2023/03/28 - 2023/03/28
69位(同エリア287件中)
j-ryuさん
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☆今年も定番ですが隣り町の水仙の丘を見てきました。
この“水仙の丘”は当町と隣り町の境界にあり10年前までは
“菜の花の丘”として紹介していたのですが
9年前、突如“水仙の丘”に大変身。
北海道の美瑛か富良野かと思えるような
見事な黄色い水仙の絨毯が見られます。
でも絵葉書のようなな“水仙の丘”だったのは2014年だけ、
球根の出荷が終えたのちはまたいつもの
“菜の花の丘”に戻ってしまいました(^_^;)。
菜の花だって十分美しいのですが水仙があまりに見事だったので正直がっかり。
もう水仙は見れらないものだと思っていたらなんと翌年も菜の花に混じって
水仙もポツポツ咲いているではありませんか。
おそらく出荷の際に採り残された球根がかなりあったのでしょう。
2014年のような豪華さはありませんが、
その後スイセンは少しずつ増え毎年美しい花の絨毯を楽しませてくれています。
観光地でもない普通の農地ですが、
そんじゅそこらの観光花畑に負けない美しさです。
ただし、けして観光地ではなく個人の農地なので
迷惑をかけないようマナーを十分に守ってご覧くださいね。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- 交通
- 5.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 1万円未満
- 交通手段
- 自家用車 徒歩
PR
-
☆水仙の丘&菜の花の丘 ルートMap
※地理院地図に加筆。
http://maps.gsi.go.jp/?z=16#15/37.218676/140.331802/&base=std&ls=std&disp=1&vs=c1j0l0u0t0z0r0f0
水仙の丘の住所は矢吹町ですがルート的には鏡石町側からの方が
分かりやすいと思います。
鏡石町の国道4号沿いの東北旭紙業を目印にガソリンスタンド脇の町道に入り
矢吹町の大池公園を目指してください。
東北本線を越え、道なりにしばらく進み
矢吹町に入ってまもなく右手に大池公園、
左手に三角型の安全地帯があるのでそこに駐車します。
そこから田んぼ越しの丘に水仙の丘が見えます。 -
☆水仙の丘&菜の花の丘 俯瞰ンm㎡ん俯瞰Map
※Google Mapに加筆。
https://www.google.com/maps/@37.2216166,140.337789,875m/data=!3m1!1e3
水仙の丘は私が勝手に付けた通称なので
この周辺以外の人に尋ねても分からないと思います(^_^;)。
また、ここは観光地ではなくあくまで一般農家の農地なので
畑や田んぼ、畦道などを荒らさないようマナーを守って
見学させてもらってください。
水仙の丘の畑に直接入って撮影する場合は地主さんに一声かけて下さい。
☆黄色に染まる水仙の丘(矢吹町):2022/3/30 撮影<br /><br />鏡石町の国道4号沿いの東北旭紙業を目印にガソリンスタンド脇の町道に入り<br />矢吹町の大池公園を目指してください。<br />東北本線を越え、道なりにしばらく進み<br />矢吹町に入ってまもなく右手に大池公園、<br />左手に三角型の安全地帯があるのでそこに駐車します。<br /><br />この水仙の丘は我が家から車で5,6分なので<br />我が家の水仙の開花を参考にすれば予想は比較的簡単です(^^ゞ。<br />今年もちょうど見頃を迎えていました。<br />水仙畑の外から撮影するのは自由ですが<br />水仙の丘の畑に直接入って撮影する場合は地主さんに一声かけて下さい。<br />この写真白丸印が地主さん宅です。 -
☆黄色に染まる水仙の丘(矢吹町)(※2022/3/30 撮影)
鏡石町の国道4号沿いの東北旭紙業を目印にガソリンスタンド脇の町道に入り
矢吹町の大池公園を目指してください。
東北本線を越え、道なりにしばらく進み
矢吹町に入ってまもなく右手に大池公園、
左手に三角型の安全地帯があるのでそこに駐車します。
この水仙の丘は我が家から車で5,6分なので
我が家の水仙の開花を参考にすれば予想は比較的簡単です(^^ゞ。
今年もちょうど見頃を迎えていました。
水仙畑の外から撮影するのは自由ですが
水仙の丘の畑に直接入って撮影する場合は地主さんに一声かけて下さい。
この写真白丸印が地主さん宅です。 -
◆Yellow Spring Has Come~水仙の丘&菜の花の丘
時間は朝の9:25
午後の方が順光になるので撮影には理想的なのですが
気温が高くなると春霞になりやすくなり
晴天でも青空が見られないこともあります。 -
◆Yellow Spring Has Come~水仙の丘&菜の花の丘
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◆Yellow Spring Has Come~水仙の丘&菜の花の丘
水仙の丘の花は全てミニスイセンです。
以前は菜の花も少し混じっていましが
今年は全てミニスイセンでした。 -
◆Yellow Spring Has Come~水仙の丘&菜の花の丘
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◆Yellow Spring Has Come~水仙の丘&菜の花の丘
丘全体に水仙が咲いていますが
部分的に何も咲いていない部分もあります。
観光用に見栄え良く栽培しているわけでは無いので
仕方ないです。
それでも年々水仙が自然増殖し隙間は小さくなってきています。 -
◆Yellow Spring Has Come~水仙の丘&菜の花の丘
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◆Yellow Spring Has Come~水仙の丘&菜の花の丘
この水仙の草丈は花や葉も含めて15cmほど、
