2026/06/24 - 2026/06/24
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江戸東京博物館は、約4年間の改修工事を終えて令和8年(2026年)3月31日、ついにリニューアルオープンしました。
リニューアル記念特別展「洋館 明治の夢と挑戦」が開催されましたので、観覧してきました。本展は「撮影可」の表示がある場所を除き、撮影禁止となっていましたが、半分ほどが撮影可能でした。
仕事の合間に立ち寄りしましたので、今回は記念特別展のみを観覧しました。
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 4.0
- 交通
- 4.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 1万円未満
- 交通手段
- JRローカル 私鉄 徒歩
-
大江戸線の両国駅で降りてエレベーターで地上に出ると、江戸東京博物館の看板がありました。
-
徳川家康公の像。
東京都内唯一の徳川家康公像で、像高3.7m、台座を含めると高さ7.7m、重量30トン。
台座は亀のように見えますが、贔屓(びし)だそうです。贔屓は中国の伝説では重い物を背負うのが好きな龍とされています。 -
鷹狩の勇姿で江戸城を望んでいる徳川家康公。
製作者は山下恒雄氏、社団法人江戸消防記念会が平成6年4月25日に建立しました。 -
言問橋の欄干と縁石。
昭和3年(1928年)に竣工した言問橋は、昭和20年3月10日未明のアメリカ軍による東京大空襲の際、逃げ惑う人で交錯し身動きがとれない状態へ火が燃え移り、多くの市民が焼死しました。
平成4年(1992年)の改修工事にあたって、当時の欄干と縁石が移設されました。 -
記念特別展は1階の特別展示室で開催されました。
会期は令和8年6月23日(火)~8月23日(日)、観覧料は特別展専用券(常設展は観覧不可)が一般1,600円。なお、65歳以上のFUKUJIROは800円でした。 -
入り口の展示は、江戸湾の風景。
夜明けから夕暮れ、深夜まで刻々と変化します。 -
「海運橋と第一銀行雪中」。
小林清親画、明治10年(1877年)。
雪景色の中に第一国立銀行が建っており、番傘をさした女性の後ろ姿とともに描かれています。 -
「駿河町三ッ井のハウス」。
歌川広重(三代)画、明治7年(1874年)。
第一国立銀行の建築は、もともとは三井組の銀行(海運橋三井組)として進められたものでしたが、国立銀行条例の施行によって譲渡されました。
三井組は改めて銀行を建設することになり、清水喜助の設計・施工によって明治7年(1874年)、駿河町(為替バンク)三井組が完成しました。木造3階建ての建築は、第一国立銀行と比べると和洋折衷のアクの強さは抑えられています。 -
第一国立銀行のシャンデリア。東京都指定有形文化財。
第一国立銀行が後年に本格的洋館に建て替えられた際、保存されたシャンデリアの一つ。 -
「新橋ステンション」。
小林清親画、明治14年(1881年)。 -
銀座煉瓦街の煉瓦。明治10年(1877年)。銀座八丁目付近から出土しました。
銀座煉瓦街は大正時代までは建物が残っていましたが、関東大震災で煉瓦造の建物は亀裂などの被害を受け、その後の大火災により煉瓦壁だけが焼け残る惨状となってしまいました。 -
鹿鳴館(ろくめいかん)のイメージ。
明治16年(1883年)に日本の外務卿・井上馨による欧化政策の一環として建設された西洋館で国賓や外国の外交官を接待するための社交場として使用されました。
鹿鳴館は明治22年に外務省から十五銀行へ土地・建物が払い下げられ、明治23年、十五銀行から華族会館に貸与されました。この年には隣接地に帝国ホテルが開業しました。 -
鹿鳴館軒先飾り(持送り)。
持送りとは、壁や柱から突出して、庇・梁などを支える部材のこと。建築家今井兼次(1895~1987)が鹿鳴館の解体時に譲り受けたものを、遺族が江戸東京博物館に寄贈しました。 -
明治期の浅草に建てられた凌雲閣の模型。
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内部には凌雲閣の絵が展示されていました。
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「国会議事堂案、外観透視図」。
エンデ&ベックマン設計、明治20~21年(1887~88年)頃。
官庁集中計画の一環として設計された建築案の中でも、ひときわ壮大なもの。
ドイツ・バロック建築の特徴であるランタンを戴きながら中央にそびえる巨大なドームと随所に配された小尖塔に加え、二層を貫く柱(大オーダー)は、二本ずつ束ねられたペアコラム(双柱)として、建物外観に圧倒的な威厳を示しています。 -
「東京裁判所、第一案外観透視図」。
エンデ&ベックマン設計、明治20年(1887年)。
官庁集中計画の直接の目的は、不平等条約改正にありました。日本の“法”が、欧米並みに充実していることを見せるため、立法の国会、法行政の司法省、法の番人の裁判所、この三施設の建設が急がれました。
エンデの薫陶を受けた日本人建築家・妻木頼黄が指揮し、明治20年に着工、明治29年に完成しました。
