ちょこっとスペイン巡礼とバルト諸国の旅１１：エストニアのタリン旧市街

2025/10/30 - 2025/11/01

JALの特典航空券ビジネス片道で東京・フランクフルトを半年以上前に入手。
その先どこへ行こうかといろいろが考えて、
①以前行ったスペイン・サンチアゴ巡礼の道の続きを歩いて、バルで楽しむ
②まだ行っていないバルトの国に行ってみる
ことを目的に、日程を設定、10月15日から11月1日までの18日間の旅となりました。
10月15日～23日　
成田ー（JL)→フランクフルトー（LH)→ビルバオー（bus）→ログローニョー（歩き5日）→ブルゴスー（bus）→ビルバオー（LH）→ベルリン
10月23日～11月1日
ベルリン-(rail)→ゲルリッツ-（rail)→ワルシャワ-（LO)→ビリニュス-(bus)→リガ-(bus)→タリン-（AY)→ソウル-（OS)→成田

その１１　今回の旅の最後はエストニアのタリン。旧市街がすばらしいが、バスターミナルや空港への移動、新市街での食事などいろいろ楽しめました。

エリア タリン(エストニア)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.5
• ホテル: 4.5
• グルメ: 4.0
• ショッピング: 4.0
• 交通: 4.0

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 高速・路線バス 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

リガからタリンも同じLUXバスで。所要時間４時間。
デラックスシートの1人掛けでゆったり

リュクス エクスプレス バス系

各座席にモニターが付いていて、映画も見ることができる。イヤホンは持参か販売。
コーヒーマシンも付いている。

エストニアに入って、最初に泊まるのはパルヌ。夏は海岸リゾートとして賑わうらしい。
バスターミナルでしばらく停車。隣はFLIXバス。欧州全土にネットワークを持つバス会社。

平地森の中をずっと走る

タリンバスターミナルに到着

バスターミナル (タリン) バス系

タリンのバスターミナルは中心部から少し離れているので、バスかトラムで行くのが便利。
バスのチケット販売機がターミナルの出口にある。１時間券が２ユーロ。
カードで買うとQRコードが付いたチケットが出てきて、バス、トラムの先頭の入り口の読み取り機にQRコードをかざせばよい。現金での乗車は不可。
ただし、このQRチケットはアプリでも購入可能なので、わざわざこの販売機を使う必要もない。

トラムで市内へ向かう。入口のこの機械にQRコードチケットをかざすか、クレカのタッチ決済でも同じ。
日本のカードでタッチ決済できた、何も問題なし。
車両の中ほど、後方にも読み取り機があるが、交通カード専用のタッチ機で、クレカには対応しないので注意。

トラム (タリン) 鉄道系（地下鉄・モノレールなど）

クレカのタッチ決済で払えるのにQRチケットを使うメリットはよくわからないが、家族やグループで利用するとき一度で人数分の支払いができる、地元の高齢者など割引に対応している、割引率の高い定期券に対応しているなどの特徴があるらしい。さらに地元の人はタリン交通カードを購入してマイナカードに載せることでタッチするだけで乗車することができるらしい。さすが、IT先進国。

バスターミナル、空港と市内の往復にしか使わない旅行者ならクレカのタッチ決済で十分

２番のトラムで中心部に行くが、旧市街のまわりを左回りに行くのと右回りに行く路線があるらしい。ここで下車。

Kaubamaja (タリン) ショッピングセンター

Viru Keskusというショッピングモール

ヴィル ケスクス ショッピングセンター

少し歩いてヴィル門が旧市街への入口
この門を入ると急に雰囲気がかわり、古い街並みが現れる

ヴィル門 建造物

今日の宿を探しながら、あたりを散策
これは立派なホテル

ホテル テレグラーフ、オートグラフ コレクション ホテル

こちらも高級ホテル

スリー クラウンズ レジデンツ ホテル

宿はもうすぐ

ヴィル通り 散歩・街歩き

到着、いつもながらグーグルマップに道案内をお願い。
便利な時代になったものだ。

今日の宿は水色の三角屋根の小さなホテル
一階はイタリアンビストロ

CRU ホテル ホテル

事前に連絡が来て、オンラインチェックインということで、名前、パスポート番号等を登録して、完了。フロントのお姉さんにオンラインチェックインをしてあると言ったら、カギは必要かと聞かれた。チェックインをしたスマホが電子キーになるとのことで、カードキーはなくてもよいらしいが、ともかくタッチカードのキーはもらってみた。

