2024/07/22 - 2024/07/24
1位(同エリア323件中)
beachさん
- beachさんTOP
- 旅行記219冊
- クチコミ27件
- Q&A回答13件
- 463,573アクセス
- フォロワー296人
この旅行記のスケジュール
2024/07/22
-
ジェノバ・ピアッツア・プリンチペ駅
-
サンティッシマ アヌンツィアータ教会
-
Porto Antico(ポルト・アンティコ)
-
Cavour modo21
-
Piazza De Ferrari(フェッラーリ広場)
もっと見る
閉じる
この旅行記スケジュールを元に
先月に続きドイツから2泊3日でイタリアを旅行してきました。今回は、ジェノヴァを拠点に、2日目には日帰りでリグーリア海を望む世界遺産の村チンクエテッレへ。基本徒歩観光のみで街歩きが中心の自由旅です。
---Reiseplan---
■7/22 ジェノヴァ
□7/23 チンクエテッレ
■7/24 ジェノヴァ
<観光ポイント>
街ぶら自由旅
●ジェノヴァで本場の「ジェノベーゼ」を実食
●ジェノヴァ出身の有名人(パガニーニ、コロンブス、マルコ少年)の軌跡をたどる
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 2.5
- 交通
- 3.0
- 一人あたり費用
- 5万円 - 10万円
- 交通手段
- 鉄道 高速・路線バス 徒歩 飛行機
- 航空会社
- ユーロウイングス
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
■Montag, 22, Juli 2024
Bongiorno!先月に続き2泊3日でイタリアに行ってきました。今回は、北イタリアのジェノヴァとチンクエテッレの旅です。 -
今回は予約してから紆余曲折ありました。
出発の数日前には、世界的なシステム障害による空港のトラブル。そして前日にはミラノ・ベルガモ空港のストライキと、欠航を覚悟していましたが何とか出発しました。 -
ジェノヴァは、イタリア北部に位置しリグーリア州に属します。デュッセルドルフからミラノの空港まで約1時間半のフライト。その後、ミラノ中央駅までバスで1時間。ミラノからジェノヴァまでは、電車で約2時間の移動になります。
今回往路はミラノ・ベルガモ空港を利用、復路はミラノ・マルペンサ空港を利用しました。
<行き>
■Eurowings(99,99EUR)
10:50 Düsseldorf (DUS) 発
12:20 Milan Bergamo (BGY) 着
<帰り>
■Eurowings(89,99EUR)
20:45 Milan Malpensa (MXP) 発
22:20 Düsseldorf (DUS) 着 -
Aeroporto di Bergamo-Orio al Serio(ベルガモ・オーリオ・アル・セーリオ空港)
到着ロビーに出ると、バス会社のチケット窓口が並んでいます。
ミラノ中央駅に向かうバスは何社もありますが、価格も大して変わらないので10分後に出発するというバスチケットを適当に購入しました。 -
flibco.comというバス会社を利用(片道:12ユーロ)。最初はガラガラでバスガチャを失敗したかと不安になりましたが、最終的には満席で出発。
-
Stazione Centrale di Milano(ミラノ中央駅)
ベルガモ空港から約1時間でミラノ中央駅に到着!しっかし暑い!気温34度、蒸し風呂状態…。 -
ここでトラブル発生!!
