2026/05/12 - 2026/05/28
4位(同エリア5件中)
クリスさん
この旅行記のスケジュール
2026/05/25
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Artesanos de Granada Plaza Nueva
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グアディクス
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グアディクス大聖堂
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コンスティチューション広場
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サンティアゴ教会
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パドレ・ポベダ展望台
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エスパーニャ広場
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ペリグロス橋
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フローレス広場
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ラ・タパ(La Tapa)
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サンタ・クララ・ラ・レアル王立修道院
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サンタ・クララ博物館
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シエルバ・ペニャフィエル(CEIP Cierva Peñafiel)
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レアル・カジノ・デ・ムルシア(Real Casino de Murcia)
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ムルシア大聖堂
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バル ロス・ザガレス(Los Zagales)
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エル・サロン・デル・セクレト(El Salón del Secreto)
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この旅行記スケジュールを元に
2026年のスペイン旅行はバレンシア往復で、アラゴン、カステリア・ラマンチャ、カステリア・イ・レオンのセゴビア県、エストレマドーラ、アンダルシア、ムルシア州の3000km近くを車で巡る周遊旅行となりました。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 同行者
- カップル・夫婦
- 交通手段
- レンタカー
- 航空会社
- JAL
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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5月25日月曜日の朝。朝食は昨日と同じく、「Artesanos de Granada Plaza Nueva(アルテサノス・デ・グラナダ・プラサ・ヌエバ店)」へ。写真は店内のカウンターの様子です。
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昨日よりはシンプルに、パン・コン・トマテ(Tostada con Tomate)を注文。値段は忘れてしまいましたが、香ばしく焼かれたパンにトマトとオリーブオイルの風味がよく合い、飽きのこない朝食でした。
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この日はグラナダからムルシア州の州都ムルシアまで、約280kmを移動します。ホテルでチェックアウトを済ませ、9時過ぎに出発。モバイルキー対応のスマートチェックアウトだったため、鍵の返却は不要で、フロントに挨拶をするだけで手続きは終了しました。
写真は、移動中の高速道路から撮影したシエラ・ネバダ山脈です。 -
途中で立ち寄ったのは、グラナダ県にあるグアディクス(Guadix)。グラナダから東へ約60kmに位置し、ヨーロッパ最大級の洞窟住居群で世界的に知られる歴史ある街です。
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グアディクスの主要道路、ブエノスアイレス通り(Avenida Buenos Aires)から撮影したグアディクス大聖堂(Catedral de la Encarnación de Guadix)です。大聖堂の奥には、シエラ・ネバダ山脈の稜線が垣間見えています。
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グアディクス大聖堂は、16世紀から18世紀にかけて約3世紀をかけて建設された壮大な聖堂です。ゴシック、ルネサンス、バロックの各時代の様式が調和した建築で、長い建設の歴史を今に伝えています。
