2013/07/09 - 2013/07/10
188位(同エリア443件中)
mingさん
ヘリコプターからの滝と虹の共演・隣国ボツワナでのチョベサファリ・サンセットクルージングでの鮮やかな夕陽と、すべての美しい景色が印象深く感じられた。
【生活費】28万円
【飛行機】30万円
【通貨単位】1ドル=102円
【英語通用度】ほぼ全員
【旅程】10日間
7/9成田
7/10ヨハネスブルグ
7/11チョベ国立公園
7/12ビクトリアの滝
7/13ヨハネスブルグ
7/14ケープタウン
7/15クルーガー国立公園
7/16クルーガー国立公園
7/17クルーガー国立公園
7/18帰国
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 4.5
- グルメ
- 4.0
- ショッピング
- 4.0
- 交通
- 4.5
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 50万円 - 100万円
- 交通手段
- 徒歩
- 航空会社
- ANA
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
-
(1)『ジンバブエ入国』
7/10 11:00成田空港からヨハネスブルグを経由し、ほぼ24時間かけてジンバブエに到着した。
「ようこそ、ジンバブエへ!」と送迎で予約しておいた黒人が陽気な挨拶で迎えてくれた。
待ち時間に「参加したいツアーはあるか?」と色々なツアーを紹介してくれた。 -
(2)『ヘリコプター遊覧』
ヘリコプターとクルージングとチョベサファリのツアー参加を申し込むことにした。
滞在が2泊3日と時間が限られているため、ホテルへの送迎の途中でツアー会社でバスを降り、荷物を預けてそのままヘリコプター遊覧へと向かった。 -
(3)『ヘリポート発』
14:30 市街地から少し離れたヘリポートに到着した。
5人乗りのヘリコプターは爆音を立てビクトリアの滝へと徐々に近づいて行った。上から見る広大なザンベジ川とビクトリアの滝の水煙は、大自然の迫力を感じさせてくれた。 -
(4)『レインボーフォールズ』
滝がほぼ直線上になっているため、太陽の光の角度によって虹が一直線にビクトリアの滝を彩る瞬間がある。
ヘリコプターは移動してしまうため、虹はすぐに見えなくなってしまう。
一瞬ではあるが、鮮やかで雄大な虹はビクトリアの滝をより一層美しく着飾っていた。 -
(5)『滝へ接近』
ヘリコプターは滝の上空を4回ほど旋回し、滝の色んな表情を見せてくれた。
水量だけでなく、大地の裂け目を間近で見ると、スケールの大きさにただただ圧倒された。 -
(6)『遊覧の終わり』
滝から離れるにつれて、ヘリコプター遊覧の終了時間が近づいてきた。
15分はあっと言う間であったが、ビクトリアの滝を十分に堪能できたので、感動と満足感でいっぱいであった。
140ドル(=14,280円)と決して安くはないが、世界三大瀑布の中でも最も感動したツアーであった。 -
(7)『サンセットクルージング』
16:10 サンベジ川クルージングの船着き場に到着した。クルージングは50ドル(=5,100円)とヘリコプターより安いが、こちらも感動させられるツアーであった。
サンセットクルージングは、日没までの2時間をドリンクや軽い食事をとりながら、両岸に現れる動物や川の景色を眺めるものである。 -
(8)『カバの水遊び』
夕方は気温も下がり、動物が動き出す時間帯である。
カバは昼間を水中で過ごすことが多く、夜になると草を食べに陸へと移動する。5分ごとに呼吸をするため、水面から顔を出し、たまに大きなあくびをしていた。 -
(9)『ゾウの散歩』
ゾウも水を飲みに岸まで歩いてきた。
ゾウの目の前まで船を近づけ、手が届きそうな距離まで接近した。
しばらくして水を飲み終えたゾウは、別の場所へと向かって行った。 -
(10)『まもなく日没』
日没が近づき、周りの景色が徐々に赤みを帯びてきた。
ゆったりとした川の流れに、のんびりと船が進み、広大な景色の中で時間がゆるやかに過ぎていった。 -
(11)『ザンベジ・サンセット』
18:00 太陽はゆっくりと地平線に近づいていった。
最初は漠然と夕陽の写真を撮っていたが、望遠レンズで撮ると、太陽の中に木の影が映り込んだ。