ジェノヴァ行きの列車のチケットがまさかの売り切れ…。売り切れってあるのか!?と、ヨーロッパのバカンスを舐めていた自分を悔やむ。
結局2時間半後の、乗り換えありで時間もかかる列車のチケットを購入(結果節約にはなりましたよ…苦笑)
しかも本日のホテルはチェックインが18時までという時間制限あり…。間に合わない可能性があるので、事前に連絡をしてチェックインの方法を教えてもらう。 -
想定外のタイムロスをしましたが、気を取り直して電車に乗り込みます。焦っても良いことないですしね。どうにかなるんです(笑)
-
ミラノからジェノヴァまでは、電車で約2時間。帰りは、ミラノ中央駅から空港までマルペンサ・エクスプレスを利用しました。
<行き>
■Trenord / Trenitalia(14,00EUR)
15:25 Milano Centrale 発
16:33 Tortona
17:17 Genova Piazza Principe 着
<帰り>
■Trenord / Trenitalia(27,05EUR)
13:44 Genova Piazza Principe 発
15:55 Milano Centrale
16:52 Malpensa Aeroporto T2 着 -
Stazione di Genova Piazza Principe(ジェノバ・ピアッツア・プリンチペ駅)
ジェノヴァに到着!先月のイタリア旅行に続き、ちょっとだけハードルを上げて選んだ行き先ジェノヴァは遠かった…(苦笑)ジェノバ プリンチペ駅 駅
-
先ず駅の印象はというと、アフリカ系移民が多いということ。港町ということもあり、内陸のイタリアとは雰囲気が異なります。(ナポリに近い雰囲気)
-
Monumento a Cristoforo Colombo(クリストファー・コロンブス記念碑)
駅を出るとまず目に入るのが、そう、大航海時代の探検家として知られる「コロンブス」です。ジェノヴァ出身の偉人として知られています(定説)。
ちなみに、コロンブスはイタリア語では「コロンボ」(刑事ではないですよ 笑)。コロンブスの像 モニュメント・記念碑
-
ジェノヴァの街歩きは、到着日の夜と最終日の午前中で約半日です。目的を絞って歩きます。
・本場の「ジェノベーゼ」を実食
・ジェノヴァ出身の有名人(パガニーニ、コロンブス、マルコ少年)の軌跡をたどる -
Biblioteca Universitaria di Genova(ジェノヴァ大学図書館)
-
ジェノヴァは、かつてヴェネツィアと覇を争う二大海洋共和国でした。
中世には海洋国家(ジェノヴァ共和国)として全盛期を迎え、今現在もイタリア最大の港町であり、その栄華を物語る街並みが残されています。 -
ジェノヴァは別名「坂の街」とも呼ばれ、街中には丘の上に向かうケーブルカーやリフトなどが設置されています。もちろん階段や坂道も多いです。
-
街の東側にはかつて迎賓館として利用された豪壮な館が建ち並ぶエリア(世界遺産)がある一方、港周辺には細くて陽の当たらない入り組んだ薄暗い路地が広がる二面性を持った街。
-
Università degli Studi di Genova(ジェノヴァ大学)
今回は滞在時間が少ないため、ホテルに向かいつつ観光も進めます。 -
ちょこっとだけ大学を見学。2頭のライオンが出迎えてくれます。大学の雰囲気って良いですよね。
-
Basilica della Santissima Annunziata del Vastato(サンティッシマ アヌンツィアータ教会 )
17世紀に現在の姿になったカトリック教会。イオニア式の6本の柱が印象的なファサードは19世紀に設計されたものです。サンティッシマ アヌンツィアータ教会 寺院・教会
-
入口に設置された彫刻。一瞬、本当に人かと思って驚く…。
カナダのティモシー・シュマルツ氏による作品だそうです。物乞いのように見えますが、正体はキリスト。なぜキリストと分かるのか?それは、差し出してる手のひらには、磔刑の際に打ち付けられた釘の傷跡があるからです。 -
教会内部は、外観からは想像できないほど豪華絢爛な装飾!ジェノヴァの後期マニエリスム、17世紀初頭のバロックの最も代表的な教会のひとつとされています。
-
素晴らしい装飾、金色の漆喰、フレスコ画、そして大理石の柱、思わず息をのむ美しさです。
-
主祭壇。天に導かれるような奥行きのある装飾です。
-
エビ反り状態で天井画を見上げております。
-
ジョヴァンニ・アンドレア・アンサルドによるドームは、まるで万華鏡のような美しさです。
-
教会の入口上部には、ジュリオ・チェーザレ・プロカッチーニによる最後の晩餐が描かれています。観光序盤から素晴らしい教会に出会いました。
実はこの後回る教会もかなり激アツでした。 -
Palazzo Nicolò Lomellini(ニコロ・ロメリーニ宮殿)
-
Largo della Zecca(ラルゴ・デッラ・ゼッカ通り)
-
Via Lomellini(ロメッリ二通り)
旧市街中心部の薄暗い路地。緑のネオンの看板が掛かっている場所が本日の宿です。
自分で選んでおいて、なかなかサバイバルハードルを上げたなと思いました(笑)ホテルは旅行記の最後でご紹介しています。 -
Piazza Fossatello(フォサテッロ広場)
無事ホテルのチェックインを済ませたので、夕食を食べに行きたいと思います。日没が22時近いので夜の一人歩きも比較的安心です。 -
さて、ここで街歩きの際の注意点!