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大聖堂前の広場から、正面右側のファサードを撮影しました。18世紀に完成したファサードには、バロック様式らしい華やかな装飾が施され、長い建設の歴史を物語っています。
この広場から出発する観光列車(Tren Turístico de Guadix)に乗る予定ですが、出発は11時。その時間まで、しばらく広場周辺を散策して過ごします。 -
まずは大聖堂の内部を見学します。入場してすぐ目に入るトラスコーロの祭壇(Altar del Trascoro)には、バチカンのサン・ピエトロ大聖堂にあるミケランジェロの名作「ピエタ」の大理石製レプリカがあります。
天井を見上げると、16世紀初頭に造られたゴシック様式のリブ・ヴォールトが広がり、新古典主義の祭壇との時代を超えた対比が印象的でした。 -
主祭壇(Capilla Mayor)と、その周辺の内陣の光景です。上部には装飾が施された半球状のクプーラが広がり、祭壇を照らす照明が荘厳な空間を演出しています。
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大聖堂内の聖家族礼拝堂(Capilla de la Sagrada Familia)です。中央の祭壇には、アントニオ・カスティージョ・ラストゥッチ(Antonio Castillo Lastrucci)による聖家族像が安置されています。
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使徒書側となる右側側廊の眺めです。広々とした側廊が続き、右手には大きなパイプオルガンが設置されていますが、写真ではその全体像を確認するのは難しいです。
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グアディクスのコンスティチューション広場(Plaza de la Constitución)。広場を囲むように、市庁舎やツーリスト・インフォメーションなどの公共施設が回廊形式で並んでいます。
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回廊を通り抜け、次に訪れるもうひとつの教会へ向かいます。
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この写真は、グアディクス旧市街に建つ、サンティアゴ教会(Parroquia de Santiago Apóstol)の正面外観です。
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写真は、プラテレスコ様式で装飾された美しい正面門です。真っ白な漆喰壁を背景に、赤茶色の石で造られた精巧な彫刻のファサードが鮮やかなコントラストを描いています。
プラテレスコ様式は、16世紀のスペインで流行した初期ルネサンス様式の一つで、銀細工(プラテロ)のように繊細で緻密な装飾を特徴としています。この正面門は、その華麗な装飾を今に伝える貴重な例です。 -
白い漆喰壁が美しいサンティアゴ教会(Parroquia de Santiago Apóstol)。方形のムデハル様式の鐘楼には、幾何学模様のタイルで彩られたピラミッド型の尖塔が載り、イスラム文化の影響を受けたグアディクスらしい景観を見せています。
サンティアゴ教会は、内部のムデハル様式の天井装飾でも知られていますが、内部見学は17時からのミサ時間に限られているため、今回は内部を見学することはできませんでした。 -
サンティアゴ教会の見学を終え、再び大聖堂前の広場へ戻りました。
11時になると観光列車が到着します。チケットは、大聖堂前広場にある「Visita Guadix」の表示があるお土産店で購入できます。 -
観光列車が大聖堂前広場を出発しました。この日は11時が最初の運行で、グアディクスの街並みを巡る約45分の観光コースです。
運行時間は基本的に午前10時~午後2時、午後4時~午後5時30分ですが、季節によって変更されます。料金はひとり6ユーロです。 -
マリアナ・ピネダ通り(Avenida Mariana Pineda)のローマ劇場跡(Teatro Romano)の敷地を通過する観光列車からの車窓風景です。
ローマ劇場跡は、2007年(または2008年)、この場所に地下駐車場を建設するための掘削工事を行った際、偶然発見されました。この大発見により駐車場の建設は中止され、その後、大規模な考古学調査と保全活動が進められています。現在は発掘・保存のためフェンスで囲まれています。 -
観光列車は、洞窟地区(Barrio de las Cuevas)のパドレ・ポベダ広場(Plaza del Padre Poveda)に到着しました。
ここでは停車時間があり、洞窟教会や展望台から、グアディクスの特徴的な景観を楽しむことができます。洞窟博物館 博物館・美術館・ギャラリー
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これは、洞窟地区の観光拠点であるパドレ・ポベダ広場(Plaza del Padre Poveda)のすぐ前を通る、パドレ・ポベダ通り(Calle Padre Poveda)の風景です。
この地区は個人でも訪れることができますが、写真のように周辺は道幅が限られ、車を停める場所を探すのは容易ではありません。そのため、街の大きな無料公共駐車場に車を停め、観光列車を利用して訪れることにしました。 -
