2026/08/31 - 2026/08/31
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kojikojiさん
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昨年末に予約していた中国ツアーを2つキャンセルした後の代替えとして旅したトラピックスの「マシッソヨ」というシリーズの韓国ツアーが面白く、それならばと済州島にも行きました。そして8月末から5日間の「まるごと韓国大縦断5日間」で今年4回目の訪韓になりました。長らく日韓関係が悪かったこともあり韓国は何となく行きにくく思っていたのですが、何度かクルーズ船で寄港した釜山が面白かったことと、気分的なものではありますがこの数年の日韓関係が良好なこともあるようです。韓国に行くようになって初めて利用した成田空港第3ターミナルの手続きも手慣れたものになってきました。今回は2度目のチェジュ航空で釜山に向かいます。フライト時間も短いので窓側からの2席にして、今回はA席B席の左側の席にしました。いつもは福島辺りまで北上するので僅かに富士山が見えるかと思っていたのですが、台風に向かうルートだったので、富士山の北側を飛行したので雲間に浮かぶ姿を眺められました。その後は琵琶湖の北側から日本海に出たので眼下には「舞鶴港」から「天橋立」、そして「鳥取砂」丘と懐かしい風景が見えました。釜山について初めてツアーのメンバーと合流しましたが、東京から11人と福岡から大学のゼミの団体が合流して23人の大所帯になりました。釜山の「金海国際空港」からはバスに乗り込み、釜山市内は通らずに高速道路で一気に慶州に向かいます。到着した慶州は2024年のダイヤモンド・プリンセスの夏祭りクルーズで寄港した際に舟のエクスカーションで来たことがありました。今回はその中で「仏国寺」だけが被っていましたが、それ以外の「瞻星台」「鶏林」「半月城」はバスで通過しただけだったので今回のツアーを選んだ理由でもありました。まずは「仏国寺」の参拝から旅が始まります。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.5
- ホテル
- 4.5
- グルメ
- 4.0
- 交通
- 4.5
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 一人あたり費用
- 10万円 - 15万円
- 交通手段
- 観光バス 徒歩
- 航空会社
- チェジュ航空
- 旅行の手配内容
- ツアー(添乗員同行なし)
-
大阪の旅が終わって間もないのですが月末からはトラピックスの「まるごと韓国大縦断5日間」というツアーに参加します。
池袋西口公園 公園・植物園
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いつものように池袋駅西口からウィラーEXPの空港バスで成田空港第3ターミナルに向かいます。
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今年の韓国旅行4回のうち3回が第3ターミナル発着でした。今年初めて使ったターミナルですが、すっかり手慣れたものになりました。
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乗り入れている航空会社は7社あるみたいですが、チェジュ航空とアエロKしか使ったことはありません。
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競技場のトラックのような通路を渡ってターミナルに向かいます。このシチュエーションん位旅の高揚感は感じられません。
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阪急交通社のカウンターに立ち寄り、ネームタグとバッチをもらいます。質問はただ1つ、「今回のツアーは何人参加ですか?」だけです。今回は成田から13人と福岡から11人の24人のツアーだということです。
成田空港第3ターミナル 空港
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「宮武讃岐うどん」で軽く朝食を頂くことにします。溜まったマイレージが来年から期限を迎え始めるので、往路JALの復路ANAという感じで国内旅行を幾つか計画しています。その1つが高松で、高松市内と小豆島に行ってみようと考えています。旅行前に計画していたせいもあって讃岐うどんが食べたくなりました。
宮武讃岐うどん 成田空港第3ターミナル店 グルメ・レストラン
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妻は軽くTMGにちくわ天にしました。
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讃岐うどん店なのでここではやっぱりうどん一択です。ちくわ天とイカ天も付けてしまい、結局軽くはなりませんでした。
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待合のターミナルまでは良いのですが、搭乗口を入った後に鉄製の外階段を降りなければならないのが侘しいです。かなりの高さがあるので妻もこのターミナルが嫌いです。
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この日は午前10時30分発のチェジュ航空7C-1152で釜山までの2時間20分のフライトです。韓国くらいの近距離であれば機内食は無くてもいいですが、前回の済州島は大韓航空で、機内食が美味しかったのは記憶に残っています。
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韓国行きのLCCは成田を出た後に福島方面に向かうので富士山は見えないと思いましたが、一応左側の窓側からの2席にしました。
