2026/05/12 - 2026/05/28
175位(同エリア1033件中)
クリスさん
この旅行記のスケジュール
2026/05/12
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Iglesia visigoda de Santa Lucía del Trampal
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Mezquita de Almonaster La Real
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この旅行記スケジュールを元に
2026年のスペイン旅行はバレンシア往復で、アラゴン、カステリア・ラマンチャ、カステリア・イ・レオンのセゴビア県、エストレマドーラ、アンダルシア、ムルシア州の3000km近くを車で巡る周遊旅行となりました。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 同行者
- カップル・夫婦
- 交通手段
- レンタカー
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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5月19日。写真はパラドール・デ・メリダの朝食風景です。広々とした食堂で、ゆったりと朝食をいただきました。
パラドール デ メリダ ホテル
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今回の旅行では、この日が最も移動時間が長く、いちばん大変な一日になりそうです。そのため、朝食はパラドールの朝食開始時間である8時に合わせました。
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コーヒーマシンが故障していたようで、スタッフが修理できずに困っていたのが、この朝の印象として残っています。宿泊客は英国人観光客が多かったのか、食堂で聞こえてくるのはほとんど英語の会話でした。
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パラドールの廊下。いかにも修道院らしい長い回廊ですが、いくつかのパラドールに泊まっていると、どこも似たような造りが多いと感じます。
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この日の宿泊地はセビリアですが、最初の目的地はメリダから北へ約40kmのアルクエスカル(Alcuéscar)。セビリアとは反対方向になります。人口約2,500人の小さな町で、サンティアゴ・デ・コンポステーラを目指す巡礼路「銀の道(Vía de la Plata)」沿いの宿場町でもあります。
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町から約5km南にあるサンタ・ルシア・デル・トランパル聖堂(Basílica de Santa Lucía del Trampal)。ビジターセンターの営業時間は10時~13時30分、午後は17時~19時50分です(日曜日は午前のみ、月曜日は休館)。スケジュール的には前日に訪れることができれば都合がよかったのですが、前日は月曜日で休館だったため、そうもいきませんでした。
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入場は無料です。まずはビジターセンターの展示コーナーを見学してから、聖堂へ向かいます。
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模型では、当時の聖堂の姿を確認することができます。イベリア半島南部で唯一、当時の姿のまま現代に残っているきわめて貴重な西ゴート王国時代(7世紀~9世紀頃)の聖堂です。
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こちらは聖堂の最盛期の姿を再現した模型です。
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ビジターセンターの裏手には、発掘された石材などが置かれたスペースがあります。その横を通る小径を歩いて、聖堂へ向かいます。
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このバシリカの建設時期については、6世紀後半から9世紀までさまざまな説がありますが、最新の考古学的調査では、7世紀から8世紀初頭にかけて建設されたと考えられています。もともとは、この地に定住していたキリスト教の修道院共同体の教会として使われていたとみられています。
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バシリカが建つトランパルと呼ばれる地域は、泉のそばに位置していたそうです。ローマ時代にはすでに、この地には先住民の女神アタエキナ(Ataecina)を祀る聖域が存在していたと考えられています。
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聖堂の裏手に回ります。イベリア半島にイスラム勢力が進出すると、修道院の活動は次第に制限され、900年頃には完全に放棄されたと考えられています。
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15世紀後半になると、再びキリスト教徒の手によって建物が修復されます。この頃にはすでに建物の一部が崩れていたため、もともと3つあった身廊(しんろう:教会のメインとなる細長い空間)の両側を取り払い、中央の1つだけを残すという縮小・簡略化が行われました。さらに、屋根を木造に改め、ゴシック様式のアーチで補強したことで、建物はなんとか完全な崩壊を免れました。
