2025/06/19 - 2025/07/07
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j-ryuさん
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★前回ご覧いただいた奥久慈の滝巡りの帰路に
塙町の上渋井のハス園にも行ってきました。
事前情報でメインの蓮(ハス)はようやく咲き始めのようですが
浮葉性水生植物のアサザは見頃だと聞きつけ、ならばと立ち寄りました。
上渋井のハス園は2015年から地元有志が塙町上渋井地内の
遊休水田を利用しハスやアサザなどの水生植物を育て
『上渋井のハス園』として一般公開を始めました。
努力の甲斐があり年々花の数が増え、わずか10年あまりで
素晴らしい水生植物の花園になりました。
近年はその美しさがSNSなどで評判になり人気急上昇中の花の名所です。
上渋井のハス園だけでは旅行記としては少し寂しいので
後日訪れた矢吹町・大池公園の大賀ハスやスイレン、
チョウトンボなども合わせてご覧いただこうと思います。
空梅雨気味の当地は水の管理が難しかったと思いますが
上渋井のハス園も大池公園の大賀ハスも素晴らしい出来栄えで
極楽浄土のような花園を堪能させもらいました。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- 交通
- 5.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 1万円未満
- 交通手段
- 自家用車 徒歩
-
◆塙町・上渋井のハス園&矢吹町・大池の大賀ハス ルートMap
(※Google mapに加筆)
https://www.google.co.jp/maps/@37.4571007,140.318751,115147m/data=!3m1!1e3?hl=ja&entry=ttu&g_ep=EgoyMDI1MDcxNi4wIKXMDSoASAFQAw%3D%3D -
◆塙町・上渋井のハス園 ルートMap(※Google mapに加筆)
https://www.google.co.jp/maps/@36.965509,140.4028123,3622m/data=!3m1!1e3?hl=ja&entry=ttu&g_ep=EgoyMDI1MDcxNi4wIKXMDSoASAFQAw%3D%3D
上渋井のハス園までのルートはかなり分かり辛いですが
現在は国道118号からショートカット的なバイパスを
建設中なので、完成後は分かりやすくなると思います。 -
◆塙町・上渋井のハス園 ルートMap(※Google mapに加筆)
https://www.google.co.jp/maps/@36.9699725,140.4120739,280m/data=!3m1!1e3?hl=ja&entry=ttu&g_ep=EgoyMDI1MDcxNi4wIKXMDSoASAFQAw%3D%3D
ルートはかなり複雑ですが、ポイント、ポイントに
案内板があるので確認しながら進めば大丈夫だと思います。 -
◆塙町・上渋井のハス園 (※2025/6/19 撮影)
写真右手の方からアクセスするとハス池が見えてくるので
その手前にある駐車場を利用します。
駐車場や見学は無料ですが、任意の環境整備募金BOXがあります。 -
◆塙町・上渋井のハス園
園内は特に見学コースは無いので遊歩道を自由に散策します。
駐車場を下りた場所にメインのハス池が広がっていますが
事前情報通り殆ど蕾状態で、ポツンポツンと
わずかに咲いている状態です。 -
◆塙町・上渋井のハス園~アサザ(浅沙)
駐車場を下りて左手(東)に進むと休耕田を再利用し
区画された沼が連なりアサザやスイレンが育成されています。 -
◆塙町・上渋井のハス園~アサザ(浅沙)
休耕田だったのを整備し直してアサザやスイレンの池にしたので
アサザは元々ここに自生していたのではなく、
栽培種を移植したのだと思います。 -
◆塙町・上渋井のハス園~アサザ(浅沙)
福島県でも猪苗代や一部の湖沼で野生種が自生していますが
ここ上渋井のアサザより花色は薄くレモンイエローです。 -
◆塙町・上渋井のハス園~ヤマアジサイ(山紫陽花)
アサザ池と反対側の里山土手ではヤマアジサイ(山紫陽花)が
花盛りでした。 -
◆塙町・上渋井のハス園~ヤマアジサイ(山紫陽花)
◎ヤマアジサイ(山紫陽花/アジサイ科orユキノシタ科アジサイ属)は
主に福島県以西、本州・四国・九州に分布する落葉低木で
落葉広葉樹林の谷筋など湿度の高い場所に自生し
サワアジサイとも呼ばれます。 -
◆塙町・上渋井のハス園~アサザ(浅沙)
-
◆塙町・上渋井のハス園~アサザ(浅沙)
-
◆塙町・上渋井のハス園~温帯スイレン(温帯睡蓮)
アサザ池の東隣りはスイレン池です。 -
◆塙町・上渋井のハス園~温帯スイレン(温帯睡蓮)
ここのスイレン池の土は黒土なので
水面が黒く見え、引いては水鏡になりやすいので
この日は風もなくキレイな水鏡が見られました。 -
◆塙町・上渋井のハス園~温帯スイレン(温帯睡蓮)
-
◆塙町・上渋井のハス園~温帯スイレン(温帯睡蓮)
スイレン(睡蓮)には大きく分けて温帯スイレンと
