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今回は、世界的にも有名なヴェローナ音楽祭に行ってきました。ドイツから2泊3日で、ヴェローナ、シルミオーネ(ガルダ湖)、ベルガモと北部イタリアの美しい3都市を巡ります。<br /><br />---Reiseplan---<br />■6/29 ヴェローナ<br />□6/30 シルミオーネ<br />□7/1  ベルガモ<br /><br /><観光ポイント><br />愛と音楽の旅<br />●アレーナ・ディ・ヴェローナ音楽祭で『アイーダ』を鑑賞<br />●ロミオとジュリエットのお宅訪問<br />●ソプラノ歌手マリア・カラスが愛した避暑地とは<br />●オペラ作曲家ドニゼッティの足跡を辿る<br />●北イタリアの名物を食す

イタリア Viaggio in Italia(ヴェローナ音楽祭 -Verona- )

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2025/06/29 - 2025/07/01

6位(同エリア605件中)

旅行記グループ イタリア Viaggio in Italia

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beach

beachさん

この旅行記のスケジュール

2025/06/29

この旅行記スケジュールを元に

今回は、世界的にも有名なヴェローナ音楽祭に行ってきました。ドイツから2泊3日で、ヴェローナ、シルミオーネ(ガルダ湖)、ベルガモと北部イタリアの美しい3都市を巡ります。

---Reiseplan---
■6/29 ヴェローナ
□6/30 シルミオーネ
□7/1 ベルガモ

<観光ポイント>
愛と音楽の旅
●アレーナ・ディ・ヴェローナ音楽祭で『アイーダ』を鑑賞
●ロミオとジュリエットのお宅訪問
●ソプラノ歌手マリア・カラスが愛した避暑地とは
●オペラ作曲家ドニゼッティの足跡を辿る
●北イタリアの名物を食す

旅行の満足度
5.0
観光
5.0
ホテル
3.5
グルメ
4.0
交通
4.0
一人あたり費用
5万円 - 10万円
交通手段
高速・路線バス 徒歩 飛行機
航空会社
ユーロウイングス
旅行の手配内容
個別手配
  • ■Sonntag, 29, Juni 2025<br /><br />Bongiorno!ということは、今回もイタリアに行って参りました!行き先は、ずばり「ヴェローナ」!以前からヴェローナに訪れる際は絶対にこれだと決めていたものが・・・<br /><br />それが、世界的にも有名な野外オペラのヴェローナ音楽祭!!<br /><br />ドイツから2泊3日で、ヴェローナ、シルミオーネ、ベルガモと、北部イタリアの美しい3都市を巡ります。

    ■Sonntag, 29, Juni 2025

    Bongiorno!ということは、今回もイタリアに行って参りました!行き先は、ずばり「ヴェローナ」!以前からヴェローナに訪れる際は絶対にこれだと決めていたものが・・・

    それが、世界的にも有名な野外オペラのヴェローナ音楽祭!!

    ドイツから2泊3日で、ヴェローナ、シルミオーネ、ベルガモと、北部イタリアの美しい3都市を巡ります。

  • 古代ローマ時代の円形闘技場で開催されるオペラの祭典「Arena di Verona Opera Festival(ヴェローナ音楽祭)」。<br /><br />今回は、個人手配で行く音楽祭の情報から、コンパクトに回る北イタリアの観光ルートをお届けいたします。

    古代ローマ時代の円形闘技場で開催されるオペラの祭典「Arena di Verona Opera Festival(ヴェローナ音楽祭)」。

    今回は、個人手配で行く音楽祭の情報から、コンパクトに回る北イタリアの観光ルートをお届けいたします。

  • ヴェローナは、北イタリアのヴェネト州に位置し、「ロミオとジュリエット」の舞台としても知られています。ケルンからは約1時間30分のフライト。<br /><br />今回はチケットが安かったため、往路はケルン・ボン空港、復路はミラノ・マルペンサ空港を利用しました。<br /><br /><行き><br />■Eurowings(49,99EUR)<br />13:15 Cologne-Bonn (CGN) 発<br />14:45 Verona (VRN) 着<br /><br /><帰り><br />■Eurowings(22,99EUR)<br />20:45 Milan Malpensa (MXP) 発<br />22:20 Düsseldorf (DUS) 着

    ヴェローナは、北イタリアのヴェネト州に位置し、「ロミオとジュリエット」の舞台としても知られています。ケルンからは約1時間30分のフライト。

    今回はチケットが安かったため、往路はケルン・ボン空港、復路はミラノ・マルペンサ空港を利用しました。

    <行き>
    ■Eurowings(49,99EUR)
    13:15 Cologne-Bonn (CGN) 発
    14:45 Verona (VRN) 着

    <帰り>
    ■Eurowings(22,99EUR)
    20:45 Milan Malpensa (MXP) 発
    22:20 Düsseldorf (DUS) 着

  • 全体のルートはこちら。<br /><br />2泊3日で「ヴェローナ」→「シルミオーネ(ガルダ湖)」→「ベルガモ」を巡る横断ルートです。日程が取れる場合は、ヴェネツィアを含むルートも魅力的です。

    全体のルートはこちら。

    2泊3日で「ヴェローナ」→「シルミオーネ(ガルダ湖)」→「ベルガモ」を巡る横断ルートです。日程が取れる場合は、ヴェネツィアを含むルートも魅力的です。

  • チケットは1ヶ月前に購入しました。演目は、もちろんヴェルディの『アイーダ』です。<br /><br />チケットは、音楽祭初日(オープニング)でなければ現地での当日券購入も可能。価格は座席によって、35~365ユーロと幅があります。<br /><br />基本小雨程度であれば雨天決行ですが、出演者や楽器が濡れてしまう問題もあり、中断や中止などの対応もあるそうです。<br /><br />【公式サイト(伊・独・英)】<br />https://www.arena.it/

    チケットは1ヶ月前に購入しました。演目は、もちろんヴェルディの『アイーダ』です。

    チケットは、音楽祭初日(オープニング)でなければ現地での当日券購入も可能。価格は座席によって、35~365ユーロと幅があります。

    基本小雨程度であれば雨天決行ですが、出演者や楽器が濡れてしまう問題もあり、中断や中止などの対応もあるそうです。

    【公式サイト(伊・独・英)】
    https://www.arena.it/

  • ケルン・ボン空港の売店で見つけたドイツの著名人シリーズのチョコレート。音楽家代表は、バッハ、ベートーヴェン、ワーグナー。

    ケルン・ボン空港の売店で見つけたドイツの著名人シリーズのチョコレート。音楽家代表は、バッハ、ベートーヴェン、ワーグナー。

  • 数ヶ月前までは真っ白だったアルプスも夏の景色になりました。

    数ヶ月前までは真っ白だったアルプスも夏の景色になりました。

  • 眼下にはイタリア最大の湖、ガルダ湖が見えてきました。細長く突き出た半島の先端が、2日目に訪れる予定のシルミオーネです。

    眼下にはイタリア最大の湖、ガルダ湖が見えてきました。細長く突き出た半島の先端が、2日目に訪れる予定のシルミオーネです。

  • 今回も利用したのは、毎度おなじみユーロウイングス。

    今回も利用したのは、毎度おなじみユーロウイングス。

  • Aeroporto di Verona-Villafranca(ヴェローナ=ヴィッラフランカ空港)<br /><br />ヴェローナ空港の到着ゲートを出た瞬間、「マダーム!市内行くならこのバスよ!」と係の方に声をかけられ、そのまま即乗車。<br /><br />飛行機を降りてから、わずか約20分でヴェローナ中心部に到着という、これまでの旅で最速の空港移動となりました!

    Aeroporto di Verona-Villafranca(ヴェローナ=ヴィッラフランカ空港)

    ヴェローナ空港の到着ゲートを出た瞬間、「マダーム!市内行くならこのバスよ!」と係の方に声をかけられ、そのまま即乗車。

    飛行機を降りてから、わずか約20分でヴェローナ中心部に到着という、これまでの旅で最速の空港移動となりました!

    ベローナ ビラフランカベロネーゼ空港 (VRN) 空港

  • 今回の旅費のまとめ。ヴェローナ、ベルガモあたりはホテルが高いのがネック。

    今回の旅費のまとめ。ヴェローナ、ベルガモあたりはホテルが高いのがネック。

  • Stazione di Verona Porta Nuova(ヴェローナ・ポルタ・ヌオーヴァ駅)

    Stazione di Verona Porta Nuova(ヴェローナ・ポルタ・ヌオーヴァ駅)

    ヴェローナ ポルタ ヌオーヴァ駅

  • バスから降りた瞬間、熱風が…。本日37度。<br /><br />6月ならまだ熱波は来ないだろうと思って、この時期を選んだのですが、見事にアフリカ熱波「プルート(どうしてもディズニーの犬が頭をよぎる 笑)」が到来。<br /><br />ついでに、滞在中は雷雨警報がずっと出ていました。晴れ女力を試される(笑)<br /><br />《後日談》<br />記事を書いている8月現在のドイツの平均気温は20度です。

    バスから降りた瞬間、熱風が…。本日37度。

    6月ならまだ熱波は来ないだろうと思って、この時期を選んだのですが、見事にアフリカ熱波「プルート(どうしてもディズニーの犬が頭をよぎる 笑)」が到来。

    ついでに、滞在中は雷雨警報がずっと出ていました。晴れ女力を試される(笑)

    《後日談》
    記事を書いている8月現在のドイツの平均気温は20度です。

  • 先ずはホテルに向かいます。猛烈な暑さのためか、中心部から外れた場所にはほぼ人がいない。

    先ずはホテルに向かいます。猛烈な暑さのためか、中心部から外れた場所にはほぼ人がいない。

  • □6/29 - 6/30(1泊)<br />▼HOTEL<br />Verona泊「Hotel Siena」★★(個室):EUR 92+観光税<br /><br />本日の宿は、立地&口コミが非常に良い、中心部に近いホテルです。駅から徒歩15分、アレーナ(音楽祭の会場)からも徒歩10分。

