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 「二階堂切通」を通って天園峠に抜ける馬が通れるほどの緩やかな道がないか獅子舞谷の手前から探索することにした。最初は天園峠から獅子舞谷を迂回する尾根道の途中に岐れ道のように見えるところがあったのでそこから山に分け入ってみた。確かに道の跡であるが、進んでいくと谷がきつくなり道の跡も消えた。100mくらいのところには「二階堂切通」の道が見え、通る人の声も聞こえる。仕方がないので戻ることにした。出たところは鉄塔があるところで、そこからハイキングコースの道までは10mくらいか。先ほど分け入った道路跡からは50mぐらい上になる。<br /> 次に、行き止まりになった谷を越えた別の谷に分け入ることにする。次の鉄塔がある地点までは探すが分け入れそうなところはない。その上はと見ていくと天園ハイキングコースの瑞泉寺方面から来る岐れ道あたりまで来てしまった。この反対側の谷はなだらかである。30、40年くらいの杉林になっており、間伐されて丸太がごろごろしている。道路跡らしきところを進むと右斜めに進むことになり、女竹の竹藪の中に道が繋がっているようだ。人の声も聞こえ、その抜けたところはあの獅子舞谷だ。丁度、銀杏の木が終わった上にある七股のカエデの木の横に出た。この道ならば馬で「二階堂切通」を通って天園峠に抜けられる。これが古代から中世の街道で、天園峠から下はこの瑞泉寺方面に行く岐れ道の下にも人が通れる道ができ、今は「二階堂切通」に降りるハイキングコースになっているのであろう。地図を見ると二階堂と十二所の境界線が天園峠からのこの道と重なるようだ。<br />(表紙写真は山の中で道跡が途絶えるところ)

鎌倉獅子舞谷探索-大手中路

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2010/12/09 - 2010/12/09

6040位(同エリア7088件中)

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ドクターキムル

ドクターキムルさん

 「二階堂切通」を通って天園峠に抜ける馬が通れるほどの緩やかな道がないか獅子舞谷の手前から探索することにした。最初は天園峠から獅子舞谷を迂回する尾根道の途中に岐れ道のように見えるところがあったのでそこから山に分け入ってみた。確かに道の跡であるが、進んでいくと谷がきつくなり道の跡も消えた。100mくらいのところには「二階堂切通」の道が見え、通る人の声も聞こえる。仕方がないので戻ることにした。出たところは鉄塔があるところで、そこからハイキングコースの道までは10mくらいか。先ほど分け入った道路跡からは50mぐらい上になる。
 次に、行き止まりになった谷を越えた別の谷に分け入ることにする。次の鉄塔がある地点までは探すが分け入れそうなところはない。その上はと見ていくと天園ハイキングコースの瑞泉寺方面から来る岐れ道あたりまで来てしまった。この反対側の谷はなだらかである。30、40年くらいの杉林になっており、間伐されて丸太がごろごろしている。道路跡らしきところを進むと右斜めに進むことになり、女竹の竹藪の中に道が繋がっているようだ。人の声も聞こえ、その抜けたところはあの獅子舞谷だ。丁度、銀杏の木が終わった上にある七股のカエデの木の横に出た。この道ならば馬で「二階堂切通」を通って天園峠に抜けられる。これが古代から中世の街道で、天園峠から下はこの瑞泉寺方面に行く岐れ道の下にも人が通れる道ができ、今は「二階堂切通」に降りるハイキングコースになっているのであろう。地図を見ると二階堂と十二所の境界線が天園峠からのこの道と重なるようだ。
(表紙写真は山の中で道跡が途絶えるところ)