隣に建つ司法省と対をなすネオ・バロック様式の壮麗な建物は、赤煉瓦の外壁、マンサード屋根、タマネギ型の曲線を描くアクの強いドームなどで人目を引きつけ、東京のランドマークとなりました。 -
「東京裁判所、第二案 正面図」。
エンデ&ベックマン設計、明治21年(1888年)。 -
「皇居案、正面図」。
エンデ&ベックマン設計、明治20年(1887年)。
皇居案は、中庭を大きく囲んだ馬蹄形のバロック様式的平面構成を採っています。
後の東宮御所(現・迎賓館赤坂離宮)の先取りであり、裏付けはないものの、片山東熊がこの案に影響された可能性はあります。 -
「武蔵百景之内、江戸橋より日本橋の景」。
小林清親画、明治15年(1882年)。
コンドルが来日して早々に手がけた開拓便物産売捌所は、隅田川沿いの永代橋際に建設されたヴェネチアン・ゴシック様式の作品で、その美しい姿から、特に多くの錦絵が描かれました。
本作品は、上腕に刺青のある棒手振が魚を運んでおり、その体の線に囲われながら、画面の中央ぴったりに、うっすらと富士を従えた開拓便物産売捌所の遠景が描かれています。 -
慶應義塾図書館旧館、ステンドグラス原画。重要文化財。
和田英作画、明治45年(1912年)頃。
慶應義塾図書館
大正4年(1915年)、和田英作の原画をもとに小川三知が制作しました。
甲冑姿の武土は武力や封建制を象徴する存在として描かれ、校章のペンマークを持つ女神は西洋文明を象徴しています。また、下部にはラテン語で「ペンは剣よりも強し」と記されています。 -
フランツ・バルツァー提案による中央停車場模型。
平成26年(2014年)。
その後の設計を託された辰野金吾は、バルツアーの提案のうち、皇室用の玄関を中央に配置する案を絶賛し、この配置案を引き継いで現在の東京駅の設計が進められました。 -
「中央停車場建物展覧図」、明治44年(1911年)頃。
約3.5mの幅で描かれた東京駅。
当時の東京駅では乗車口と降車口が明確に分けられて利用されていたため、画面右手の人々は東京駅へ向かい、左手の人々は駅から出てくる様子が描かれています。 -
中央停車場建物展覧図の中央部分。
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憲法発布式大祭之図、江戸橋ヨリ鎧橋遠景。
井上探景画、明治22年(1889年)。
明治22年2月、大日本帝国憲法の発布式を祝賀する街の様子を描いた錦絵。
作者の井上探景は、「光線画」で名高い井上安治の号。画面中央に兜町の渋沢邸が、その右側に渋沢が設立した第一国立銀行が描かれています。 -
有栖川宮邸、舞踏室の長椅子。
明治17年(1884年)。
昭和6年(1931年)、ジョサイア・コンドルの没後に刊行された『コンドル博士遺作集』にも同形の長椅子の写真が掲載されています。 -
兜町渋沢邸、応接室 テーブル。
渋沢邸の内部に関する資料はきわめて少なく、大変貴重です。 -
旧東宮御所、花鳥之間食器台。
明治42年(1909年)。天板に赤色斑紋の大理石を用い、脚部には力強い獣脚形の意匠が採用されています。 -
展示室を出て、3階の江戸東京ひろばに来ました。
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6階の常設展示会場への直通エレベーターがあります。有効なチケット所持者のみが利用可能です。
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3階は壁のない吹き抜けの空間です。
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北東方向、ビルの隙間から東京スカイツリーが見えました。
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西側に隣接している国技館です。
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地上に降りました。
JRの両国駅から来ると、こんな風になってます。 -
柱がスクリーンになっています。
FUKUJIROが写ってるのかしら。 -
JR両国駅方向から見た江戸東京博物館。
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JR両国駅,
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力相撲のオブジェ。
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駅舎内の展示、「東都両国ばし夏景色」。
橋本貞秀画、安政6年(1859年)。 -
『両国大相撲繁栄之図』 。
歌川国郷、嘉永6年(1853年)。 -
横綱千代の富士貢関。
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横綱武蔵丸光洋関。
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第47代横綱柏戸 剛関。
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第48代横綱大鵬幸喜関。
最後までお読みいただきましてありがとうございました。
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