写真は、パドレ・ポベダ広場(Plaza del Padre Poveda)に面して建つ、エルミータ・ヌエバ洞窟教会(Ermita Nueva / Parroquia de Nuestra Señora de la Gracia)です。
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正面から見ると白い壁の一般的な教会のように見えますが、内部は岩山をくり抜いて造られた「洞窟教会」という独特の構造になっています。
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エルミータ・ヌエバ洞窟教会の内部、礼拝堂の様子です。
その起源は16世紀に遡り、もともとはパン焼き職人の洞窟(cueva-tahona)、つまりパン作りの作業場だった場所とされています。その後、グラシアの聖母が祀られたことで、小さな洞窟礼拝堂として使われるようになりました。 -
20世紀初頭、この地に後に聖人となるペドロ・ポベダ神父が着任しました。当時、非常に貧しかった洞窟地区の人々のために、教育活動や生活支援に尽力し、この地域の発展に大きな役割を果たしました。現在も、この教会には聖ペドロ・ポベダの記念や遺品が残され、その功績を伝えています。
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1964年には、元の小さな洞窟礼拝堂に隣接する形で新しい教会堂が完成し、現在のエルミータ・ヌエバの姿となりました。
この写真は、教会の奥に残る旧洞窟礼拝堂へ続く通路で、壁面には宗教画などが飾られています。 -
ギャラリーから、地下にある聖なる洞窟(Santa Cueva)の礼拝堂へ進みます。
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正面奥の壁に祀られている小さな額縁の聖母画は、グラシアの聖母(Virgen de Gracia)です。16世紀から続くこの洞窟礼拝堂の信仰の中心で、現在の聖母画は修復を経た18世紀前半の作品です。
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写真は、教会の奥深くに残る、ペドロ・ポベダ神父が実際に暮らしていた洞窟住居の一部です。手掘りで削られた岩肌に白い漆喰が塗られた、グアディクス伝統の洞窟住居の構造がそのまま残されています。アーチ状の窪みには、イエス・キリスト誕生の場面を再現したベレン(Belén)が飾られています。
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こちらは、ペドロ・ポベダ神父と共に、カトリックの国際的な世俗開拓団体である「テレシアン協会(Institución Teresiana)」を設立し、その初代総会長を務めた、マリア・ホセファ・セゴビア・モロン(María Josefa Segovia Morón)の写真です。1900年代初頭、彼女はポベダ神父の呼びかけに応じ、このグアディクスの洞窟地区で貧しい子供たちの教育や住民の生活向上のために深く尽力したとの事です。
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洞窟住居の入口に掲げられた歓迎の案内板。中央にはスペイン語の「BIENVENIDOS(ようこそ)」が記され、その下には世界各国の言葉で歓迎の言葉が並びます。多くの巡礼者や訪問者を迎えてきた、この洞窟教会らしい温かな雰囲気を感じさせます。日本語もありました。
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洞窟教会の見学の後は、パドレ・ポベダ広場からパドレ・ポベダ展望台(Mirador Padre Poveda)に向かいます。
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こちらは、展望台の登り口の写真です。
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登り口に見える洞窟住居はホセさんの家(Cueva de José)といわれています。個人住宅です。
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こちらは、先ほどの写真のホセさんの家の2階になります。この2階部分は、退職された地元のホセ(José)さんが、実際に生活している洞窟住居の内部を開放しています。一応見学は自由で、親切に案内してくれます。入場料は決まっていませんが、見学後に入口のバスケットにチップを残したり、販売しているお土産やハチミツ、ドリンク等を購入するのが一般的なマナーとなっています。
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この写真は、家のの内部になります。壁には真っ赤なフラメンコドレス、伝統的な刺繍入りのマントン、そしてクラシックギターが飾られており、アンダルシアの音楽文化が感じられます。
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こちらはの台所キッチンの様子です。壁には伝統的な青と白の絵皿が飾られていますが、電子レンジなどの現代的な家電がしっかりと置かれており、今もなお「生きた住居」であることがよく分かります。お土産のイマム等を購入し、謝礼をお支払いしました。
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ホセさんの家から、階段を更に登り、展望台を目指します。
