2026/09/01 - 2026/09/01
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kojikojiさん
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この旅行記のスケジュール
2026/09/01
この旅行記スケジュールを元に
ツアー2日目の朝です。昨夜は真っ暗になってから「慶州コーロンホテル
」に着いたのですが、バスの集合時間前にロビーに降りたところで、1階のレストランの奥が開けていて、美しい風景を眺めることが出来ました。久し振りに雲海を見て、韓国の自然も素晴らしいなと感じます。ツアーだと都市部の観光が多いのでこういう風景を眺めることがあまりありませんでした。ツアーの朝食はホテルではなく、外のレストランでいただくのは意外に楽しく、また出発前にバタバタしないのもいいです。この日は「普門湖」の畔の「コモド ホテル キョンジュ」に隣接した「新羅名家スンドゥブ豆腐/Back Ribs Gyeongju Bomun Branch」という店に入りました。名前の通りスンドゥブの有名店だそうです。ここでも地元慶州のマッコリをいただきます。もう韓国のビールは散々飲んだし、ローカル性も無いので、それよりも地産のマッコリの方が面白く感じます。朝も新潟から参加のご夫婦と一緒で、料理について説明しました。食事の後は慶州を後にして高速道路に入り、大邱の町を越えた先の「高霊池山洞古墳群」に向かいます。慶州の古墳は主に新羅時代のものでしたが、こちらは伽倻という国家連盟時代のものです。韓国というと三国時代の高句麗・百済・新羅の三王国が朝鮮半島の覇権を争った時代を指しますが、伽倻はこの三国の外にあった別の勢力で、現在の韓国南部、洛東江流域を中心に存在した連盟体でした。ひとつの強い統一国家というより金官伽倻や大伽倻など複数の小国のまとまりとして発展しました。この辺りは以前の旅で見学した釜山にある「釜山博物館」で学んでいました。実際の伽倻の遺跡や遺物を観るのは初めてなので楽しみにしていました。まずは半球状の「大伽倻王陵展示館」の見学からスタートします。ここは王陵の中を再現したもので、韓国で初めて確認された大規模な殉葬墳である池山里古墳の内部を再現しているのが特徴です。展示館の建物も墓の形を基に直径37メートル、高さ16メートル規模の超大型ドーム式構造で建てられています。壁面にはガラスケースが並び王陵から発掘された品々が展示してあります。面白いのはデジタルサイネージで、モニターの前に立つとその当時の衣装を着た自分の写真が撮れることでした。展示館の見学の後は実際の王陵が並ぶ山の上まで歩きました。こちらも慶州のように芝生で覆われて、山道にもサイザルのカーペットが敷いてあるので歩きやすかったです。王陵を見てもまだ時間があり、隣接する「大伽倻博物館」の見学もできました。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 4.0
- グルメ
- 4.0
- 交通
- 4.5
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 一人あたり費用
- 10万円 - 15万円
- 交通手段
- 観光バス 徒歩
- 航空会社
- チェジュ航空
- 旅行の手配内容
- ツアー(添乗員同行なし)
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「慶州コーロンホテル」の朝、出発時間前にロビーに降りてみると宿泊した客室の裏側はこんな風景でした。
コロン ホテル ホテル
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レストランの脇の扉からテラスに出ると慶州の町の辺りには雲海が立ち込めていました。改めて慶州の町が盆地なのだなと感じました。
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景色の良い部屋側にはツアーの誰も泊まっていなかったようなので、部屋のカテゴリーが違ったのだと思います。
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ホテルのマスコットの虎のキャラクター「ホロン」と記念写真を撮っておきます。韓国語で虎を意味するホラニがモチーフになっています。
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2週間前に行った大阪にもまだ万博のキャラクターミャクミャクがたくさんいましたが、慶州にもAPECの名残がまだ残されています。
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普門(ポムン)観光団地エリアにある「皇龍院」の「中道タワー」です。 新羅時代の皇龍寺九層木塔をモデルに再解釈して建てられた、高さ約68メートルの現代の建築物です。
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普門(ポムン)観光団地の観光案内所もこんな伝統的な建物風になっています。ほんと王なら立ち寄ってパンフレットや地図をもらいたいところですが、まだ開いている時間ではありません。
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隣には「コモドール ホテル キョンジュ」があります。釜山にある韓国の古典建築を思わせる「コモドール ホテル」は一度泊まってみたいと思っています。ホテル名のCommodoreは海軍の提督を意味し、李舜臣を記念して名付けられたようです。文禄・慶長の役において朝鮮水軍を率いて日本軍と戦い活躍し、後の大韓民国では「救国の英雄」とされています。
コモドール ホテル キョンジュ ホテル
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朝食はそんなホテルの横にある「新羅名家スンドゥブ豆腐」でその名の通りスンドゥブチゲをいただきます。韓国の飲食店はほとんどの場合レジ横に店のカードが置いてあるので必ずもらうようにしています。ただ、一緒に運転代行やタクシーのカードもあるので注意が必要です。これをもらって、グーグルマップで位置をピンしておかないと後でどこだか分からなくなります。
