東京散歩 ～大河ドラマ「べらぼう」館といろいろ

2025/11/08 - 2025/11/08

2025年の大河ドラマは蔦屋重三郎がメインの「べらぼう」。
江戸のメディア王とも呼ばれているそうです。
レンタルで馴染みがあるTSUTAYAもそこから名前をとったそう。
大河ドラマ館は浅草に開設され、縁の地を巡る循環バスもあるとのこと。
そろそろドラマも終盤ですが、行ってみました。

エリア 浅草(東京)

本日の散策はJR両国駅からスタートです。

両国駅 駅

まずは「すみだ北斎美術館」に行ってみたいと思います。
この看板の向かいが大江戸線の両国駅の出口でした。

この辺りの町並みも江戸を意識した造りになっているそうです。

りそな銀行のATMにも絵が飾られていました。

すみだ北斎美術館の前の公園からは、スカイツリーが見えました。
ジャングルジムは富士山をモチーフにしているのかな。

緑町公園 公園・植物園

マンホールにも浮世絵がデザインされていました。

すみだ北斎美術館。
浮世絵の美術館とはギャップのある、スタイリッシュな外観です。

すみだ 北斎美術館 美術館・博物館

美人画の特別展をやっていました。
紙自体がキラキラしていたり、見ごたえがありました。
筆遣いなど、絵は実際に見ると迫力が違いますね。
常設展は晩年の北斎の部屋の再現などもありました。

1階の別館？みたいなところでは大河ドラマのパネル展が。
こちらは無料で入れました。

花魁たちの華やかさと美しさと儚さが思い出されます。

歴史上の大きな戦などは出てきませんが、人々が知恵を絞り人生を楽しみ、力強く生きていく様が楽しめた大河ドラマです。
あと浮世絵や本が出来上がっていく、モノづくりの様子がワクワクします。

蔦重仕様のドーモ君。

美術館から両国駅方面へ戻ります。
大江戸線の出口の後ろにそびえるのは江戸東京博物館。
現在休館中。

江戸東京博物館 美術館・博物館

両国駅方面へは細い道で通れます。
家康公も後姿だけ見えます。

両国といったら両国国技館。

両国国技館 名所・史跡

柵の中にはポンプがありました。
井戸がまだあるのかな。

デザインマンホールもありました。

国技館の向かいに船着き場があります。
チケット売り場は階段を登った左側です。
建物は「THE GATE HOTEL 両国」なのかな。

THE GATE HOTEL 両国 by HULIC 宿・ホテル

そしてここから浅草行きの水上バスが出ています。
両国から浅草へは船で行くのが一番早いし楽です。
便数少ないけれど。

御船印を購入。

今日乗るのは「こすもす」号。
老朽化のため間もなく引退だそう。

東京水辺ライン 乗り物

後方のデッキに座ることにします。
床の模様とかレトロでいいですね。
船内に売店はなく、飲み物の自動販売機がありました。

隅田川を総武線が渡っています。

出発！

エメラルダス号とすれ違い。
いつも名前をエスメラルダと思い込んで間違えてしまいます。
と思いましたが、ヒミコ号のようです。

橋をたくさんくぐります。
結構低いので、迫力がありました。

アサヒビールの金のやつ。
15分ほどのクルーズなのであっという間でした。

スカイツリーを見ながら東武線の下をくぐり。

開けた場所に出たら浅草・二天門船着場に到着です。

船は折り返してお台場に向かいました。

船着き場からほど近い、台東区民会館。
ここに「べらぼう 江戸たいとう 大河ドラマ館」が開設されています。

べらぼう 江戸たいとう 大河ドラマ館 祭り・イベント

エレベーターホールにも絵や産業品がありました。

大河ドラマ館。
主役の蔦屋重三郎の衣装です。

花ノ井花魁の衣装。

喜多川歌麿の衣装。

田沼意次の衣装。

吉原に店を構えた頃のつたや。

ドラマに出てくる小道具も展示されています。

本や浮世絵を作る過程も、何を出すかを話し合う様子も見ていてワクワクするドラマです。

お土産ショップにはペリカンのパンがありました。
お店の方の呼び込みで買ってしまった、浅草電気ブランのレーズンサンド。
電気ブランは薬用で輸入したブランデーにワイン・ジン・ベルモットなどをブレンドしたものだそうです。
ラムとはまた違う風味で美味しかったです。

見学後にスタンプラリー手ぬぐいをいただきました。
この後スタンプを押しに行きましたがヘタクソすぎる…。

来館記念証は裏に重ね押しスタンプができました。
また、来館者無料の循環バスが出ていて、乗車証にもなっています。
循環バスは区民会館の駐車場から出ています。

スタンプラリーに行く前に、折角なので浅草寺をお参り。
二天門から入るのは初めてかもしれない。
海外からの観光客が人力車に乗って写真を撮っていました。

二天門 名所・史跡

本堂と五重塔。

お寺の前に浅草神社にお参り。

狛犬たちの風貌がとてもいいです。

七五三シーズンなのでたくさん可愛らしい姿が見れました。
プロのカメラマンさんを連れている家族もいました。
さすが東京。

浅草神社(三社さま) 寺・神社・教会

浅草神社の御朱印。

浅草寺のお水舎。
たくさんの人がいっぺんに清められます。

浅草寺の本堂でお参りしました。
観光客でごった返しています。

浅草寺 寺・神社・教会

御朱印は近くの影向堂でいただけます。
直書きは大行列でしたが、書置きはすぐにいただけました。
いい香りがすると思ったら、妙香の灰を漉き込んだ紙だそうです。
すこしざらりとした触り心地。
直書きより書置き印の方が好きだったりします。

区民会館から循環バスに乗り、正法寺にやってきました。
蔦重のお墓があるお寺です。

正法寺 寺・神社・教会

切り絵の御朱印をいただきました。

再び循環バスで耕書堂前まで行き、まずは吉原神社へ。

吉原神社 寺・神社・教会

当時は遊女たちの心の拠り所だったのでしょうね。

吉原神社 寺・神社・教会

いろいろ飾られています。
吉原だから華やかでいいか。

奥には大門が再現されています。

その先は倉庫のようでした。
シャッターがが素敵。

御朱印もいただきました。

ここから鳳神社が近いそうで行ってみることに。
公園を横切ると、すぐ近くにありました。
酉の市の準備が始まっています。

正面から見ると華やか！
大きな熊手もあります。

鷲神社 寺・神社・教会

真ん中にいるのはなでおかめ。
なでる箇所によってご利益がいろいろあるそうです。
どこも気になって全部なで回しました。

鷲神社の御朱印。

耕書堂に戻ってきました。

蔦屋重三郎耕書堂跡 名所・史跡

皮のミニトレーが綺麗な色だったので購入。
旅先の机に置こうと思いましたが、これ開かないタイプだった…。
でもつぶせるので旅に持って行きたいと思います。
買い物したら吉原細見をいただきました。

耕書堂の前からバスに乗り、大河ドラマ館まで戻ります。

東武鉄道の浅草駅。
手ぬぐいスタンプラリーにやってきました。

浅草駅 (東武鉄道 地下鉄) 駅

エスカレーターとこの階段の手すりが好き。

銀座線に乗るために地下街を通ります。

タイムスリップしたかのような雰囲気でいいですね～。

銀座線浅草駅は、お寺や神社を連想させる赤い柱が。

浅草駅 (東武鉄道 地下鉄) 駅

上野駅はレトロな雰囲気に改装されました。

上野駅 駅

手ぬぐいにスタンプを押して、今日の散策はゴールです。