2026/06/21 - 2026/06/24
1404位(同エリア1465件中)
beachさん
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この旅行記のスケジュール
2026/06/21
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電車での移動
Dante(ダンテ駅) → Vanvitelli(ヴァンヴィテッリ駅)
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Castel Snt'Elmo(サンテルモ城)
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Castel Nuovo(ヌオーヴォ城)
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Galleria Umberto I(ガレリア・ウンベルト1世)
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Teatro di San Carlo(サン・カルロ劇場)
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Gran Caffè Gambrinus(カフェ・ガンブリヌス)
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この旅行記スケジュールを元に
今回は、ドイツから3泊4日で南イタリアを旅行してきました。イタリアの中でも特に個性豊かなナポリ、憧れのアマルフィ、そしてプーリア州まで足を延ばし、念願のバーリを巡るハイライト観光をご紹介いたします。
---Reiseplan---
■6/21 ナポリ
□6/22 アマルフィ / ポジターノ
□6/23 バーリ / ポリニャーノ・ア・マーレ
■6/24 ナポリ
▼HOTEL
Napoli 3泊「Hotel del Real Orto Botanico」:190 EUR
<観光ポイント>
街ぶら自由旅
●名物をとことん食べ歩き
●憧れのアマルフィ、穴場はポジターノ
●実はおすすめのプーリア州
●ナポリの治安は?女性ひとり旅でも大丈夫?
→実際に行ってみた感想をお伝えいたします
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 3.5
- グルメ
- 5.0
- 交通
- 3.5
- 一人あたり費用
- 5万円 - 10万円
- 交通手段
- 鉄道 高速・路線バス 徒歩 飛行機
- 航空会社
- ユーロウイングス
-
■Sonntag, 21. Juni 2026
ナポリ後編スタート。
<前編>
旧市街を中心に「スパッカナポリ」と「サンタ・キアラ修道院」を観光し、少し遅めの昼食を楽しみました。
<後編>
旧市街を後にして丘の上へ移動。ナポリの街並みを一望できる絶景スポットを目指します。そして最終日は、ある作曲家のお墓を訪れます。 -
ナポリ後編では、1日目の午後と4日目に巡った観光スポットをご紹介します。
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Stazione di Vanvitelli(ヴァンヴィテッリ駅)
ダンテ駅から、メトロ1号線(Linea1)に乗り、ヴァンヴィテッリ駅に到着しました。
ナポリのメトロは3路線とシンプルで、旅行者が利用するのは主に1号線と2号線。観光スポットへのアクセスも良く、初めてでも利用しやすい交通手段です。 -
目指すは「サンテルモ城」。
本当は「モンテサント・フニコラーレ(ケーブルカー)」を利用する予定でルートを組んでいましたが、なんと20年ごとの法定大規模点検のため運休中でした…(運休期間:2026年5月15日から約9か月間)。
さらに、麓にある教会にも立ち寄るつもりだったのですが、こちらも閉まっているという、暑い中でのダブルパンチ…。
そこで、メトロ1号線でヴァンヴィテッリ駅まで向かい、徒歩でサンテルモ城を目指すことにしました。 -
Castel Snt'Elmo(サンテルモ城)
午後の炎天下、気温32度。ゆっくりと坂道を歩いて到着。サン テルモ城 城・宮殿
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チケット売り場の窓口は空いているのに、チケットを買わずに待機している人たちがずらり。
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理由はこれ!只今15時50分。16時から入場チケットが半額になるので、皆さま待機中です。もちろん、私も待つ!