一般的にはミニスイセンと呼ばれ、品種名は『テイタテイト』
丘一面ぜ~んぶ、『テイタテイト』です。 -
◆Yellow Spring Has Come~水仙の丘&菜の花の丘
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◆Yellow Spring Has Come~水仙の丘&菜の花の丘
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◆Yellow Spring Has Come~水仙の丘&菜の花の丘
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◆Yellow Spring Has Come~水仙の丘&菜の花の丘
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◆Yellow Spring Has Come~水仙の丘&菜の花の丘
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◆Yellow Spring Has Come~水仙の丘&菜の花の丘
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◆Yellow Spring Has Come~水仙の丘&菜の花の丘
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◆Yellow Spring Has Come~水仙の丘&菜の花の丘
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◆Yellow Spring Has Come~水仙の丘&菜の花の丘
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☆菜の花の丘 (2013年以前)
今でこそ水仙の丘ですが
突如、水仙の丘になったのは2014年で
それ以前は菜の花が咲いていました。 -
☆2014年の水仙の丘
2014年に突如現れた整然と美しい水仙の丘。
実は前年の冬に丘全体が美しく耕されていたのは知っていたので
何が植えられたのか楽しみでした。
よく春、忽然と現れた一面黄色の絨毯。
その正体は50万球にも及ぶミニスイセンだったのです。 -
☆2014年の水仙の丘
ここは何処?
まるで北海道の富良野か美瑛の丘のようで圧巻でした。
それらの丘でも丘一面が水仙畑というのは見られないのでは? -
☆2014年の水仙の丘
水仙が美しいのは言うまでもありませんが
この美しい曲線を描く丘そのものが美瑛っぽく素晴らしいんです。
春だけの水仙畑ではもったいないロケーションです。
農家がすべて管理するのは大変でしょうから
町と協力して観光花畑にすればいいのになと思います。 -
☆2014年の水仙の丘
元々ローションの素晴らしい丘なので
水仙に限らず四季折々の花々が見られたら
ミニ美瑛のようで素晴らしいと思いますが
一個人の農家だけでは難しいでしょうね。 -
◆Yellow Spring Has Come~水仙の丘&菜の花の丘
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◆Yellow Spring Has Come~水仙の丘&菜の花の丘
2014年の水仙の丘の写真を見てしまうと
少々見劣りしてしまうのいは否めませんが
農家さんからすれば
一銭のお金にもならないんですから
毎年キレイに咲かせてくれるだけでも感謝です。 -
◆Yellow Spring Has Come~水仙の丘&菜の花の丘
-
◆Yellow Spring Has Come~水仙の丘&菜の花の丘
自然に増殖したからと言って地主さんが何にしていないわけではありません。
一番の大仕事は秋に行う雑草刈りだと思います。
水仙は花後の葉は光合成で球根に栄養を蓄えるまで
黄色く萎れる秋まではそのままにしておく必要があります。
そうするとその間に雑草も繁茂し酷い状態になります。 -
◆Yellow Spring Has Come~水仙の丘&菜の花の丘
雑草をそのままにしておくと
枯草となって春まで藪のような状態のままで
芽生えた水仙が藪に覆われしまいます。
なので秋には丘全体の雑草刈りをしなくてはなりません。
刈るのは草刈りトラクターで刈るのだと思いますが
刈り取った雑草を片付けるのも大仕事だと思います。
さらに肥料も必要だと思います。 -
◆Yellow Spring Has Come~水仙の丘&菜の花の丘
それら一連の農作業を一銭にもならないのに関わらず
一個人が行うんですから頭が下がります。 -
◆Yellow Spring Has Come~水仙の丘&菜の花の丘
水仙の葉が枯れてから一斉に草刈りしても
雑草の多くは再び伸びてくるので
新芽の成長が止まる秋まで管理が必要です。
でも地主さんによれば昨年は草刈り後にまた
一部の雑草が伸びてしまい再度の草刈りをしなかったので
雑草が立ち枯れ状態で残ってしまいましたと、
恐縮していました。 -
◆Yellow Spring Has Come~水仙の丘&菜の花の丘
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◆Yellow Spring Has Come~水仙の丘&菜の花の丘
丘の稜線には所々に木が植えられています。
美瑛の「セブンスターの木」ほどフォトジェニックではありませんが
垣根のようにずらっと植えられているより
点々と際立つよに植えられていた方が印象深いと思います。 -
◆Yellow Spring Has Come~水仙の丘&菜の花の丘
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◆Yellow Spring Has Come~水仙の丘&菜の花の丘
それにしても、どうして2014年だけ
あんなにキレイに水仙が植えられていたのでしょう?