    □6/29 - 6/30(1泊)
    ▼HOTEL
    Verona泊「Hotel Siena」★★(個室):EUR 92+観光税

    本日の宿は、立地&口コミが非常に良い、中心部に近いホテルです。駅から徒歩15分、アレーナ(音楽祭の会場)からも徒歩10分。

    ホテル シエナ ホテル

    イタリア・ヴェローナ音楽祭に便利!夜道も安心の好立地ホテル! by beachさん
  • ヴェローナ音楽祭の開催時期は、ホテル、Airbnbに関わらず、かなり高騰します。音楽祭の終了時刻は、深夜1時になるのでホテル選びが肝心。(私は旅慣れているとはいえ、女一人旅なので)<br /><br />最初は会場から遠いキャンセル可能なホテルを保険として押さえておきましたが、毎日執念のチェックで直前キャンセルをゲット。

    ヴェローナ音楽祭の開催時期は、ホテル、Airbnbに関わらず、かなり高騰します。音楽祭の終了時刻は、深夜1時になるのでホテル選びが肝心。(私は旅慣れているとはいえ、女一人旅なので)

    最初は会場から遠いキャンセル可能なホテルを保険として押さえておきましたが、毎日執念のチェックで直前キャンセルをゲット。

  • ホテルの良いところ。<br /><br />・24時間フロントなので安心(音楽祭終了後、深夜に帰ってきても入口で出迎えてくれました)<br />・ホテル内にドリンクが売っている(価格も良心的、水のペットボトルは1ユーロ)

    ホテルの良いところ。

    ・24時間フロントなので安心(音楽祭終了後、深夜に帰ってきても入口で出迎えてくれました)
    ・ホテル内にドリンクが売っている(価格も良心的、水のペットボトルは1ユーロ)

  • ホテル内にはヴェローナ音楽祭のポスターも!この日のホテル宿泊者は、ほぼ音楽祭目的の方たちです。

    ホテル内にはヴェローナ音楽祭のポスターも!この日のホテル宿泊者は、ほぼ音楽祭目的の方たちです。

  • 部屋はシングルルームで、もちろんエアコン付き。冷蔵庫はありませんが、冷たい水はフロントで買えるので問題なし。

    部屋はシングルルームで、もちろんエアコン付き。冷蔵庫はありませんが、冷たい水はフロントで買えるので問題なし。

  • 私の心を掴んだ地味なポイント。<br /><br />部屋に飾られている絵画が、ルノワールの「ピアノに寄る少女たち」。私の中の音楽心が勝手に盛り上がる。

    私の心を掴んだ地味なポイント。

    部屋に飾られている絵画が、ルノワールの「ピアノに寄る少女たち」。私の中の音楽心が勝手に盛り上がる。

  • バスルームも清潔で、水圧も温度調整も全く問題なし!!

    バスルームも清潔で、水圧も温度調整も全く問題なし!!

  • 【PM 4:00】<br />最高に暑い時間帯ですが、街歩きができるのは音楽祭まで(開場:19時半 / 開演:21時半)なので気合いで観光をします。

    【PM 4:00】
    最高に暑い時間帯ですが、街歩きができるのは音楽祭まで(開場:19時半 / 開演:21時半)なので気合いで観光をします。

  • ヴェローナはイタリア北部の古都で、街全体がユネスコ世界遺産に登録されています。<br /><br />古代ローマの円形闘技場「アレーナ」や、シェイクスピアの『ロミオとジュリエット』の舞台として知られるヴェローナは、「愛の街」とも称される、歴史的建築と芸術が息づくロマンチックな街です。<br /><br />特に夏に開催される野外オペラ音楽祭は世界的にも有名で、その壮麗な舞台は毎年多くの観客を魅了しています。

    ヴェローナはイタリア北部の古都で、街全体がユネスコ世界遺産に登録されています。

    古代ローマの円形闘技場「アレーナ」や、シェイクスピアの『ロミオとジュリエット』の舞台として知られるヴェローナは、「愛の街」とも称される、歴史的建築と芸術が息づくロマンチックな街です。

    特に夏に開催される野外オペラ音楽祭は世界的にも有名で、その壮麗な舞台は毎年多くの観客を魅了しています。

  • 今回のヴェローナの観光ポイントをご紹介します。小さな町なので1日もあれば、ハイライト観光が可能です。<br /><br /><観光><br />・世界遺産の街並み<br />・「ロミオとジュリエット」のお宅訪問<br />・カステル・サン・ピエトロの丘からの絶景<br /><br /><鑑賞><br />・野外オペラ「アイーダ」を鑑賞<br /><br /><お食事><br />・ヴェネト州名物のカモのラグーを食す<br />・ジェラートを食す

    今回のヴェローナの観光ポイントをご紹介します。小さな町なので1日もあれば、ハイライト観光が可能です。

    <観光>
    ・世界遺産の街並み
    ・「ロミオとジュリエット」のお宅訪問
    ・カステル・サン・ピエトロの丘からの絶景

    <鑑賞>
    ・野外オペラ「アイーダ」を鑑賞

    <お食事>
    ・ヴェネト州名物のカモのラグーを食す
    ・ジェラートを食す

  • こちらの立派な建物。驚くなかれ、スーパーマーケット「SPAR」の入り口(笑)重厚すぎる!

    こちらの立派な建物。驚くなかれ、スーパーマーケット「SPAR」の入り口(笑)重厚すぎる!

  • 街には自動販売機もあります。日本では当たり前ですが、ヨーロッパでは珍しい(治安が悪いと壊されるので)。

    街には自動販売機もあります。日本では当たり前ですが、ヨーロッパでは珍しい(治安が悪いと壊されるので)。

  • ホテルから徒歩10分程度で中心部に到着。<br /><br />すでに分かる治安の良さと、何より街が綺麗!建物や雰囲気はもとより清潔感が他の都市に比べると抜きんでているように感じます。

    ホテルから徒歩10分程度で中心部に到着。

    すでに分かる治安の良さと、何より街が綺麗!建物や雰囲気はもとより清潔感が他の都市に比べると抜きんでているように感じます。

  • ヴェローナは、ワインの名産地としても知られています。特にアマローネやヴァルポリチェッラなど、コクのある赤ワインが有名です。

    ヴェローナは、ワインの名産地としても知られています。特にアマローネやヴァルポリチェッラなど、コクのある赤ワインが有名です。

  • 街中のワインショップでは地元産の銘柄が豊富にそろい、試飲や購入も気軽に楽しめます。<br /><br />名物料理には、アマローネのワインを使った「リゾット・アル・アマローネ」もあります。

    街中のワインショップでは地元産の銘柄が豊富にそろい、試飲や購入も気軽に楽しめます。

    名物料理には、アマローネのワインを使った「リゾット・アル・アマローネ」もあります。

  • Palazzo della Gran Guardia(グラン・グアルディア宮)<br /><br />17世紀初頭から18世紀にかけて建設された建物で、元々は軍の訓練や集会のために造られたそうです。<br /><br />現在は展示会やコンサート、会議など多目的に使われる文化施設として活用されています。

    Palazzo della Gran Guardia(グラン・グアルディア宮)

    17世紀初頭から18世紀にかけて建設された建物で、元々は軍の訓練や集会のために造られたそうです。

    現在は展示会やコンサート、会議など多目的に使われる文化施設として活用されています。

  • Piazza Brà(ブラ広場)<br /><br />ヴェローナ最大の広場で、街の玄関口とも言えます。

    Piazza Brà(ブラ広場)

    ヴェローナ最大の広場で、街の玄関口とも言えます。

    ブラ広場 広場・公園

  • ブラ広場に面して並ぶカラフルな建物。どこかぬぐい切れないテーマパーク感(笑)<br /><br />かつては住宅や商館だった建物を改装し、今では多くのレストランやカフェが軒を連ねています。

    ブラ広場に面して並ぶカラフルな建物。どこかぬぐい切れないテーマパーク感(笑)

    かつては住宅や商館だった建物を改装し、今では多くのレストランやカフェが軒を連ねています。

  • 今の時間帯はガラガラのテラスですが、なんと深夜1時に満席になるという事実を後ほど知ることに。

    今の時間帯はガラガラのテラスですが、なんと深夜1時に満席になるという事実を後ほど知ることに。

  • Statua di Vittorio Emanuele II(ヴィットーリオ・エマヌエーレ2世の像)<br /><br />イタリア統一を成し遂げた初代イタリア王です。

    Statua di Vittorio Emanuele II(ヴィットーリオ・エマヌエーレ2世の像)

    イタリア統一を成し遂げた初代イタリア王です。

  • Arena di Verona(アレーナ・ディ・ヴェローナ)<br /><br />アレーナ・ディ・ヴェローナは、ローマ時代の1世紀に建てられた円形闘技場で、現存する古代ローマ建築の中でも特に保存状態が良いことで知られています。<br /><br />当初は剣闘士の試合や野獣との闘いなどの娯楽の場として使われました。

    Arena di Verona(アレーナ・ディ・ヴェローナ)

    アレーナ・ディ・ヴェローナは、ローマ時代の1世紀に建てられた円形闘技場で、現存する古代ローマ建築の中でも特に保存状態が良いことで知られています。

    当初は剣闘士の試合や野獣との闘いなどの娯楽の場として使われました。

    アレーナ ディ ヴェローナ 劇場・ホール・ショー

  • 古代ローマの都市ヴェローナは重要な交通と商業の拠点であり、アレーナは市民の社交や祝祭の中心でした。<br /><br />中世以降は戦乱や地震で部分的に破壊されましたが、その後修復され、19世紀からは文化施設、野外オペラ劇場として利用されています。