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西扉口。堂内への入口になります。簡素な造りですが、花崗岩の切石で組まれた扉口と、その上に残る半円アーチが印象的です。壁面には時代ごとの補修の痕跡もうかがえます。
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18世紀末になると再び衰退し、19世紀初頭のナポレオン戦争(フランス軍の侵攻)の際には、なんと「砦(とりで)」として利用されてしまいます。フランス軍が去った後は宗教施設としての役割を完全に失い、民間人の手に渡って農具置き場や豚小屋、牛舎として使われるようになり、歴史の狭間に埋もれていきました。
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長らく簡素な田舎の建物と考えられていたこのバシリカは、1980年代初頭に行われたさまざまな調査によって、漆喰の下から馬蹄形アーチをはじめとする歴史的価値の高い建築要素が発見され、その真の価値が再認識されました。
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内部は狭い通路のような空間に細かく区切られており、奥が見えにくいうえ、天井も高く薄暗いため、とても神秘的な雰囲気が保たれています。西ゴート建築を象徴する馬のひづめ形(Ω型)の馬蹄形アーチも美しく残っています。これはイスラム建築よりも古く、西ゴート族が好んで用いた独特の形です。
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1983年10月5日、その並外れた歴史的・芸術的価値が認められ、文化財に指定されて国家の法的保護下に置かれました。
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中央の主祭壇周り。20世紀後半の発見は「奇跡の再発見」とも言われています。1980年代初頭に様々な調査によって漆喰の下から馬蹄形のアーチやその他の歴史的に非常に価値の高い建築要素が発掘されました。
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スペイン南部では、西ゴート時代の姿を現在に伝える貴重な聖堂です。周囲はモンタンチェス山脈などの豊かな自然に囲まれ、エストレマドゥーラ州を代表する特産品・イベリコ豚の産地としても知られています。
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とても静かな環境に佇むひっそりとした教会で、今回の旅行では最も訪れたかった目的地でした。狭い道での往来には苦労しましたが、その分だけたどり着いた時の印象は強く、訪れる価値のある場所だと感じました。
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次の訪問地は、アンダルシア州ウエルバ県のアルモナステール・ラ・レアル(Almonaster la Real)です。アルクエスカルからは南に約200kmの距離にありますが、山岳道路を通るため所要時間は2時間半ほどかかります。
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アルモナステール・ラ・レアルは、アラセーナ山地(Sierra de Aracena)に位置しています。周辺はシエラ・デ・アラセーナ・イ・ピコス・デ・アロチェ自然公園(Parque Natural Sierra de Aracena y Picos de Aroche)として保護されており、栗やオークの森が広がる緑豊かな地域です。
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アンダルシア州ウエルバ県にある美しい村、アルモナステール・ラ・レアル(Almonaster la Real)。スペインの最も美しい村協会にも登録されており、国内でも有数の景観と豊かな歴史を誇る観光地として知られています。
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到着は午後1時半、お昼どきになります。まずは写真のバル・アルモナステル(Bar Almonaster)で昼食をとることにしました。
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アルモナステール・ラ・レアルがあるアラセーナ山地は、スペインを代表する高級生ハム「ハモン・イベリコ」の一大産地として知られる世界的な名産地であり、まさに本場中の本場です。時間に余裕があれば、産地呼称にもなっている近隣のハブーゴ(Jabugo)にも立ち寄りたいところですが、山岳道路はとにかく移動に時間がかかります。そこで今回はその代替として、村のバーで本場のハモン・イベリコを昼食として味わうことにしました。
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栗のみで育てられたイベリコ豚のグリルをいただきました。
このあと、山の上にある村の文化財を歩いて見学します。 -
コンスティトゥシオン広場(Plaza de la Constitución)は、町の生活の中心地となる美しい広場です。
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コンスティトゥシオン広場の中央には噴水があります。この村もアンダルシアの白い村、迷路のような石畳の小道と、色鮮やかな花々が白い壁に映える美しい町並みを見る事が出来ます。
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役場のすぐ隣にある、18世紀のバロック様式の建物の外壁に直接設置されてる水飲み場(Fuente de la Ermita)。この噴水もコンスティトゥシオン広場に面しています。