ジェノヴァは本当に路地が多いです。特にGoogle Mapsを頼りにすると人気のない道も選択するので、危険を感じる路地は避けた方が良いと思います。 -
薄暗くて細い路地のことを「Caruggi(カルッジ)」と呼びます。
陽の当たらない路地は、どこかカビ臭かったり、下水臭かったり、磯臭かったりと様々…。迷路のようで少し物騒な街並みは、港町特有のものでもあります。
この構造は、かつて敵軍の通行を困難にし、防衛の役割を果たしていたのです。 -
中世には庶民の居住区であり、今も職人の工房やバールがあったり、はたまた売春宿が並ぶ通りもあるので注意しましょう。
-
昼間は観光客がいたり、万が一雰囲気の悪い場所に入ってしまったとしても足早に進めば問題はないと思いますが、夜の女性一人歩きは控えた方が良いでしょう。
南イタリア(ナポリ周辺)に比べると、北イタリアは比較的治安の良い地域とされていますが、港町という点では同じだと思った方が良いです。 -
こんな所を通るのはやめましょう。
-
Palazzo San Giorgio(サン・ジョルジョ宮)
港に向かって歩いていると現れたのが、ジェノヴァで最も重要で有名な歴史的建造物のひとつサン・ジョルジョ宮。
かつては、国家の重要お役所的な、その後銀行などに使われていましたが、現在は港湾本部が入っているため、普段内部見学はできません。ファサードのフレスコ画が目を引きます。サン ジョルジョ宮 城・宮殿
-
Porto Antico(ポルト・アンティコ)
さて、旧市街の感じからは一変、南国風のエリアに到着しました。
イタリア語で"古い港"を意味する「ポルト・アンティコ」 。もともとは工業港でしたが、現在は開発が進み観光の中心地となっています。ポルト アンティーコ 散歩・街歩き
-
Acquario di Genova(ジェノヴァ水族館)
イタリア国内では最大規模として知られるジェノヴァ水族館(ヨーロッパでは2番目)。 -
Neptune(ネプチューン)
続いて港に停泊してるのが、ド迫力の海賊船。ロマン・ポランスキー監督の映画『パイレーツ』で使われたそうです。 -
この船、本当に大きいんですよ。下から見上げるネプチューンもド迫力!有料で内部見学もできます。
-
ちなみにジェノヴァ港といえば、あの世界名作劇場の「母をたずねて三千里」のマルコ少年もここからアルゼンチンに旅立ちました。
当時は何も分からず観ていましたが、世界名作劇場のリアルな風景描写って凄いですよね。 -
ヨットハーバーは南仏のような雰囲気。
-
BIGO(ビーゴ)
そして、このトゲトゲしたようなオブジェは、実はパノラマ・リフト。写真には映っていませんが、右側に吊り下げゴンドラ(積み下ろしクレーン)が付いていて、360度パノラマを楽しむことができます。 -
Statua di Mahatma Gandhi(マハトマ・ガンジー像)
いきなりガンジー?と思いましたが、ガンジーが敬意を抱いていたとされるイタリアの政治家ジュゼッペ・マッツィーニの生誕200周年を記念して設置されたそうです。 -
再び脅すわけではないのですが…、この辺りも雰囲気は良いのですが、バッタもんを売っていたり、チケットやミサンガを売りつけてくる人が多いので要注意です。はっきりと「NO(ノン)」と言えば問題なしです!