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サンテルモ城は、ナポリのヴォメロの丘の上に建つ中世の城塞です。
14世紀に築かれた城塞で、16世紀のスペイン統治時代に現在の星形の要塞へと大規模に改修されました。
日本の五稜郭のような。そう、実は五稜郭のモデルとなったこのような星形要塞は、ルネサンス期のヨーロッパで発達した防御構造で、大砲の時代に最も効果的な要塞として各地に広まりました。 -
Portale con l'Aquila Imperiale(皇帝の鷲の門)
ヴォメロの丘の上という高台に位置することから、ナポリ湾や市街地を見渡せる軍事上の重要拠点として利用され、長い歴史の中では要塞や監獄としての役割も果たしてきました。 -
城内には大砲や見張り台などの軍事施設が残されており、サンテルモ城がかつてナポリを防衛する重要な要塞だったことがうかがえます。かっこいい。
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ゴツゴツとした石畳の坂道をひたすら上ります。
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サンテルモ城の中庭に到着。直射日光ジリジリの時間帯です。
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中庭からの最大の見どころは、城壁から望む360度の大パノラマ。ナポリを一望できる人気の展望スポットとして知られています。
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ナポリの旧市街とナポリ湾、その向こうにそびえるヴェスヴィオ山までを一望。
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人生で一度は見たい景色。
『ナポリを見てから死ね』という言葉に思わず納得してしまう絶景が広がります。
《動画》
https://youtube.com/shorts/euC8UPqT3sU?is=LDNmEgF7Qd48MVqc -
青い海と美しい海岸線。遠くにはソレント半島が見えます。
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南側の正面には、美しいカプリ島。
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素晴らしい景色に感動です。
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南西方向には、ナポリ湾に浮かぶイスキア島とプロチダ島。
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ナポリ旧市街方面をよく見ると、一直線に伸びる大通りが目に入ります。
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Spaccanapoli(スパッカナポリ)
まさに「spaccare(スパッカーレ)」=「真っ二つに割る」という語源の通り、街を割るように一直線に伸びています。
そのすぐそばに見える緑色の屋根が、美しい回廊が有名なサンタ・キアラ教会です。 -
北側にはナポリ旧市街が広がります。
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暑さも疲れも吹き飛ぶ、ナポリを訪れたら外せない絶景スポットでした。
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Piazza Municipio(ムニチピオ広場)
再びメトロに乗って、海岸沿いのサンタ・ルチア地区へ移動してきました。
正面の丘の上には、先ほどまでいたサンテルモ城とサン・マルティーノ修道院が見えます。ムニチビオ駅 駅
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Castel Nuovo(ヌオーヴォ城)
港沿いには13世紀に築かれたヌオーヴォ城。
海辺にはナポリ最古の城とされる卵城が佇み、それぞれ異なる魅力で街の歴史を伝えています。ヌオーヴォ城 城・宮殿
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Via San Carlo(サン・カルロ通り)
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Galleria Umberto I(ガレリア・ウンベルト1世)
活気あふれるナポリの街並みとは対照的に、上品で優雅な空間が広がるガレリア・ウンベルト1世。ウンベルト1世のガッレリア 建造物
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19世紀末、この一帯は人口が密集し、衛生状態も悪い地区でした。都市再開発事業によって整備され、その象徴として誕生したのがウンベルト1世ガレリアです。
一見するとミラノのガレリアを思わせる美しい空間。ミラノの成功例に代表される近代アーケード建築の影響を受け、ナポリにもこの華やかな空間が誕生しました。
都市再開発の気合いがハンパない(笑) -
歴史ある路地が広がる旧市街とはひと味違う、ナポリのもうひとつの表情に出会える場所です。
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アーケードの先に顔を覗かせるのが、サン・カルロ劇場。
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Teatro di San Carlo(サン・カルロ劇場)
1737年に開場した、現存するヨーロッパ最古級の歌劇場。ナポリが「音楽の都」として輝いた時代を今に伝える、街を代表する歴史的建築です。
18世紀当時、ナポリはヨーロッパ音楽界の中心地でした。各国の作曲家たちは、ここサン・カルロ劇場の舞台に立つことを、自らのキャリアにおける大きな到達点のひとつと考えていたのです。サンカルロ劇場 劇場・ホール・ショー
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内部は豪華な装飾で彩られ、18世紀から現在まで多くの名作オペラが上演されてきました。
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ミラノのスカラ座よりも古い歴史を持つ、イタリアを代表する歌劇場のひとつです。
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劇場正面のファサードを飾るのは、音楽の女神(ミューズ)を象徴する装飾。
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サン・カルロ劇場の前に並ぶ松ぼっくり型の彫刻。
イタリアでは古くから松ぼっくりは生命力や繁栄を象徴するモチーフとして親しまれてきました。華やかな劇場前の雰囲気に、どこか古代ローマ文化を感じさせる趣があります。 -
