ちょこっとスペイン巡礼とバルト諸国の旅１：まずはフランクフルトへ飛び近くの町に泊まる

2025/10/15 - 2025/10/16

JALの特典航空券ビジネス片道で東京・フランクフルトを半年以上前に入手。
その先どこへ行こうかといろいろが考えて、
①以前行ったスペイン・サンチアゴ巡礼の道の続きを歩いて、バルで楽しむ
②まだ行っていないバルトの国に行ってみる
ことを目的に、日程を設定、10月15日から11月1日までの18日間の旅となりました。
10月15日～23日　
成田ー（JL)→フランクフルトー（LH)→ビルバオー（bus）→ログローニョー（歩き5日）→ブルゴスー（bus）→ビルバオー（LH）→ベルリン
10月23日～11月1日
ベルリンー(rail)→ゲルリッツー（rail)→ワルシャワー（LO)→ビリニュスー(bus)→リガー(bus)→タリンー（AY)→ソウルー（OS)→成田

その１は、チケット手配などの準備と日本発フランクフルトまでの内容です。
フランクフルト市内ではこの日はどこも空室なしだったので、フランクフルト空港近くのリューゼルズハイムで泊まる。都市を離れればドイツでもお手軽値段で泊まれる。

エリア その他の都市(ドイツ)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.0
• ホテル: 4.0
• 交通: 4.0

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 鉄道
• 航空会社: JAL
• 旅行の手配内容: 個別手配

JALのマイレージが６万マイル近くになった。ANAのほうは、SFCステータスがあり、クレカもあり、よく使うので着実に増えていくが、JALは簡単には増えない。
ここで使おうと思いっ立って予約したのが2024年11月

最近は、JALもANAも特典航空券の必要マイルが需要に応じて大きく変動するようになった。マイルあたりの単価を考えるとビジネスクラスが断然お得だが、人気の路線は１年前ですぐ売り切れてしまう。
JAL欧州線のうち、フランクフルト線は成田発でJALにとっては共同運行の相手がいない場所なので、ロンドンなどに比べて、特典航空券がとりやすい。
成田・フランクフルトで、ビジネス片道が83000マイルが基本だが、最安値の55000マイルの日が少しある。11か月先の2025年10月のビジネス席を55000マイルでゲット！諸費用は 39,710円。

このページは2026年の3月の必要マイル数だが、55000マイルが適用になるのはわずか2日だけというタイミング。暇な人や仕事を辞めた人しか使えない。

JALのこの路線の往復の片道料金の最低が284,710円+税他なので、1マイルが5円以上になり、お得。

その後、2025年になってから、具体的な行先、途中のフライト、帰りの便などを手配。
帰りの便の選び方については、帰国編で書きます。

スペイン巡礼歩きはこれまで三回行っている
１回目は、フランス国境のサンジャンピエドポーからログローニョまで（黄色）　160ｋｍ
https://4travel.jp/travelogue_group/1648
2回目は、ガリシア州境からサンチアゴコンポステーラまで（赤色）159ｋｍ
https://4travel.jp/travelogue_group/23792
3回目は、ポルトガル人の道、ポルトガル国境からサンチアゴコンポステーラまで（青色）120ｋｍ＋フィステーラの道90ｋｍ
https://4travel.jp/travelogue_group/50828

巡礼証明書も２回もらっているので、今回は証明書を目指すのではなく、歩きを楽しみバルでタパス、ピンチョスを楽しもうという趣旨

以前行った、ログローニョのバル街は、美食の町サンセバスチアンより、にぎやかでおいしいと個人的に思っているので、ここを起点に121km先のブルゴスまで行き、スペイン中央部の平原を歩いてみよう
10月になり天気も怪しいし、無理はせず、常に公共交通を使うプランBを用意しつつ行ってみよう。