-
こんな感じのエリアもあるので。
-
港のフードスタンドでは、美味しそうな魚介のフリットが売っています。
-
レストランに向かう際に通ったこの道。池袋!?首都高の景色が蘇る(笑)
ちなみに2018年には、この高速道路高架橋(モランディ橋)が崩落し多くの犠牲者が出ました。 -
ポルト・アンティコから徒歩5分。目的のレストランに到着しました。
-
19:00オープン前から行列を成しています。気温35度…やばい暑さ。
ランチは12:00~14:30。夜は予約推奨ですが、席数もそれなりにあるためオープン前から並んですんなり入れました。 -
Cavour modo21(カヴール modo21)
今回訪れたのは地元の超人気店「Cavour modo21」。イタリアの伝統的な郷土料理を提供するカジュアルなトラットリアです。 -
Trofie al pesto con fagiolini e patate(トロフィエ・アル・ペースト):8.50EUR
注文したのは、もちろん「ジェノベーゼ」!!リグリア州の伝統的なパスタ「トロフィエ」と、インゲン、ジャガイモが入っています。
手作りのペストアッラジェノヴェーゼは、新鮮なバジル、ニンニク、チーズ、松の実、油、塩で作られた大変香り高いパスタソースです。 -
お好みでパルミジャーノチーズをかけます。本場のジェノベーゼ、これまた先月のボロネーゼに続き感動しました。
-
Tiramisù(ティラミス):3.50EUR
デザートは自家製ティラミス。思ったよりリキュールが効いていなくて、私好みの味でした。 -
お腹もいっぱいになったので少し散策をしてホテルに戻りたいと思います。
-
Palazzo Ducale(ドゥカーレ宮)
ドゥカーレ宮 城・宮殿
-
Piazza De Ferrari(フェッラーリ広場)
市の中心部になります。かつてジェノヴァの総督の公邸ドゥカーレ宮殿やオペラ座など歴史的建造物が建ち並ぶ大変美しい広場です。 -
フランスの芸術家ブルーノ・カタラーノによる彫刻。
-
Teatro Carlo Felice(カルロ・フェリーチェ劇場)
-
この明るさで20時過ぎですが、気温は30度。エアコンのあるホテルに帰ります。
-
■Mittwoch, 24, Juli 2024
2日目を飛ばして、最終日のジェノヴァです。本日はお昼過ぎには空港に向かうため、残した観光箇所を回ります。 -
朝から街に漂うパンの焼ける良い香り!イタリア料理に欠かせないフォカッチャ 。実はジェノヴァが発祥とされています。特にジェノヴァ風フォカッチャは、薄焼きが特徴的なんですよ。
-
Focaccia(フォカッチャ)
今回はジェノベーゼペーストとパルミジャーノがたっぷりのフォカッチャを注文。切り売りしてくれるのも嬉しいですね。たったの1.20ユーロ!! -
PiazzaBanchi(バンキ広場)
路地を抜けると開けた広場に出ます。かつては穀物の市場であり、13世紀以降はジェノヴァの金融界(両替商)の中心地となったバンキ広場。 -
Chiesa di S.Pietro in banchi(サン・ピエトロ・イン・バンキ教会)
地上階が商店になっている珍しい教会です。というのも、16世紀後半に再建される際に問題になったのが建設費用…。ならば!と地上階の商店での家賃収入を建設費用にあてるのでした。サン ピエトロ ディ バンキ教会 寺院・教会
-
結果、大理石で覆われた素敵な教会になりましたね!(家賃収入のお陰 笑?)