長い廊下を行ったり来たりして階を登り、屋根裏部屋が今日の宿。
斜めに傾いた壁がいいね。壁に頭をぶつけやすいので注意。

ドアも上部が傾いている。
タッチカードの代わりにスマホをかざしてもカギが開く。
さすが電子立国エストニア。

近くの店

エストニア語で「どうぞ」という感じ？

市庁舎前広場
寒く小雨なのにテラス席で食べる人もいる

旧市庁舎

旧市庁舎の塔 建造物

旧市庁舎の広場
raekojaはtown hallのエストニア語

ラエコヤ広場 広場・公園

土産物店

ヴィル門を出たところに花屋が並んでいる
雨が降ってきてテントをかけている

ヴィル門を出るとすぐ新市街の繁華街
ショッピングセンターのソラリス
地下は大きなスーパーマーケット

ソラリス ショッピングセンター

ラトビアにあったセルフサービスカフェテリアのリドが２階にある

リド 地元の料理

大規模でいろいろな品がある
生ビールは自分で注ぐ
グラスを斜めにして注いだが、泡だらけになった
おばちゃん店員が見かねて、ほらこうやるんだよと入れてくれた

ボルシチスープと魚料理、チキンピラフを付け合わせに頼んだらたっぷり山盛り
他にも食べてみたい品はあっただ、これだけで満腹

食後、旧市街を少し散歩
寒いので早々に引き上げる

大ギルドの会館 (エストニア歴史博物館) 博物館・美術館・ギャラリー

ドーナツ専門店
SÕÕRIKU JAAM Authentic Estonian Donuts

ネコが薦めるエストニアドーナツ

あと１か月すればクリスマスマーケットで賑わう場所

タリン旧市庁舎 史跡・遺跡

大手スーパーチェーンのMAXIMA
バルト諸国ではスーパーチェーンが小型のミニスーパーを展開していて、コンビニとして使える
最後の日なのでワインは買わないで、ブランデーのミニボトルがお手軽値段なので買ってみた。セルフレジでバーコードを読ませると、店員呼び出しが鳴り、アルコール年齢確認、日本と同じシステム

10月31日　最後の日　タリン空港1440発の便で帰るので、午前中は市内散策ができる。相変わらずの小雨交じりの天気なので、ホテルでゆっくりしよう。
充実の朝食。

CRU ホテル ホテル

旧市街の散策
ブラックヘッドの会館
商人組合の館

ブラックヘッドの会館 史跡・遺跡

土産物店の看板ネコ

KGB本部があった場所
地下に牢獄があり見学ツアーがある

KGB強制収容所 博物館・美術館・ギャラリー

１４世紀に建てられた教会

聖オラフ教会 寺院・教会

歴史的建造物
ホテルになっているので泊まることができる

三人姉妹 史跡・遺跡

旧市街の北の出口
ヘルシンキからフェリーで来るとここから入る

スール ランナ門 史跡・遺跡

紋章

ふとっちょマルゲリータとして有名

エストニア海洋博物館 博物館・美術館・ギャラリー

こちらも古い建物

三人兄弟 史跡・遺跡

丘に上がって旧市街の展望台に行く

コフトウッツァ展望台 建造物

旧市街の外には高層ビルがある新市街

展望台にある土産物店

小物類

コーヒー、スナック販売のテント

丘の上の教会

聖母マリア大聖堂 寺院・教会

正教寺院

アレクサンドル ネフスキー大聖堂 寺院・教会

正教らしい装飾

丘をおりていくと城壁が立派な城跡

トームペア城 城・宮殿

このあたりが公園になっているが、１９４４年ソビエト軍がタリンを空爆して旧市街を破壊し、そのまま空き地となり公園となった。ソビエトはエストニアを空爆したという事実を認めなかった・・と書かれている

聖ニコラス教会 寺院・教会

エストニア独立戦争の記念碑がある自由広場だが、この独立戦争は1918年のロシアからの独立のことを言い自由広場と名付けられたものの、ソビエトに占領されてからは、この場所は放置されていたが、1991年に独立を回復したのちに建てられた記念碑。

自由広場 広場・公園

自由広場の隣にあるエストニア占領博物館
ソビエト支配の約50年間の歴史が展示されている
オープンが11時でそこまで待てないので入場は断念

占領博物館 博物館・美術館・ギャラリー

入口のオブジェはシベリア抑留をイメージしたものでカバンのタグにシベリア各地の地名が書かれている
バルト諸国だけでなく、旧東欧からは共産主義に異議を唱える人はもちろん、その嫌疑をかけられただけで人民の敵として処刑、シベリア送りとなった。エストニア人もその人口を大きく減らした。

占領博物館 博物館・美術館・ギャラリー

エストニアとウクライナの国旗
ロシアと国境を接しているバルト三国にとってウクライナの今日は、バルトの明日

ワバドゥセ広場 広場・公園

ホテルをチェックアウトし新市街のショッピングセンターへ。
フードコートがある。このフードコートはアルコールが飲めるバーもあり、便利。
寿司店もある。

ヴィル ケスクス ショッピングセンター

ショッピングセンターの入口。

空港行きのバスに乗る。

帰国編に続く