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このタイミングで台風が来ていたこともあり、関東地方の天気は曇天だったので窓からの眺めはもう諦めムードです。
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7月に行ったバングラデシュはマレーシア航空でしたが、時間的に前回乗った10時20分発のクアラルンプール行きのMH89便だと分かりました。
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定刻に離陸した機体は天気の悪い福島方面には向かわずに山梨方面に向かって飛行しました。
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フラットな雲の中に乱れた一画があり、その中に夏の富士山が見えました。
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まるでジブリの「天空の城ラピュラ」の龍の巣かと思いました。この辺りだけ気流が乱れているのだと思います。
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一番高いピークが剣が峰でしょうか。ほぼ同じ高度を飛行しているようです。
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これまでは大抵静岡側を飛行していましたが、こんな山梨川を飛ぶのは初めてでした。諦めていた富士山が見えたのでそれだけで気分がいいです。
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しばらく雲の上を飛行した後は琵琶湖上空がぽかりと開いていました。
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余呉湖と湖に浮かぶ竹生島がきれいに見えました。実は琵琶湖周辺は空白地帯で、4トラベルのマップでもずっと残っていたのが滋賀県でした。一度周遊のツアーに参加して、その後はゆっくり個人旅行をしてみたいと考えています。特に余呉湖には行ってみたい寿司屋さんがあります。
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入り組んだ湾の奥には舞鶴の町が見えています。舞鶴にも一度行ってみたいと思いながらまだ旅の予定が頭に浮かびません。
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こちらは分かりやすい「天橋立」です。雪舟の「天橋立図」は空から眺めたような俯瞰図ですが、この風景を彼が見たらどんな絵を描くのだろうと思います。
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そして「鳥取砂丘」上空も通過しました。以前行った時は雪が降って不思議な風景を楽しめました。鳥取県も「民藝」の窯元を巡る旅を計画しながらまだ決行に至っていません。
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出雲大社辺りは薄っすらと観ていましたが、その後は厚い雲に覆われてしまいました。釜山到着が機内にアナウンスされる頃には天気は良くなってきました。
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今回の日程では朝鮮半島も雨の天気予報だったので須賀、天気は回復しているようです。この後は軍事基地も併設している釜山金海国際空港は写真撮影禁止になります。着陸後は窓のシェードも閉めるように指示があります。
金海国際空港 (PUS) 空港
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入国審査は長い列で30分以上通過するのに時間がかかりました。税関を出たところで現地ガイドさんと合流します。福岡からの11人のうち9人は長崎の大学の学生さんのゼミ旅行でした。
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空港から乗り込んだバスは釜山市内に向かうことも無く高速道路に入り、慶州に向かいます。バスは1人参加の方もいるのでほぼ満席のようです。済州島のツアーでは1人参加の女性たちがバスの中で大騒ぎで困りましたが、今回は皆さん静かで一安心です。
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吐含山の麓にある「仏国寺(プルグクサ)」は韓国仏教界の曹渓宗(大韓仏教曹渓宗)の寺院で、石窟庵とともに「石窟庵と仏国寺」としてユネスコの世界遺産(文化遺産)に登録されています。
仏国寺 寺院・教会
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新羅景徳王の時代の751年(景徳王10年)に宰相だった金大城により建立が始まり、774年 新羅(恵恭王10年)に完成しました。仏国寺の扁額が掛かっている「一柱門(イルチュムン)」を抜けて中に入ります。この「一柱門」は2本の柱が一列になっているところから名付けられました。神聖な伽藍に入場するためには世俗の煩悩をきれいに洗い流して通過しなければならないという意味がこめられています。
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ここへ来るのは2024年8月のダイヤモンド・プリンセスでの「夏祭りクルーズ」で釜山に立ち寄った際のエクスカーションで来ていました。この「仏国寺」と「天馬塚」と「国立慶州博物館」が立ち寄り先でした。今回は「仏国寺」以外は別の場所の見学なのでよかったです。