-
教会の見所のひとつが、アンドレア・セミーノの「Immacolata(聖母の無原罪の御宿り)」の祭壇です。
-
さて、昨日に続きフェッラーリ広場にやって参りました。ここを中心に観光をスタートします。
-
Casa di Cristoforo Colombo(コロンブスの家)
フェッラーリ広場から徒歩4分。コロンブスが少年時代を過ごした家(復元)にお邪魔しております。コロンブスの家 史跡・遺跡
-
Chiostro di Sant'Andrea(サンタンドレアの回廊)
かつてあったサンタンドレア修道院の遺構だそうです。 -
Porta Soprana(ポルタ・ソプラーナ)
オリーブの木に囲まれて建つ城門。かつて東からジェノヴァに到着した人々にとって、街への玄関口でした。 -
ジェノヴァは、イタリアの都市の中ではまだ少しマイナーな観光地ですが、見所は非常に多い街です。オーバーツーリズムでもないので穴場でもあります。
-
Cattedrale di San Lorenzo(サン・ロレンツォ大聖堂)
続いてやってきたのは、白と黒の大理石の縞模様が印象的なサン・ロレンツォ大聖堂。まさに富と権力を象徴するような、ジェノヴァで最も重要な教会です。サン ロレンツォ大聖堂 寺院・教会
-
ジェノヴァの彫刻家カルロ・ルバットのライオン像が出迎えてくれます。
現在の建物は1908年に建設が始まり、以降も改築が続き14世紀後半に完成したとされています。 -
白と黒の大理石による組み合わせ模様は、ジェノヴァ貴族の象徴とされていたものでもあるそうです。
-
この素晴らしい主祭壇。
-
まさに唸ってしまうような、栄華を誇るかのような壮麗なステンドグラスと天井画です。
-
ラザロ・タヴァローネによる「最後の晩餐」のフレスコ画。
大聖堂にある宝物館には、最後の晩餐でキリストが使用したとされる聖杯「Sacro Catino(サクロ・カティーノ)」や聖遺物が収蔵されています。 -
また、洗礼者ヨハネの遺灰を祀る教会としても知られています。
-
La cappella di San Giovanni Battista(洗礼者聖ヨハネの礼拝堂)
-
Via S.Lorenzo(サン・ロレンツォ通り)
-
Chiesa dei Santi Ambrogio e Andrea(ジェズ・エ・デイ・サンティ・アンブロージョ・エ・アンドレア教会)
暫く教会巡りが続きます。鬼のように長い名前の教会のため、ジェズ教会と略して呼ばれたりします。入口の頭上にはイエズス会の紋章が掲げられています。
外観が普通だから見学を飛ばそうと思ったそこのあなた!!ジェノヴァでは通用しませんよ~!ジェズ教会 寺院・教会
-
16世紀に建てられた教会です。内部に入ると、これまた豪華で壮麗な造りです。
-
この教会の見どころは何と言ってもルーベンスの祭壇画「Cironcisione(キリストの割礼)」です。フランダースの犬のネロもさすがにここまでは来られません。
-
そしてクーポラに描かれた素晴らしきフレスコ画。ジョバンニ・バッティスタ・カルローネによる「Trionfo del nome di Cristo(イエスの御名による勝利)」。
-
Organo di Mascioni(マショーニ・オルガン)
天井画にはマリア様とイエスの生涯が描かれており、その先にはイタリアのマショーニ社のオルガンがあります。 -
神聖な空間に心から感動しました。
-
Basilica di Santa Maria delle Vigne(サンタ・マリア・デッレ・ヴィーニェ教会)
今回最後にご紹介する教会は、10世紀に建てられたジェノヴァで最も古い教会のひとつ。サンタ マリア デッレ ヴィーニェ教会 寺院・教会
-
またまた外観からは想像できない豪華絢爛な天井画に目を奪われます。 聖人アレクサンドリアのカタリナの物語が描かれています。
-
そして、この教会には、イタリア・バロック盛期の作曲家アレッサンドロ・ストラデッラが眠っています。ちなみにトラデッラは、女好きで有名。最後は女性問題で刺殺されて生涯の幕を閉じました。
-
入口の上部には、やはり最後の晩餐が描かれています。
-
天井には美しいドーム。
-
ドームから差し込む光が何とも神々しい教会でした。
-
Palazzo Rosso(赤の宮殿)
