2025/11/13 - 2025/11/14
230位(同エリア423件中)
ソネッチさん
待ちに待った紅葉シーズンがやってきました。昨今の日本は残暑が続いて、秋はあっという間に過ぎ去っていく!うかうかできません。
まずは大好きなくじゅうで紅葉狩りです。くじゅうの紅葉は九重連山の紅葉が有名ですが、それは登山者の特権!私たちのような観光客ががっつり紅葉を楽しむスポットは実は少ないです。その中で、お気に入りの紅葉スポットは何といっても九酔渓とくじゅう夢の大吊り橋!今回の旅の目的地です。ネットで紅葉情報をチェックしてようやく「見ごろ」情報をゲットできました。
一週間前に宿を捜したので、お気に入りのくじゅうのお宿は予約できず・・・。くじゅうはお料理自慢のこじんまりとした宿が多いので紅葉時期は早めに予約しないと予約は無理です。ならば、困ったときの別府頼み。くじゅうからは車で1時間。日本一の温泉湧出量を誇る泉都「別府」で探します。別府は超・超・高級宿からリーズナブルな宿まで、あらゆる規模、あらゆる種類の宿泊施設があります。キャパが大きいので探せば必ず宿泊できる宿があるはず。ネットで良さげな宿がお安く予約できました。
さて、旅行出発前日。何と旅行日の午前は雨予報です。最近、お天気についてないなあ。次の日は快晴予報なのでお目あての「夢の大吊り橋」は2日目にして初日は「男池園地」で紅葉狩りすることに。その旅行記です。
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8時30分自宅を出発。いつものように、耶馬渓を抜けてくじゅうに入ります。
まったく期待してなかったのに、耶馬渓の紅葉もかなり色づきが進んでました。
帰りに寄ることにします。
本日最初の訪問地は、あいのせ茶屋の駐車場にある -
「あまがたに渓谷」の展望台。
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四季彩ロード沿いにあります。
紅葉はほぼMax。とっても綺麗でした。 -
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あまがたに渓谷。
樹々で隠れて渓谷がよく見えません。 -
四季彩ロードにかかる橋に移動したけど、橋の上からも川の流れはやっぱりよく見えないなあ。
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その後、本日の目的地「男池」へ。
「男池」近くになると、譲り合って離合する狭い道になりますが、道沿いの紅葉は一気に綺麗になりました。
「綺麗!綺麗!」とはしゃぐ私の横で、主人は慎重に運転! -
黒岳の麓にある男池は、黒岳の他、ミヤマキリシマの大群落で有名な平治岳の登山口でもあるので、無料の広い駐車場があります。午前中は雨が降っていたので、駐車場に3台くらいしか停車していませんでした。
入り口で清掃協力金100円を払って男池遊園に入ります。 -
男池までは舗装された遊歩道があります。
木々の間を通る遊歩道を抜けると、 -
木製の橋「男池橋」に着きます。
ここから佳境。 -
橋上から上流をパチリ。
男池は、阿蘇野川の源流にあたります。湧水の流れる水は何故か薄ブルーに見えるんだよね。 -
下流をパチリ。
この流れに沿って進むと、「名水の滝」が現れますが、2024年の台風のため現在「名水の滝」に続く遊歩道は立ち入り禁止。残念! -
「男池」にむかいます。
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黄葉が美しい。よい時期に訪問できたようです。
男池はなかなか紅葉情報がキャッチできないのですが、「くじゅう夢の大吊り橋」とほぼ標高が同じなので紅葉時期も重なることが多い。 -
途中、超・超・巨大なキノコを発見!
見たことのないジャンボサイズのキノコです。すごかった・・・。 -
マムシグサの実
林の中に点在していてよく目立ってました。 -
男池到着。
1日約2万トンという圧倒的湧出量の泉は、緑の水草が揺れています。 -
湧出口はいつもはブルーなのですが、お天気が悪いからなのか今日はあまりブルーの色が出ていません。
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まずは上の台へ。
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上の台の原生林は美しく色づいていました。
黒岳は、山がすべて原生林でおおわれているくじゅう山群唯一の山です。原生林が特に原始的な状態で残っていることで知られています。 -
樹々の合い間から見えていた男池からの小川とここでお別れ。
早く、名水の滝まで行ける遊歩道が復旧するといいな。 -
男池名物「岩を掴む木」
この先でも所々で見ることができました。 -
今日は登山道を利用して、上の台からかくし水までハイキングします。
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紅葉の楽しみ方には2通りあるそうです。「外からながめる」ものと「中に入る」もの。
男池からかくし水までの道は「中に入る」紅葉を堪能できる道でした。 -
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上の台の窪地。
大雨の後などは、ここに水が溜まります。立ち枯れた木が、黒々と林立して火事の後のような不思議な風景。 -
薄暗い原生林の中は、苔むした石と倒木がたくさん。
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「もののけ姫」の世界です。
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登山道にはロープが張られ、目印のテープも付いているので、道に迷う心配はありません。(山に慣れない私たちはちょっと迷ったけど・・。ちょっとね)最後は、石だらけの急阪で苦戦しました。
トレッキングシューズを履いていて良かったです。紅葉にあまり興味がない主人は私を置いて、さっさと登っていきます。 -
石を掴む木
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根元をアップ!