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展望台の上に来ました。360度、見渡す限り赤茶けた大地の風景が広がります。
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写真は、パドレ・ポベダ展望台(Mirador Padre Poveda)から見下ろした絶景です。むき出しの茶色い岩山(粘土質の土壌)の中に、現代的な黄色や瓦屋根の家々が埋め込まれるように建っています。
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丘の斜面一帯にかけて、地面からニョキニョキと突き出た白い煙突や換気口がいくつも見え、そこかしこの地下に生活空間が広がっていることを実感させます。背景に広がっているゴツゴツとした茶色の山や丘の連なりは、バッドランドと呼ばれる荒地の丘陵地帯です。
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エルミータ・ヌエバ洞窟教会の鐘楼が見えます。教会の白い壁とオレンジ色の屋根が、グアディクスの青空と茶褐色のバッドランドにとてもよく映えています。
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集合時間。広場に停車している観光列車に戻ってきました。
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街に戻る道に撮影した中世の城塞。グアディクスのアルカサバ(Alcazaba de Guadix)の写真です。 11世紀(ムワッヒド朝時代)に建設が始まり、13世紀~15世紀のナスル朝時代に、キリスト教国からの防衛拠点として大規模に拡張されました。この地域特有の赤土を固めた「タピア(築土)」と呼ばれる技法で造られており、独特の力強い赤茶色の外観をしています。
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グアディクスの観光列車による見学を終えて、東に約230km、高速を使ってムルシア(Murcia)までやって来ました。途中に工事区間中の渋滞もあり3時間近くかかりました。
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ホテルの前景を撮影していなかったため、ホテル公式サイトの写真を掲載します。
この日の宿泊は、ホテル・ヘスペリア・ムルシア・セントロ(Hotel Hesperia Murcia Centro)。ムルシアの中心部、歴史地区に位置するホテルで、ムルシア大聖堂からも約150mという便利な立地です。 -
エントランスが車両制限地区にあるため、事前の許可が必要なはずです。グラナダでは事前のやり取りで了解を取っていたのですが、このホテルは事前に問い合わせても、まったく返事がありませんでした。
仕方がないので、エントランス前に車を停め、チェックインしながら改めて確認したところ、「少しの間なら大丈夫」とのこと。どうやら、この街では車両規制が比較的緩いようです。
ホテルには専用駐車場もありますが、すでに満車とのこと。そこで近くの公共駐車場に停めることにして、まずは荷物を部屋へ運び込みました。歴史的旧市街にあるホテル by クリスさんエスペリア ムルシア セントロ ホテル
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写真は、ホテルの客室です。1964年に開業したホテルですが、2003年や2017年などに大規模な改装・リニューアルが行われています。現在はモダンな客室やフィットネスセンターなどを備えた、快適な3つ星のシティホテルとして営業しています。
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水回りは特に不満はありませんでしたが、洗面所のスペースが狭いのが難点でした。
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慌ただしかったチェックインと車の移動を終えました。写真は、ムルシア市役所のすぐ目の前にある美しい広場公園、エスパーニャ広場(Glorieta de España)です。ホテルから指定された公共駐車場は、この広場の地下にあります。
車を移動したあとは、少し遅くなりましたが、昼食です。 -
写真は、ムルシア市庁舎(Ayuntamiento de Murcia)の旧館です。
ムルシアの歴史は、イスラム文化による都市の創設に始まり、農業や絹産業の発展とともに栄えてきました。レコンキスタが進むとカスティーリャ王国に統合され、16世紀には絹織物産業が大きく発展。ヨーロッパ有数の絹の生産地として、経済的な繁栄を迎えました。
18世紀になると、絹貿易によって蓄えられた富を背景に都市の近代化が進み、美しいバロック様式の建築物が次々と建てられます。現在の旧市街に見られる美しい街並みも、この時代に形づくられました。 -
エスパーニャ広場のすぐ目の前を流れるセグラ川(Río Segura)の風景です。川の中には、ユニークな巨大なイワシのブロンズ像「イワシの埋葬」(Monumento al Entierro de la Sardina)が設置されているのが見えます。
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ムルシアでは毎年春、聖週間の翌週に「イワシの埋葬(Entierro de la Sardina)」という、150年以上の歴史を持つ有名なお祭りが開催されます。祭りのフィナーレでは巨大なイワシの人形が燃やされますが、その伝統を記念して、2007年にこの彫刻が川に設置されました。
