったら、もっと盛り上がったでしょう。駐車場整理のガードマンが多数いたこと、地元の食べ物屋さんのテントがいくつもあって、楽しかったです。

今回、実際に見て、２１年ぶりに思い出しました。１９９４年の大河ドラマ「琉球の風」で、この場所のことが語られるシーンがあったように憶えています。人減らしのために、妊婦がこの岩の裂け目を飛ぶ、無事に跳べれば良し、跳べなければ、というような。美しくも荒々しい海岸には、こんな悲しい言い伝えがあったのです。近くに新しい地蔵様が安置してありました。

石垣島と離島を結ぶ、まさに心臓部分にあたるターミナル。与那国島と波照間島以外はすべてここから発着するのではないでしょうか。（与那国、波照間行きは、４００ｍほど波止場を大きく回り込んだ対岸です）個人旅行なら、往復切符がお勧め。２週間以内なら有効でした。クレジットカードやエディも使えました。日帰り遠足で、竹富島や小浜島その他へ遊びに行く人は、船乗り場に向かって左手奥にある売店、土産物屋さんに注目。４００円もあればボリュームたっぷりの弁当、安い手作りおにぎりやサンドイッチなどが、たくさん売っています。（なお、ゴミは行った先の島で捨てないで、持ち帰りましょう）

祖納の集落手前にありました。道路際にあって、なんだろうと思わせるのには充分な迫力。経度の数字ゴロあわせモニュメントなので、地球をかたどったわけです。寒い季節だったので、資料館は閉まっていたようです。この国道のコースを走るやまねこマラソンでは、いい目標になるでしょう。子午線に沿ってレーザ−光線が照射されるということですが、夜のその時間に行ってみたいものです。

世界最大級の蛾ヨナクニサンが、この島に生息。その地元名が、アヤミハビル。よって、この展示館の名前は、アヤミハビル館。残念ながら、今の季節は成虫を見ることができません（もっとも成虫になっても、雌で５～９日の命なのですが）が、うずらの卵２個分くらいのサナギを触らせてもらいました。「アヤミハビルの生態」映像コーナーのほか、世界各地の仲間の標本、与那国の人たちとのかかわりなど、コンパクトながら、充実した展示館でした。また地元の子供たちの観察報告も展示されていましたが、すばらしいものでした。

祖納の集落のはずれの丘の上にある、巨大な岩壁。その真ん中付近がえぐったような、くぼんだ形状をしていて、湧水もあるためか、島の英雄伝説がある。なるほど大きな岩の庇の下なので、水があれば住むには不自由ないところだ。それはともかく、中腹の駐車場まで行くと、大した起伏もなく、１０分もかからず岩壁なかほどのテラスへ行ける。柵もしっかりしているから、安心だ。祖納の集落を始めとして、東崎方面の展望がすばらしい。

平成２６年６月に竣工しました新造船です。２月に往復乗りました。快適でした、トイレも今どきのスタイルで、きれいでした。週２往復しています。片道大人3550円、往復２週間有効で6750円です。乗り場は、石垣の離島ターミナルの向かいで、５００ｍほど移動しなくてはなりません。１０時の出港でしたが、９時半には受付終了だとのことでした。到着は久部良漁港で、与那国島の西端の集落です。

ソーキそばを食べました。丼といっしょに、皿が出て、ソーキの骨用の皿だとか。なるほどソーキにぱくつくと、アバラの骨がぱらり。よく煮てあっておいしかったです。汁もカツっぽい味で、なかなかのもの。少し無愛想な外観ですが、合格点以上のお味でした。

西表の上原に宿をとったので、石垣からは上原港行きの切符を買いました。ところが、北風の強い日で、欠航。南部の大原港に行く船に乗り、代行バスで上原へ行くことになりました。（代行バスに乗る条件は、上原行きの切符を持っていること）　離島ターミナルの切符売り場で聞くと、北向きの港であるため、北風の季節風に弱いのだとか。港へ行ってみましたが、職員のかたが一人手持無沙汰のまま、事務所にいました。結局、２日後に戻る日まで、欠航が続きました。離島へ行く場合は、こんな港の特性を知っておくことが大切かもしれません。

ＪＲ日根野駅から線路沿い、１分。便利です。そこそこキレイ。コンビニも近い。早朝にＬＬＣのターミナルまで送迎確約プランあり。ただ団体客が異様に多い。時間によっては、エレベーターの時間待ちも長い。注意書きもありますが、朝食時に団体さんがいると、たいへんなようす。大浴場も同じ。トイレのウォッシュレットが、旧式。いいところも、都合が悪いところもありました。

ニーラン神石と解説板にありました。種子を満載してやってくる五穀豊穣の神様が、その船をもやったのがこの石だという言い伝えにもとづいて、旧暦８月８日には祭事が行われるそうです。いかにも神話に彩られた竹富島らしい遺跡です。陸側から石の向こうを見ると、小浜島と西表島が望めます。コンドイ浜から浜伝いに２００ｍほどのところなので、ぜひ見に行きましょう。

竹富島で、唯一ビーチ遊びができる広い砂浜。地形的に、潮の流れを阻む部分がしっかり沖合にあって、砂だまりのような地形が広がっているからでしょうか。風景も穏やかで、打ち寄せる波もやさしい感じ。トイレ・シャワーもあり、余裕をもって遊べます。訪れた時期はもっとも寒いといわれる２月上旬でしたが、浜で遊ぶ人（さすがに遊泳者はなし）は一番多かったですね。

竹富島東岸の浜、星砂の浜とのことですが、要領が悪いのかいっこうにみつかりませんでした。遊泳禁止です。とはいえ浜はきれいで、西海岸の浜とは違って開放的。集落の中心から片道徒歩２０分ほど。のんびり訪ねる価値はあります。幅２．５ｍほどの舗装されていない、自動車のわだち（タクシーのお迎え案内看板が浜への出口にありました）がある道は「蝶の道」というだけあって、いろんな蝶を見ることができました。

今や沖縄でも数少なくなったユースホステル（会員として宿泊）。季節がら、素泊まりでしたが、オーナーが何かと気遣ってくれて、楽しい滞在になりました。丘の上にあり、周辺は芝生になっているので、見晴らしがすばらしいです。ちょうど海を隔てて、鳩間島が見えます。また敷地内にやってきたカンムリワシも、見ることができました。大切に見守りたいものですね。上原港から徒歩１５分弱、予約があればお迎えもあるようです。近くの船浦に食堂兼飲み屋さん、上原には多くの飲食店やスーパーもあるので、不自由しません。

夕日が絶景ということで、行ってみました。集落の中心から、西へ徒歩５分ほど。古びたコンクリートの桟橋が、海に向かって延びています。案内板によれば、稲作ができなかった竹富島から、その昔西表島まで出かけて作っていたそうで、その玄関口がこの桟橋であるとのこと。さぞ大変な稲作へのアプローチですが、ここが神様が住まう島＝竹富島であればこその風景かもしれません。小浜島と西表島が重なって見えます。