ザンベジクルージングは、いつも見ている夕陽を絵画のような景色に変えてしまう魔法のツアーであった。 -
(12)『クルージングの終了』
同乗した南アフリカ人の友人に日没の写真を見せると、「Oh, priceless!」と感動していた。
クレジットカードのキャッチコピーでしか使わない単語かと思ったら、実用的な単語であることも新たな発見であった。 -
(13)『イララロッジ』
19:00 ようやくホテルに到着した。イララロッジ(1,850ランド=22,200円)は、ビクトリアの滝や市街地まで徒歩10分圏内と交通の便の良いホテルであった。
ビクトリアは観光地だけあって治安の悪さとは無縁であるが、長旅の疲れと時差(=7時間)の調整で早めに休むことにした。 -
(14)『朝食バイキング』
7/11 7:00隣国ボツワナのチョベサファリの日帰りツアー(160ドル=16,320円)に合わせて朝食をとった。
ホテルのスタッフはとても親切であった。
ジンバブエの公用語は英語であるが、「シアボーンガ(=ありがとう)」と現地語でお礼を言うと、アフリカ人らしい素朴で無邪気な笑顔を返してくれた。 -
(15)『レインボー・フォール』
7/12 8:30イララロッジから10分歩いてビクトリアの滝に到着した。
ビクトリアの滝は現地の言葉で「モシ・オァ・トゥンヤ(=雷鳴が轟く水煙)」と呼ばれており、ピークの水量の半分ほどである7月でさえ、大量の水煙が舞っていた。
滝に近づくと小雨のような水しぶきがかかり、100円ショップのレインウェアとコンビニ袋のカメラカバーで、防水ガードは十分であった。 -
(16)『リビングストンの発見』
イギリス人探検家リビングストンは、1840年に元々宣教師としてアフリカに渡った。
「アフリカで布教を広めるためには、まず奴隷貿易を根絶しなければならない。そのために、象牙やヤシ油の貿易により人々が豊かになれば、少年を奴隷商人に売らずに済む。」と考えた。
1849年通商路を開拓するため、アフリカ大陸横断の探検に出発した。
1855年11月16日早朝、ザンベジ川をカヌーで下っていた時、リビングストンは「ヨーロッパ人ではじめて」ビクトリアの滝を発見した。
当時のアフリカ大陸は西洋人にとっては未知の世界であり、その姿が世界に知られることとなった。 -
(17)『後退するビクトリアの滝』
約250万年前の土地の隆起によってザンベジ川は広大な玄武岩台地に流れ込んだ。その重みによって岩盤に深い亀裂が生じ、ザンベジ川の巨大な水流が一気に流れ落ち、ビクトリアの滝が形成された。
その後も長い年月の浸食作用によって、滝の位置は年に数cmというスピードで上流へと後退している。
最初に亀裂が生じたのは80kmほど先の下流で、途中の峡谷には7つの大きな滝の痕跡が残されている。
さらに上流には新たな亀裂が発生しており、数千年後に出現するであろう9つ目の滝の兆候が表れている。 -
(18)『メイン・フォールズ』
滝の落差は110mから150mで、世界三大瀑布の中でも最も大きい。滝の幅は1,700m以上あり、イグアスの滝(2,700m)に次いで2位であるが、雨季の終わりの4月頃には毎分最大5億リットルの水が一気に流れ落ちる。
散策路の中央に位置するメイン・フォールズは、「幅85mにわたり流れ落ちる水はスクリーンのようである。」とガイドブックにあったが、水煙のすごさにスクリーンも霞んでしまっていた。 -
(19)『アームチェア・フォールズ』
ビクトリアの滝の東端にあるアームチェア・フォールズまで来ると、強烈な水煙で鑑賞どころではなくなっていた。
「雷鳴轟く水煙」という名の通り、轟音とともに水しぶきが激しく舞い上がる姿が、ビクトリアの滝の本来の姿なのかもしれない。 -
(20)『ザンビア国境』
9:30 ビクトリアの滝の西端にあるビクトリア・フォールズ鉄橋に到着した。
この橋は1905年に完成し、現在はジンバブエとザンビアを結ぶ観光用の蒸気機関車が走行している。
2泊3日の短い滞在であったが、ヘリコプターからの滝と虹の共演・隣国ボツワナでのチョベサファリ・サンセットクルージングでの鮮やかな夕陽と、すべての美しい景色が印象深く感じられた。
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