地主さんにうかがったことによると、
2014年の水仙は出荷用に依頼された作付けで
計画作付けその1回だけで
その後の水仙は取りこぼした球根が自然に増えたものだそうです。 -
◆Yellow Spring Has Come~水仙の丘&菜の花の丘
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◆Yellow Spring Has Come~水仙の丘&菜の花の丘
作付け後出荷後に取りこぼした球根が9年でこれだけ自然に増えるもんなのですね。
ただここ2,3年は増え方にブレーキがかかってきたような気もします。
隙間なく咲き誇るにはまだまだ時間がかかるよでしょう。 -
◆Yellow Spring Has Come~水仙の丘&菜の花の丘
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◆Yellow Spring Has Come~水仙の丘&菜の花の丘
ただ地主さんがいつまでこの水仙の丘を水仙の丘として
維持してくれるのかは不明です。
矢吹町中心部にも近い立地なので宅地に転用されても可笑しくありません。 -
◆Yellow Spring Has Come~水仙の丘&菜の花の丘
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◆Yellow Spring Has Come~水仙の丘&菜の花の丘
早春に小さな花をたくさん咲かせるニホンズイセンがありますが
原産地は地中海沿岸です。
室町時代以前に中国を経由して日本へ渡来したと言われます。
本州以南の比較的暖かい海岸近くで野生化し群生が見られます。
特に福井県越前海岸、伊豆下田の爪木崎、兵庫県淡路市の群落が有名です。 -
◆Yellow Spring Has Come~水仙の丘&菜の花の丘
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◆Yellow Spring Has Come~水仙の丘&菜の花の丘
「水仙」という漢名&和名は、中国の古典の「仙人は、天にあるを天仙、
地にあるを地仙、水にあるを水仙という」に由来し、
水辺で咲く姿を仙人にたとえたものなんだそうです。 -
◆Yellow Spring Has Come~水仙の丘&菜の花の丘
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◆Yellow Spring Has Come~水仙の丘&菜の花の丘
スイセンの英名はナルシサス(Narcissus)で
ギリシャ神話に出てくるナルキッソスが語源だと言われているのは
広く知られていることだと思います。 -
◆Yellow Spring Has Come~水仙の丘&菜の花の丘
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◆Yellow Spring Has Come~水仙の丘&菜の花の丘
※スイセンとギリシア神話
美少年ナルキッソスは、その美貌によりさまざまな相手から言い寄られましたがいつも冷たい態度をとりました。
森のニンフ(山、川、森、谷に宿る精霊)のエーコーもナルキッソスに恋をしましたが相手にしてもらえず、屈辱と恋の悲しみからやせ衰え、ついには肉体をなくして声だけの存在になってしまいました。 -
◆Yellow Spring Has Come~水仙の丘&菜の花の丘
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◆Yellow Spring Has Come~水仙の丘&菜の花の丘
復讐の女神ネメシスは怒り、その呪いによりナルキッソスは水面に映る自分の姿に恋をしてしまいます。
しかし水面の中の像はナルキッソスの想いに応えることはなく、その恋の苦しみで彼は憔悴して死んでしまいました。 -
◆Yellow Spring Has Come~水仙の丘&菜の花の丘
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◆Yellow Spring Has Come~水仙の丘&菜の花の丘
そしてナルキッソスの体は水辺でうつむきがちに咲くスイセンに変わりました。
だからスイセンは水辺であたかも自分の姿を覗き込むかのように咲くといわれます。 -
◆Yellow Spring Has Come~水仙の丘&菜の花の丘
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◆Yellow Spring Has Come~水仙の丘&菜の花の丘
素朴なニホンスイセンが好きで4年前に球根を買い求め植えたのですが
最初の年ほど花が咲いたのですが2年目から全く咲かなくなりました。
どうやら陽当たりが良くなかったようで
昨年春、場所を変え植え替えました。
でも今年も咲きませんでした。
球根を太らせるには1年では難しいのかな? -
◆Yellow Spring Has Come~水仙の丘&菜の花の丘
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◆Yellow Spring Has Come~水仙の丘&菜の花の丘
水仙の一般的な花言葉は「うぬぼれ」「自己愛」ですが
水仙の種類のよって花言葉も違うようです。
黄色いスイセンは「もう一度愛してほしい」「私のもとへ帰って」
ラッパスイセンは「尊敬」「報われぬ恋」
クチベニズイセンは「すてきな装い」 -
◆Yellow Spring Has Come~水仙の丘&菜の花の丘