    古代ローマの都市ヴェローナは重要な交通と商業の拠点であり、アレーナは市民の社交や祝祭の中心でした。

    中世以降は戦乱や地震で部分的に破壊されましたが、その後修復され、19世紀からは文化施設、野外オペラ劇場として利用されています。

  • ローマのコロッセオに比べると規模はやや小さく、収容人数は約2万人に対し、コロッセオは約5万人です。保存状態が非常に良いことは、実際に内部に入るとよく実感できます。

    ローマのコロッセオに比べると規模はやや小さく、収容人数は約2万人に対し、コロッセオは約5万人です。保存状態が非常に良いことは、実際に内部に入るとよく実感できます。

  • 「愛の街ヴェローナ」。シェイクスピアの戯曲『ロミオとジュリエット』の舞台として知られています。<br /><br />否応なしにハートのオブジェが街中に溢れていますよ(笑)

    「愛の街ヴェローナ」。シェイクスピアの戯曲『ロミオとジュリエット』の舞台として知られています。

    否応なしにハートのオブジェが街中に溢れていますよ(笑)

  • Via Alberto Mario(アルベルト・マリオ通り)

    Via Alberto Mario(アルベルト・マリオ通り)

  • あれ・・・建物のバルコニーに、見覚えのある姿。<br /><br />ワーグナーじゃないの!?バイロイトで2023年に115体設置して速攻盗難にあったという像と同じですが…レプリカかな?憶測は控えます(苦笑)<br /><br /><旅行記>ドイツ 音楽家ゆかりの地を巡る旅(バイロイト)<br />https://4travel.jp/travelogue/11711824

    あれ・・・建物のバルコニーに、見覚えのある姿。

    ワーグナーじゃないの!?バイロイトで2023年に115体設置して速攻盗難にあったという像と同じですが…レプリカかな?憶測は控えます(苦笑)

    <旅行記>ドイツ 音楽家ゆかりの地を巡る旅(バイロイト)
    https://4travel.jp/travelogue/11711824

  • イタリアの夏の観光には水が必須。街中には無料で利用できる水飲み場もあり、硬水など気にしない方は、ペットボトルさえ持っていれば凌ぐことができます。<br /><br />私は、旅行の際はだいたいマイボトルを持ち歩いています。

    イタリアの夏の観光には水が必須。街中には無料で利用できる水飲み場もあり、硬水など気にしない方は、ペットボトルさえ持っていれば凌ぐことができます。

    私は、旅行の際はだいたいマイボトルを持ち歩いています。

  • 路上パフォーマーの音楽もまた、街の雰囲気を彩る素敵な存在です。

    路上パフォーマーの音楽もまた、街の雰囲気を彩る素敵な存在です。

  • 無造作に積まれた洋書や古地図、色あせた表紙の詩集などが並び、まるで宝探しのような古本屋。

    無造作に積まれた洋書や古地図、色あせた表紙の詩集などが並び、まるで宝探しのような古本屋。

  • ゆったりとした時間が流れていて、街の色味もどこか温かい。歩いているだけで心がほどけていくような感覚になります。

    ゆったりとした時間が流れていて、街の色味もどこか温かい。歩いているだけで心がほどけていくような感覚になります。

  • Piazza delle Erbe(エルベ広場)<br /><br />ヴェローナ旧市街の中心にある歴史ある広場で、かつてはローマ時代のフォロ(公共広場)として使われていました。

    Piazza delle Erbe(エルベ広場)

    ヴェローナ旧市街の中心にある歴史ある広場で、かつてはローマ時代のフォロ(公共広場)として使われていました。

    エルベ広場 広場・公園

  • Torre dei Lamberti(ランベルティの塔)<br /><br />ランドマーク的存在の高さ84mのランベルティの塔と市庁舎。

    Torre dei Lamberti(ランベルティの塔)

    ランドマーク的存在の高さ84mのランベルティの塔と市庁舎。

    ランベルティの塔 建造物

  • Case Mazzanti(カーサ・マッザンティ)<br /><br />エルベ広場に面した美しいルネサンス様式の建物で、16世紀の壁画装飾が特徴です。<br /><br />かつてはヴェローナの有力貴族の邸宅で、今も色鮮やかなフレスコ画が当時の栄華を物語っています。

    Case Mazzanti(カーサ・マッザンティ)

    エルベ広場に面した美しいルネサンス様式の建物で、16世紀の壁画装飾が特徴です。

    かつてはヴェローナの有力貴族の邸宅で、今も色鮮やかなフレスコ画が当時の栄華を物語っています。

  • Domus Mercatorum(ドムス・メルカトルム)<br /><br />こちらもエルベ広場に面した13世紀の建物。<br /><br />もともとは商人たちのギルド(組合)の本部として利用されました。アーチ状の窓からも中世の雰囲気を感じますね。

    Domus Mercatorum(ドムス・メルカトルム)

    こちらもエルベ広場に面した13世紀の建物。

    もともとは商人たちのギルド(組合)の本部として利用されました。アーチ状の窓からも中世の雰囲気を感じますね。

  • Statua della Civiltà Italica(シヴィルタ・イタリカの像)<br /><br />「イタリア文明」の擬人化として制作されたそうです。苦難と犠牲の象徴でありながら、希望と誇りの姿だとか。

    Statua della Civiltà Italica(シヴィルタ・イタリカの像)

    「イタリア文明」の擬人化として制作されたそうです。苦難と犠牲の象徴でありながら、希望と誇りの姿だとか。

  • エルベ広場の中央部。

    エルベ広場の中央部。

  • Tribuna(トリブーナ)<br /><br />広場の一角に設けられたトリブーナ。かつては重要な演説や公開の場として使われたそうです。

    Tribuna(トリブーナ)

    広場の一角に設けられたトリブーナ。かつては重要な演説や公開の場として使われたそうです。

  • Madonna Verona(ヴェローナのマドンナ)<br /><br />ヴェローナのマドンナ像の噴水。380年頃にこの広場に移設された古代ローマ時代の彫像がもとになっているそうです。

    Madonna Verona(ヴェローナのマドンナ)

    ヴェローナのマドンナ像の噴水。380年頃にこの広場に移設された古代ローマ時代の彫像がもとになっているそうです。

  • Leone alato di San Marco(サンマルコの有翼の獅子)<br /><br />パラッツォ・マッフェイの前の円柱の上にあるのが「サンマルコの有翼の獅子」。<br /><br />見覚えありますよね?そうです。ヴェネツィア共和国のシンボルですね。<br /><br />1405年から1797年にヴェローナを支配したヴェネツィア共和国は、この像を通して自らの力を示していました。有翼の獅子は権威と守護の象徴。今もその姿が、かつての支配の記憶を伝えています。

    Leone alato di San Marco(サンマルコの有翼の獅子)

    パラッツォ・マッフェイの前の円柱の上にあるのが「サンマルコの有翼の獅子」。

    見覚えありますよね?そうです。ヴェネツィア共和国のシンボルですね。

    1405年から1797年にヴェローナを支配したヴェネツィア共和国は、この像を通して自らの力を示していました。有翼の獅子は権威と守護の象徴。今もその姿が、かつての支配の記憶を伝えています。

  • 周囲には中世の建物や塔、美しい噴水が並び、現在は市場やカフェが立ち並ぶにぎやかな空間。

    周囲には中世の建物や塔、美しい噴水が並び、現在は市場やカフェが立ち並ぶにぎやかな空間。

  • オーバーツーリズムを感じさせない、ちょうど良い賑わいです。

    オーバーツーリズムを感じさせない、ちょうど良い賑わいです。

  • 続いては、ある方のお宅訪問をしたいと思います!

    続いては、ある方のお宅訪問をしたいと思います!

  • エルベ広場から徒歩2分。目的地に到着。<br /><br />通りからだと意外と見落としがちな、ひっそりとした入口の先に、あの有名なバルコニーが待っています。

    エルベ広場から徒歩2分。目的地に到着。

    通りからだと意外と見落としがちな、ひっそりとした入口の先に、あの有名なバルコニーが待っています。

  • 壁一面、愛が溢れんばかりの落書きがあるということは・・・

    壁一面、愛が溢れんばかりの落書きがあるということは・・・

  • Casa di Giulietta(ジュリエットの家)<br /><br />14世紀に建てられたゴシック様式の建物で、中庭には有名なバルコニーやジュリエット像があります。かつて「カッペッロ家」の所有とされ、その名前の類似から「ロミオとジュリエット」のジュリエットの家とされました。<br /><br />開館時間は、火曜~日曜の午前9時~午後7時(最終入場は家が18:30、中庭が18:40)。<br /><br />庭は無料ですが、建物の内部へは有料。入館には事前のオンラインチケット購入が必須になっています。

    Casa di Giulietta(ジュリエットの家)

    14世紀に建てられたゴシック様式の建物で、中庭には有名なバルコニーやジュリエット像があります。かつて「カッペッロ家」の所有とされ、その名前の類似から「ロミオとジュリエット」のジュリエットの家とされました。

    開館時間は、火曜~日曜の午前9時~午後7時(最終入場は家が18:30、中庭が18:40)。

    庭は無料ですが、建物の内部へは有料。入館には事前のオンラインチケット購入が必須になっています。

    ジュリエットの家 建造物

  • La statua di Giulietta(ジュリエット像)<br /><br />悲劇からすっかり恋愛成就の聖地へ転生したジュリエットの家。<br /><br />ジュリエット像の右胸に触れると恋が叶うと言われていますが、見ての通り両胸ピカピカなのでお間違えないように。

    La statua di Giulietta(ジュリエット像)

    悲劇からすっかり恋愛成就の聖地へ転生したジュリエットの家。

    ジュリエット像の右胸に触れると恋が叶うと言われていますが、見ての通り両胸ピカピカなのでお間違えないように。

  • ちなみにバルコニーは後からの増築です。<br /><br />恋愛成就を願う観光客や映えスポット目当ての人で、像の前にはいつも長蛇の列ができています。<br /><br />私は列に並ぶまでもなく、念を送りました…そんな手抜きをしているからダメなんでしょうね(苦笑)

    ちなみにバルコニーは後からの増築です。

    恋愛成就を願う観光客や映えスポット目当ての人で、像の前にはいつも長蛇の列ができています。

    私は列に並ぶまでもなく、念を送りました…そんな手抜きをしているからダメなんでしょうね(苦笑)

  • 皆さんは、どの俳優が主演した映画が印象に残っていますか?<br /><br />私は、やっぱり1968年公開のオリビア・ハッセー演じるジュリエットとニーノ・ロータの甘く切ない『愛のテーマ』が忘れられません。今でもあのメロディーを聴くと心を打たれます…<br /><br />ちなみにロミオはディカプリオ派(笑)

    皆さんは、どの俳優が主演した映画が印象に残っていますか?