熱帯スイレンがあります。
温帯性スイレンには耐寒性があり、日本や温帯性の地域に
自生している原種です。 春になると活発に生育を始めて、
晩春から初秋の頃までの水温が比較的高い時期まで
長く花を咲かせます。
開花時期には日中のみ開く昼咲きの花です。
耐寒性があるため冬でも屋外で管理でき、休眠期には葉が枯れ、
春になると新しい葉が芽吹きます。 -
☆タイ・リペ島~Mountain Resortの熱帯スイレン
(※2025/2/14 撮影)
熱帯スイレンは、アフリカや南米、オーストラリア、アジアなどの
熱帯地域に生息するスイレンのことで、
一年中暖かい気候を好みます。
耐寒性がないため、水温が15℃以下になると生育が衰え、
枯れてしまいます。
黄やピンク、青、紫など鮮やかな花色をしているのが特徴です。 -
◆塙町・上渋井のハス園~温帯スイレン(温帯睡蓮)
熱帯スイレンと温帯スイレンの主な違いは
熱帯スイレンの花は水面より高い位置に咲くのに対して、
温帯スイレンは水面に花を咲かせます。
また、熱帯スイレンの花色には青や紫といった
寒色系の色もありますが、温帯スイレンは白や赤、
ピンク、黄色のみです。
また温帯スイレンには夜咲き品種がなく、
花びらが丸みを帯びているものが多いです。 -
◆塙町・上渋井のハス園~温帯スイレン(温帯睡蓮)
-
◆塙町・上渋井のハス園~温帯スイレン(温帯睡蓮)
温帯性のスイレンも世界各地にありますが、
日本原産のスイレンの野生種はヒツジグサただ1種です。
ヒツジグサは水質のキレイな山あいの池や沼に自生し、
花の大きさが5,6cmと小ぶりです。
午後ひつじの刻ころから咲き出すのでヒツジグサと呼ばれますが、
実際は晴れていればお昼前から咲いています(^^ゞ。 -
☆羽鳥湖高原湿地沼のヒツジグサ(※2022/6/18 撮影)
ヒツジグサ(未草/スイレン科スイレン属)
羽鳥湖の沼ではヒツジグサの花が見られました。
ヒツジグサは日本に自生する唯一のスイレン属の花です。
未の刻(午後2時頃)咲くのでヒツジグサと言われますが
晴れていれば午前中から開いています。
他のスイレンに比べると花の大きさは5,6cmと
かなり小さいのが見極めのポイントです。
埼玉、東京、神奈川では絶滅種、27都府県
で絶滅危惧種に指定されています。 -
◆塙町・上渋井のハス園~温帯スイレン(温帯睡蓮)
-
◆塙町・上渋井のハス園~温帯スイレン(温帯睡蓮)
温帯スイレンの花は水面や水面近くで咲きますが
こうしてみると、けっこう花茎が立っていますね。
ただ熱帯スイレンに比べれば確かに花茎は短いかな。 -
◆塙町・上渋井のハス園~温帯スイレン(温帯睡蓮)
-
◆塙町・上渋井のハス園~温帯スイレン(温帯睡蓮)
スイレン科スイレン属の原種は熱帯~温帯に世界で
約50種あると言われていますが
日本に自生する原種はヒツグサ1種のみです。 -
◆塙町・上渋井のハス園~温帯スイレン(温帯睡蓮)
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◆塙町・上渋井のハス園~温帯スイレン(温帯睡蓮)
スイレンの原種は南北アメリカ、アフリカ、ユーラシア、
オーストラリアの熱帯から温帯域に分布し、
湖沼や緩やかな河川などに生育しています。
特異な環境として、Nymphaea thermarum は
ルワンダの温泉(水温は約36°C)から報告されたが、
自生地では土地開発によって2009年に絶滅したそうです。 -
◆塙町・上渋井のハス園~温帯スイレン(温帯睡蓮)
-
◆塙町・上渋井のハス園~温帯スイレン(温帯睡蓮)
スイレンの花は基本的に雌性先熟(先に雌しべが成熟し、
その後に雄しべが成熟することで自家受粉を避ける)ですが、
自家受粉を行うものもあります。
長く太い根茎をもち、春に根茎の先端から芽を水中に伸ばし、
水面に葉を広げます。 -
◆塙町・上渋井のハス園~温帯スイレン(温帯睡蓮)
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◆塙町・上渋井のハス園~温帯スイレン(温帯睡蓮)
開花時間は種によって異なり、昼間(午前中、午後、午前から午後)に
開花する種と夜間(0時ごろまで、朝まで)に開花する種がある。
花の匂いは、種によって無臭のものから強い匂いをもつものまである。
特に夜間に開花する種は強い匂いを発し、ふつう発熱性であり、
主に甲虫によって花粉媒介されます。
一方、昼間に開花する種は主にハチ目やハエ目に花粉媒介されます。 -
◆塙町・上渋井のハス園~アサザ(浅沙)
上記ハス池の東隣りにはアサザがメインの池が
3,4ヶ所あり
どの池も花盛りでした。 -
◆塙町・上渋井のハス園~アサザ(浅沙)
-
◆塙町・上渋井のハス園~アサザ(浅沙)
休耕田を池状に改良したアサザ池は
水面が見えないほど一面がアサザに覆い尽くされ
見事な黄色いアサザの絨毯です。 -
◆塙町・上渋井のハス園~アサザ(浅沙)
-
◆塙町・上渋井のハス園~アサザ(浅沙)
◎アサザ(浅沙/ミツガシワ科アサザ属)は
ユーラシア大陸の温帯地域に分布し、日本では本州から九州などに
生育する多年草です。 -
◆塙町・上渋井のハス園~アサザ(浅沙)
アサザはミツガシワ科
ミツガシワ科ってどんな花?