そして、いよいよ世界遺産のエリアに突入です。16~17世紀に建てられた豪壮な邸宅が並ぶ「Via Giuseppe Garibaldi(ガリバルディ通り)」。当時賓客をもてなす場として利用されました。赤の宮殿 城・宮殿
-
Palazzo Bianco(白の宮殿)
特に赤、白の宮殿が有名。これらの館を含む「レ・ストラーデ・ヌオーヴェとパラッツィ・デイ・ロッリ制度」は、2006年に世界遺産に登録されました。白の宮殿 城・宮殿
-
Palazzo Doria Tursi(ドーリア・トゥルシ宮殿)
現在は市庁舎として利用されています。そして、この市庁舎内には、お目当てのパガニーニ愛用のヴァイオリンの展示があります。
入場料は、赤の宮殿、白の宮殿、トゥルシ宮殿のコンビネーションで8EUR。トゥルシ宮 城・宮殿
-
さて、ヴァイオリン拝見の前に少しだけパガニーニをご紹介いたします。
-
<簡単解説>パガニーニについて
本名:Niccolò Paganini ニコロ・パガニーニ(1782年10月27日 - 1840年5月27日)。
19世紀初めに活躍した、ジェノヴァ出身の音楽家(作曲、ヴァイオリニスト)。
代表曲はリストの「ラ・カンパネラ」の原曲である『ヴァイオリン協奏曲第2番』、『24のカプリース』など。
とても人間業とは思えない超絶技巧を有したことから「悪魔に魂を売り渡した」とまで噂されるほどでした。また、黒尽くめの衣装、病弱な風貌も悪魔伝説に拍車をかけました。 -
Statua di Niccolò Paganini(パガニーニ像)
この眼力…只者ではないですよね。そして、この長い指。実は、この手の大きさはマルファン症候群という病気によるものだったという説もありますが、真相は不明です。 -
ちなみにこちらのパガニーニ像は、2021年にカルロ・フェリーチェ劇場に設置されました。いやーかっこいい作りですね。
-
今では観光客の人気者です!
-
さて、再びドーリア・トゥルシ宮殿(市庁舎)に戻りまして、早速内部見学を進めたいと思います。
入口には、イタリア語でマシンガントークをしてくるクセありオジサン(係員)がおります(笑)暫く理解できないイタリア語(時々混じる英語)トークに付き合いました。 -
パガニーニの展示ルームは3フロアです。シアタールーム、ギターの部屋、そして最後にパガニーニの部屋。
-
肖像画。
-
パガニーニがギターを弾いている貴重なスケッチ。
-
こちらはギターの展示ルーム。すみません、弦楽器…特にギター全く知識ありません。
-
Ory-Koliker, Parigi 1797 / Chitarra a 6 corde singole
-
Gennaro Fabricatore, Napoli 1826 / Chitarra a 6 corde singole
響板にパガニーニのサインがあります。 -
Gennaro Fabricatore, Napoli 1826 / Chitarra a 6 corde singole
-
Sala Paganiniana(パガニーニの部屋)
最後、重い扉の先が・・・パガニーニの部屋です。この部屋に展示されているのは、パガニーニ愛用のヴァイオリンとその複製楽器のみ。 -
Baltolomeo Giuseppe Garneri detto "del Gesù"
Violino detto il "Cannone" , Cremona 1743
パガニーニが演奏に使用したヴァイオリンとして、1743年にイタリア・クレモナ出身の弦楽器製作者一族グァルネリ・デル・ジェズが製作した「Il Cannone(イル・カンノーネ)」。日本語だと「大砲」という名のヴァイオリン。
当時は顎当てを使わない奏法が普通だっため、ニスが落ちているのが分かります。 -
カンノーネはパガニーニの遺言で「他人に譲渡、貸与、演奏をしない」ことを条件に故郷ジェノヴァ市に寄贈されました(国宝)。
しかーし・・・現在に至るまでパガニーニの遺言を無視する形で貸与と演奏がされているらしい…。
なんなら、パガニーニ国際コンクールの優勝者には、現在でも副賞として「カンノーネ」を演奏する機会が与えられているとか。 -
Jean-Baptiste Vuillaume
Violino, Parigi 1834, appartenuto a Niccolò Paganini -
こちらはパガニーニが所有していたヴァイオリンの複製品とのこと。
-
手書きスコアのコピーです。