    私は、やっぱり1968年公開のオリビア・ハッセー演じるジュリエットとニーノ・ロータの甘く切ない『愛のテーマ』が忘れられません。今でもあのメロディーを聴くと心を打たれます…

    ちなみにロミオはディカプリオ派(笑)

  • muro delle gomme da masticare(ガムの壁)<br /><br />観光客がガムで手紙やメモを貼り付けた「ガムの壁」。ちょっとこの感覚にはついていけません…カオス。

    muro delle gomme da masticare(ガムの壁)

    観光客がガムで手紙やメモを貼り付けた「ガムの壁」。ちょっとこの感覚にはついていけません…カオス。

  • まだ南京錠の方が良いですが、こんなに願掛けされても、ジュリエットも大変だなぁ…。

    まだ南京錠の方が良いですが、こんなに願掛けされても、ジュリエットも大変だなぁ…。

  • 中庭にあるショップには、ロミジュリグッズが沢山ありました。

    中庭にあるショップには、ロミジュリグッズが沢山ありました。

  • Casa di Romeo(ロミオの家)<br /><br />続いて訪れたのは、当然ロミオのお宅訪問です!<br /><br />「モンテッキ家の邸宅」とも呼ばれています。外観のみ見学可能です。

    Casa di Romeo(ロミオの家)

    続いて訪れたのは、当然ロミオのお宅訪問です!

    「モンテッキ家の邸宅」とも呼ばれています。外観のみ見学可能です。

    ロミオの家 史跡・遺跡

  • 壁のレリーフには「私はここにはいない。ロミオはどこか他の場所にいる。」と書いてあります。<br /><br />不在かいっ(笑)!!<br /><br />ジュリエットの家は多くの観光客で溢れていますが、律儀にロミオの家まで押しかけるのは、だいたい日本人らしいです。国民性ですね(笑)

    壁のレリーフには「私はここにはいない。ロミオはどこか他の場所にいる。」と書いてあります。

    不在かいっ(笑)!!

    ジュリエットの家は多くの観光客で溢れていますが、律儀にロミオの家まで押しかけるのは、だいたい日本人らしいです。国民性ですね(笑)

  • Basilica di Santa Anastasia(サンタ・アナスタシア聖堂)<br /><br />ヴェローナにある最大のゴシック教会。正式名称は「Basilica di Santa Anastasia e San Pietro Martire(聖アナスタシアと聖ピエトロ・マルティーレ聖堂)」。<br /><br />ちなみにファサードは未完成のまま。

    Basilica di Santa Anastasia(サンタ・アナスタシア聖堂)

    ヴェローナにある最大のゴシック教会。正式名称は「Basilica di Santa Anastasia e San Pietro Martire(聖アナスタシアと聖ピエトロ・マルティーレ聖堂)」。

    ちなみにファサードは未完成のまま。

    サンタナ スターシア教会 寺院・教会

  • 入場料4ユーロ。内部は3つの身廊からなり、高いアーチと白赤の柱が印象的です。

    入場料4ユーロ。内部は3つの身廊からなり、高いアーチと白赤の柱が印象的です。

  • 入口を入ると、先ず目に飛び込むのが柱を支えている二人のせむし男。聖水盤を支えている「Gobbi(背中が曲がった男)」の石像が有名。

    入口を入ると、先ず目に飛び込むのが柱を支えている二人のせむし男。聖水盤を支えている「Gobbi(背中が曲がった男)」の石像が有名。

  • もう一人は懸念のポーズをとっています。<br /><br />なぜせむし男かと言うと、「教会に入る前に身をかがめて謙虚になれ」という宗教的、道徳的メッセージが込められているという説があるとか。

    もう一人は懸念のポーズをとっています。

    なぜせむし男かと言うと、「教会に入る前に身をかがめて謙虚になれ」という宗教的、道徳的メッセージが込められているという説があるとか。

  • ■Basilica di Santa Anastasia @Verona<br />Donato del Piano 1750<br />Francesco Zanin 2010<br /><br />豪華なオルガンケースには、教皇やドミニコ会の聖人たちが装飾されています。ロマン派オルガン特有の色彩感、重厚感、柔らかさ、そして教会空間を活かした長く豊かな残響が魅力です。

    ■Basilica di Santa Anastasia @Verona
    Donato del Piano 1750
    Francesco Zanin 2010

    豪華なオルガンケースには、教皇やドミニコ会の聖人たちが装飾されています。ロマン派オルガン特有の色彩感、重厚感、柔らかさ、そして教会空間を活かした長く豊かな残響が魅力です。

  • この日はオルガンの音色も聴くことができました。手前でオルガン奏者のおじサマが演奏しています。<br /><br />《動画》<br />https://x.com/beachDE0913/status/1943621946014323115

    この日はオルガンの音色も聴くことができました。手前でオルガン奏者のおじサマが演奏しています。

    《動画》
    https://x.com/beachDE0913/status/1943621946014323115

  • 主祭壇。

    主祭壇。

  • Monumento funebre a Cortesia Serego(コルテシア・セレゴの記念碑)<br /><br />見所は、14世紀中頃に制作された彫刻と絵画が混ざり合ったコルテシア・セレゴの墓碑彫刻。中央で鎧を着て馬に乗っているのがコルテシア。

    Monumento funebre a Cortesia Serego(コルテシア・セレゴの記念碑)

    見所は、14世紀中頃に制作された彫刻と絵画が混ざり合ったコルテシア・セレゴの墓碑彫刻。中央で鎧を着て馬に乗っているのがコルテシア。

  • 側廊に配置された礼拝堂群も見応えがあります。

    側廊に配置された礼拝堂群も見応えがあります。

  • Cappella del Rosario(ロザリオ礼拝堂)<br /><br />聖母マリアに捧げられた、ロザリオの祈りをテーマにした礼拝堂。<br /><br />祭壇画や壁面装飾には、ロザリオの祈りを象徴するバラや珠、天使、光輪などのモチーフが用いられています。

    Cappella del Rosario(ロザリオ礼拝堂)

    聖母マリアに捧げられた、ロザリオの祈りをテーマにした礼拝堂。

    祭壇画や壁面装飾には、ロザリオの祈りを象徴するバラや珠、天使、光輪などのモチーフが用いられています。

  • Cappella Manzini(マンジーニ礼拝堂) <br /><br />大理石、金装飾、漆喰彫刻などを用いた贅沢な構成。

    Cappella Manzini(マンジーニ礼拝堂)

    大理石、金装飾、漆喰彫刻などを用いた贅沢な構成。

  • チェントレゴ祭壇(Altare Centrego)

    チェントレゴ祭壇(Altare Centrego)

  • Madonna(マリア像)<br /><br />神々しいマリア様より「どーやっ!」って感じの足元の天使が気になる。

    Madonna(マリア像)

    神々しいマリア様より「どーやっ!」って感じの足元の天使が気になる。

  • バラ窓を通して降り注ぐ陽の光と、教会内に響くオルガンの音色。そのひとときに、心まで洗われるような気持ちになりました。

    バラ窓を通して降り注ぐ陽の光と、教会内に響くオルガンの音色。そのひとときに、心まで洗われるような気持ちになりました。

  • Ponte Pietra(ピエトラ橋)<br /><br />続いては、ヴェローナの絶景ポイントに向かいます。<br /><br />アディジェ川に架かる古代ローマ時代に起源を持つ石造のアーチ橋です。

    Ponte Pietra(ピエトラ橋)

    続いては、ヴェローナの絶景ポイントに向かいます。

    アディジェ川に架かる古代ローマ時代に起源を持つ石造のアーチ橋です。

    ピエトラ橋 建造物

  • 現在でも橋の一部には当時のオリジナルの石材が使われています。

    現在でも橋の一部には当時のオリジナルの石材が使われています。

  • 橋の上からの景色。丘の上には、「Santuario della Madonna di Lourdes(ルルドの聖母の聖域)」が見えています。

    橋の上からの景色。丘の上には、「Santuario della Madonna di Lourdes(ルルドの聖母の聖域)」が見えています。

  • 反対側には、これから向かう「Colle di Castel San Pietro(カステル・サン・ピエトロの丘」が見えています。

    反対側には、これから向かう「Colle di Castel San Pietro(カステル・サン・ピエトロの丘」が見えています。

  • ●Funicolare di Castel San Pietro(フニコラーレ・ディ・カステル・サン・ピエトロ)<br /><br />■営業時間:<br />夏季(4月~10月):毎日 10:00 - 21:00<br />冬季(11月~3月):毎日 10:00 - 17:00<br /><br />■料金:往復 3EUR<br /><br />カステル・サン・ピエトロへのアクセスは階段とケーブルカーがあります。37度の猛暑、迷わずケーブルカー一択!所要時間は約1分。

    ●Funicolare di Castel San Pietro(フニコラーレ・ディ・カステル・サン・ピエトロ)

    ■営業時間:
    夏季(4月~10月):毎日 10:00 - 21:00
    冬季(11月~3月):毎日 10:00 - 17:00

    ■料金:往復 3EUR

    カステル・サン・ピエトロへのアクセスは階段とケーブルカーがあります。37度の猛暑、迷わずケーブルカー一択!所要時間は約1分。

  • 【PM 6:00】<br />イトスギが美しい、カステル・サン・ピエトロの丘に到着!<br /><br />余談ですが、前回のシチリアでの日焼け、後日年甲斐もなく腕や首の皮がむけました。ということで、今回はベッタベタに日焼け止めを塗っております。

    【PM 6:00】
    イトスギが美しい、カステル・サン・ピエトロの丘に到着!

