2025年日本の冬巡り(17）富山→東京→アデレード　旅の終わり

2025/02/19 - 2025/02/21

2月19日、富山から東京へ戻り、豊洲で一泊。東京でいつもつきあってくれる友人二人と、神楽坂のフランス料理店で会食。

2月20日、豊洲市場と阪急百貨店大井食品館でアデレードに持ち帰る食品を購入してから、羽田空港へ。

2025年冬の日本を巡った旅もこれで終わりです。

エリア 羽田(東京)

• 旅行の満足度: 5.0
• ホテル: 4.5
• グルメ: 5.0
• 交通: 5.0

• 同行者: カップル・夫婦（シニア）
• 交通手段: 高速・路線バス レンタカー JALグループ 新幹線
• 旅行の手配内容: 個別手配

多分これが今年最後に見る雪景色でしょう。

ホテルJALシティ富山 宿・ホテル

夜の間にかなり降ったようです。

さすが富山。ホテルの朝食ビュッフェに名物のますの鮨が三種類。25年ほど前に、富山の山荘で大宴会を開いた翌日、6種類のます寿司を買って立山連峰を望みながら食べ比べをしたことを思い出しました。名物に旨いものなし、と良くいいますが富山のますの鮨は美味しいのもあります。

冷たい飲み物も豊富、サラダのコーナーには生産者さんの紹介プレートがありました。こういう地道な取り組みで、日本の農業がもっともっと、儲かる産業になっていって欲しいところです。

このホテルの朝食で残念なのは、「生卵」の提供がないこと。富山にもいい鶏卵業者さんがいそうなものですが・・・

この日は良いお天気でした。

その分、きゅっとした寒さがしみましたが・・・

ふたたび、路面電車の線路を渡って駅構内へ。

富山駅 駅

無事、予定通りに運行していました。

また来ますよ、富山。よき友、よき酒、よき魚に会いに。

列車が入ってきました。

順調に走り続けて長野県を通過。

この日も富士山は美しかったのでした。

東京に到着、手近のベトナム料理店でお昼ご飯にしました。プルミエ銀座というこじゃれたビルにある、Nha Viet Namさんです。なんでも2002年にベトナム大使館からの要請で恵比寿で開業したお店とか。シェフは現地から招聘しているそう。ビールとこんな料理をいただきました。

ニャーヴェトナム・プルミエ銀座 グルメ・レストラン

この日は、東京に泊まるたびに付き合ってくれる友人２人とフランス料理店で会食です。まずは、2月一杯で閉店してしまうお気に入りのお店、コート・ドールへ。残念ながら予約はとれませんでしたが、せめてご挨拶だけでもと伺いました。以前伺ったときからなんとなく予感はありましたが、寂しいことです。

そして夕食はマンジュ・トゥー。この日の客は私たち４人だけ、シェフとの会話も楽しみつつお任せコースをいただきました。

これで私たちの2025年日本旅行のイベントはすべて終了です。この日の宿は先日と同じ豊洲のJAL Cityホテル。

あけて2月20日は快晴、きりっと冷える中を帰国前の買い物にでかけます。

ホテルJALシティ東京 豊洲 宿・ホテル

わざわざこんな場所に宿を取ったのは、ここに来るためでした。はじめての豊洲市場。

豊洲市場 市場・商店街

日本で食べる最後の朝食ですから、やはりお魚で。築地魚河岸仲家というお店があったので入ってみました。「市場関係の方が優先」というのが印象的でした。

市場で使うターレという荷物運搬車が置いてあって写真撮影ができるようになっていたり、廊下の一部がガラス張りになっていて下の市場の様子が見えたり、魚介に関する展示があったりと観光客向けの工夫も沢山。

オーストラリアに持って帰るための乾物をあれこれと購入。

そして屋上（6階）には広々とした緑化広場があり、湾岸エリアの街並みを一望できるようになっていました。とても寒かったので長居はできませんでしたが、23時まで開放されているということなので、今度は夜景を見に来たいものです。

羽田空港で、Hitoshinayaという店をみつけました。「あさごはん、どんぶり、十割そば、3店舗を1つの軒下に集め、小さな町屋が生まれました。」だそうで、「石臼挽きの北海道産蕎麦粉を 100％使用」という十割蕎麦を試してみました。

・・・・もうこの蕎麦を食べることはないでしょう。

Hitoshinaya グルメ・レストラン

JALラウンジのビーフカレーで口直し。飛行機を眺めながらのんびりといろんな酒を嗜みながら、日本に別れを告げました。

羽田空港国際線 JALサクララウンジ 空港ラウンジ

夜11時前に提供された機内食は、JALが以前からやっているRED U-35とのコラボメニュー。木本陽子さんという、辻調→ラトリエ ドゥ ジョエル・ロブションから韓国料理というちょっと変わった経歴のシェフが監修したものでした。

どのあたりにいるのかなぁ、と確認してみたらまだこんなところでした。

映画を見たり、うとうとしたりしてやっとここまで。

これが朝食。フレンチトーストにソーセージの献立でした。よく出るオムレツよりはこっちの方が美味しいと思いました。

シドニー空港に無事到着後、国内線ターミナルへ専用バスでの移動です。国内線ターミナルの国際線乗り換え口はときどき変更されますが、いまは15番になっています。

シドニー国際空港 (SYD) 空港

無事に定刻に出発しました。カンタス航空は国内線でも、飲み物と一緒に何かしら食べるものを出しますが、朝便はさすがにこの手のスナックだけです。

いつ見ても見事な断崖絶壁でした。

離陸後およそ１時間くらいで見える景色です。円形のものは、センターピボット灌漑システムを導入している大規模農場です。

オーストラリア最長のマレー川。

地上絵ではなくて、アデレード市内のモータースポーツクラブが所有しているコースです。さすがオーストラリア。

アデレード近郊はまだまだ開発中の土地が沢山あります。

無事、アデレード空港に到着、機外へ出ると暑さでクラクラしそうでした。
時差は30分（時期によっては１時間30分）しかありませんが、半年の季節差はなかなかにつらいものがあります。

ともあれ、予定を繰り上げて始まった冬の日本の旅は多くの収穫を残して無事に終了しました。

アデレード空港 (ADL) 空港