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「盤若蓮池」は2年前には蓮が全く見えませんでしたが、今年は池の半分は埋め尽くされていました。逆に日暮の声は全く聴こえませんでした。
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蓮の花を見ているとこの後バスで通るであろう「慶州蓮花団地」の事が気になります。前回は一面の蓮の花がとてもきれいでした。
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参道をまっすぐ進むと「天王門」に続いています。仏法を守護する四天王がここに祀られ、寺院を邪悪なものから守っています。また通過する人々を神聖な気持ちで本堂に向かわせる役割も担っています。
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参道をまっすぐ進むと「天王門」に続いています。仏法を守護する四天王がここに祀られ、寺院を邪悪なものから守っています。また通過する人々を神聖な気持ちで本堂に向かわせる役割も担っています。
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「天王門(チョンワンムン)」を抜けると門の左右には2体づつ四天王が配置されています。その姿とアトリビュートであるそれぞれの持ち物は中国の寺院で見るものに倣っているようです。
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前回もここで写真を撮りましたが、ツアーの方々が先へ行くのを見届けてからゆっくりと写真を撮りました。
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「持国天」は東方を護る守護神として革製の甲冑を身に着けた唐代の武将風の姿で造像されます。中国の民間信仰と同じ白い顔で琵琶を持った姿で表されています。
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「増長天」は南方を護る守護神とされます。元来はインド神話に登場するインドラ(帝釈天)の配下ですが後に仏教に取り込まれました。
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「広目天」は西方を護るとされます。また、三昧持物は古くは筆を持ち、巻物に何かを書き留めている姿で表現されてきました。この像は中国に倣って右手に龍を掴んでいます。龍の場合もありますが、蛇を持つ姿で表されることもあります。
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「多聞天」は「毘沙門天」とも呼ばれ北方を護るとされます。日本では四天王の一尊として安置する場合は「多聞天」と呼ばれ、独尊として安置される場合は「毘沙門天」と呼ばれます。左手に宝塔を持つ姿は日本と同じです。
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参道には「仏国寺 寺刹博物館」があるのですが、今回もここに立ち寄ることはありません。
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伽藍の中にある国宝の「釈迦塔(ソッカタプ)」や「多宝塔(タボタプ)」を修復するために解体した際にたくさんの宝物が出てきたそうです。
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それらを収蔵した博物館ですが、写真撮影は出来ないようです。撮影が出来るの出ればガイドさんにお願いして時間を決めて見学したいところでした。
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「般若橋」を渡ると右手には小さな渓流が見えました。慶州は山に囲まれた盆地で、寺院へ入る際にこのような皮を渡る配置は済州島の寺院でも見られました。
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本堂の伽藍の前までやってきました。「紫霞門(チャハムン)」と「安養門(アニャンムン)」を「泛影楼(ポミョンル)」がつなぐ姿は新羅建築の雄大さを感じさせます。右側の「紫霞門」に上る階段が国宝第23号に指定されている「青雲橋」「白雲橋」です。
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2段に別れた上の16段が「白雲橋」で、下の17段が「青雲橋」と呼ばれます。階段であるのに橋と呼ばれているのは「紫霞門」を越えて釈迦如来の彼岸世界に渡るという意味に表したものです。
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この石造の基壇は751年の時から存在している遺構と考えられています。上段の16段と下段の17段を合わせて33段であすが、仏教で33は未だ仏の境地に達せずという意味があります。
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伽藍は石垣で固めた盛土の上に伽藍が配置されています。大きく3つの区域に分かれて回廊で区切られています。参道正面から2つの区域があり、各区域がそれぞれ蓮華橋・七宝橋と青雲橋・白雲橋とで外域と結ばれています。
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楼閣「泛影楼(パミョンル/凡影楼)」は大雄殿へ上がる階段である青雲橋・白雲橋の西側、紫霞門の向かって左手にあります。「水面に映る影の楼閣」という意味があり、楼閣を支える独特な形をした石柱は仏教世界の中央にあるとされる「須弥山(しゅみさん)」を象徴しています。