    余談ですが、前回のシチリアでの日焼け、後日年甲斐もなく腕や首の皮がむけました。ということで、今回はベッタベタに日焼け止めを塗っております。

  • Colle di Castel San Pietro(カステル・サン・ピエトロの丘)<br /><br />展望エリアからはヴェローナの旧市街を一望できます。

    Colle di Castel San Pietro(カステル・サン・ピエトロの丘)

    展望エリアからはヴェローナの旧市街を一望できます。

  • Punto panoramico(パノラマ展望台)<br /><br />愛の街ヴェローナってことで、絵になるカップル。

    Punto panoramico(パノラマ展望台)

    愛の街ヴェローナってことで、絵になるカップル。

  • 旧市街の北東部側。

    旧市街の北東部側。

  • 正面に見えているのが、ドゥオーモの鐘楼。そして眼下には、先ほど渡ってきたピエトラ橋。

    正面に見えているのが、ドゥオーモの鐘楼。そして眼下には、先ほど渡ってきたピエトラ橋。

  • そして、こちらがヴェローナの代表的な景観。旧市街の南西部側とヴェロネッタ地区。

    そして、こちらがヴェローナの代表的な景観。旧市街の南西部側とヴェロネッタ地区。

  • カステル・サン・ピエトロの丘から眺める夏の夕暮れ。セミの鳴き声と教会の鐘の音が響き渡り、儚くも永遠の愛を感じさせてくれます。<br /><br />《動画》<br />https://x.com/beachDE0913/status/1941105107837636665

    カステル・サン・ピエトロの丘から眺める夏の夕暮れ。セミの鳴き声と教会の鐘の音が響き渡り、儚くも永遠の愛を感じさせてくれます。

    《動画》
    https://x.com/beachDE0913/status/1941105107837636665

  • 美しき世界遺産の街並みヴェローナ。ただ、静かに見下ろしているだけで、心が満たされる景色。

    美しき世界遺産の街並みヴェローナ。ただ、静かに見下ろしているだけで、心が満たされる景色。

  • 歴史と美が織りなす壮麗な景色が広がっています。赤茶色の屋根が連なり、教会の尖塔や中世の建物がそびえ立つ姿は、まるで時間が止まったかのよう。<br /><br />近いうちにゲーテの「イタリア紀行」を読みたいと思う今日この頃。

    歴史と美が織りなす壮麗な景色が広がっています。赤茶色の屋根が連なり、教会の尖塔や中世の建物がそびえ立つ姿は、まるで時間が止まったかのよう。

    近いうちにゲーテの「イタリア紀行」を読みたいと思う今日この頃。

  • ヴェロネッタ地区を一望。丘の上には神学校があります。

    ヴェロネッタ地区を一望。丘の上には神学校があります。

  • Castel San Pietro(サン・ピエトロ城)<br /><br />城というよりは「軍事拠点」だった建物で、外観は質素で要塞的。

    Castel San Pietro(サン・ピエトロ城)

    城というよりは「軍事拠点」だった建物で、外観は質素で要塞的。

  • 木陰を抜ける風が心地よく、ふと耳にしたセミの声に、日本の夏を思い出しました。ドイツではほとんど聞かないあの響きが、何となく懐かしく思います。<br /><br />と、同時にもう7年も体験していない日本の夏。あの強烈な湿気を含んだ暑さに自分の身体が耐えられるのか不安になる(苦笑)

    木陰を抜ける風が心地よく、ふと耳にしたセミの声に、日本の夏を思い出しました。ドイツではほとんど聞かないあの響きが、何となく懐かしく思います。

    と、同時にもう7年も体験していない日本の夏。あの強烈な湿気を含んだ暑さに自分の身体が耐えられるのか不安になる(苦笑)

  • ルルドの聖母の聖域がある北東側のボルゴ・ヴェネツィア地区。

    ルルドの聖母の聖域がある北東側のボルゴ・ヴェネツィア地区。

  • 再びエルベ広場付近まで戻ってきました。

    再びエルベ広場付近まで戻ってきました。

  • Arche Scaligere(スカリジェレ家の霊廟)<br /><br />ヴェローナ支配者一族の墓所。

    Arche Scaligere(スカリジェレ家の霊廟)

    ヴェローナ支配者一族の墓所。

  • 【PM 7:00】<br />Il Vicoletto Trattoria(イル・ヴィコレット・トラットリア)<br /><br />オペラの会場に入る前に夕食にしたいと思います。本日のお目当てのトラットリアは、Google評価4.8の人気店「Il Vicoletto Trattoria」。

    【PM 7:00】
    Il Vicoletto Trattoria(イル・ヴィコレット・トラットリア)

    オペラの会場に入る前に夕食にしたいと思います。本日のお目当てのトラットリアは、Google評価4.8の人気店「Il Vicoletto Trattoria」。

  • 19時ぴったりに入店しました。ほどんどのお客さんが予約をしており、開店と同時にほぼ満席になります。

    19時ぴったりに入店しました。ほどんどのお客さんが予約をしており、開店と同時にほぼ満席になります。

  • Bigoli di Pasta Fresca all’Anatra:14EUR<br /><br />ヴェネト州の郷土料理「Bigoli al ragù d&#39;anatra(鴨のラグーとビーゴリ)」。うどんのように太い伝統的な生パスタ「ビーゴリ」がとにかく絶品!!

    Bigoli di Pasta Fresca all’Anatra:14EUR

    ヴェネト州の郷土料理「Bigoli al ragù d'anatra(鴨のラグーとビーゴリ)」。うどんのように太い伝統的な生パスタ「ビーゴリ」がとにかく絶品!!

  • ビーゴリとは、伝統的には「bigolaro(ビーゴリプレス)」という専用の押し出し機で生地を押し出して作るそうです。<br /><br />なので表面は少しザラついており、食感はモッチモチ。鴨のソースが絡んでたまらない美味しさなのです。やっぱりイタリアは美味しいものしかない。<br /><br />量も、セコンド無しで女性一人には丁度良いです(満腹で眠くなっても困るので…)。

    ビーゴリとは、伝統的には「bigolaro(ビーゴリプレス)」という専用の押し出し機で生地を押し出して作るそうです。

    なので表面は少しザラついており、食感はモッチモチ。鴨のソースが絡んでたまらない美味しさなのです。やっぱりイタリアは美味しいものしかない。

    量も、セコンド無しで女性一人には丁度良いです(満腹で眠くなっても困るので…)。

  • Contile del Tribunale(コルティーレ・デル・トリブナーレ)<br /><br />締めにドルチェを頼もうと思ったらメニューからカットされていたので、今から締めを求めて歩きます。

    Contile del Tribunale(コルティーレ・デル・トリブナーレ)

    締めにドルチェを頼もうと思ったらメニューからカットされていたので、今から締めを求めて歩きます。

  • Savoia(サヴォイア)<br /><br />1939年創業の老舗ジェラート店「Savoia」にやって来ました。イタリアでジェラート食べないなんて、ピザ頼んで生地残すようなものですわ。<br />

    Savoia(サヴォイア)

    1939年創業の老舗ジェラート店「Savoia」にやって来ました。イタリアでジェラート食べないなんて、ピザ頼んで生地残すようなものですわ。

  • あれ・・・これは、ローマのコロッセオでも見つけた(笑)円形闘技場アイスキャンディとでも名付けましょうか(笑)

    あれ・・・これは、ローマのコロッセオでも見つけた(笑)円形闘技場アイスキャンディとでも名付けましょうか(笑)

  • 注文したフレーバーは、ヴェローナ名産の蒸留酒「グラッパ・アッラ・アマローネ」と伝統菓子「スブリゾローナ」のオリジナルフレーバー、そして「マラガ(ラムレーズン)」。<br /><br />両方リキュールをベースにした味ですが、この組み合わせがパーフェクト!!めちゃくちゃ美味しいので本当におすすめです。

    注文したフレーバーは、ヴェローナ名産の蒸留酒「グラッパ・アッラ・アマローネ」と伝統菓子「スブリゾローナ」のオリジナルフレーバー、そして「マラガ(ラムレーズン)」。

    両方リキュールをベースにした味ですが、この組み合わせがパーフェクト!!めちゃくちゃ美味しいので本当におすすめです。

  • 再びブラ広場に戻ってきました。

    再びブラ広場に戻ってきました。

  • いよいよ「アレーナ・ディ・ヴェローナ音楽祭」の時間です!!

    いよいよ「アレーナ・ディ・ヴェローナ音楽祭」の時間です!!