宿は大部屋ホステルタイプのアルベルゲはこれまでも使っていて、嫌いではないが、考えてみると西欧の大都市では一泊100ユーロ越えが当たり前のところを巡礼路の宿ではペンシオンとかカーサルーラル（田舎の家）というタイプでは個室で50ユーロ程度であるので、今回はアルベルゲはパスして、個室の宿に泊まることにした。
今回は、後半の旅も含めて基本的には1泊15000円以内の宿とした、この範囲なら十分まともな宿がある。ホテル限定ならエクスペディアやホテルズコムがいいが、ペンションやアパートなども含めるとブッキングコムが便利というのが実感

スペインはビルバオからインアウトの7泊の旅。ビルバオとログローニョ、ブルゴスの間はバス移動。

ベッドだけで毛布がない公共系アルベルゲの利用がないので、寝袋が不要になり、荷物は軽くなる。以前使っていたモンベルのバックパックは背高で持ち込みサイズを超えるが、最近は、機内持ち込み可サイズのキャビンゼロの40リットルサイズを使っている、これは腰ベルト、胸ベルトがついているので、長距離を歩いてもバックパックとそん色ない。

貴重品と携帯はサイドバックへ、こちらも腰ベルト付きなので、安定感がある。

携帯はeSIM対応なので最近使っているAiraloのポイントがたまっていたので今回もAiralo。
宿ではWiFiが使えるので、外では地図を見る程度だが、ないと困るので、今回は３Gプラン。最近はクレカの2段階認証があるので、電話とSMSは既存の番号を生かして、データだけ海外SIMにセットしておくことが必須。

人混みの中に行くことがなかったので、スリとかの危険を感じることはなかった。ただ、町で英語は話せるかとか近寄ってくる人がいるが、日本の駅前と同じで知らない人に声をかけられたら、寄付金詐欺とか物乞いなので、相手にしないことが大事。

JAL特典航空券で購入したフランクフルト行きは朝10時40分発なので、東京発も早い。6時台に日暮里に行き、スカイライナーで。

日暮里駅 駅

巡礼歩きにはかかせないウォーキングステッキ、これが機内持ち込み可なのかよくわからない。これまでは、機内持ち込み不可サイズのバックパックだったので、いっしょに預け荷物にしていたが、今回は持込可のバックパック。JALのカウンターでステッキだけ預けられるが尋ねてみたら、この箱を用意してくれ、預けることができた。
（フランクフルトから先は、機内持ち込みで可ということがわかり、成田でも機内持ち込みでよかったようだが、ともかくJALさんありがとう）

成田の両替レート、売りと買いの差（スプレッド）はそれなりにある。
ユーロ両替は、新宿の両替店のほうが断然お得、最近はアジア通貨も市中の両替店がお得。

成田空港第1ターミナル 空港

ビジネスクラスなのでFASTトラックが使える。

久しぶりのJALサクララウンジで休憩

成田空港国際線 JALサクララウンジ 空港ラウンジ

ビジネスクラスで食事は充実のはずだが、長距離便は食事まで時間がかかるので、朝食はラウンジで。
コロナ期はオーダー制だったが、今は自分でサーブするスタイルに戻った。
定番のカレーをいただく。

ドリンクの自動サーブ機はコロナ期以降も健在

成田空港国際線 JALサクララウンジ 空港ラウンジ

フランクフルト便は787

搭乗ゲートでの顔認証はパスポート確認が不要になるということ

JL407　1040発 NRT-FRA 1740着　北極回りの14時間の長旅
疲れ知らずのビジネスクラス席は最高

まずは、ナッツとおつまみにシャンペン

日本発なので和食をチョイス
いろいろな品が入っているのがさすがの和食

続いてメイン

14時間のフライトは北極回りで、昔はアンカレジで給油休憩だったのと同じルートをノンストップで行くので長い！

JALのビジネスクラスは2回目の食事は手元のリモコンから個別にオーダーする仕組み

フランクフルト空港はT2に到着
鉄道駅にはT1へ連絡バスで行く

フランクフルト国際空港 (FRA) 空港

この日のうちにスペインまで行くこともできるが、夜遅くなるので、今日はフランクフルト泊まりで、明朝の便でスペイン・ビルバオへ

フランクフルト駅前のお手軽宿でよかったが、この日は何かイベントでもあるのか、市内の宿はほとんどない。
マインツかヴィ―スバーデンに泊まってもよいが、ネットで見つけた近くのリュッセルズハイムにお手軽宿がある。
鉄道で行こう。ネットでチケットは買えるが、駅の自販機で購入、カード払いで簡単。