多くの人はミツガシワを見たことがないと思うので
羽鳥湖高原湿地沼のミツガシワをご覧ください(下記)
アサザとミツガシワは科は同じですが
属が違うのであまり似ていないかな。
強いて言えば花弁がフリル状なのが少し似ているかも。 -
◆天栄村羽鳥湖高原湿地沼のミツガシワ(三柏)
(※2021/5/8 撮影)
◎ミツガシワ(三柏、三槲/ミツガシワ科ミツガシワ属)は
ミツガシワは日本を含め北半球の主として
寒冷地の湿地や沼に自生します。
京都市の深泥池や東京都練馬区の三宝寺池など
暖帯の一部にも孤立的に自生し氷河期の生き残りとも言われ、
各地で特別記念物にされています。 -
◆天栄村羽鳥湖高原湿地沼のミツガシワ(三柏)
(※2021/5/8 撮影)
柏のような葉っぱが3葉輪生するのでミツガシワと呼ばれ
小さな白い花を穂状につけ下から順に咲きます。
その白い花は花冠が深く五裂し
まるでレースをまとった湿地の貴婦人のようです。
私的には葉っぱは、あまり柏の葉に似ていない気がします(^-^;。 -
◆塙町・上渋井のハス園~アサザ(浅沙)
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◆塙町・上渋井のハス園~アサザ(浅沙)
アサザは浮葉性植物で、地下茎をのばして生長します。
スイレンに似た切れ込みのある浮葉をつけ、
地域によっては若葉を食用にすることもあるそうです。
夏から秋にかけて黄色の花を咲かせる。五枚ある花弁の周辺には細かい裂け目が多数ある。 -
◆塙町・上渋井のハス園~アサザ(浅沙)
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◆塙町・上渋井のハス園~アサザ(浅沙)
アサザの繁殖方法には、クローン成長と種子繁殖の2つの方法があり
成長期のアサザは、走出枝をさかんに伸ばすことで
展葉面積を広げるが、同じ遺伝子からなる1個体である。
また時として、走出枝が切れて(切れ藻)漂着し、
そこから新たに成長することもあるが、この切れ藻は、
元の個体と同じ遺伝子を持ったクローンと言うことになります。 -
◆塙町・上渋井のハス園~アサザ(浅沙)
-
★猪苗代湖白鳥浜沖のアサザ(浅沙)(※2021/08/31)
アサザは猪苗代湖は白鳥浜沖にもたくさん自生していますが
上渋井ほどは密に花は付けていません、 -
★猪苗代湖白鳥浜沖のアサザ(浅沙)(※2021/08/31)
花色はレモンイエローで、
ぱっと見はまるでキュウリ(胡瓜)の花が
水面で咲いているかのようです、 -
◆キュウリ(胡瓜の花)
キュウリ(胡瓜/ウリ科キュウリ属)は
インド西北部のヒマラヤ山脈の南の山麓地帯が原産の一年草。
日本には6世紀に南伝種が中国から伝わり、
明治期に北伝種が入ってきたといわれるが
本格的に栽培が盛んになったのは昭和初期からで、
仏教文化とともに遣唐使によってもたらされたとみられている。 -
◆塙町・上渋井のハス園~コウホネ(河骨)
アサザ池の東隣りにはコウホネ池もありました。
◎コウホネ/スイレン科コウホネ属)は
北海道から九州の浅い池や沼に生育する日本固有の多年草です。
底泥中を横に這う地下茎から葉を伸ばし、
ふつう水面より上に葉を立ち上げるが (抽水葉)、
水面に浮かべる浮水葉をつけることもある。
また水中の沈水葉は細長い。
夏になると、長い花柄の先に直径3?5センチメートルほどの
黄色い花を咲かせます。 -
◆塙町・上渋井のハス園~コウホネ(河骨)
「コウホネ (河骨)」の名前の由来は、
底泥中を這う白い地下茎が骨のように見えるため(異説もある)。
この地下茎を乾燥させたものは川骨(せんこつ)とよばれ、
生薬とされるそうです。 -
◆塙町・上渋井のハス園~コウホネ(河骨)
私は野生種のコウホネの花色は黄色しか見たことがありませんが
オレンジ色のコウホネも咲いていました。
品種改良種なのか、赤みの強い個体を選抜し
固定化したかは分かりません。
わかりませんが、 -
◆塙町・上渋井のハス園~アサザ(浅沙)
コウホネ池の東隣りにはまたアサザ池がありました。 -
◆塙町・上渋井のハス園~アサザ(浅沙)
野生のアサザの花色はほとんどレモンイエローですが
上渋井にはかなり濃い黄色タイプもありました。
通常の黄色花の中から濃い黄色タイプを選抜しながら
固定化したそうです。 -
◆塙町・上渋井のハス園~アサザ(浅沙)
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◆塙町・上渋井のハス園~アサザ(浅沙)
アサザは切れ藻によるクローン繁殖の他に
種子繁殖もあります。
一アサザは「異型花柱性」という独特の繁殖様式を持っていて
花柱(めしべ)が長くて雄ずい(おしべ)の短い「長花柱花」と
反対に花柱が短く雄ずいが長い「短花柱花」を持つ個体があります。