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この店の副菜(パンチャン)は切り干し大根のムマルレンイムチムと白菜キムチ、福神漬けのような大根の漬物ムチャンアチ、きゅうりの漬物とチャグン・ミョルチという干した小魚を甘く炒ったものが並んでいます。
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朝から慶州法鮭の米マッコリを1本いただきます。ビール1本でもマッコリ1本でも値段はどこも一緒で大体5,000Wです。日本だと瓶ビールが800円くらいですが、マッコリ1本だと2,000円から3,000円なのでこちらの方がお得な感じがします。それに旅先で作られた地酒を飲んでいるという満足感もあります。
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まずは合迎え酒ということで乾杯します。マッコリを2人で1本空けてもほとんど酔わないのでさっぱりした微炭酸のジュース替わりに飲んでいます。
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グツグツ煮立ったスンドゥブチゲがどんどん出てきます。味を好みに整えて熱いうちにいただきます。
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ガイドさんが写真を撮ってくださいました。1人参加、2人参加3人参加とバラバラなので、スムーズに席に就けるように初日と同じ方とペアで座ることになりました。我々は最後の空港まで新潟からのご夫婦とご一緒させていただきました。
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慶州APECは「普門湖」に面した「ラハン・ホテル慶州Lahan Select Gyeongju」が会場だったようです。この「普門湖」の周囲にはヒルトンなど高級ホテルがたくさんありました。
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「慶尚北道文化観光機構」の建物もずいぶんと立派です。
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湖側には「ヒルトン キョンジュ」も見えます。
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「慶州ワールド」という巨大な遊園地もありました。ガイドブックでゃ紹介されていない慶州を見たような気がしました。
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「普門湖」は人造湖のようですが周囲はとてもきれいです。そして植えられている桜は日本のソメイヨシノ系のものだそうです。日本との交流を含む桜観光イベントや慶州桜マラソンも開催されているようです。
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何も使われていない土地の雑草の中に歴史ある石塔がたたずんでいる風景は物悲しさを感じます。元々は立派な寺院でもあったのでしょうか。そんな石塔を幾つか見掛けました。
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慶州の西のはずれの「兄山江」を渡ります。西羅?大路(ソラボル大路)を抜けて奈井橋(ナジョンギョ)を越えると慶州ともお別れです。
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橋の両側には「西羅?チミ(鵄尾)」のもにゅ県都が置かれてあります。。新羅時代の屋根の装飾瓦である「鵄尾(しび)」をモチーフにしたデザインだと前のツアーのガイドさんが教えてくれたのを思い出しました。
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高速を降りて高霊郡に入ると大伽倻をモチーフにした講演などが姿を現し始めます。
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大伽倻の始祖であるイジンアシ王をはじめ、歴代国王の位牌を祀る「崇霊殿」や「天塩門」などが美しく整備された「大伽倻宗廟歴史公園」の前尾も通過しました。
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ユネスコ世界遺産「高霊池山洞古墳群」の石碑の前でバスを降りました。
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「伽倻古墳群」は韓国の南東部の慶尚南道を中心とした地域(慶尚北道南西部と全北特別自治道南東部の各1か所を含む)にある7か所の古墳群からなる世界文化遺産です。
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この日の観光のメインは「大伽倻王陵展示館」を見学して、その裏手の山の上にある「池山洞古墳群」を見学するというものです。そして自由時間があり、「大伽倻博物館」へ行ってもよいというものでした。
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大加耶の王都であった大加耶邑の主山の南側稜線上に700基あまりの封土墳と小さな墓が数万基が分布しています。西暦400年頃から562年の間に造成された加耶地域最大規模の古墳群です。この世とあの世が一つにつながるという来世思想と殉葬を含めた葬儀文化、卓越した景観と優秀な土木技術を確認することができます。他地域の加耶古墳群とともにユネスコ世界遺産登録に登録されています。
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建物がドーム状なのは元々の「池山洞44号墳」の形を模していて、その中にこのような配置で再現されています。金官伽耶の有力首長層や支配層の1人とみられますが、名前まで分かっているわけではありません。ただその周囲には殉葬された人たちの墓が並んでいます。