次なる目的地が見えてきました。
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Gran Caffè Gambrinus(カフェ・ガンブリヌス)
1860年創業のナポリを代表する老舗カフェ「カフェ・ガンブリヌス」。
19世紀末から20世紀初頭にかけて、詩人や芸術家、政治家たちが集う文化サロンとして発展しました。ガンブリヌス カフェ
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店内は豪華な装飾が施され、「ナポリのリビングルーム」とも呼ばれる優雅な空間。
今回のナポリ訪問で、ぜひ訪れたいと思っていた場所のひとつです。 -
サン・カルロ劇場のすぐ近くに位置するため、かつては公演を控えた音楽家や指揮者たちが訪れる社交の場でもありました。
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入口に置かれた巨大なモカポットは、「カフェ・ソスペーゾ」という、誰かのために前もってコーヒー代を支払っておくナポリの慈善の伝統に使われる容器です。
1800年代に始まったこの伝統では、余分に支払われたコーヒー代を店側が預かり、後から訪れた経済的に余裕のない人が、無料で一杯のコーヒーを楽しむことができます。 -
ケーキのショーケースエリアも煌びやか。
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店内の一角に展示された、飲み終えたエスプレッソカップ。
実はこれ、世界の著名人たちが実際に使用したカップを集めたもの。ドイツの元首相アンゲラ・メルケル氏や、ローマ教皇フランシスコなど。
カップを眺めても「おお!」となるかと言われると、なりませんが(笑) -
待ち時間なく席へ案内されました。ちなみに、店内でいただく場合はメニューに座席料が加算されます。エアコンは効いていませんでした。
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今回のお目当ては…この "美しき皇后" にちなんだデザート。
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Coppa Principessa Sissi:10.50EUR
オーストリア皇后エリザベート、通称"シシィ"にちなんだジェラート「コッパ・プリンチペッサ・シッシ」。
旅を愛したシシィは、19世紀にナポリを訪れ、ナポリ湾の美しい景色や温暖な気候に魅了されたといわれています。
彼女が愛したスミレが香るジェラートは、華やかでありながら上品な味わい。これはわざわざ来た甲斐がありました。まさに特別感のあるデザートでした。 -
Piazza del Plebiscito(プレビシト広場)
プレビシート広場 広場・公園
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Palazzo Reale di Napoli(ナポリ王宮)
かつてブルボン家の王族たちが暮らした壮麗な宮殿です。ナポリ王宮 城・宮殿
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これにて1日目のナポリ観光は終了。ホテルに戻り、明日に備えて早めに就寝しました。
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■Montag, 22. Juni 2026
OWAP Pizzeria(オワップ)
ナポリ滞在2日目の夜。アマルフィ日帰り観光を終え、ホテル近くの人気ピッツェリア「OWAP」へ。口コミでも高評価を集める話題のお店です。 -
Margherita:7EUR
定番の「マルゲリータ」を注文。「美味い・安い・デカい」の三拍子がそろったナポリピザ。本当に大きくて驚き!!
しかしながら、これを完食した自分自身にも驚き…。空になったお皿を見た店員さんも、「Do you like Pizza?」と思わず聞いてくるほど(笑)
もちろん「SÌ(シィ―)」!! -
薄くてもっちりとした生地に、素材そのものの美味しさが際立つ一枚。トマトソースもチーズも絶品で、石窯ならではの香ばしさも最高でした。
どちらかというと個人的にはパスタ派なのですが、これは食べて大正解!本場ナポリで味わうピッツァの魅力を、しっかりと感じることができました。 -
■Mittwoch, 24. Juni 2026
ナポリ滞在4日目、最終日。この日はリベンジ観光。
初日に訪れたものの入ることができなかった、どうしても見ておきたい教会へ再トライ。果たして開いているか…確実な情報を得られないまま向かいます。 -
Museo Archeologico Nazionale di Napoli(ナポリ国立考古学博物館)
今回は時間の都合で訪れることができなかった、ナポリ考古学博物館。
昨年の大阪万博のイタリア館で展示され話題となった「ファルネーゼのアトラス像」はこちらに所蔵されています。 -
教会まで徒歩40分。暑い中歩いて開いていなかったら…。さらにミサの時間と重なれば、観光での入場はできません。まさに際どい賭けです。
Googleの営業時間表示は「24時間営業」となっていましたが、こういう場所では正直当てになりません(笑)実際に昨日は閉まっていたし…。
どうか開いてくれと願いながら、朝さんぽを兼ねてナポリの街を歩きます。 -
地元の人々の生活感が感じられる静かな街角。そんな日常のナポリに触れられるのも、朝さんぽの楽しみです。
-
しかしながら、クラクションの音は凄まじく飛び交います。
石畳を走るタイヤとエンジン音。ブチかまされるクラクションは、日本人の感覚だと少し怖い(治安が悪い)印象を持つかもしれません。
でも、これもナポリの文化のひとつ。
勝手な想像ですが、もしナポリの教習所があるなら「まずは自分の存在を知らせるためにクラクションを鳴らせ!」と教えられているのでは…と思ってしまうほど(笑)
もちろん「ここを通るから注意して」という意味のクラクションもありますが、日本のように危険を知らせるためだけのものとは、少し意味合いが違うように感じました。
信号のない横断歩道も多いナポリですが、歩行者優先の意識はしっかり根付いています。最初は圧倒される交通風景も、慣れてくると「これもナポリらしさ」と感じられるから不思議です(笑) -
路地の青果店。不揃いだけど、どれも新鮮で美味しそうな野菜が並んでいます。ドイツではあまり見かけない、花付きのズッキーニも印象的。
-
Via Montesanto(モンテサント通り)
この辺りは、観光地というより地元の人々の暮らしが息づくナポリの下町エリア。
日中の治安の心配はないですが、数日後ここでカラシニコフ乱射&乱闘の事件がありましたので、海外どこに行っても「何か違う」「少し不穏な空気がある」を察知するアンテナは張っておきましょう。
ちなみに、この事件の背景は、男女関係のもつれが原因だったとか。マンマミーアですね…。 -
Chiesa di Santa Maria in Montesanto(サンタ・マリア・ディ・モンテサント教会)
私がどうしても訪れたかった教会です。開いてる!?