そして、異なる花型を持つ花の間で花粉がやり取りされないと
正常に種子繁殖を行うことが出来ないそうです。 -
◆塙町・上渋井のハス園~アサザ(浅沙)
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◆塙町・上渋井のハス園~アサザ(浅沙)
花から生産された種子は翌年に発芽するほか、
土壌シードバンク(埋土種子)を形成して、
数年間休眠することもある。
これはある意味保険のような作戦で、
万が一気象異変や物理的障害で種ができくても
土壌に眠っていた種が何かのきっかけで
発芽することがあります。
これはミズアオイ(水葵)などでも見られる作戦です。 -
◆塙町・上渋井のハス園~アサザ(浅沙)
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◆アサザの日本レットデータ
(※日本レットデータ検索システムより)
https://jpnrdb.com/database/species/detail/13772/?s=%E3%82%A2%E3%82%B5%E3%82%B6
アサザは42都府県で絶滅危惧種に指定され
山形、福井、神奈川、愛媛、宮崎では絶滅種になっています。 -
◆塙町・上渋井のハス園~アサザ(浅沙)
アサザは水路や小河川、池に生育する浮葉植物であることから、
波浪が高い湖沼には通常、生育できません。
池や水路の護岸工事や水質汚濁などにより
各地で個体群が消滅、縮小しています。 -
◆塙町・上渋井のハス園~サジオモダカ(匙沢瀉、匙面高)
アサザ池の東隣りには小さなスイレン池があり、
スイレンの他にサジオモダカが咲いていました。
◎サジオモダカ(匙沢瀉、匙面高/オモダカ科サジオモダカ属)は
北日本や東アジア、中央アジアの湖沼やため池などに生息する
湿地及び抽水性植物の多年草です。
和名は、葉の形がさじ(スプーン)に似ていることによる。
サジオモダカの塊茎は沢瀉(たくしゃ)と呼ばれ、
利尿効果などのある漢方薬として利用される。
沢瀉という漢字は「おもだか」とも読まれます。 -
☆玉川村東野のアギナシ(顎無)
サジオモダカに良く似た湿地及び抽水性植物にアギナシ(顎無)が
あります。
花はそっくりですが、葉は匙型ではなく矢じり型なので
葉を見比べれば見れば直ぐ分かります。
◎アギナシ(顎無し/オモダカ科オモダカ属)は
日本各地、東アジアの山あいの湖沼、湿地、ため池などに
広く分布し、自然度が高い土地を好むようです。
環境省のレッドリストでは、準絶滅危惧に登録されていて
都府県ごとの指定でも40都府県で何らかの指定をしています。
アギナシの若い葉は細い長い楕円形で、
成長すると葉の下側が2つに分かれ、ヤジリ形になります。
この若葉の楕円形の形を「顎無し」(あごなし)と見立てたのが
名の由来のようですが、
オモダカも若葉の頃は細長い葉なので
アギナシだけに当てはまる特徴ではありません。 -
☆玉川村東野のオモダカ(沢瀉、面高)
アギナシと瓜二つなのがオモダカ((沢瀉、面高)です。
◎オモダカ(沢瀉、面高/オモダカ科オモダカ属)は
北海道~九州の水田や沼、湿地などに自生し、
地中に匐枝をのばし、先端に小さな球茎をつくくります。
葉は基部が2つに裂けた細い矢じり形で、基部の2個の裂片の方が
頂裂片より長く、先端は鋭く尖る。花茎の高さは葉と同じくらいか短い。
上記のアギナシとの見分けが難しいですが、
一番の違いはアギナシは花後の根元に
小球芽(ムカゴ)ができることです。
オモダカはムカゴはできませんが走出枝(ランナー)が伸びてきます。
他にもアギナシのヤジリ型の葉の二股の先端は
ボールペン状に丸みだったり、
花茎が葉より高く上がることなどの違いがありますが、
ぱっと見だけでは個体差もあるので中々見極めが難しいです。 -
◆塙町・上渋井のハス園~ホタルブクロ(蛍袋)
サジオモダカ咲く池の近くの草地では
ホタルブクロ(蛍袋)が見頃を迎えていました。 -
◆塙町・上渋井のハス園~ホタルブクロ(蛍袋)
◎ホタルブクロ(蛍袋/キキョウ科ホタルブクロ属』は
北海道西南部~九州、東アジアに分布し
主に山野の林縁や土手など明るい場所に自生します。
東日本のホタルブクロの花色は赤紫系が多く
西日本では白系が多いとされますが
当地でも稀に白花も自生しています。 -
◆塙町・上渋井のハス園~ホタルブクロ(蛍袋)
ホタルブクロの名前の由来はまさに蛍が飛びかう季節に咲き
蛍を捕まえた時、閉じ込めるのに利用したので蛍袋(ホタルブクロ)と
呼ばれるようになった説や
ホタルという漢字は『蛍』を当てますが『火垂る』と書いても
ホタルと読みます。
日常語としては『火垂る』は『提燈』のことで
ホタルブクロの花の形が提燈に似ているので、
”火垂る袋”と呼んだ。という説もあるそうです。