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殉葬は身分の高い死者に付き従う人を死者とともに葬ることです。来世でも主人に仕えるという考え方と結びつくことが多く、地域や時代によっては生きたまま埋葬されたと理解されています。高霊の池山洞古墳群で40人以上の殉葬者が葬られた高塚が確認されています。
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「池山洞44号墳」をどのように造ったかが分かるジオラマがありました。まずは場所の選定を行い墓穴を掘ります。
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掘った穴に石室と石棺を作ります。殉葬された人は10代から60台に至る様々な年齢層の男女で、夫と妻、父と娘、兄弟姉妹が一緒に埋葬された例もあるそうです。
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遺体と副葬品を入れます。殉葬された人の役割は王のあの世での生活のための従徒と侍女、護衛武士、倉庫番、馬夫、一般の人々だったようです。
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蓋石を被せます。このような工程を考えると日本の古墳のルーツは朝鮮半島から来ているのだと感じます。
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墳丘墓を作ります。日本の場合は弥生時代のものを便宜的に「墳丘墓」、古墳時代のものを「古墳」と呼び分けるのが一般的です。
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最後に祭礼を行いました。44号墳は池山洞古墳群の中でも最大級の大型墳です。大きな墳丘を築けるのは多くの労働力と資源を動員できた支配層に限られるため、被葬者は高い地位の人物だったと考えられます。
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「池山洞古墳群」の殉葬は巨大な王陵が出現して本格化されました。殉葬墓は32基に及び、殉葬者も1人から40人あまりに至るまで多様なようです。 殉葬者に別の殉葬石棺を作ることが大加耶における殉葬の最大の特徴です。
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「池山洞45号墳」では主石棺に2人、副石棺に1人、11基の殉葬石棺に11人以上が殉葬されています。 2基の石棺の殉葬者は侍女、2号殉葬石棺は護衛武士、残りの殉葬石棺は一般庶民が殉葬されたと推測されます。
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「池山洞73号墳」は「池山洞古墳群」で最初に作られた王陵と推定されます。主石棺と副石棺、4基の殉葬棺などに10人以上を殉葬しました。「 池山洞75号墳」は主石棺と副石棺、11基の殉葬様に13人以上を殉葬しました。 封土の中には楕円形の動物殉葬の穴まであります。
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「池山洞518号墳」は主石室と副石室、5基の殉葬石棺で7人以上が殉葬されました。1号と4号殉葬石棺は墓の主人に仕えた妾や侍女、2号と5号は護衛武士や兵士、3号は一般庶民が殉葬されたと推測されます。
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このドームに再現された「池山洞44号墳」は主山丘陵稜線の頂上部のすぐ下に位置する大型の封土古墳です。大きさは封墳の直径 25×27メートル、高さが6メートルに達します。主石室と2基の副石室、32基の殉葬石棺を配置した石棺墓です。さまざまな種類の多くの副葬品が出土し、5世紀後半に造られた加耶地域最高の位相を占める王陵と見られます。
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「池山洞44号墳」は「池山洞古墳群」の中でも最大級の大型墳で、大きな墳丘を築けるのは多くの労働力と資源を動員できた支配層に限られるため、被葬者は高い地位の人物だったと考えられます。
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「池山洞44号墳の副葬品」
副葬品は墓の主の王が使ったものやあの世の生活に必要な様々な品物など、墓に一緒に入れたもののことです。44号墳の副作品は大きく土器、武器、馬具、装身具、ひな型鉄器など様々です。これらは「大伽倻様式」または「高霊様式」と呼ばれ、他の地域とは異なる固有の特徴を持っています。 -
「大伽倻様式土器」は三国と他の伽倻とは区別される特徴を持っており、柔らかな曲線美や豊満な安定感など、芸術性が優れている。池山同44号墳の土器は高杯、長頭査、器台、蓋杯や画などが代表的な器種です。
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「筒形器台」は「池山洞33号墳」から出土したものです。ラッパ型の上部にはさらに土器を乗せるための台のようです。同じようなものがいくつか展示されていましたが、歪みなど無く精度が高いものでした。
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「蓋」「長頸壺」「鉢形器台」の3つがセットのようです。こちらは「池山洞44号墳」から出土しています。
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「冑」は「池山洞44号墳」から出土しています。「池山洞44号墳」では大刀、鉄矛、矢先などの攻撃用の武器が出土しました。環頭大刀は墓の主と並んでいて身分の高さが分かります。鉄矛は柄を差し込む部分が銀で装飾されました。そして縦に長い鉄板を結びつけたこの冑も出土しています。