フランクフルト空港近距離駅 駅

ネットや自販機で近距離切符を買うときの注意。ドイツの切符は他国でよくある打刻機を通す必要はなく切符を購入した時刻から24時間有効。なので、日本で事前に購入してしまうと、期限切れになり、検札にひっかかると罰金対象になるので、乗車直前に買おう。
日時が指定された長距離線は事前に購入可。

リュッセルズハイムにはSバーンのマインツやヴィースバーデン行きに乗ればよいことは知っているが、その先へ行く郊外電車も同じ線路を走っている。次にくるAlzay行きがリュッセルズハイムを通るらしい、Alzayとはマインツの先のローカル線の町らしい。
時計は18時30分なのに17時発の列車が来る、ドイツ鉄道では遅れが当たり前。

ローカル線に乗り入れる快速車両なので、ディーゼルカー。加速性能はかなりよい。
途中駅を通過し、空港駅の次はリュッセルズハイムに到着。

駅から歩いて数分、いろいろな店を見ながら行ったので、ホテルに着いたらすっかり暗くなってしまった。到着は19時頃、初めての街に夜到着はいろいろ不安。

１階はスーパーとホテルフロント、２～４階がホテル。
シングルの小さい部屋で60ユーロ
一応バスタブが付いている

100ユーロが普通の大都市だが、ちょっと郊外に出ればこんなにお手軽宿がある。

Trip Inn Hotel Airport Russelsheim ホテル

飛行機の中で飲んで食べてきたので、近くのレストランに行くほどでもなく、近くのベーカリーでピザと缶ビールを買って部屋飲み。

ホテル全景

Trip Inn Hotel Airport Russelsheim ホテル

翌日、10月16日
リュッセルズハイム駅に戻る
ルフトハンザ航空ビルバオ行きは1115発なので余裕

ルフトハンザは搭乗券をメールで送ってくるので、チェックイン手続きは不要
荷物預け窓口で、ステッキの事を聞くと、機内持ち込みで問題ないとのこと

セキュリティチェックでＸ線で形状が見えるので、先が尖ってなければ、袋を開けることもなく通過。以降、他の空港でも同じ。

ビルバオ行きはＴ１のＢターミナル、Ｂはロンドンなど近距離シェンゲン外（入出国管理がある地域）がメインで、シェンゲン内行きの乗り場は少なく、域内用ラウンジがない。
いろいろ調べてＡターミナルに行けばラウンジがあることがわかった。時間はあるので、地下の連絡通路でＡターミナルへ

ルフトハンザラウンジに到着
セネターラウンジは、フアーストとスタアラゴールドが対象で、ビジネス専用ラウンジより少しグレードが高い。
ＡＮＡーＳＦＣなのでエコノミー利用でラウンジが使えるのはメリット
今回は域内はスタアラメンバのルフトハンザとポーランド航空のエコノミーを利用しているので、どこでもラウンジが使える
変更不可の安いエコノミーで十分

ルフトハンザ セネターラウンジ (フランクフルト国際空港) 空港ラウンジ

ホテルでは朝食はとらなかったので、ラウンジでゆっくり

こちらは外の店。
ドイツに来るとサンドイッチがいろいろありおいしそう

フランクフルト発1115発 ビルバオ着1325の LH1142に搭乗
機材はA320
サービスは水だけ。食べ物、その他の飲み物は有料。

スペイン編に続く

フランクフルト国際空港 (FRA) 空港