私的には提灯説の方がしっくりいくかな。 -
☆矢吹町里山のヤマホタルブクロ(山蛍袋)
ホタルブクロの変種にヤマホタルブクロがあります。
◎ヤマホタルブクロ(山蛍袋/キキョウ科ホタルブクロ属)は
主に本州(東北地方南部~近畿地方東部)の山地から
亜高山帯に自生します。
しかし、当地ではホタルブクロに比べるとかなり稀で
咲いていたとしても、ぱっと見はそっくりなので
そばによってそれぞれの特徴を確認しないと
見極めは難しいです。 -
☆矢吹町里山の白花ヤマホタルブクロ(白花山蛍袋)
ヤマホタルブクロ自体が稀ですが、白花ヤマホタルブクロは
さらにレアです。
隣り町の里山には赤紫と白花の両方が自生しています。 -
☆ホタルブクロとヤマホタルブクロの違い
ぱっと見はホタルブクロとほぼ同じですが
ホタルブクロのガクには外側に反り返るもう一つのガクがありますが
ヤマホタルブクロには反り返るガクが無いので
スッキリした印象がします。 -
◆塙町・上渋井のハス園~ツチアケビ(土木通)
上渋井のホタルブクロのそばで開花前のツチアケビがありました。
珍妙な名前ですが、こう見えてもラン(蘭)の仲間です。 -
◆塙町・上渋井のハス園~ツチアケビ(土木通)
わずかに一つだけ花が咲いていました。
シンビジュームに似た花なので、花を見ればラン科だと分かります。 -
◆須賀川市笠が森山のツチアケビ(土木通)
◎ツチアケビ(土通草/ラン科ツチアケビ属)は
北海道南部~九州の山林に自生する腐生植物で、
光合成を行う葉を持たず養分のすべてをナラタケ菌に依存しています。
夏に50~100cnの花茎を地上に伸ばし、
花径2~3cmほどの黄色&クリーム色の花を多数咲かせます。 -
★いわき市戸草川渓谷のツチアケビの実
花はシンビジュームのような姿なのに
ツチアケビとは珍妙な名前ですが
名前の由来はツチアケビの実から付けられました。
ツチアケビの実はまるで赤いウインナーソーセージのような
形をしていて、この見た目から土になるアケビ(木通、通草)と
呼ばれるようになりました。
実を乾燥させ煎じたり、お酒に浸け精力剤とか
利尿剤の効果があるそうです。 -
◆塙町・上渋井のハス園~スイレン池
ツチアケビ咲く場所でUターンし駐車場方面に戻ります。 -
◆塙町・上渋井のハス園~シモツケソウ(下野草)
ハス池脇の里山林縁に赤い花が咲いていました。
ぱっと見はアスチルベのようなシモツケのような花です。
取り敢えず撮影して帰宅後に調べたら
シモツケソウ(下野草)と言うようです。 -
◆塙町・上渋井のハス園~シモツケソウ(下野草)
◎シモツケソウ(下野草/バラ科シモツケソウ属)は
日本の固有種で、本州(関東地方以西)、四国、九州に分布し
低山地帯から亜高山帯にかけての日当たりの良いやや湿った草地に
生育する多年草です。
文献的に分布地は関東以西とありますが
福島県の南部に文献上は関東以西とされる北限植物が
たくさんあるので、シモツケソウも上渋井の里山に自生しても
おかしくは無いと思います。
ただここのシモツケソウが自生種なのか
栽培種なのかは分かりません。 -
◆福島県下郷町那須連山~シモツケ(下野)
シモツケソウの名前の由来となったのが
シモツケです。
ただシモツケソウは草目ですがシモツケは落葉低木です。
◎シモツケ(下野/バラ科シモツケ属)は
北海道、本州、隠岐諸島[ 、四国、九州に分布する落葉低木。
海岸から山地までの、日当たりの良い草地などに自生します。
シモツケは最初に下野国(現在の栃木県)で
発見されたことに由来します。 -
◆大玉村杉田川渓谷に咲くオニシモツケ(鬼下野)
(※2021/7/6 撮影)
シモツケソウ関連ではオニシモツケと言う花もあります。
オニシモツケ(鬼下野/バラ科シモツケ属)は
本州中部以北に分布し、千島列島やカムチャッカ半島などにも
見られる大形の多年草。
山地の日当たりの良い湿った草地や河畔林の林内にも
しばしば見られます。
草丈は2メートル近くにもなり、
シモツケソウより草丈が大きいのでオニが付いたようす。
葉はぱっと見が単葉に見えますが、
実は頂小葉だけが極端に大きい奇数羽状複葉です。
頂小葉は円形で径20センチ程度になり、掌状に5中裂して
カエデの葉の様です。 -
◆塙町・上渋井のハス園~ヤマアジサイ(山紫陽花)
ヤマジサイも文献上の分布地は関東以西と記されている
場合が多いですが、私が確認した中では
福島空港のある玉川村に自生するヤマアジサイが
北限だと思われます。 -
◆塙町・上渋井のハス園~ヤマアジサイ(山紫陽花)
上渋井のハス園脇の里山林縁にはたくさんのヤマアジサイが
咲いていて、これらは明らかに野生のままの自生種です。 -
◆塙町・上渋井のハス園~ズイコウレン(瑞光蓮)
上渋井のハス園の名称からも分かるように
上渋井のメインはこのハス(蓮)です。