大きなイワシの口は噴水になっていて、勢いよく水が噴き出しています。 -
広場のすぐ隣に架かる、ムルシアで最も古い橋、ペリグロス橋(Puente de los Peligros)です。地元では「旧橋(Puente Viejo)」とも呼ばれています。
イスラム支配下のムルシアでは、セグラ川の水を利用し、ムーア人がもたらした高度な灌漑システムによって農業が大きく発展しました。周囲の不毛な土地は豊かな農業地帯へと生まれ変わり、やがて「ヨーロッパの菜園(Huerta)」と呼ばれるまでになりました。 -
写真は、フローレス広場(Plaza de las Flores)です。噴水の縁に腰掛けているブロンズ像は、通称「ラ・ニーニャ・デ・ラス・フローレス(La Niña de las Flores/花の少女)」と呼ばれる彫刻作品です。
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19世紀末、この場所にあった古い食肉市場が解体された後、街の花屋さんたちが噴水の周りに花のスタンドを並べるようになったことから、「花の広場」と名付けられました。
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フローレス広場は、ムルシアを代表するグルメスポットのひとつ。広場を囲むようにバルやレストランが軒を連ね、昼夜を問わず多くの人で賑わっています。ムルシアの街歩きでは、ぜひ立ち寄りたい場所です。
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写真は、フローレス広場に店を構える、1927年創業の老舗バル、ラ・タパ(La Tapa)です。時刻はすでに4時近く。ようやくランチタイムです。
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カウンター風景です。
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近郊の港町サン・ポラなどから毎日直送される新鮮なエビや貝類が、店内奥のショーケースに並んでいました
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最初の一品は、ムルシア名物タパスの「カバシート」。「エビのフリッター」というと一番イメージしやすいと思います。普通のフリッターとの大きな違いは、水の代わりにビールだけで小麦粉を溶いていること。衣がぽってりと厚く、フワフワでもちもちした独特の食感が楽しめます。にんにく風味の特製アイオリソースとの相性も抜群で、一度食べたらクセになる美味しさです。
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注文したのは、この季節ならではという「アーティチョークのフォアグラソース、トリュフチーズ添え(Alcachofa con salsa de foie y queso trufado)」。ランチタイムの終了が近かったので、夕飯に備えて2品だけにしておきました。
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写真は、フローレス広場(Plaza de las Flores)のすぐ隣にあるサンタ・カタリナ広場(Plaza de Santa Catalina)。ジャカランダ(Jacaranda)が散り際を迎え、紫色の花が広場を彩っていました。
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カタリナ広場を北へ歩いていくと、フリアン・ロメア広場(Plaza Julián Romea)に建つ、ムルシアを代表する歴史的な劇場、ロメア劇場(Teatro Romea)があります。
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さらに北へ約300m進むと、サンタ・クララ・ラ・レアル王立修道院(Monasterio de Santa Clara la Real)があります。写真は修道院の正面から見た外観です。建物の上半分を占める大きな茶色の格子窓が珍しいですね。外観は、17~18世紀にかけて整備されたバロック様式です。
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修道院の敷地内には、サンタ・クララ博物館が併設されています。写真はその入口です。入場は無料ですが、この日は月曜日のため休館でした。
当初の旅行計画ではカルタヘナを訪れる予定でしたが、月曜日はカルタヘナの遺跡がすべて休館となるため、バレンシアに近いムルシアに行き先を変更しました。この博物館がムルシアでの一番のお目当てでしたが、入館できないことは織り込み済み。それでも、こうしてここまで来られただけで十分です。 -
博物館の入口には、大きく女性の顔を描いた陶器片の画像が掲示されています。これは、ムルシアの宮殿跡から発掘された、12世紀のイスラム時代の水差し、通称「ピハ(Pija)」の陶器片(fragmento de cerámica)に描かれていたものです。
偶像崇拝を禁じるイスラム美術において、これほど明確かつ写実的に人間の顔、特に貴婦人や侍女とされる女性の顔を描いた陶器は、世界的に見ても極めて珍しいものです。 -
博物館から大聖堂を目指し歩きます。
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写真の建物は、サンタ・クララ博物館の南側を少し歩いたところにある、歴史ある小学校「シエルバ・ペニャフィエル(CEIP Cierva Peñafiel)」です。1908年に建築家マヌエル・セグラによって設計され、1917年に開校した公立の幼児・小学校で、現在も使われています。クラシカルで重厚なファサードが美しく、この界隈の景観を形作る歴史的な建物のひとつです。
