DAHON Travelerさんのクチコミ(69ページ)全1,888件

日本橋川には、3つの常盤橋があるので、ややこしい。
ひとつは、江戸時代にかけられた常盤橋、そして、そのすぐ近くに同じ名前の橋がある。
この新常盤橋は、まったくの別物で、昭和になってからできたものだ。
鉄道が上を走っていることもあり、少し暗い。

日本橋は、日本の道路のすべての起点でもあるが、東京都各地への起点でもある。
このモニュメントは、東京がまだ「市」だった時代に、日本場所の中央に建てられたものだそうだ。
いまでは、日本国の元票のとなりに移築され、行く人の興味を引いている。

人形町駅から水天宮駅に向かう途中に、この櫓時計がある。
江戸時代の火消したちの姿を模した人形が、毎正時になると、踊りだすようだ。
おそらく、この辺りには、火消したちがたくさん住んでいたのだろう。
江戸の香りがするモニュメントだ。

東京の下町でもある人形町。このエリアは、基本的にはオフィス街なのだが、甘酒横丁の周辺には、飲食店も多い。また、近くには水天宮もあり、参詣客が訪れることもよくある。
連休中に行ったが、遠出ができないせいか、結構な人出で驚いた。

このゴールデンウイークのさなか、都内を自転車でぶらぶらと走った時に、この猿江公園に行き当たった。
非常に大きな公園で、中には、家族連れがたくさん。
おそらく、今年も旅行や里帰りができなかった家族が、集まってきていたのだろう。

日本橋のことを知らない人は少ないが、その下を流れている川が、そのまま、日本橋川という名前だということを知る人は、あまりいない。
江戸時代には、この日本橋川で、あらゆる物資が江戸に運ばれていた。
中でも江戸前の魚は、日本橋で水揚げされ、市場に出されていたのだ。

日本橋は、江戸時代、その周辺に大きな魚市場があり、江戸一番、いや、日本一にぎやかな場所だった。

いまの日本橋は、高速道路の下に隠れてはいるが、欄干の麒麟の像はなかなか見事で、写真映えもする。

下を流れる日本橋川には、船も走る。

麻布十番の駅からすぐのところにある商店街である。
商店街、といっても、住宅地にある庶民的なものとは違い、いわゆる「名店」が並んでいる。なにせここは、東京でも最も地価の高い場所のひとつだ。
一方通行が多いので、車で来るのは勧められない。

柴又の帝釈天の門前にある和菓子店で、映画「寅さん」でも、ここが寅さんの実家としてロケ地になったそうだ。
名物は、映画にも出てくる草団子で、やはり人気がある。
ただ、私たちが行ったときは、感染症の影響もあり、
門前そのものが寂しかった。

国民的映画「寅さん」の実家として描かれている「とらや」のモデルは、
実は、複数あるようだ。
この柴又の「とらや」もそのひとつで、おそらく、映画に出てからこの名前が付いたのだろう。
名物の草団子が、やはり人気のようだ。

友人と一緒に、江戸川をサイクリングしたときに、この矢切の渡しに立ち寄った。
映画「寅さん」でも有名な渡し船、現役の渡し船は、東京では、数少ないのではないか。
いまでは観光名所でもあり、400円払えば、おとなりの松戸へ短い船旅ができる。

葛飾区から荒川区へ移動する際に、堀切橋で、この荒川を渡った。
いろいろな場面で見る川だが、この辺りは、河川敷のスペースも広く、
スポーツ施設も多い。
名前の取り、古くから荒れることで有名だったが、
今は静かな水面をたたえている。

京成電鉄の柴又駅の脇にひっそりと建つ、おりつ地蔵。
この付近で、かつて、養父に虐待された上に殺された律子という女の子を弔うために、有志がお金を出し合って作ったものだそうだ。
今でもそういうニュースが時折あるが、昔はもっとあったのだろう。
なにか、やるせない気持ちになる。

柴又の帝釈天の中にある日本庭園である。
帝釈天は無料だが、この庭園は有料。
もっとも、大した額ではないのだが、この日は、感染症の影響で開いておらず、
門のところから、わずかに見える庭を楽しんだ。
次回は、ぜひ入園したいものだ。

柴又の帝釈天にある大鐘楼は、映画「寅さん」の中では欠かせないものである。
寅さんの子分的存在である源ちゃんが鐘を打つシーンが知られているが、
私は、存命中だった笠智衆さんの姿が忘れられない。
木製の鐘楼から、今も柴又を見下ろしているような。

柴又の帝釈天の参道にある、駄菓子店である。
入ってみたが、かなりの数の商品数がある。
昔は、そこここに駄菓子屋があったが、今ではめっきり少なくなった。
そういう意味では、懐かしさを覚える。
2階は、おもちゃの博物館になっているようだが、現在は、休館中だ。

柴又の帝釈天の本堂に当たるのが、この建物だ。
浅草寺のように朱塗りされていない分、力強く、質素で、威厳を感じる。
もっとも我々日本人にとっては、映画「寅さん」の舞台として、親しみのある場所である。
コロナの影響で、堂内は、祈祷を受ける人しか入れなかった。

お寺や神社にはつきものの御手水だが、ここ、柴又帝釈天のものは、かなりデザインが変わっている。そのせいか、私も含めてだが、写真に収めている人は多い。
江戸時代から続いているというが、境内にある聖なる松の根元からわく水が、元々は使われていたらしい。

柴又の帝釈天の前にある参道は、「寅さん」映画のロケ地にもなっていることもあり、全国区で有名だ。
私も、久々に訪問したのだが、かなりのお店が、感染症の影響で閉まっていて、残念である。
映画のような賑わいが、また戻ってほしい。

京成線の柴又駅前に立つ、「寅さん」とその妹「さくら」の像である。
映画ではおなじみの場面、旅立つ寅さんを、桜が見送るシーンを再現しているようだ。
残念ながら、像の周りは、現在工事中だが、まったく隠れているわけではないので、拝める。