お隣、大分県は「別府」「湯布院」を筆頭に温泉の宝庫です。別府もよいところですが、私のお気に入りは九重温泉郷。個性豊かな温泉宿がたくさんあります。時間がとれればお宿ステイを目的に九重に泊まりに行く旅行の計画を立てています。九重温泉郷の中でも私のお気に入りは筋湯温泉です。地上１０００ｍのところにあるので、夏はともかく涼しい。ここ数年、夏は筋湯温泉に避暑も兼ねてお泊りに出かけています。人気のある離れ宿は、なかなか予約が取れないのですが、今年4月、大好きな「喜安屋」さんの予約がようやく取れました。あいにく出発前日からの大雨ですが、4年ぶりの訪問なので意地でも出発します。<br />主人、私、私の母のオールド三人組の旅行記です。

大雨の情報だけど、筋湯温泉に泊まりに行く～高塚愛宕地蔵尊の風鈴祭り～

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2021/07/09 - 2021/07/10

144位(同エリア299件中)

エリア

筋湯温泉・九重温泉郷(大分)

熊本県には大雨警報が出ていますが、福岡県と大分県には出てないので「大丈夫だろう」と言い聞かせて、9時に家を出発。もちろん大雨です。どよんとした気分で最初の休憩地「道の駅おおとう桜街道」に到着。
運よくちょうど、雲の切れ目にあたったようで、雨は小休止になりました。
道の駅に隣接する花公園に、私だけ行って見ます。
今の時期はひまわりが咲いています。
花は、咲き始め。3分咲きといったところでしょうか。
背の低いコンパクトなひまわりでした。
虹色の展望台にも行って見ましたが、鍵がかかっていて登れず・・。雨だったからなのか、土・日しか開放してないのか、不明です。残念。
道の駅おおとうのウリは、何と言っても「1億円トイレ」
母が大好きです。
トイレのドアには、陶板焼きの絵
トイレの中にも、陶板焼きの絵
洗面鉢も陶器。
デパートのトイレよりも豪華です。
人気の道の駅で、いつ行ってもお客さんが多いですが、野菜などは、近くの道の駅勧遊舎ひこさんの方が充実してます。ここは、手芸品の品揃えが充実していて、前回買ったマスクがすごくよかったので、今回も2枚購入。お安いです。

下道を通って、大分県の「高塚愛宕地蔵尊」に到着しました。主人と母は初訪問。私は20年ぶりの訪問になります。私の地元でも「高塚さん」と呼ばれ、有名です。
着いてすぐ、最近流行りの花手水を見ることができました。
豪華な紫陽花の花手水。きれいですね。
高塚さんで風鈴祭りをやっているという情報を得て、20年ぶりに訪問しました。
最近、風鈴祭りをやる寺院が増えてきました。
夏に風鈴は似合うので、人気が出るのが分かります。
「プリキュアになれますように」と書かれた短冊が風鈴に下げられているの見つけて、笑いました。
高塚さんには、願いが込められたたくさんのお地蔵様が奉納されています。
洞内にもたくさんのお地蔵様。個性的なお地蔵様が並んでいます。
洞内の閻魔様。
洞内を通って、最後は有名なおかかえ地蔵さまにお参りしました。思ったよりも小さなお地蔵様でした。
社務所で達筆な御朱印を頂いて、高塚さんを後にしました。
宿に入るのは3時から。ちょっと、時間があったので高塚さんから車で10分ほどで行ける「慈恩の滝」に寄ってみました。
道の駅「慈恩の滝くす」の駐車場に車を停めると、滝は道を渡ってすぐそこです。
雨の後なので、いつもにも増してすごい水量。ゴウゴウと水しぶきを上げて落ちていました。

裏見の滝だったのですが、昨年の夏から滝の裏へは行けません。
正面右に回ると、二段の滝だということが分かります。豪快な滝です。

さあ、よい時間になりました。宿に向かいます。
宿に向かう途中、町田バーネット牧場でおやつタイム。
お昼にきたら玖珠牛の焼肉が美味ですが、今回の目当ては
ソフトクリーム。
濃厚なカスタードソフトが名物ですが、
私は、あっさりしたミルクソフトの方が好みです。
3時ちょうどに、喜安屋さんに到着。駐車場に車を停めていたら、宿の方が傘を持って飛んできてくれました。
全室露天付きの離れ宿。筋湯温泉は湯布院などに比べると、お手軽な料金で宿泊できます。
「虹」というお部屋に宿泊しました。
民芸調の八畳の和室と
四畳半の次の間。
部屋付きの露天風呂は二人入っても十分足が伸ばせる広さ。もちろん、かけ流しです。

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前回、宿泊した時は部屋の露天に満足して館内の風呂棟は利用しなかったので、今回は利用してみました。
男女別の浴場以外にも、内風呂の家族風呂が二つ、露天の家族風呂が二つあります。
切り石の内風呂。筋湯温泉は、近くの九電の地熱発電所から給湯してもらっているので、湯温度は高く、湯量も豊富です。
無色・無臭の塩化ナトリウム泉で優しい肌触りの温泉です。
私が入っている間は誰も来なかったので、この広いお風呂を独り占め。
内風呂の横には、
広い広い露天がついていました。
主人と母は、部屋のお風呂に入りましたが、温度調節が素晴らしいと褒めていました。
夕食は、個室の食事処で、6時に一斉スタート。開始時間は選べません。
お野菜中心の前菜と
大分牛の陶板焼き、
鱒のお刺身が先出し。
この後、出来立てのお料理が次々と運ばれてきます。
トウモロコシのすり流し。
山女魚の塩焼き。
冬瓜の鳥そぼろかけ。

焼き野菜のデミグラスソースかけ。
山あいの天ぷら。
みつば、山芋の葉、ユキノシタの葉など、珍しい山菜の天ぷらがいただけました。
野菜中心の料理が、少量で品数多く運ばれてくるので、女性好みのお料理だと思います。写真撮り忘れですが、デザートもアイスとイタリアの焼き菓子がでました。
お腹いっぱいになりましたが、野菜中心の料理なので、何となく罪悪感は少ない(笑)

美味しい料理を頂いた後、部屋のお風呂に入って、ゆっくりしました。ごくらくです。
次の日、起床してすぐ部屋のお風呂に入りましたが、あいにく雷まじりの大雨です。
紫陽花を見に宝八幡宮に行く予定でしたが、今回は断念しました。朝食を食べたら帰宅することになりました。
朝食も同じ会場で、8時スタートと決められています。朝食も品数が多い。
後から、味噌汁、茶わん蒸し、豆腐のすり流しが運ばれ来ました。
朝食も、美味しかったです。
4年ぶりの喜安屋さん、やっぱりよい宿でした。また、来ます。
雨は残念でしたが、こればかりはどうしようもありません。