一般的に良く見るピンクのハスもあるようですが
多くはこのズイコウレンと言う品種です。 -
◆塙町・上渋井のハス園~ズイコウレン(瑞光蓮)
◎ズイコウレン(瑞光蓮/ハス科ハス属)は
江戸時代から栽培されている、爪紅蓮一重咲きの代表品種です。
草丈は80~100Cmほどで6~8月に、
花弁(ハナビラ)が14~18枚で白地に先端が爪紅(つまべに)の
気品のある花を咲かせます。
爪紅は開花初日は濃い紅色ですがしだに薄れて白くなります。 -
◆塙町・上渋井のハス園~ズイコウレン(瑞光蓮)
ハスは午後になると花が閉じ始めるため、
せっかく訪れるなら遅くても昼前までには
訪れたいところです。 -
◆塙町・上渋井のハス園~ズイコウレン(瑞光蓮)
上渋井のハス園には約10万本の「ズイコウレン」があるそうで
今回は全部で10輪ほどしか咲いていませんでしたが
満開になったらさぞ見事でしょう。 -
◆矢吹町・大池公園ルートMap (※地理院地図に加筆)
http://maps.gsi.go.jp/?z=16#15/37.218676/140.331802/&base=std&ls=std&disp=1&vs=c1j0l0u0t0z0r0f0
大池公園の住所は矢吹町ですがルート的には鏡石町側からの方が
分かりやすいと思います。
鏡石町の国道4号沿いの東北旭紙業を目印に
ガソリンスタンド脇の町道に入り
矢吹町の大池公園を目指してください。
東北本線を越え、道なりにしばらく進み
矢吹町に入ってまもなく右手に大池公園、
左手に三角型の安全地帯があるのでそこに駐車します。
そこから田んぼ越しの丘に水仙の丘が見えます。
大池公園の住所は矢吹町ですがルート的には鏡石町側からの方が
分かりやすいと思います。
鏡石町の国道4号沿いの東北旭紙業を目印に
ガソリンスタンド脇の町道に入り
矢吹町の大池公園を目指してください。
東北本線を越え、道なりにしばらく進み
矢吹町に入ってまもなく右手に大池公園日本庭園の
小さな看板があるので左折し、突き当りが
大池公園日本庭園駐車場です。 -
◆矢吹町・大池公園ルートMap (※Google mapに加筆)
https://www.google.co.jp/maps/@37.2207536,140.3353476,931m/data=!3m1!1e3?hl=ja&entry=ttu&g_ep=EgoyMDI1MDcxNi4wIKXMDSoASAFQAw%3D%3D
実はこのGoogle mapはこの春『水仙の丘』として紹介した際の
地図ですが、大池公園はその水仙の丘のすぐそばなので
水仙の丘の最の地図に再加筆しました。 -
◆矢吹町・大池公園~温帯スイレン (※2025/7/7 撮影)
上記、塙町の上渋井のハス園を訪れたのは6/19(木)で、
これから紹介する大池公園を訪れたのは7/2(水)と、
約2週間も間隔があいていますが
スイレン&ハスと言う同じネタなので
合わせ技1本の旅行記としてご紹介します。 -
◆矢吹町・大池公園~温帯スイレン
大池公園は矢吹町の北部、鏡石町と隣接した位置にあり、
「水・花・緑が香る公園」をテーマに、
池と町木のアカマツの生い茂る自然空間を活かし、
町民、近隣市町村の人々のやすらぎと憩いの場とするため、
昭和59年より事業着手し平成16年度完成しました。 -
◆矢吹町・大池公園~温帯スイレン&八角堂
エントランス広場には、石から水が湧き出る噴水があり、
子どもたちの遊び場になっています。
また、日本庭園には四季折々の花が咲き乱れ、
7月上旬から1ヶ月間は『大賀蓮(古代蓮)』の大輪が
周辺を散策する人たちの心を和ませます。
大池(別名あゆり池)には八ツ橋や八角堂があり
スイレンの上を歩くかのように間近で鑑賞できます。 -
◆矢吹町・大池公園~温帯スイレン
大池公園は公園も日本庭園も駐車場も全て無料で利用できます。
環境整備金などの募金箱なども一切ないので
時間も気にせず、のんびりゆっくり散策することができます。
犬の帯同もOKですが、マナー順守でお願いします。 -
◆矢吹町・大池公園~温帯スイレン
大池にはピンクや白、黄色などの温帯スイレンが
水面を覆い尽くすかのように育てられていています。
開花時期は、5月~10月頃までと長く、
7月~8月にかけて見ごろを迎えます。 -
◆矢吹町・大池公園~温帯スイレン
-
◆矢吹町・大池公園~温帯スイレン
スイレン(睡蓮)には大きく分けて温帯スイレンと
熱帯スイレンがあります。
温帯性スイレンには耐寒性があり、日本や温帯性の地域に
自生している原種です。 春になると活発に生育を始めて、
晩春から初秋の頃までの水温が比較的高い時期まで
長く花を咲かせます。
開花時期には日中のみ開く昼咲きの花です。
耐寒性があるため冬でも屋外で管理でき、休眠期には葉が枯れ、
春になると新しい葉が芽吹きます。 -
◆矢吹町・大池公園~温帯スイレン