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国宝の石段は登ることが出来ないので右手の坂を上って伽藍の中に入ります。
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先ほどの博物館に納められている方持つ葉この石塔の中に納められていたものです。
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「泛影楼(パミョンル/凡影楼)」の楼内には木魚が吊られています。「魚鼓(ぎょく)/魚板(ぎょばん)」とも呼ばれるものです。 魚の姿をしており、口に玉のようなものをくわえたようなデザインや、色鮮やかなウロコの装飾が施されています。
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これには 昼夜を問わず目を閉じない魚のように修行僧が寝食を忘れて絶えず修行に励むようにという戒めが込められています。日本だと京都の黄檗山万福寺に似たようなものがあります。口にくわえたものは”あぶく”で「煩悩珠」と言い、「貧・嗔・痴」の三毒を表しています。
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これは雲板(うんぱん)と呼ばれる仏具です。 雲のような形をした青銅や鉄などの金属製の薄い板で、寺院などで時を知らせたり、法会(ほうえ)の合図として叩いて音を鳴らすために使われます。
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韓国の伝統的な木造建築に見られる華麗な色彩が施された組物は韓国語で「ゴンポ」と呼ばれ、それに伴う丹青(タンチョン)と呼ばれる装飾的な彩色が施された軒下がとても美しいです。柱の上や柱の間に幾重にも重ねられた木製の部材が伝統的な多包系(だほうけい)の様式で精巧に組み上げられており、緑・赤・青などの極彩色が特徴的です。
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国宝第20号に指定されている「多宝塔」は新羅時代に作られた他の石塔に比べ非常に斬新な姿をしています。一層目には四方に獅子像が置かれていましたが3頭は盗まれてしまい現在は1頭しか残っていないようです。三層からなる多宝塔の1層目は四角、2層目は八角、 3層目は円と上にいくに従って丸みを帯び、力強さから柔らかさへ変化しているようです。
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「仏国寺」の「多宝塔」と「釈迦塔」には伝説があります。百済に阿斯達(アサダル)という石工がいました。彼は仏国寺の石塔を造るため妻の阿斯女(アサニョ)を国に残して新羅に向かいます。3年後に夫を待ちきれなくなった阿斯女が仏国寺を訪れ、夫に逢わせてくれるよう僧侶にお願いします。しかし僧侶は2人が逢うことを許さず、代わりに「石塔が完成すれば影池に石塔の影が映るので、それまで待つように」と阿斯女に教えます。そこで阿斯女は毎日影池を眺めながら夫を待ち続けました。
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ある月夜の晩に影池に石塔の影が映りました。阿斯女は喜び、石塔の影に抱きつこうとして影池に飛び込んでしまいます。翌朝になって石塔を完成させた阿斯達が妻の待つ影池に向かうとそこには冷たくなった阿斯女の亡骸があり、阿斯達は慟哭して自らも影池に身を投げて妻の後を追ったといいます。
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「多宝塔」とは対照的にこの「釈迦塔」は統一新羅時代の典型的な造りであるといえます。同型の屋根が上に連なっていくというシンプルな姿で、「釈迦塔」は国宝第21号に指定されています。1966年の補修工事の際に中から発見された舎利荘厳具や世界最古の木版印刷物である無垢浄光大陀羅尼経なども、すべて国宝第126号に指定され、先ほどの「寺刹博物館」に収蔵されています。
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太鼓を背中に乗せているのは中国でいう龍生九子の1つの「贔屓」ではないかと思います。龍の産んだ子供の1つである「贔屓」は重いものを背負うのが得意とされ、中国では背中に石碑を乗せた姿で表されます。ベトナムのハノイの「文廟 (孔子廟)」にも同じものがありました。
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丹青(たんせい)は朝鮮半島の伝統的な木造建築や工芸品に描かれる彩画のことを指します。丹青の色彩は自由に選べるものではなく、五色が定められています。緑は東、白は西、赤は南、黒は北、黄は中央を象徴し、これは中国起源の五行思想に基づいています。
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この動物の顔は龍で、火災から建物を守る「火除け」や邪気を払う悪霊退散の象徴として設置されています。「仏国寺」の境内にはこのほかにも「極楽殿」の軒下に隠された「福豚(ポッテジ)」などユニークな動物や霊獣の彫刻が数多く配置されています。
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「紫霞門(チャハムン)」の扁額です。先程写真を撮った石段の上に当たります。
この門は「仏国寺」の本堂である「大雄殿」へと通じる重要な門であり、極彩色で彩られた美しい伝統的な木造建築の組物(斗拱)が特徴です。門の手前には国宝に指定されている「青雲橋・白雲橋」と呼ばれる石段が続いています。 -