  • テラスで過ごすアペリティーボの時間。満席。まさに「イタリアの夏」を感じますね。きっと皆さん、この後オペラでしょう。

    テラスで過ごすアペリティーボの時間。満席。まさに「イタリアの夏」を感じますね。きっと皆さん、この後オペラでしょう。

  • 夕日に照らされたアレーナも雰囲気があって良いですね。

    夕日に照らされたアレーナも雰囲気があって良いですね。

  • 正装に身を包んだ人たちが会場へと入っていきます。

    正装に身を包んだ人たちが会場へと入っていきます。

  • ここで皆さま、入場前に物販チェック!売っているのは、クッションと扇子。

    ここで皆さま、入場前に物販チェック!売っているのは、クッションと扇子。

  • クッションは特に石段のスタンドエリアの座席の方は要チェック。<br /><br />石段に3時間、しかも日中の日差しで温められた石は激熱なのです。お尻保護必需品(私は持参しましたが、2ユーロならここで買えば良かった)。<br /><br />クッションよりも必需品だと思ったのは扇子でした。まじで暑い。この日は、21時を過ぎてもまだ30度以上。運よく隣の方が扇子で仰ぐ風を頂いておりました。

    クッションは特に石段のスタンドエリアの座席の方は要チェック。

    石段に3時間、しかも日中の日差しで温められた石は激熱なのです。お尻保護必需品(私は持参しましたが、2ユーロならここで買えば良かった)。

    クッションよりも必需品だと思ったのは扇子でした。まじで暑い。この日は、21時を過ぎてもまだ30度以上。運よく隣の方が扇子で仰ぐ風を頂いておりました。

  • 公式グッズもありますよ!

    公式グッズもありますよ!

  • いざ入場!!座席ごとに入場ゲートが分かれています。入場の際には、簡単なセキュリティチェックがあります。

    いざ入場!!座席ごとに入場ゲートが分かれています。入場の際には、簡単なセキュリティチェックがあります。

  • 私は、石段のスタンドエリアなので上ります。<br /><br />ちなみにトイレの数は少ないです。私のエリアは3個室でした。女子トイレは列になりますが、当たり前ですが、待てば順番は回ってくるので焦る必要はありません。

    私は、石段のスタンドエリアなので上ります。

    ちなみにトイレの数は少ないです。私のエリアは3個室でした。女子トイレは列になりますが、当たり前ですが、待てば順番は回ってくるので焦る必要はありません。

  • Arena di Verona Opera Festival(ヴェローナ音楽祭)<br /><br />【PM 8:30】<br />憧れの会場入り!古代ローマ時代の円形闘技場でのオペラ。やはり鳥肌が立ちます。

    Arena di Verona Opera Festival(ヴェローナ音楽祭)

    【PM 8:30】
    憧れの会場入り!古代ローマ時代の円形闘技場でのオペラ。やはり鳥肌が立ちます。

    アレーナ ディ ヴェローナ 劇場・ホール・ショー

  • 座席選びのコツ。<br /><br />指定座席のチケットは35~365ユーロまで幅広くあります。高額なのは、だいたいアリーナ席や、しかっりとした椅子が用意されている席です。<br /><br />臨場感を味わいたいなら「Gradinata(スタンド席)」35~63ユーロでも十分楽しめます。青いシール部分に座席番号が書かれています。<br /><br />手頃なチケットで、誰でも気軽に本格的な音楽に触れられるという点もとても魅力的です。<br /><br />※石段は段差がかなりあるので、足元はヒール無しのパンプスや靴で行くことをおすすめいたします

    座席選びのコツ。

    指定座席のチケットは35~365ユーロまで幅広くあります。高額なのは、だいたいアリーナ席や、しかっりとした椅子が用意されている席です。

    臨場感を味わいたいなら「Gradinata(スタンド席)」35~63ユーロでも十分楽しめます。青いシール部分に座席番号が書かれています。

    手頃なチケットで、誰でも気軽に本格的な音楽に触れられるという点もとても魅力的です。

    ※石段は段差がかなりあるので、足元はヒール無しのパンプスや靴で行くことをおすすめいたします

  • スタンド席のちょっとしたポイントとして、通路を挟んだ最前列なら足をゆったり伸ばせて快適です。また、トイレや水を買いに行く際も、非常に出入りしやすいです。<br /><br />私は実際にこの席を選びました。しかも、後ろの座席もいなかったので背もたれ部分も使うことができました。

    スタンド席のちょっとしたポイントとして、通路を挟んだ最前列なら足をゆったり伸ばせて快適です。また、トイレや水を買いに行く際も、非常に出入りしやすいです。

    私は実際にこの席を選びました。しかも、後ろの座席もいなかったので背もたれ部分も使うことができました。

  • アレーナのシートマップと実際に取った座席。

    アレーナのシートマップと実際に取った座席。

  • ステージの見え方も、アレーナ全体の演出を見たい際は、傾斜になっているスタンド席の方が見えやすかもしれません。<br /><br />後は、音響。円形闘技場の特性を活かしたマイクなしのパフォーマンスです。なるべく中央付近の席を選び、バランスの良い音響を体感しましょう。

    ステージの見え方も、アレーナ全体の演出を見たい際は、傾斜になっているスタンド席の方が見えやすかもしれません。

    後は、音響。円形闘技場の特性を活かしたマイクなしのパフォーマンスです。なるべく中央付近の席を選び、バランスの良い音響を体感しましょう。

  • 会場にアナウンスが流れます。開演前には、野球場のようにドリンクやパンフレットを持った売り子さんたちが会場内を回ります。<br /><br />売り子さんから購入する場合は、現金支払いのみなので注意。ホワイエのような売店はカードが使えます。(水500ml / 1本 3ユーロ)<br /><br />《動画》<br />https://x.com/beachDE0913/status/1939567083966038431

    会場にアナウンスが流れます。開演前には、野球場のようにドリンクやパンフレットを持った売り子さんたちが会場内を回ります。

    売り子さんから購入する場合は、現金支払いのみなので注意。ホワイエのような売店はカードが使えます。(水500ml / 1本 3ユーロ)

    《動画》
    https://x.com/beachDE0913/status/1939567083966038431

  • 【PM 9:30】<br />開演の合図に「Timpanista(銅鑼奏者)」が現れます。

    【PM 9:30】
    開演の合図に「Timpanista(銅鑼奏者)」が現れます。

  • すっかり日が暮れて、いよいよ開演です。<br /><br />Giuseppe Verdi「Aida」 / ジョゼッペ・ヴェルディ「アイーダ」<br /><br />ヴェルディの『アイーダ』は、古代エジプトを舞台にした壮大なオペラで、エチオピアの王女アイーダとエジプトの将軍ラダメスの悲劇的な愛を描いた作品。<br /><br />■上演時間:約3時間20分~3時間30分(休憩含む)<br /><br />・1幕+2幕:約1時間20分~1時間30分<br /> → 休憩:約20分<br />・3幕+4幕:約1時間20分~1時間30分<br /><br />※有名な旋律「凱旋行進曲」は第二幕の後半、個人的に物語の見所は3幕から<br />※デジタル字幕はありますが、見えないと思った方が良いです<br /><br />《動画》公式トレーラー<br />https://www.youtube.com/watch?v=_oXEHP9YAZ0

    すっかり日が暮れて、いよいよ開演です。

    Giuseppe Verdi「Aida」 / ジョゼッペ・ヴェルディ「アイーダ」

    ヴェルディの『アイーダ』は、古代エジプトを舞台にした壮大なオペラで、エチオピアの王女アイーダとエジプトの将軍ラダメスの悲劇的な愛を描いた作品。

    ■上演時間:約3時間20分~3時間30分(休憩含む)

    ・1幕+2幕:約1時間20分~1時間30分
    → 休憩:約20分
    ・3幕+4幕:約1時間20分~1時間30分

    ※有名な旋律「凱旋行進曲」は第二幕の後半、個人的に物語の見所は3幕から
    ※デジタル字幕はありますが、見えないと思った方が良いです

    《動画》公式トレーラー
    https://www.youtube.com/watch?v=_oXEHP9YAZ0

  • 1913年、ヴェローナの古代ローマ円形闘技場で初めてヴェルディの「アイーダ」が上演され、これがヴェローナ音楽祭の始まりとなりました。<br /><br />第一次世界大戦前の文化的熱気の中、古代遺跡を舞台にした大規模野外オペラは話題を呼びました。

    1913年、ヴェローナの古代ローマ円形闘技場で初めてヴェルディの「アイーダ」が上演され、これがヴェローナ音楽祭の始まりとなりました。

    第一次世界大戦前の文化的熱気の中、古代遺跡を舞台にした大規模野外オペラは話題を呼びました。

  • かつての出演者の中にはマリア・カラスやルチアーノ・パヴァロッティ、レナータ・テバルディなど、オペラ界を代表する名歌手が数多く名を連ねています。<br /><br />彼らの圧倒的な歌唱力と存在感が、ヴェローナ音楽祭の名声をさらに高め、世界中から多くの観客を魅了し続けています。

    かつての出演者の中にはマリア・カラスやルチアーノ・パヴァロッティ、レナータ・テバルディなど、オペラ界を代表する名歌手が数多く名を連ねています。

    彼らの圧倒的な歌唱力と存在感が、ヴェローナ音楽祭の名声をさらに高め、世界中から多くの観客を魅了し続けています。

  • 暑さも忘れてヴェルディの世界に引き込まれていました。<br /><br />アイーダ全曲を知らなかったとしても、一度は耳にしたことがある「サッカーの入場BGM」や「アリナミンのCM」での使用楽曲が登場しますよ。<br /><br />私は予習派。普段はちょっとお堅い宗教楽曲派の私からするとオペラの世界観は、まさにドラマティック!結構ハチャメチャな設定もあったりと、楽曲からも国民性を感じましたね。

    暑さも忘れてヴェルディの世界に引き込まれていました。

    アイーダ全曲を知らなかったとしても、一度は耳にしたことがある「サッカーの入場BGM」や「アリナミンのCM」での使用楽曲が登場しますよ。

    私は予習派。普段はちょっとお堅い宗教楽曲派の私からするとオペラの世界観は、まさにドラマティック!結構ハチャメチャな設定もあったりと、楽曲からも国民性を感じましたね。