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この日も暑い一日でした。白い壁は、強い日差しを反射して家の中を涼しく保つための先人の知恵が生んだ伝統的な景観です。城への案内に沿って坂道を登っていきます。
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山の上にそびえるアルモナステール・ラ・レアルの城塞モスク(Castillo-Mezquita de Almonaster la Real)。その名が示すように、この建物は城塞、モスク、そして教会という3つの歴史が重なり合った建築です。高くそびえて見える鐘楼は、かつてのミナレットを改造したものです。
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この施設は、農村部に建てられたイスラム教のモスクが、奇跡的にほぼ無傷の状態で現代まで残る、スペイン唯一の例だと言われています。
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来歴を説明すると、まず6世紀に西ゴート時代の教会が建てられ、その跡地にイスラム勢力が9~10世紀頃にモスクを建造しました。建材には、教会のものをそのまま再利用したようです。
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1230年のレコンキスタ後、モスクは教会へと転用されました。当時はまだイスラム教徒もこの地で暮らしており、キリスト教徒と共存する時代が続いていました。さらに、この地が農村部だったこともあり、建物は大きく改変されることなく受け継がれ今日まで残されました。
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他の街とは違い、この地が田舎だったからこそ、イスラム教徒とキリスト教徒が共存した時代を経ながら、大きな改変や破壊を免れて残されたモスクと言えるのです。
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1800年代(19世紀)になってから、武器庫があった場所や、訓練場として使われたお城の敷地内の丸い形をそのまま利用してた闘牛場が造られました。
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現在ではモスク、お城、教会、さらに闘牛場までががこの城壁の中に取り込まれています。
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アトリウムからのアーチ越しにみたアラセーナ山地の風景。今日、ここは宗教施設としては使われておらず、24時間開放の歴史的建造物として大切に守られています。
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二連アーチの柱廊からは、周囲の山並みを一望できます。このモスクを訪れた人だけが味わえる美しい景色です。
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モスクの中庭(サーン)に残る沐浴場です。イスラム教では礼拝の前に手足や顔を清めることが重視され、この水盤もそのために使われていました。写真手前の水路を流れてきた水が中央の水盤へと注がれ、900年以上前、この場所でも人々が身を清めて礼拝へ向かったのでしょう。
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サーンに残る石造りの水盤。イスラム時代には礼拝前の沐浴に使われていたと考えられています。キリスト教会となった後には、洗礼用として転用された可能性も考えられます。
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アルモナステール・ラ・レアルのレンガ造りのモスクの壁にある、一番重要で神聖な場所であるミフラーブ。
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内部の柱頭列は、コルドバのモスクと同様に、キブラ(メッカの方向)の壁に設けられたミフラーブへ向かって整然と並んでいます。
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側廊は、中央の身廊よりもやや狭く造られています。
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キリスト教の町となってからも、人々はこの建物を壊すことなく、エルミタ(礼拝堂)として大切に使い続けました。建物の基本構造がそのまま受け継がれたため、イスラム教徒が礼拝の方向を示す壁のくぼみ(ミフラーブ)や、礼拝前に身を清めた中庭(サーン)など、モスクとしての決定的な特徴が今もほぼ完全な形で残っています。
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レンガ造りのアーチは、当初は馬蹄形でしたが、キリスト教支配時代の改築によって現在の形となりました。アーチは、ローマ様式や西ゴート様式の柱頭を載せた、高さや形の異なる柱によって支えられています。
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柱頭はいずれも植物文様ですが、その形はさまざまです。こうした異なる形の柱頭を組み合わせた柱列は、コルドバのモスクの初期の礼拝室や、トレドのクリスト・デ・ラ・ルス・モスクにも見られます。
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柱頭を見比べると、一つひとつ形が異なっており、各時代の建築部材を再利用したことがうかがえます。
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壁面には、西ゴート時代(6~7世紀)の装飾石板が展示されています。菱形や三角形を組み合わせた幾何学文様と、周囲を巡る渦巻き文様が特徴で、もとは教会建築の装飾材として用いられていたものです。