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この写真は、ムルシアを代表する最も華麗な歴史的建造物の一つレアル・カジノ・デ・ムルシア(Real Casino de Murcia)の正面エントランスです。大理石の重厚なアーチと彫刻が目をひきます。
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レアル・カジノ・デ・ムルシアは、1847年に紳士社交クラブとして設立され、19世紀後半から20世紀初頭にかけて現在の建物が整えられました。現在は歴史的芸術記念物に指定されており、一般観光客も内部を見学することができます。
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「カジノ」という名が付いていますが、ラスベガスのような賭博場ではありません。1847年に地元のエリートや貴族たちのための高級社交クラブとして設立され、現在も1,600人以上の会員を擁する現役の社交場として機能しています。写真は2階へと続く階段で、一般公開されているのは1階部分のみです。階段には、アルハンブラ宮殿の影響を受けたネオ・ナサル(ムデハル)様式の華麗な漆喰装飾が施されています。
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英国風図書室(Biblioteca)。中央奥に見える黒い鉄製の螺旋階段は、上部の回廊へとつながっています。書棚には、約2万冊の古書や貴重な資料が収められています。
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カジノ内にある休憩サロン(Congresillo)です。壁に飾られた3点の絵画は、ムルシアを代表する画家マヌエル・ピカローロ(Manuel Picolo)が1907年に描いた作品です。室内には、英国調のチェスターフィールド・ソファも置かれています。
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こちらは上院の間(Salón de Armas、通称:Congresillo)です。広いフローリングの床と天窓が特徴的な部屋で、壁にはムルシア出身の画家オブドゥリオ・ミラル・セラーノ(Obdulio Miralles Serrano、1865~1894年)が描いた「四季」の縦長の絵画4点が並んでいます。29歳の若さで亡くなった画家の作品です。
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この写真は「舞踏の間(Salón de Baile)」です。中央に見えるのは、メキシコ皇帝マクシミリアン1世の宮殿から移設されたと伝えられる、バカラ製の貴重なクリスタル・シャンデリアです。大広間には、全部で5つの巨大なシャンデリアが設置されています。
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建物の奥に位置する、ポンペイ風の中庭(Patio Pompeyano)の中央部分です。1893年、古代ローマの都市ポンペイをイメージして新古典主義様式で造られた中庭で、中央にはヴィーナス像が立っています。
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同じポンペイ風の中庭のヴィーナス像の隣のエリアには、現代彫刻家マリアーノ・ゴンサレス・ベリト(Mariano González Beltrán)によるブロンズ作品『Ícaro(イカロ)』が置かれています。ギリシャ神話のイカロスを題材に、「夢を見る権利」と自由への憧れを表現した作品です。
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見学を終えてエントランスに戻ってきました。写真は、最後に振り返って見たアラビア風の中庭(Patio Árabe)の壮大な吹き抜けと、ガラスドームの天井です。
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最後に、入館料は一般5ユーロ、シニア3ユーロでした。オーディオガイドも料金に含まれています。
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この写真は、カルデナル・ベルーガ広場(Plaza del Cardenal Belluga)に面した新市庁舎(Edificio Moneo)です。建築家ラファエル・モネオの設計案が採用され、1995年に着工、1998年に完成しました。旧市庁舎に代わる新庁舎としてではなく、旧市庁舎の裏手に隣接して建てられた、既存の市庁舎を補完する付属建物です。
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カルデナル・ベルーガ広場から見たムルシア大聖堂(Catedral de Murcia)です。新市庁舎と向かい合うように広場に面して建つ、ムルシアを代表する歴史的建造物の一つです。
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建築家ハメ・ボルト(Jaume Bort)が手がけた正面ファサードは、スペイン・バロック建築(チュリゲラ様式)の最高峰の一つと称されています。