  • 今年の演出はステファノ・ポダ氏によるもの。2023年のヴェローナ音楽祭100周年を記念して初めて上演され好評を博した、幻想的な「クリスタル・アイーダ」。<br /><br />正直、演出に関しては好みが分かれると思います。やっぱりあのエジプトのセットと伝統的な演出で観たいという気持ちはありますね。<br /><br />バイロイト音楽祭も最近は現代的な衣装での前衛的コンセプトなので、ちょっと足が遠のいております。

    今年の演出はステファノ・ポダ氏によるもの。2023年のヴェローナ音楽祭100周年を記念して初めて上演され好評を博した、幻想的な「クリスタル・アイーダ」。

    正直、演出に関しては好みが分かれると思います。やっぱりあのエジプトのセットと伝統的な演出で観たいという気持ちはありますね。

    バイロイト音楽祭も最近は現代的な衣装での前衛的コンセプトなので、ちょっと足が遠のいております。

  • 作品の構成、パフォーマンスは本当に素晴らしかったです。音響も本当に良くて驚きました。

    作品の構成、パフォーマンスは本当に素晴らしかったです。音響も本当に良くて驚きました。

  • 灼熱の中、全力で舞台をつくりあげた出演者・スタッフの皆さんに感謝。古代ローマの円形劇場に響く壮大な音楽と情熱の演技に鳥肌が立ちました。

    灼熱の中、全力で舞台をつくりあげた出演者・スタッフの皆さんに感謝。古代ローマの円形劇場に響く壮大な音楽と情熱の演技に鳥肌が立ちました。

  • 【AM 1:00】<br />終演は深夜1時過ぎ。人の波に乗ってはぐれないようにホテルまで帰ります。<br /><br />しかし暑かった。熱波プルートはしぶとく、首元と背中に冷えたペットボトルを当てて・・・3時間で2リットルの水分を飲み尽くしました。<br /><br />最初こそ、クラシック特有の格式高さを感じましたが、次第に野外劇場ならではの解放感、最終的にはお祭りのような一体感に包まれていました(笑)<br /><br />まさに特別な体験でした。

    【AM 1:00】
    終演は深夜1時過ぎ。人の波に乗ってはぐれないようにホテルまで帰ります。

    しかし暑かった。熱波プルートはしぶとく、首元と背中に冷えたペットボトルを当てて・・・3時間で2リットルの水分を飲み尽くしました。

    最初こそ、クラシック特有の格式高さを感じましたが、次第に野外劇場ならではの解放感、最終的にはお祭りのような一体感に包まれていました(笑)

    まさに特別な体験でした。

  • 余韻に浸る瞬間です。一生に一度の経験かもしれないですが、本当に観られて良かったです。そして、音楽の素晴らしさを改めて実感したひと時でした。

    余韻に浸る瞬間です。一生に一度の経験かもしれないですが、本当に観られて良かったです。そして、音楽の素晴らしさを改めて実感したひと時でした。

  • ヴェローナの夏の夜は長い。

    ヴェローナの夏の夜は長い。

  • 眠らない街と化しています。深夜1時に満席ってどうゆうこと(笑)!?ちなみに営業時間は2時まで。<br /><br />富裕層は近くのホテル、もしくはタクシーを予約済みです。

    眠らない街と化しています。深夜1時に満席ってどうゆうこと(笑)!?ちなみに営業時間は2時まで。

    富裕層は近くのホテル、もしくはタクシーを予約済みです。

  • 夜のアレーナ。

    夜のアレーナ。

  • Museo di Castelvecchio(カステルヴェッキオ博物館)<br /><br />人の波に乗って帰ると断言しつつも、ちょっと寄り道(苦笑)<br /><br />ホテルに戻ってシャワーを浴びて就寝。音楽のパワーなのか、朝も気持ちよく起きることができました。

    Museo di Castelvecchio(カステルヴェッキオ博物館)

    人の波に乗って帰ると断言しつつも、ちょっと寄り道(苦笑)

    ホテルに戻ってシャワーを浴びて就寝。音楽のパワーなのか、朝も気持ちよく起きることができました。

  • 会場で買ったアイーダの対訳本(イタリア語・ドイツ語・英語・フランス語掲載):5 EUR

    会場で買ったアイーダの対訳本(イタリア語・ドイツ語・英語・フランス語掲載):5 EUR

  • 今年のヴェローナ音楽祭の日程は、6月13日から9月6日まで開催されます。<br /><br />演目は「Nabucco(ナブッコ)」「Aida(アイーダ)」「La Traviata(椿姫)」「Carmen(カルメン)」「Rigoletto(リゴレット)」です。<br /><br />リゴレットは、初演デザインの歴史的セットの復刻上演です。

    今年のヴェローナ音楽祭の日程は、6月13日から9月6日まで開催されます。

    演目は「Nabucco(ナブッコ)」「Aida(アイーダ)」「La Traviata(椿姫)」「Carmen(カルメン)」「Rigoletto(リゴレット)」です。

    リゴレットは、初演デザインの歴史的セットの復刻上演です。

  • ヴェローナのお土産。<br /><br />ヴェローナに本社を置くお菓子メーカー「Vicenzi(ヴィチェンツィ)」。絶対に外さないウケの良いお菓子のひとつです。イタリア版のチョコパイ。

    ヴェローナのお土産。

    ヴェローナに本社を置くお菓子メーカー「Vicenzi(ヴィチェンツィ)」。絶対に外さないウケの良いお菓子のひとつです。イタリア版のチョコパイ。

  • 「自分の人生を生きる」とは、どういうことか。<br /><br />その問いを、静かに、けれど力強く投げかけてくるのが、アイーダの物語でした。そして、音楽の持つ力を改めて実感することができました。<br /><br />この旅で出会えた感動は、きっと一生心に残る、かけがえのない経験です。

    「自分の人生を生きる」とは、どういうことか。

    その問いを、静かに、けれど力強く投げかけてくるのが、アイーダの物語でした。そして、音楽の持つ力を改めて実感することができました。

    この旅で出会えた感動は、きっと一生心に残る、かけがえのない経験です。

  • 「自由がほしい、愛する人と共に生きたい」<br /><br />愛のために自由を願ったアイーダ。<br />運命に抗いながら愛を貫こうとしたロミオとジュリエット。<br /><br />そのどちらもが、時を超えてなおヴェローナに響く。<br /><br />そんな物語が息づくヴェローナで、愛と芸術の深さに心を揺さぶられたのでした。<br /><br />それではまた。Ciao ciao : )

    「自由がほしい、愛する人と共に生きたい」

    愛のために自由を願ったアイーダ。
    運命に抗いながら愛を貫こうとしたロミオとジュリエット。

    そのどちらもが、時を超えてなおヴェローナに響く。

    そんな物語が息づくヴェローナで、愛と芸術の深さに心を揺さぶられたのでした。

    それではまた。Ciao ciao : )

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この旅行記へのコメント (10)

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  • akikoさん 2025/08/16 11:14:54
    素晴らしすぎるヴェローナでの一日☆彡
    beachさん、初めまして!

    いつもとても素敵なヨーロッパの街を紹介していただいて楽しく読ませてもらっています。毎回、コメントをと思いながらなかなかできず、今回あまりに素敵な旅行記だったので、書き込みさせてもらうことに(^^)♪

    今回のヴェローナ旅は、ヴェローナ音楽祭の野外オペラが目的で行かれたとか。そして北部イタリアの素敵な街も合わせて訪問されたんですね。実は、私もずいぶん前にイタリアツアーに参加し、ヴェローナを訪問したことがあります。でもその時はわずか2、3時間滞在しただけで、今回、beachさんの旅行記を見せてもらって、やっぱり全然違うと感じました。

    まず、細かいことですが、ケルンの空港からヴェローナまで往復80ユーロで行けるのですか?機内から見えたアルプスの山々の風景がとっても素敵です!旅にかかった費用も美しくまとめて紹介してくださっていてとても役に立ちそうです。

    ヴェローナのブラ広場にはカラフルな建物が並んでいるのですね。私のヴェローナの印象は石造りの古い街並みがあるというものでしたが、こんなに可愛いエリアもあったとは!もしかして十数年の間に街並みも変化したのかもしれないですね~ 歴史のあるエルベ広場もあり、いろんな顔をもつヴェローナの魅力がとてもよくわかりました。 

    サンタ・アナスタシア聖堂の内部の様子も素晴らしくて、せむし男のことなども興味深く読ませていただきました。マリア像の説明で足元の天使が「どーやっ!」って指さしてる姿が気になったという部分、クスリとしました。もしかしてbeachさん、関西出身ですか?

    カステル・サン・ピエトロの丘の展望エリアからはヴェローナの旧市街を一望できるとか!素晴らしい風景ですね!ここはぜひ、行くべき場所だと思いました^ ^ 私の旅行記では間違って「サンピエトロの丘」としていた(汗;)、ボルゴ・ヴェネツィア地区の丘には「ルルドの聖母の聖域」があって、聖母ルルド教会もあるんだそうですね。

    アレーナは私も見て、音楽祭のようなものも開催されると聞きましたが、実際に、その様子が手に取るようにわかって嬉しかったです。あの古代の遺跡のアレーナで、ヴェルディの『アイーダ』をご覧になって、どれだけ感動されたことか!本当に素晴らしい一日を過ごされましたね.:*☆*:. またbeachさんのお若くて美人さんなことにも驚きました^ ^

    長くなってしまいましたが、素敵な旅行記をありがとうございました。

    akiko

    beach

    beachさん からの返信 2025/08/17 01:51:46
    RE: 素晴らしすぎるヴェローナでの一日☆彡
    akikoさん

    はじめまして(^^)
    コメントありがとうございます!