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最後の急阪に苦労しながら、「かくし水」到着。
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想像よりも小さな取水口。
ちょっと、拍子抜けしました。 -
やっとかくし水に到着して喜ぶ主人。
かくし水を見て、「本当にこれ?、これ?」を連呼してました。 -
さあ、目的は果たせました。男池には何度も来たけど、かくし水まできたのは初めて。紅葉を楽しめる素晴らしい道でした。足元に注意しつつ、戻ります。
綺麗な紅葉を見ると、つい足を止めてパチパチ。ちっとも進みません。 -
九州は熊がいないので、安心して山歩きできます。
すれ違う人は誰もなく、静寂の中、この美しい景色を主人と二人占めしました。 -
岩を掴む木。
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根が太い!
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原生林の中は苔が美しかったですが、キノコも目につきました。
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山野草は目を皿のようにして探す私ですが、キノコはそこまで・・・
倒木が多いので、探せば多種類のキノコを見つけることができるでしょうね。 -
目についたものだけ、パチパチしました。
ツルツル、つやつやのキノコだったな。 -
キノコも可愛いんだけどね。
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上の台まで帰ってきました。
その後、 -
男池橋まで下りて、駐車場に戻りました。
美しい紅葉を見れて大満足。ただ、かくし水まで往復1時間とネットにはありましたが、途中パチパチしまくったヘタレ夫婦なので1時間30分ぐらいかかりました。 -
男池遊園が素晴らしかったので、九州屈指のドライブルート「やまなみハイウェイ」を走って、最高地点「牧ノ戸峠」まで足を伸ばすことに。
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牧ノ戸峠は、くじゅう連山にある標高1,330mの峠。残念ながらここの紅葉はほぼ終了してました。
駐車場から歩いて10分ぐらいのところに牧ノ戸展望台という展望台があり、三俣山を中心に九重連山の絶景を見ることが出来ます。綺麗な紅葉も見られるスポットですが、運悪く霧が出ていて真っ白でした。
紅葉MAXだった男池の標高は850m。500m違えば落葉しても仕方ないですね。 -
帰りは湯布院から高速に乗り別府へ。別府インターのすぐ近くにあるお宿に向かいました。
本日のお宿は和の宿「夢月」さん。初めて利用します。 -
いつもより遅い16時に到着。今日はよく遊びました。
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あまり情報も集めなくて1週間前にツインの洋室をバタバタと予約しました。でも、良い宿でした。
リニューアルされたばかりだと思います。ピカピカでとてもしゃれたインテリアのお部屋で喜びました。民芸調のお部屋です。 -
トイレはフルオートの便座。
部屋に設えられた洗面スペースもおしゃれ。 -
びっくりしたのが部屋菓子。
我が地元の菓子メーカー、キクタロウのお菓子でした。カフェや小倉駅ビルに支店もある有名店です。
何故、北九州市のお菓子が別府の旅館で提供されているのかは不明ですが??芋餡の美味しいお菓子でした。 -
チェックインがいつもより遅かった上に、男池ハイキングが結構ハードだったのでベッドでごろごろしていると、不覚にもついウトウト。
夕食前に入浴する時間を逸してしまいました。
6時になったので、食事会場にGO! -
食事会場はすべて個室の、靴を脱いで上がる小上がりタイプ。
テーブル席と掘りごたつの部屋がありました。私たちは掘りごたつね。 -
このお宿は、従業員はすべて日本の方。若い可愛いお姉さんが担当でした。
食前酒はサンザシ酒(初めて飲んだかも)
先付 烏賊生海苔和え 海老田楽 大根胡麻サラダ
前菜 唐千草まき 柿たまご モッツァレラたまり漬け 薩摩芋紅葉 長芋銀杏 -
酢の物 のどぐろ蓮根 鯛広島菜 サーモンオレンジ
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お造り 間八 まぐろ、ヒラメ
別府は、カボスヒラメが名産。ヒラメが美味しいです。 -
焼物 秋鮭西京焼き
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蓋物 蟹水晶蒸し
ちょっと珍しいお料理。美味しかったです。 -
メインは、海鮮蒸し、ステーキ、牛しゃぶといろいろ選べます。最近、歳のせいかメインにたどりつかいことが多いので、一番安い「豚しゃぶ」をチョイスしました。
中津市のブランド豚「錦雲豚」が運ばれてきました。見ただけでお腹いっぱいになる量だ。 -
お肉の下に、ちゃんとお野菜、キノコ、お豆腐も隠れています。
お肉はとっても美味しかったです。 -
お鍋の完食は早々にあきらめて、ご飯をもってきてもらいました。
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デザートはパイナップルのシャーベット。
酎ハイ1杯、飲んだだけでふらふらになって、部屋にもどりました。
まあ、すぐに冷めるんだけどね。 -
お宿は館内の大浴場の他に、館外に5つの家族風呂があります。
受付横のモニター画面で空き室を確認して利用します。入浴は制限時間なし、24時間、何度でも無料で利用できます。
運よく、一番広い露天風呂が空いていました。 -
「虹の湯」
他の4つの家族風呂は長屋風で少し歩いたところにありますが、この風呂だけは玄関を出るとすぐ近くにあります。 -
多分、コロナ前は露天風呂として利用していたと思われます。
更衣室も無駄に広い。家族風呂仕様のそれではありません。 -
大人4人以上は入れる露天風呂。
湯温管理がばっちりでした。素晴らしい! こころゆくまで、別府のお湯を堪能して部屋に戻りました。
天気は良くなかったけど、男池で素晴らしい紅葉を見れたし、ぎりぎり雨に合わなかったから良い一日でした。
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