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ムルシア大聖堂の鐘楼は高さ約93~95mに達し、セビリア大聖堂の「ヒラルダの塔(La Giralda)」に次いで、スペインで2番目に高い大聖堂の鐘楼とされています。
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この鐘楼は、250年以上の歳月をかけて建設されました。内部には有料で登ることができ、塔上からはムルシアの街並みを一望できるそうです。
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写真は、大聖堂の北側、塔の横に位置する「プエルタ・デ・ラス・カデナ(Puerta de las Cadenas:鎖の門)」と呼ばれる入口前の広場です。
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鎖の門を入ると、聖クリストフォロス(San Cristóbal)を描いた巨大な絵画「Cuadro de San Cristóbal」があります。ここは無料で見学できます。
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側廊の礼拝堂には、聖バルトロマイの殉教(Martirio de San Bartolomé)を描いた、17世紀の貴重な油彩画が祭壇に掲げられていました。
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大聖堂内のトラスコーロ(Trascoro)。オルガンの真下にある中央祭壇には、美しい衣装をまとった「フエンサンタの聖母(Virgen de la Fuensanta)」の像が祀られ、その周囲を、バロックから新古典主義への移行期を思わせる、色大理石を用いた緻密な彫刻や細工が飾っています。
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中央に祀られているのが、ムルシア大聖堂の守護聖人である「フエンサンタの聖母(Virgen de la Fuensanta)」の像です。ムルシアの街と人々を病気や干ばつから守る守護聖人として、現在も地元で篤く信仰されています。
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トラスコーロから側廊を進むと、後陣にある中央主祭壇(Capilla Mayor)があります。主祭壇の手前を仕切る鉄格子は、15世紀末に制作されたもので、ねじれた鉄棒や炎を思わせる装飾を施した、ゴシック・フランボワイヤン様式の優れた鍛鉄工芸です。
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鉄格子の脇から撮影した、後陣の主祭壇と、その背後を飾る壮大なレタブロ(祭壇画・彫刻壁)です。金色に輝くレタブロは、1860年代に制作されたネオ・ゴシック様式のものです。
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中央には、19世紀の彫刻家アントニオ・ホセ・パラオ(Antonio José Palao)が制作した「平和の聖母(Santa María de la Paz)」が祀られ、その周囲を諸聖人の彫像が取り囲んでいます。
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見学を終え、夕食は大聖堂のすぐ近くにある老舗バル「ロス・ザガレス(Los Zagales)」にしました。
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メニューを見ながら注文する料理を用紙に記入し、店員さんに渡します。ムルシアのタパスは、スペインの中でも比較的安く、気軽に楽しめるのが魅力です。
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写真は、この店の定番メニューのひとつ「スパニッシュオムレツのサンドイッチ(Bocadillo de tortilla)」です。
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もう一品は「サガリコ(Zagalico)」。アンチョビとチーズを挟んだ、ミニバーガー風のサンドイッチです。
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次にデザートを食べるため、再びサンタ・カテリナ広場に戻ってきました。
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エル・サロン・デル・セクレト(El Salón del Secreto)という店に入りました。写真は、ムルシアを代表する伝統菓子「パパラホテ(Paparajote)」です。パパラホテは、レモンの葉にシナモン風味の衣をまとわせて揚げた、ムルシアならではの菓子です。
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中には本物の生のレモンの葉が丸ごと入っています。衣だけを前歯でそぎ落とすように食べ、中の葉っぱは残すのが絶対のルールです。ムルシアでしか見かけないような不思議なデザートで、現地の人が旅行者に「葉っぱ食べてみて」と、いたずらすることも多いそうです。
デザートを満喫した後は、ホテルに戻って休養です。ということで、今回はこれで終了です。
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