-
オリジナルの部品や弦、そしてヴァイオンリンケース。
-
パガニーニの楽曲はもちろん聴いてきましたが、そこまで専門的に学んだことはなく、私はヴァイオリンも弾けないのですが、それでも非常に興味深いものでした。
ぜひ大砲、国宝なるヴァイオリンの音色を生で聴いてみたいものです。 -
パガニーニファンの皆様。パガニーニグッズでございます!激しすぎて、シザーハンズに見えなくもない(笑)
-
Palazzo Grimaldi della Meridiana(メリディアナ宮殿)
-
Via Cairoli(カイローリ通り)
-
Profumo di Rosa(プロフーモ・ディ・ローザ)
最後に訪れたのは、市内で人気ジェラート屋さんです。Google口コミは驚異の4.8!! -
注文したのは、このお店のオリジナルフレーバーその名も「Paganini(パガニーニ)」。濃厚なチョコベースに、胡椒と金粉が入っています。
もう何というか完璧なイメージですよね!感嘆!「パガニーニ = 黒尽くめの衣装、悪魔的な魅力、超絶技巧」からのフレーバー発想!作った人も只者ではない予感。
お味は、チョコなのに後味はピリ辛な魅惑の味でした。 -
ここでジェノヴァのおすすめのお土産をご紹介。
ジェノヴァの伝統菓子「PANDOLCE(パンドルチェ)」。いわゆるフルーツケーキのようなものです。日持ちがよく、栄養素も高く、商人や海上で働く人たちにとっても有難い歴史を反映した伝統菓子。 -
イタリアの郷土菓子「Amaretti(アマレッティ)」。アーモンドをすり潰しながら、卵白、グラニュー糖を合わせた生地を焼いたもの。好き嫌いは分かれるかもです。
-
ジェノベーゼペースト。ぜひ、リグリア州の伝統的なパスタ「トロフィエ」とセットでご購入して自宅で作ってみてはいかがでしょうか。
-
Aeroporto di Milano-Malpensa(ミラノ・マルペンサ空港)
ということで、ミラノマルペンサ空港に到着。この日、Eurowingsのドイツ便は私が乗る便以外は欠航になりヒヤヒヤ。遅延はしましたが無事飛んでくれました。 -
イタリアのお土産。
今回はイタリア白ワイン「ピノ・グリージョ」と、現地で食べて気に入ったポテチとグリッシーニ、そしてチンクエテッレで一目惚れして買ったジェノベーゼの作り方が描かれたクロス。 -
□7/22 - 7/24(2泊)
▼HOTEL
Genova泊「Mini Hotel」★★(個室):EUR 127.60+観光税
駅から徒歩10分、中心部から徒歩10分の場所にあります。すぐそばにスーパーマーケットもあり。
立地は路地、さらにチェックインが18時までになるので(以降、WhatsAppでやり取り可)、夜遅く到着する場合はあまりおすすめしません。建物の入り口&部屋の鍵を受け取れば24時間出入り自由です。 -
ホステル風に共有キッチンがあり、飲み物やスナックの自販機もあり。
あとは、イタリアあるあるの部屋の鍵がかなり難易度高めです(全く分からず習いました)。ライフハックが鍛えられる安宿です。エアコンが付いていたのはかなり高得点。
部屋からの眺めは、安かろう悪かろうで諦めて下さい(笑) -
夏だ!バカンスだ!イタリアだ!と、ドイツ人と同じ発想をするようになった自分に少々苦笑いですが…夏のイタリアはやっぱり良いですね。
次回チンクエテッレに続く...それではまた。Ciao ciao : )
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
旅行記グループ
イタリア Viaggio in Italia
-
前の旅行記
イタリア Viaggio in Italia(フィレンツェ -Firenze- )
2024/06/17~
フィレンツェ
-
次の旅行記
イタリア Viaggio in Italia(チンクエ・テッレ -Cinque Terre- )
2024/07/22~
チンクエ・テッレ
-
イタリア Viaggio in Italia(ボローニャ -Bologna- )
2024/06/17~
ボローニャ
-
イタリア Viaggio in Italia(フィレンツェ -Firenze- )
2024/06/17~
フィレンツェ
-
イタリア Viaggio in Italia(ジェノヴァ -Genova- )
2024/07/22~
ジェノバ