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「池山洞44号墳」で出土した「環頸大刀」です。柄の先端に環状の飾りをもつ威信財的な大刀で、実用品というより高位者の権威を示す性格が強いと考えられます。
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柄頭に円環状の部分が付く直刀系の大刀です。古墳時代の東アジアでは武器であると同時に身分標識として用いられました。
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「冑」は鉄板を組み合わせて鋲で留めた形状までがよく分かります。「池山洞1-3号墳」から出土しています。
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「池山洞44号墳」では轡、鞍、鐙、杏葉、雲珠、 馬の鈴などの馬具が出土しました。轡は片方のくぼんだ楕円形を成し、鐙(あぶみ)は鉄板の中央に角ばり、杏葉は刀状をしていて新羅のものと区別されます。大伽倻人たちは金や金銅や銀などで馬を華やかに飾りました。慶州の「天馬塚」で出土した馬具と比べてみると面白いです。
天馬塚:https://4travel.jp/travelogue/11946428 -
「鞍橋」の木部は失われていますが、金属部分は非常に状態の良い姿を保っています。鞍橋は鞍の前後に立つ板状の部材のことで、乗る人の体を支え、前後にずれにくくする役目があります。韓国の古代馬具でも重要な部分です。
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大伽倻の時代の馬具のイラストがあります。それぞれの馬具の金属部分は同じように展示されていました。
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以前に中国の山東省を旅した際に湽博郊外の「東周殉馬坑」へ立ち寄りました。名前の通り紀元前490年に亡くなった景公の墓に生きた馬を600頭以上を殉死させたのものでした。始皇帝より400年前は本物の馬を殉葬させていたことに驚きました。
東周殉馬坑:https://4travel.jp/travelogue/10358201 -
伽倻の人々はチョゴリとパジまたはチマと上着である袍(トゥルマギ)を着ていました。襟の形がまっすぐな襟とともに丸い襟のチョゴリを着たのが大きな特徴でした。王と王妃をはじめとする身分の高い人々は華やかな絹の服を身にまとい、身分の低い人々は麻などで作られた素朴な服を着ていました。
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「金銅冠」
「池山洞44号墳」では金や金銅、銀などで作った冠や耳飾り、首飾りなど華麗な装身具が出土しました。 -
「耳飾り」は新羅と違って主環が細いのが特徴のようです。 アテネの考古学博物館でも思いましたが、装飾品の基本的なデザインは2000年以上前から完成されていたと思います。
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「金製耳飾」
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「各種金装飾」
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「首飾り」は丸い瑠璃玉を繋いで中に曲玉で装飾しました。
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「池山洞44号墳」で出土した外来系の遺物は大加耶が他の国と結んだ外交関係や交流などをよく示しています。
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44号墳の金銅器や燈盞、銀で装飾された鉄矛などは百済との関係を知らせる遺物です。
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「夜光貝杓子」は琉球から取り入れたもので、当時の海上交易が盛んだったことも伺わせます。
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展示してある装飾品を身にまとえるデジタルサイネージはモニターの前に立つとその当時の衣装を着た自分の写真が撮れました。真正面から撮影すると撮影者も映り込んでしまうので斜めから撮りました。
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王冠を被っていますが何とも間抜けな感じがします。
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5世紀6世紀頃の伽倻の勢力範囲がよく分かる地図がありました。
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「大伽倻王陵展示館」の見学が終わった後は裏にある丘陵を登ることになります。妻は厚さもあってベンチで休んでいることにします。
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山道は芝生で整備され、道にもサイザルを編んだマットが敷かれてあるので歩きやすかったです。この風景に舗装道路は似合いませんし、雨の場合は流れる水の量もすごいと思います。
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途中途中にぽこんとコブのようなものがありますが、それぞれが小さな墳墓ということで、そこから発掘されたものが紹介されています。
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一番上まで登るのは諦めて、その分早く降りることで隣接する「大伽倻博物館」に向かいます。長崎からのゼミの大学生は走って登っていきました。
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