-
◆矢吹町・大池公園~温帯スイレン
熱帯スイレンと温帯スイレンの主な違いは
熱帯スイレンの花は水面より高い位置に咲くのに対して、
温帯スイレンは水面に花を咲かせます。
また、熱帯スイレンの花色には青や紫といった
寒色系の色もありますが、温帯スイレンは白や赤、
ピンク、黄色のみです。
また温帯スイレンには夜咲き品種がなく、
花びらが丸みを帯びているものが多いです。 -
◆矢吹町・大池公園~温帯スイレン
-
☆タイ・リペ島~Mountain Resortの熱帯スイレン
(※2025/2/14 撮影)
熱帯スイレンは、アフリカや南米、オーストラリア、アジアなどの
熱帯地域に生息するスイレンのことで、
一年中暖かい気候を好みます。
耐寒性がないため、水温が15℃以下になると生育が衰え、
枯れてしまいます。
黄やピンク、青、紫など鮮やかな花色をしているのが特徴です。 -
◆矢吹町・大池公園~温帯スイレン
-
◆矢吹町・大池公園~温帯スイレン
大池公園のスイレンは毎年のように訪れていますが
数年前は病気が蔓延し葉っぱがかなり
茶色に変色していましたが、
今年は病気は見られず花も葉もとてもキレイでした。 -
◆矢吹町・大池公園~温帯スイレン
-
◆矢吹町・大池公園~チョウトンボ(蝶蜻蛉)
大池公園のウリはスイレンや大賀ハスだけではありません。
案外知られていませんが、
日本のトンボで最も美しいと言われるチョウチンボが
たくさん生息していることです。 -
◆矢吹町・大池公園~チョウトンボ(蝶蜻蛉)
-
◆矢吹町・大池公園~チョウトンボ(蝶蜻蛉)
◎チョウトンボ(蝶蜻蛉 /トンボ科)は
本州~九州、東アジアに生息し
平地から丘陵地にかけての植生豊かな池や沼などで見られるトンボで、
日本で見られる最も美しいトンボの一つだと言われてます。
チョウのようにひらひらと飛ぶので付いた名前ですが
観察しているとけっこうスイスイ飛び回り、
飛んでいる状態での撮影はかなり厳しいので
一休みした時が狙い目です。 -
◆矢吹町・大池公園~チョウトンボ(蝶蜻蛉)
-
◆矢吹町・大池公園~チョウトンボ(蝶蜻蛉)
飛んでいるのチョウトンボの撮影が難しいなら
止まっているチョウトンボを撮ればいいのですが
チョウトンボは縄張り意識が強いようで
殆どの時間を縄張りに入ってくるチョウトンボを
追い払っていて、小休止するのはほんのはわずか。
その貴重な瞬間を狙わないといけないので
そう楽な撮影ではありません。 -
◆矢吹町・大池公園~チョウトンボ(蝶蜻蛉)
チョウトンボの翅は紺色の金属色(メタリックブルー)で
光の当たり具合によって見え方が違ってきます。 -
◆矢吹町・大池公園~チョウトンボ(蝶蜻蛉)
チョウトンボの翅は青紫色でつけ根から先端部にかけて黒く、
強い金属光沢を持ちます。
前翅は細長く、後翅は幅広い。腹部は細くて短い。
腹長は20-25mmほど。出現期は6-9月。
羽化は6月中旬ごろから始まる。
朝鮮半島、中国に分布し、日本では本州、四国、九州にかけて
分布します。
おもに平地から丘陵地にかけての植生豊かな池沼などで見られます。
チョウのようにひらひらと飛ぶのでこの和名がつきましたが
私の印象ではかなり素早い動きで
蝶々の飛び方に似ているとは思いません。
日本以外にも、近縁種が多数存在するそうです。 -
◆矢吹町・大池公園~ネジバナ(捩花)
大池そばの草地ではネジバナ(捩花)も花盛りでした。
◎ネジバナ(捩花/ラン科ネジバナ属)は北海道から九州、東アジアに
広く分布し、乾燥地から湿地地まであまり場所を選ばず、
日本のラン科の中でも最も適応力の高い丈夫な種です。
そんな中でも明るく湿った土地が一番好きなようで
ときに群生します。 -
◆矢吹町・大池公園~ネジバナ(捩花)
花色は基本的にピンクで個体により濃い薄いがある程度ですが
稀に白花もあります。
台風やサイクロンなどはは南半球と北半球では
渦の向きが異なりますが
これは地球の自転に伴い起こる「コリオリの力」というものが
作用していからだそうで
ネジバナや蔓植物の右巻き左巻きと自転は無関係だそうです。
ねじれることによって花茎の強度を増すように進化したようです。 -
◆矢吹町・大池公園~ネジバナ(捩花)&蝶
モンシロチョウやイチモンジセセリ、ヒメアカタタテハなどが
吸密していました。 -
◆矢吹町・大池公園
大池公園の草地でネジバナを撮影していたら
八角堂前の八つ橋を当地では珍しくモデルさんのような
うら若きお嬢さんが歩いてきました。 -
◆矢吹町・大池公園
私がネジバナを撮影している草地の
目の前までやって来たと思ったら
おもむろに立ち止まって被っていた帽子を
大きく振りはじめました。
誰かと待ち合わせでしょうか? -
◆矢吹町・大池公園~温帯スイレン
-
◆矢吹町・大池公園~温帯スイレン
大池公園は名前のように大池を取周回するように