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  • 亀ヶ淵にいた猫。

    亀ヶ淵にいた猫。

  • 「二階堂切通」の間の道。この手前で二階堂川を渡って天園峠へのハイキングコースを進む。

    「二階堂切通」の間の道。この手前で二階堂川を渡って天園峠へのハイキングコースを進む。

  • ここから二階堂川を渡る。

    ここから二階堂川を渡る。

  • 二階堂川を渡ったハイキングコースへの登り口。

    二階堂川を渡ったハイキングコースへの登り口。

  • ハイキングコースの始まりにあるもみじ。

    ハイキングコースの始まりにあるもみじ。

  • ハイキングコースを上る。

    ハイキングコースを上る。

  • ハイキングコース。

    ハイキングコース。

  • ハイキングコース。

    ハイキングコース。

  • ハイキングコース。

    ハイキングコース。

  • ハイキングコース。

    ハイキングコース。

  • ハイキングコース。

    ハイキングコース。

  • ハイキングコース。

    ハイキングコース。

  • ハイキングコース。

    ハイキングコース。

  • ハイキングコースから真っ直ぐ伸びる道路跡らしきことろに分け入る。

    ハイキングコースから真っ直ぐ伸びる道路跡らしきことろに分け入る。

  • 道路跡らしきことろ。

    道路跡らしきことろ。

  • 道路跡らしきことろ。

    道路跡らしきことろ。

  • 道路跡らしきことろ。缶ビールが大量に捨てられている。近年にここまで分け入って飲んで缶を捨てたのか?マナーのわるい輩もいるものだ。

    道路跡らしきことろ。缶ビールが大量に捨てられている。近年にここまで分け入って飲んで缶を捨てたのか?マナーのわるい輩もいるものだ。

  • 道路跡らしきことろ。

    道路跡らしきことろ。

  • 道路跡らしきことろ。

    道路跡らしきことろ。

  • 道路跡らしきことろ。

    道路跡らしきことろ。

  • 道路跡らしきことろ。

    道路跡らしきことろ。

  • 尾根。道路跡らしくも見える。この先はハイキングコースに戻るはずだ。

    尾根。道路跡らしくも見える。この先はハイキングコースに戻るはずだ。

  • 尾根を越えた谷の道路跡らしきことろ。

    尾根を越えた谷の道路跡らしきことろ。

  • 尾根を越えた谷の道路跡らしきことろ。ここからの谷は深くて急だ。谷には道路跡らしきことろが見られない。崩れてしまったのか。<br />谷を越えた向こうの尾根に黄色く色付いた大木が見える。<br />この下には「二階堂切通」の中を通る道が見える。<br />道端には杉の木が立っている。時折通る人の声が聞こえる。100mくらいしかないのだが、ここで諦め、引き返す。

    尾根を越えた谷の道路跡らしきことろ。ここからの谷は深くて急だ。谷には道路跡らしきことろが見られない。崩れてしまったのか。
    谷を越えた向こうの尾根に黄色く色付いた大木が見える。
    この下には「二階堂切通」の中を通る道が見える。
    道端には杉の木が立っている。時折通る人の声が聞こえる。100mくらいしかないのだが、ここで諦め、引き返す。

  • 少し上に行ったので鉄塔下に着いた。ここからハイキングコースが見える。10m先だ。

    少し上に行ったので鉄塔下に着いた。ここからハイキングコースが見える。10m先だ。

  • ハイキングコースを登りながら、左に道跡らしきところがないか注意しながら行く。

    ハイキングコースを登りながら、左に道跡らしきところがないか注意しながら行く。

  • ハイキングコース。

    ハイキングコース。

  • ハイキングコース。

    ハイキングコース。

  • ハイキングコース。

    ハイキングコース。

  • ハイキングコース。

    ハイキングコース。

  • ハイキングコース。

    ハイキングコース。

  • ハイキングコース脇の鉄塔。先ほど戻った鉄塔の1つ上の鉄塔だ。

    ハイキングコース脇の鉄塔。先ほど戻った鉄塔の1つ上の鉄塔だ。

  • ハイキングコース。

    ハイキングコース。

  • ハイキングコース。紅葉している。

    ハイキングコース。紅葉している。

  • ハイキングコース。紅葉している。

    ハイキングコース。紅葉している。

  • ハイキングコース。

    ハイキングコース。

  • ハイキングコース。

    ハイキングコース。

  • 三叉路。この道が瑞泉寺方面からの岐れ道だ。

    三叉路。この道が瑞泉寺方面からの岐れ道だ。

  • 三叉路の左側は谷でなだらかな杉林になっている。ここから再び分け入る。

    三叉路の左側は谷でなだらかな杉林になっている。ここから再び分け入る。

  • 確かに道路跡だ。

    確かに道路跡だ。

  • 道路跡だ。

    道路跡だ。

  • 確かに道路跡だ。杉林を右斜めに通っている。

    確かに道路跡だ。杉林を右斜めに通っている。

  • 確かに道路跡だ。

    確かに道路跡だ。

  • 道路跡は杉林から女竹の竹林に変わる。獅子舞谷から人の声が聞こえている。

    道路跡は杉林から女竹の竹林に変わる。獅子舞谷から人の声が聞こえている。

  • 女竹の竹林にも道路跡がある。

    女竹の竹林にも道路跡がある。

  • 女竹の竹林を進む。

    女竹の竹林を進む。

  • 女竹の竹林を抜けると獅子舞谷に出る。この道を通ってきたのだ。<br />ほっとするが、この道が古代・中世の街道だったのだろうと確信できた。

    女竹の竹林を抜けると獅子舞谷に出る。この道を通ってきたのだ。
    ほっとするが、この道が古代・中世の街道だったのだろうと確信できた。

  • 獅子舞谷の七股のカエデ。綺麗に紅葉していた。

    獅子舞谷の七股のカエデ。綺麗に紅葉していた。

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