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柱列が奥へと続く礼拝室内部。ローマ時代や西ゴート時代の建築部材を再利用した柱が、素朴ながらも印象的な空間をつくり出しています。
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モスクから眺めたアルモナステール・ラ・レアルの村の景色。中央に見えるのはサン・マルティン教会(Iglesia de San Martín)、15世紀から16世紀に建てられたカトリック教会です。イスラム時代のモスクと向かい合うように建ち、この村が歩んできた歴史の重なりを感じさせます。
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モスクの見学を終え、駐車場へ戻ります。今日はアルクエスカルとあわせて2つの教会を見学しただけで、気づけば午後4時近くになっていました。当初はこの後、もう一つの街でも教会を見学する予定でしたが、そちらは翌日に回し、この日の宿泊地であるセビリアへ向かいます。
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アルモナステール・ラ・レアルからセビリアまでは約120km、車で1時間半ほどの距離です。ただし、走行距離の約3分の2は山岳道路となります。
とても便利なホテル by クリスさんEurostars Guadalquivir ホテル
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宿泊先は、レプブリカ・アルゼンチン通り(Avenida de la República Argentina)にあるユーロスターズ・グアダルキビル(Eurostars Guadalquivir)。グアダルキビル川やトリアナ地区にも近く、観光にもビジネスにも便利な立地です。地下には広い駐車場があり、宿泊者専用の駐車スペースも確保されています。
とても便利なホテル by クリスさんEurostars Guadalquivir ホテル
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部屋も広く、今回の旅行では一番良かったホテルかもしれません。料金はやや高めですが、Booking.comの割引を利用できたので助かりました。
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洗面所。
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バスタブはありません。
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チェックインを済ませた後は、市内散策へ向かいます。すでに午後6時近くになっていたため、多くの観光施設は閉館しており、この日は街を歩いて回るだけにしました。ホテルから旧市街へは、グアダルキビル川に架かる橋を渡って約1km。徒歩で気軽に行くことができます。写真に写るオロ・タワー(Torre del Oro/黄金の塔)は、グアダルキビル川のほとりに建つ、13世紀前半に建設された12角形の軍事監視塔です。
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コンスティトゥシオン通り(Avenida de la Constitución)を進むと、やがて大聖堂が姿を現します。
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ジャカランダ(Jacaranda)の花が咲いています。南米原産の木で、「世界三大花木」の一つに数えられ、スペインでは初夏の街並みを彩る風景として親しまれています。
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大聖堂の近くにある、広場のように開けた フライ・セフェリーノ・ゴンサレス通り(Calle Fray Ceferino González) に入ります。
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白いテントの屋根が印象的なマーケットが開かれていました。セビリアで定期的に開催されている伝統工芸の市「Feria de Artesanía Creativa(Hecho en Sevilla)」です。
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セビリア大聖堂の南側にある王子の門(Puerta del Príncipe)。中央に設置されている半球形の構造物は、セビリア大聖堂のシンボルであるヒラルダの塔の最頂部に立つブロンズ像「ヒラルディージョ(El Giraldillo)」の台座部分を再現した等身大のレプリカです。
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世界遺産アルカサルの赤い門。アルカサルの正門にあたり、多くの見学者を迎える入口です。鮮やかな赤色がひときわ目を引き、王宮の威厳と長い歴史を静かに物語っています。
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大聖堂に隣接してそびえ立つ、高さ約104メートルの美しいヒラルダの塔。イスラム時代にはモスクのミナレット(礼拝塔)として築かれ、レコンキスタ後には大聖堂の鐘楼へと受け継がれた、セビリアの歴史そのものを象徴する建造物です。
セビリア大聖堂 (カテドラル) とヒラルダの塔 寺院・教会
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セビリア大聖堂。すでに閉館時間を過ぎているため内部の見学はできません。工事車両が入っており、大聖堂の壮麗な姿を眺めながら散策を続けます。