モンテサント地区の中心に建つ、17世紀に建てられたバロック様式の教会。 -
実はここ、ナポリの音楽文化とも深い関わりを持つ場所。教会音楽の伝統を通じて、ナポリ楽派の発展を支えた 、ある作曲家のお墓があることでも知られています。
そう、いざ墓マイラー出動です。 -
下町の喧騒の中にありながら、一歩足を踏み入れると、そこには静寂と芸術的な美しさが広がっています。
-
主祭壇は、教会の守護であるカルメルの聖母に捧げられています。
-
Cappella di Santa Cecilia(聖チェチーリアの礼拝堂)
左側3番目にある聖チェチーリアの礼拝堂。
祭壇には、音楽家の守護聖人「聖チェチーリア」を描いた絵画が飾られ、礼拝堂は音楽家たちの信仰の場として大切にされてきました。
そして、こちらに眠っているのが・・・ -
Alessandro Scarlatti (1660-1725)
イタリア・バロック音楽を築いた作曲家、アレッサンドロ・スカルラッティ。
ナポリ楽派の礎を築いた人物といわれ、オペラや宗教音楽の発展に大きな足跡を残しました。
音楽室の肖像画に並んでいない作曲家のため、一般にはあまり馴染みがないかもしれません。しかし、声楽の入門教材として広く親しまれている『イタリア歌曲集』には彼の作品が数多く収められており、音楽を学ぶ人にとっては身近な存在です。
また、A.スカルラッティはナポリ王国の宮廷を中心に活躍する一方、ローマの有力貴族の宮廷でも活動しました。宮廷や教会の庇護を受けながら創作を行った、当時を代表する宮廷音楽家の一人です。
ちなみに、息子のドメニコ・スカルラッティも偉大な作曲家として知られ、鍵盤音楽の発展に大きく貢献しました。親子そろってバロック音楽史に名を刻んでいます。 -
墓石には、彼を讃える格調高い墓碑文がラテン語で刻まれています。
------------------------------
ここに眠る。
騎士アレッサンドロ・スカルラッティ。
節度と慈愛、そして敬虔さにおいて傑出した人物。
音楽芸術を大いに復興した巨匠であり、古人の堅固な様式に新しく驚くべき優美さを添えた。
その業績は古代に栄光をもたらし、後世の人々からは、その域に達する望みさえ奪った。
貴族や王たちから深く愛され、
ついに六十六歳で世を去った。
イタリア中が深い悲しみに包まれた。
1725年10月24日
「死は旋律にも心を動かされることを知らない。」
------------------------------
特に最後の一文『MORS MODIS FLECTI NESCIA』は、非常に美しい音楽家の墓碑銘にふさわしい印象的なラテン語の詩句です。
これほど偉大な音楽家であっても、死の運命から逃れることはできなかったという、深い余韻を残す締めくくりになっています。 -
そんな偉大な墓碑ですが、私が最初に見つけたときは……なんと墓石の上に扇風機がどーんと鎮座していました(笑)思わず笑ってしまいました。
-
礼拝堂の壁に掲げられた碑文には
「生前導かれたスカルラッティを、死後も見守り、芸術と神の栄光をともに讃え続けてほしい」
と祈る言葉が刻まれています。 -
アレッサンドロ・スカルラッティをはじめ、レオナルド・レオ、パスクァーレ・カファーロなど、王宮礼拝堂で活躍した音楽家たちが永遠の眠りにつく、音楽史上重要な場所を訪れることができて、もう思い残すことはありません。
執念の再訪が実を結んだ瞬間でした(笑) -
さて、ここからはスペイン地区と呼ばれる、ナポリでもひときわ個性的なエリアへ向かいます。
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Mercato della Pignasecca(ピニャセッカ市場)
ナポリの最も古い市場として紹介されることが多いピニャセッカ市場。 -
魚介類、野菜、果物、チーズ、衣料品など、地元の人々の暮らしを支える店が路地いっぱいに並び、観光地とは違うナポリの日常を感じられる場所です。
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潮の香りが漂う路地で、静かに並べられていく魚たち。賑やかなナポリも、朝だけはどこか穏やかで、地元の暮らしの息遣いが感じられます。
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一見 パスティッチェリアと思いきや、ここはロスティッチェリア(惣菜店)。