-
イタリア Viaggio in Italia(チンクエ・テッレ -Cinque Terre- )
2024/07/22~
チンクエ・テッレ
-
イタリア Viaggio in Italia(ローマ -Roma- )
2025/02/18~
ローマ
-
イタリア Viaggio in Italia(バチカン -Vatican- )
2025/02/18~
バチカン
-
イタリア Viaggio in Italia(ヴェローナ音楽祭 -Verona- )
2025/06/29~
ベローナ
-
イタリア Viaggio in Italia(シルミオーネ・ガルダ湖 -Sirmione- )
2025/06/29~
シルミオーネ
-
イタリア Viaggio in Italia(ベルガモ -Bergamo- )
2025/06/29~
ベルガモ
旅行記グループをもっと見る
この旅行記へのコメント (4)
-
- パパさん 2025/02/15 19:25:20
- こんばんは。
- Beachさん
こんばんは。日本時間19時です。
ジェノバの旅行記を楽しく読みました。
今年の夏にウィーン→ジェノバ→コモ→パリと行く予定です。
飛行機、ホテルとも手配済です。
ジェノバもかなり見ごたえがあって大変かもしれません。
ここは、行った方が良いというところがあれば教えてください。
パパさん
- beachさん からの返信 2025/02/18 03:16:29
- RE: こんばんは。
- パパさんさん
こんばんは。
初めまして。コメントありがとうございます!
素敵なコースですね(*^^*)
さて、ジェノバの見所ですが、サン・ロレンツォ大聖堂は訪れる価値があると思います。比較的街の中心部に見所が集まっているので、回りやすいと思います。
芸術でいうと音楽でしたらパガニーニ関連、絵画でしたらルーベンス、カラバッジョの作品が豊富にありますのでご興味があれば探索してみても良いかもしれません。
あとは、何と言っても「ジェノベーゼ」はご賞味頂ければと思います。リーズナブルな所でいうと私が訪れた「Cavour modo21」がおススメです。その他にも、小泉元首相が訪れた「Ristorante Al Veliero」なども有名店です。
素敵なご旅行になることを願っております(^^♪
beach
-
- mom Kさん 2024/09/14 13:05:46
- う~ん
- 私、どこを見ていたのだ。と思いました。ジェノヴァの底力、迫ってきました。
beachさん、これをたった二日ですよねえ。信じられません。
スペインから南仏と列車伝いでイタリアに入って、最初に降りた街。一目で「この街、好き!」とがつん。二度目はこの街目的に入っているのに、「はああ~」と立ち止まり、見上げるばかりで。貴日記の10分の一もこの街の神髄に迫っていないとわかりました。勿体ないことをしています。
行きます!
バガニーニとこのトラットリアのジェノベーゼとProfumo di Rosaですね。このためだけに参ります。あっ、大事なルーベンスを忘れないこと。
素敵なお写真にキャプション、感謝します。
- beachさん からの返信 2024/09/24 20:31:21
- RE: う~ん
- mom Kさん
はじめまして。
コメントありがとうございます!
お返事が遅くなり申し訳ございませんでした。
実は今回の旅の目的はチンクエテッレで、ジェノヴァはそこまで期待をしていなかったのですが、見所が多く過ぎて驚くばかりでした。
あの路地に漂う雰囲気が忘れられません。大人のイタリア旅って感じを受けました。味があって魅力ある街ですよね。
私も今回赤の宮殿、白の宮殿に所蔵されている絵画まで見学することができなかったので、リベンジをいつかと思っています。
ジェノベーゼは、ぜひともmom Kさんもご賞味ください(^^)本当に美味しいですよ~!
こちらこそ旅行記にご訪問頂きありがとうございました。
beach
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
この旅行で行ったスポット
もっと見る
ジェノバ(イタリア) の旅行記
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
旅行記グループ イタリア Viaggio in Italia
4
131