    私もいつもakikoさんの旅行記を楽しく拝見しています。旅行記の内容はもちろんですが、お写真のアングルや色彩の美しさに毎回感動しています。感化されやすい私は、『フランス&スペイン バスク一人旅』を拝読して「今すぐバスク地方に行きたい!」と思ってしまいました(笑)

    ヴェローナは、イタリアの中では少し渋めの観光地ですが、風情と歴史が感じられる美しい街並みですよね。

    今回利用したユーロウイングス(LCC)は普段からお得なのですが、タイムセールも重なって、特に安いチケットを手に入れることができました。価格は変動するので、直前になると高額になったり、購入後にさらに安くなっていた…なんてこともあります。とはいえ、今回のミラノ→デュッセルドルフ片道23ユーロは破格でした!(最終便ということもあり欠航リスクは高めでしたが、問題なくオンタイムでした)

    ブラ広場も可愛らしいですよね。イタリアの街はどこもカラフルで明るく、街並みからも国民性の陽気さを感じます。歩くだけで気分が明るくなるのも魅力ですね。

    サンタ・アナスタシア聖堂の天使(笑)実は私は埼玉出身ですが、日本での会社員時代に2年間だけ大阪に住んでいたこともあります(笑)

    カステル・サン・ピエトロの丘からの展望は、ぜひ皆さんにご紹介したいスポットでした。本当に美しい景色が広がっている上に、オーバーツーリズムを感じさせず、ゆったりと観光できる穴場なんです。

    ヴェローナ音楽祭の雰囲気も少しでもお伝えできていたら嬉しいです(^^♪ 本当に感動的で、旅行記を書きながらもアイーダを聴いてノリノリで綴っていました(笑)一人旅が多いので記念写真はどうしても自撮りになってしまいますが、少しでも親近感を持っていただけたら嬉しいです(^^)

    改めまして、温かいコメントを本当にありがとうございました。
    これからもどうぞよろしくお願いいたします。

    beach
  • cookieさん 2025/08/10 09:30:07
    私の夢ーーー
    Beachさん

    初めてコメント書いてます。 いつも読み逃げで ごめんなさいね。

    あーー 素敵ですね。 何度も ヴェローナ 親とも行ったし。。 私の後悔の一つが 親をこのオペラに連れて行ってあげれなかったことです。。
    親が クラッシックファンで 日本では 色々演奏会に行ってるみたいなんです。

    あの古いままの街が いいですよね。

    最近は なぜか スペインばかり行ってる私ですが イタリアの方が 大好きなんですけどね。やっぱり イタリアは いいですよね。
    次回のイタリアは Beachさんの街の写真を見て、絶対に また ヴェローナに帰ることにしました。

    これからも よろしく

    cookie

    beach

    beachさん からの返信 2025/08/11 06:06:26
    RE: 私の夢ーーー
    cookieさん

    こんにちは(^^)/
    コメントありがとうございます!

    私もいつもcookieさんの旅行記楽しく拝読しております。

    親御さんと一緒にご旅行されたのですね!そうです、そうです、親に見せてあげたい景色とか、一緒に行きたい場所とかありますよね。私も同じ思いがあり、昨年はスイスの山へ連れて行きました。

    何年経っても変わらない美しい景色。4tra の皆さんは旅の大ベテランばかりですので、ご自身の思い出と重ねながら写真を見ていただけることが、とても嬉しいです(*^^*)

    私は最近イタリア三昧ですが、cookieさんのイタリア旅行記を読むと、まだまーだ魅力的な街が多くて、既にまた行きたくなっています。

    イタリアをひと通り巡ったら、次はスペインにも行きたいなと。イタリアもスペインも共通しているのは「食」が最高!ドイツの食は…もういいかなと(笑)

    こちらこそ、今後ともよろしくお願いいたします(^^)

    beach

  • 万歩計さん 2025/08/04 11:52:16
    野外オペラ「アイーダ」
     beachさん、こんにちは。
     私も2015年7月にヴェローナを訪れ「アイーダ」の野外オペラを鑑賞したので懐かしく読ませていただきました。

     世界遺産の町をくまなく歩かれ、私が見落とした場所も知ることが出来ました。アイーダは野外オペラには最適の演目。まさに夏のヴェローナの風物詩で楽しめました。室内オペラとまた違った良さがあります。私の時は直前に豪雨に見舞われ開演が1時間半遅れました。また夕食をした「ロミオの家」のトイレにパスポートから財布一式入れたウエストポーチを置き忘れるなど、トラブルも経験しました。

     すでに見て頂いてるかもしれませんが、私の旅行記を貼っておきます
      https://4travel.jp/travelogue/11319796

      万歩計

    beach

    beachさん からの返信 2025/08/05 00:29:02
    RE: 野外オペラ「アイーダ」
    万歩計さん

    こんにちは(^^)/
    コメントありがとうございます!

    万歩計さんのヴェローナ旅行記、遅ればせながら拝読いたしました!

    世界遺産の街だけあって、何年経っても変わらない美しい景観が保たれていることが、万歩計さんのお写真からもうかがい知ることができました。こうした景観が守られているヨーロッパはやはり素敵だなと改めて感じますし、尚更、かつてのご旅行の記憶と重なったのではないでしょうか(^^♪

    ロミオの家の落書き!!私がしっかり読んでまいりました(笑)

    そして『アイーダ』の迫力あるエジプトの舞台セット。私もこの演出で観たかった…というのが正直なところです。でも、あの野外オペラの雰囲気は他では味わえないものですね。本当に感動しました。

    そして…ボローニャでのスリ事件、ヴェローナでのウエストポーチ置き忘れ事件!とんだ災難ではありましたが、旅の思い出って、こういうエピソードが妙に色濃く残ったりするものですよね…。今ではそんな体験すら、万歩計さんが楽しそうに語ってくださるので、私もついニンマリしてしまいます(^^)

    beach
  • mom Kさん 2025/08/03 09:25:31
    う~ん、行きたい。・・・行きます。・行く。
    beachさん、最高!
    ヴェローナは、若い頃の途中下車歩きだけ。この街は、大人の街ですね。だから、今こそ行くべき街のような気がしてきました。

    古代野外劇場でのオペラは、アテネで。同じホテル泊の日本人女性に声をかけられたのが、きっかけ。もう今だにあの興奮と感動の夜が忘れられない。以来、旅先で掴まえられたら、劇場に行く派。予約ができない。それであらかじめ日程を組むのは無理。それでもドレスデン、プラハ、ヨーク、エジンバラなどで出合えています。オペラが、こんなチケット代金!?と驚いてばかり。そりあ、大人文化が育つわけと思うんです。

    飛行場から始まる詳細なご紹介、ありがとうございます。vino tinto派の私としても嬉しい情報満載でした。このフレスコ画も若かった私は見逃している。感謝。

    beach

    beachさん からの返信 2025/08/03 21:08:13
    RE: う~ん、行きたい。・・・行きます。・行く。
    mom Kさん

    こんばんは。
    コメントありがとうございます!

    旅行記を書いている今もまだあの感動の余韻に浸っているのですが、mom Kさんのテンションが同じでハイタッチしたい気分です(笑)

    そうなんです!ヴェローナやボローニャって大人の街なんですよね。派手な観光地ではないのですが、その土地本来の魅力が静かに心に響いてくるような街です

    通常の観光日程の中でコンサートの時間や日程を確保するのは結構難しいですよね。その点、プラハやウィーンだと当日券ありの演奏会が開催されているので、私も聴きに行ったことがあります。そして、mom Kさんのおっしゃる通りチケットの価格!!クラシックが身近にあるってこうゆうことですよね。本当に魅力的な世界。ヴェローナに長期滞在して毎日通いたいくらいです。

    こちらこそ、嬉しいコメントをありがとうございました(^^♪

    残念ながら、私はアルコールが苦手でして、私の分もアマローネやヴァルポリチェッラを堪能してきてください(^^)/

    beach
  • Emi さん 2025/08/03 01:29:31
    Aida!
    beachさん、こんばんは。
    いつも楽しく旅行記を拝見しています。
    私もこのヴェローナのアレーナで「アイーダ」を観たことがあって、
    とても懐かしく感じました。
    もう20年以上も前のことですが、ヴェローナ近郊に住む友人にオペラのチケットプレゼントしてもらったのです。
    彼女のお父様の手作りサンドウィッチを食べながら石の椅子に座って楽しんだ記憶があります。アイーダのあらすじが書かれている冊子のようなものを先に読んでいたので分かりやすく感動したのでした。
    ガルダ湖では船の運転をさせられてビックリでした!
    続きを楽しみにしています。

    beach

    beachさん からの返信 2025/08/03 03:38:26
    RE: Aida!
    Emiさん

    こんばんは(^^)/
    コメントありがとうございます!

    私もいつも旅行記を楽しく拝見しております!

    Emiさんも「Aida」を鑑賞されたのですね。オペラのチケットがプレゼント!!とてもロマンチックですね。素敵です(^^♪

    アレーナでの野外オペラは、やはり特別な雰囲気がありますよね。手頃なチケットで、誰でも気軽に本格的な音楽に触れられるという点もとても魅力的です。今回は猛暑の中での鑑賞となりましたが、雨が降らなかっただけでも幸運だったと思うことにします。

    ガルダ湖コースも一緒ですか(^^)夏だ、イタリアだ、避暑地だというノリだけでガルダ湖行きを決定しました(笑)流石に船は運転していませんが、フェリーで湖上クルーズを堪能してきました。

    余談ですが、ドイツはすっかり夏終了モードの気温です。北欧もそうでしょうか…。

    今後ともよろしくお願いします(^^♪

    beach

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