仏教において本堂「大雄殿」は人々を「此岸」という苦しみの世から悟りの世界である「彼岸」へと運ぶ「般若心船(ばんにゃしんせん)」という一種の船に見立てられます。
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軒下から突き出すように何体も並ぶ竜の頭部はこの本堂(船)を先導して極楽へと進む力強い舵取り・守護の役割を持っています。
一般的な東洋の竜とは異なり、上唇がブタや象のように長く伸びて鼻孔が強調されている点、ひげが目立たない点が非常に個性的です。東アジアの社寺建築では、こうした姿の霊獣を「息(そく)」や、悪夢を喰らうとされる「獏(ばく)」 と呼んで魔除けにする伝統があり、新羅から朝鮮半島時代の優れた木彫芸術の意匠が色濃く現れています。 -
「大雄」は釈迦の徳を讃える尊称であり、仏の偉大な智慧と力を示します。その名の通り基本的には釈迦牟尼を主尊として祀りますが、宗派や地域によっては阿弥陀仏や薬師仏などが主尊となる場合もあるようです。寺院における主要な宗教儀式や法要は、この「大雄宝殿」で執り行われます。
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日本でいう提灯のことを韓国語で「燃灯(ヨンドゥン)」というそうです。そして提灯に提げる願い事を書いた札のことは「コリピョ」といいます。合わせて「ヨンドゥンコリピョ」と呼ぶそうです。本殿である「大雄殿」には釈迦三尊仏(釈迦牟尼、文殊菩薩像、普賢菩薩)が安置されています。
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「無説殿(むせつでん)」は仏国寺の主要な堂宇の1つで、経典を講義したり学んだりする講堂としての役割を持っています。「説法(言葉による教え)が無い」という意味があり、仏教の真理は言葉や文字だけで完全に表せるものではなく、言語を超えたところにあるという深い教えを象徴して名付けられています。
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「観音殿」への石段です。「仏国寺」は韓国三十三観音霊地の二十三号だということです。「仏国寺」全体が仏の国土を地上に表す思想で構成されていますが、「観音殿」もその中で救済と慈悲の空間として、一番高い位置にあるのは観音の清浄な世界を意識した配置なのかもしれません。
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「仏国寺」では1969年以後の整備で、「無説殿」、「観音殿」、「毘盧殿」、「経楼」、「回廊」などが旧跡にもとづいて再建され、現在の景観が整えられています。
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「仏国寺」の境内最上部に位置する「観音殿」には慈悲の象徴である金色の美しい観音菩薩像が祀られています。元々は歴史ある観音像が安置されていましたが、現在の仏像は1973年の仏国寺復元工事の際に新たに造られて奉安されたものです。
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「毘盧殿」の中に安置されている「金銅毘盧遮那仏座像」は国宝第26号に指定され、新羅時代の作とされる金銅製の毘盧遮那仏です。
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韓国では統一新羅時代から残る仏像として、三大金銅(銅で鋳造して金メッキを施したもの)??仏像と呼ばれるものがあり、そのうちの2体が仏国寺に収蔵されています。
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韓国の寺院はどこも山を背にした斜面に建てられていることが多いので石段の上り下りが多いです。ただ翌日に行く「海印寺」は足腰立たなくなるほどの山奥でした。
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「極楽殿」にはすべての衆生を救済し、西方極楽浄土に往生させる阿弥陀如来の像が安置されています。「極楽殿」は文禄・慶長の役で焼失してしまい石壇部以外は後年新しく造りなおされたもので、朝鮮時代の1750年に修復したものをさらに1925年に再建されました。
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「極楽殿」の扁額の裏には「福豚(ポッテジ)」の彫刻が隠されています。この像が2005年に発見され、2007年の猪年に建物の前に真鍮の「福豚」が設置されました。韓国では豚が多産であることから、繁栄や財産が増えることの象徴と考えられてきました。
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2年前の夏はこの辺りには「燃灯(ヨンドゥン)」という提灯が空を覆うほど吊り下げられていました。そしてクルーズ船から慶州観光に来た人で賑わっていましたが、ほとんど人の姿はありませんでした。
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「安養門」の前を通って伽藍を一周し終えました。
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前回とお何時ところで記念写真を撮ってバスに戻ります。
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今回は5日間を通してこのバスでの移動でした。これまではカラオケスナックのようなバスの内装でしたが、このバスはシックなデザインで良かったです。何よりバスのWi-Fiが使えるのがありがたいです。
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