アイスカップに見えるオブジェの正体は、「O' Sicchietiell' & Muzzarell」。ナポリ方言で「小さな器とモッツァレラ」という意味で、モッツァレラチーズとトマトのカプレーゼを盛り付けた一品らしいです。
ナポリ方言というだけで、なんだかワクワクしてしまいます。 -
こんな怪しげな路地に見覚えのある顔が…。
指揮者のリッカルド・ムーティ。そう、彼はナポリ出身。 -
Via Toredo(トレド通り)
ナポリのメインショッピング通り。ブランド店が並びます。トレド通り 散歩・街歩き
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いつかいつかと思いながら、まだ手に入れていないビアレッティのマキネッタ。
イタリアを訪れるたびに、もれなくショーウィンドウで立ち止まっている気が…デザインで悩み続けています(笑) -
Galleria Umberto I(ガレリア・ウンベルト1世)
初日にも訪れた「ガレリア・ウンベルト1世」に再び。 -
今回のお目当てはこちらのお店!朝食をゲットしに来ました。
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La Sfogliatella Mary(ラ・スフォリアテッラ・マリー)
ナポリを代表する伝統菓子「スフォリアテッラ」の名店のひとつです。スフォリアテッラ マリー スイーツ
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Sfogliatella:2.40EUR
貝殻のような美しい形と、何層にも重なったパイ生地のザクザク食感がたまらないナポリの伝統焼き菓子。中にはリコッタチーズベースの、オレンジピールとシナモンが香るクリームが入っています。
ちなみに、スフォリアテッラには2種類「リッチャ(ザクザク系)」と「フロッラ(しっとり系)」があります。
美味しいので夢中で食べていると、粉砂糖で服がとんでもないことになっているので要注意。実体験をもとに注意喚起(笑) -
Aeroporto di Napoli-Capodichino(ナポリ・カポディキーノ国際空港)
帰りはもう慣れたもので、市内から空港までは市営バスを利用して余裕の到着。 -
空港のお土産コーナーは、やっぱりリモンチェッロ祭り。
-
レモンの粉末ジュースなんかも良いですね。
-
近隣諸国の方たちは、こぞってこの発泡スチロール入りのモッツァレラチーズを買い求めていました。確かに、現地のモッツァレラは本当に美味しかったです。
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オンタイムで搭乗。機内でドイツ語が聞こえてくる瞬間って、やっぱりほっとします。
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チャオチャオ、ナポリ!!やっぱり南イタリア最高でした!
イタリアの面白さ「歴史」「文化」「食」「芸術」「自然」本当に素晴らしい国です。 -
上空から見たカプリ島。
次回の旅行記ではアマルフィ海岸をご紹介します。 -
イタリアのお土産。
今回は、観光に専念しすぎてお土産はこれだけ。
路地裏のお土産屋さんで、おいちゃんの言い値2ユーロで購入した、イタリア・パスタ図鑑のようなキッチンクロス。 -
【ナポリ個人旅行の答え合わせ】
ナポリの治安は?
日中の街歩きで危険を感じる場面はありませんでした。治安が悪そうだから旅行先の候補から外すのはもったいないですよ。海外旅行、防犯は当たり前。適切な防犯対策をして、イタリアの下町の雰囲気や活気を楽しんでください。
ナポリでの特別な防犯対策は?
バイクによるひったくりを防ぐためにも、バッグは斜めがけがおすすめ。そして、できるだけ車道とは反対側に掛けるようにしましょう。
女性ひとり旅でも大丈夫?
大丈夫です!夜中の一人歩き、明らかに怪しい人通りの少ない小路を通るのは避けましょう。服装もできれば華美になりすぎず、カジュアルなスタイルがおすすめです。
そして何より、笑顔と愛嬌を忘れずに、堂々と街を歩いてみてください。
あとは旅行者としての基本的なマナーも大切。お店を撮影するときは一言許可をもらったり、挨拶を交わしたり。
南イタリアの人たちはとても気さくなので、きっと笑顔で応えてくれますよ。
全力で南イタリアをおすすめする、一個人として。
それではまた。Ciao ciao : )
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