遊歩道が設けられています。
春や秋は清々しく気持ちのいい遊歩道ですが
真夏は日陰が少なく木陰に避難したくなります。 -
◆矢吹町・大池公園~温帯スイレン
冬場には少数ながら白鳥も飛来します。 -
◆矢吹町・大池公園・日本庭園ルートMap(※Google mapに加筆)
https://www.google.co.jp/maps/@37.2204068,140.3334814,174m/data=!3m1!1e3?hl=ja&entry=ttu&g_ep=EgoyMDI1MDcxNi4wIKXMDSoASAFQAw%3D%3D
大池公園には大池に隣接して、日本庭園と小さなハス池があり
7月には古代蓮の大賀ハスが花盛りになります。 -
◆矢吹町・大池公園・日本庭園~大賀ハス
日本庭園には数寄屋造りの休憩所と上下小さな池が2つあり
下池には大賀ハスが植えられていて
ちょうど花盛りでした。 -
◆矢吹町・大池公園・日本庭園~大賀ハス
※大賀蓮(別名 2千年蓮)
1951年(昭和26年)千葉県検見川(けみがわ)遺跡で、
大賀一郎博士により一粒の蓮の実が発掘されました。
この推定2000年以前の蓮の実は、翌年見事に花を咲かせました。
博士の偉業をたたえ大賀蓮と名付けられ、
千葉県の天然記念物となっております。
なお、矢吹町が譲り受けたものは純系といわれております。
花色は桃紅色、花形は一重、大輪径22cm前後です。 -
◆矢吹町・大池公園・日本庭園~大賀ハス
-
◆矢吹町・大池公園・日本庭園~大賀ハス
以前は日本庭園下池の他に大池自体にもたくさんの
大賀ハスが咲いていましたが
なぜか2014年にすっかり枯れてしまいました。 -
◆矢吹町・大池公園・日本庭園~大賀ハス
その当時はなぜ消滅したのか調査したものの
分からず、日本庭園下池で再生を試みました。 -
◆矢吹町・大池公園・日本庭園~大賀ハス
大池の大賀ハスがあまりに増えすぎたので
除草剤を撒いたという噂もありましたが
真相は今なお分からないままです。 -
◆矢吹町・大池公園・日本庭園~ノリウツギ&大賀ハス
-
◆矢吹町・大池公園・日本庭園~大賀ハス
それでも、こちら日本庭園下池に少し植えられていた大賀ハスが
年々増えてきて見映えも良くなってきました。 -
◆矢吹町・大池公園・日本庭園~大賀ハス
-
◆矢吹町・大池公園・日本庭園~大賀ハス
アサザの種は土壌シードバンク(埋土種子)を形成して、
数年間休眠することもありますが、
ハスは数年どころか数百数千年を経て発芽し
開花します。
その代表種がこの大池にも栽培されている大賀ハスです・ -
◆矢吹町・大池公園・日本庭園~大賀ハス
-
◆矢吹町・大池公園・日本庭園~大賀ハス
大賀ハスの他にも何百年もの眠りから目覚めて
花を咲かせたハスがあります。
◎中尊寺ハス
中尊寺ハスは、平泉町に所在する中尊寺金色堂に安置された、
奥州藤原氏4代泰衡公の首桶の中に納められていた種子を
開花させたものです。
文治5年(1189年)に源頼朝が奥州合戦で奥州藤原氏を滅ぼした際、
泰衡は斬首され、その首が中尊寺金色堂に納められました。
昭和25年(1950年)、金色堂の調査が行われた際、
泰衡の首桶の中からハスの種子が発見され、そのうち5粒を、
東京大学の大賀一郎博士が研究資料として持ち帰りました。
大賀博士の没後、ハスの種子は中尊寺に返還され、
そのまま境内の宝物殿に保管されていましたが、
平成5年(1993年)に発芽試験に成功し、
約800年の時を経てよみがえったこのハスは
「中尊寺ハス」と名付けられました。
中尊寺ハスは福島県では国見町でも見られます。 -
◆矢吹町・大池公園・日本庭園~大賀ハス
-
◆矢吹町・大池公園・日本庭園~大賀ハス
◎行田の古代蓮
行田の古代蓮は公共施設(小針クリーンセンター)建設工事の際に
蓮の種子が掘削地の池で自然発芽し、
1973年(昭和48年)に開花したものである。
出土した地層の遺物や木片の放射性炭素年代測定から
約1400年から3000年前のものと推定されたため、
古代蓮と呼ばれるようになった
(ただし、種子を直接測定したものではなく、
ずっと新しい時代の種子が発芽した可能性も否定できないようです。 -
◆矢吹町・大池公園・日本庭園~大賀ハス
古代のハスは現在の一般的な蓮と比べると
色がやや濃いピンク色をして
ハナビラの数が少ない傾向があるそうです。 -
◆矢吹町・大池公園・日本庭園~大賀ハス
たしかに上渋井のハス園の瑞光蓮は江戸時代に改良されたので
ハナビラが多く華やかです。
これで◆空梅雨気味の塙町・上渋井のハス園&矢吹町・大池の大賀ハス は
お仕舞です。
いつも最後までご覧下さりありがとうございます。
ではまた。 j-ryu
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