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写真に写るグアダルキビル川に架かるトリアナ橋(Puente de Triana)を渡り、夕暮れの風を感じながら対岸のトリアナ地区へと歩きます。
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トリアナ地区(Triana)は、グアダルキビル川を挟んで、大聖堂などが建つ旧市街の対岸に位置する歴史ある下町です。伝統的な磁器タイル(アズレージョ)や陶器の産地として世界的に知られていますが、川を渡ってすぐの場所には地元の人々で賑わうトリアナ市場(Mercado de Triana)があり、その周辺にも数多くのバルやレストランが軒を連ねています。
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トリアナ地区にある老舗レストラン、カーザ・クエスタ(Restaurante Casa Cuesta)で夕食を摂りました。19世紀から続く歴史を感じさせるレトロな雰囲気が魅力の店で、伝統的なアンダルシア料理を良心的な価格で味わえることから、地元の人々や観光客の双方に高く評価されています。
地元でも人気の伝統あるバル by クリスさんカサ・クエスタ 地元の料理
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1880年創業。店内には木製のバーカウンターが今も残り、レトロな雰囲気と長い歴史を感じさせる空間が広がっています。
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店内には、美しいトリアナ焼きの磁器タイル(アズレージョ)のほか、昔のセビリアのポスターや闘牛の映像などが飾られ、歴史ある店ならではの趣を感じさせます。
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注文したのは、牛テール煮込み「コラ・デ・トロ(Cola de Toro)」と、アンダルシアの定番料理であるサルモレホ(Salmorejo)。コラ・デ・トロは、やわらかく煮込まれた牛テールに濃厚な旨みが凝縮され、サルモレホはクリーミーでマイルドな口当たりが印象的でした。
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食事を終えて店を出ると、午後8時を回ったばかりの明るい時間帯でしたが、テラス席はほぼ満席となっていました。
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食事の後は、陶器やお土産の店をのんびりと眺めながら、ホテルへ戻ります。
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トリアナ地区の中心部にあるプレサ通り(Calle Pureza)で撮影した一枚。夕暮れのトリアナをのんびりと散策します。
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そのまま通りをまっすぐ歩いていくと、トリアナの守護聖人が祀られているエスペランサ・デ・トリアナ教会(Capilla de los Marineros/船乗りたちの礼拝堂)が見えてきます。更にその先にあるサンタ・アナ教会(Real Parroquia de Señora Santa Ana)を目指して歩きます。
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サンタ・アナ教会の鐘楼が見えてきました。1276年に建設が始まった歴史あるローマ・カトリック教会です。1248年のキリスト教徒によるセビリア奪還(レコンキスタ)の後、最初から新たに建設された市内最古のキリスト教教会として知られています。地元の人々からは「トリアナの大聖堂」とも呼ばれ、今も深く親しまれています。
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歴史ある教会の向かい、トリアナ地区にある有名な老舗タパスバル「バル・サンタ・アナ(Bar Santa Ana)」。地元の“トリアナっ子”たちでいつも賑わう、活気のあるバルです。夕方や夜にはテラス席まで人で埋め尽くされます。
すでに食事を済ませた後でしたが、その賑わいを見ると、少しだけ何かつまんでいきたくなる気持ちにもなりました。ただあまりに混んでいるので、そのまま通り過ぎました。 -
サンタ・アナ教会の福音書の扉(Puerta del Evangelio)。教会の北側に位置する入口で、14世紀前半に造られたものです。アーチの上部、壁面に施されたレンガ状の透かし彫りのような幾何学模様には、イスラム美術の影響を受けたムデハル様式の特徴がよく表れています。
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サンタ・アナ教会の外壁に飾られている、非常に美しいタイル製の祭壇画(レタブロ・セラミコ)。トリアナ地区で焼かれた、いわゆるトリアナ焼きのタイルによるものです。聖母マリアの姿が描かれ、「ディヴィナ・パストーラ(Divina Pastora/魂の聖なる羊飼い)」を表しています。
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こちらに描かれているのは、海と船乗りの守護者として崇敬されるカルメンの聖母(Virgen del Carmen)です。
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サンタ・アナ教会は、ムデハル・ゴシック様式の教会で、1931年にスペインの重要文化財に指定されています。伝承によれば、アルフォンソ10世が目の病を患った際、聖母マリアの母である聖アンナ(サンタ・アナ)に祈ると快癒したことから、その感謝のしるしとしてこの教会を建立させたと伝えられています。
以上で今回の旅行記は終了です。
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