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◆Yellow Spring Has Come~水仙の丘&菜の花の丘
花の伝説や花言葉はあまりいいイメージではないですが、
欧米では、スイセンは“「希望」の象徴”ともされ
励ましや敬愛の気持ちを伝えるプレゼントにされることも多いそうです。
思わず『どっちなんじゃい!!』と突っ込みたくなります(^^;)。 -
◆Yellow Spring Has Come~水仙の丘&菜の花の丘
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◆Yellow Spring Has Come~水仙の丘&菜の花の丘
水仙の英語の花言葉は「self-love(自己愛)」「egotism(自己中心、うぬぼれ)」「unrequited love(報われぬ恋)」。
結局はあまり良いイメージじゃない? -
◆Yellow Spring Has Come~水仙の丘&菜の花の丘
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◆Yellow Spring Has Come~水仙の丘&菜の花の丘
ギリシャ神話も中国古典も偶然なのか当然なのか
水辺がキーワードです。
日本では海岸の野生化した水仙以外は
水辺に多く咲く印象がありませんが
どうして水辺がキーワードになったのでしょうね? -
◆Yellow Spring Has Come~水仙の丘&菜の花の丘
とても美しいスイセンですが全草有毒で、葉がニラに、球根がタマネギや
山菜のノビルに似ており、
食中毒は花が咲いてない4~12月の時期に多く起きています。 -
◆Yellow Spring Has Come~水仙の丘&菜の花の丘
スイセンは全草が有毒ですが、特に球根に毒成分が多く、致死量は10グラム。
先日、いわき市でも誤食による食中毒がおきました。
海外では死亡例も報告されてて、
食べて30分以内で吐き気や下痢、発汗、頭痛などを起こすそうです。 -
◆Yellow Spring Has Come~水仙の丘&菜の花の丘
農作物用の畑やすぐ隣りに水仙を植えるのは誤食の原因になるので
それらの場所に水仙はできるだけ植えないようにしたいものです。 -
◆Yellow Spring Has Come~水仙の丘&菜の花の丘
ミニスイセンの『テイタテイト』は草丈が15cm弱しかないので
花の目線で撮影するのに難儀します。
もちろん上から見下ろすように撮るだけなら問題ありませんが
花目線で撮るには地べたにうつぶせ状態で撮影する必要があります。 -
◆Yellow Spring Has Come~水仙の丘&菜の花の丘~土筆
でもうつ伏せ状態だからこそ見えてくる景色もあります。
ただのスイセンのズームアップじゃないの?
と思われるかも知れませんが
よ~く、目を凝らしてご覧ください。
スイセンの根本にツクシが生えています。 -
◆Yellow Spring Has Come~水仙の丘&菜の花の丘~土筆
立って見下ろす視線では恐らく土筆は気付かなったでしょう。 -
◆Yellow Spring Has Come~水仙の丘&菜の花の丘~土筆
土筆は早春の土手などで一面に芽生え主役になることもありますが
人知れず水仙の陰でひっそり芽生えるのは健気です。 -
◆Yellow Spring Has Come~水仙の丘&菜の花の丘
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◆Yellow Spring Has Come~水仙の丘&菜の花の丘
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◆Yellow Spring Has Come~水仙の丘&菜の花の丘
この丘の良さは丘の下から撮影すると電線や電柱がないので
北海道の美瑛を彷彿とする景色が撮れることです。
丘の上から見下ろすと人工物がたくさんあり
ここが街郊外を痛感してしまいます。 -
◆Yellow Spring Has Come~水仙の丘&菜の花の丘
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◆Yellow Spring Has Come~水仙の丘&菜の花の丘
水仙のハナビラはとても薄いので光を良く遠します。
そんなハナビラが薄い花の撮影にお勧めなのが透過光です。 -
◆Yellow Spring Has Come~水仙の丘&菜の花の丘
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◆Yellow Spring Has Come~水仙の丘&菜の花の丘
透過光とは太陽光が葉やハナビラなど薄い物質を透過して見える作用です。
花の撮影で多用されますがモミジやカエデの紅葉の撮影にも利用されるスキルです。 -
◆Yellow Spring Has Come~水仙の丘&菜の花の丘
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◆Yellow Spring Has Come~水仙の丘&菜の花の丘
順光で撮ると光がまんべんなく当たり
やや平板な写真になりやすいですが
透過で撮ると光が透過する部分と透過しない部分の
コントラストやメリハリが付きます。 -
◆Yellow Spring Has Come~水仙の丘&菜の花の丘
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◆Yellow Spring Has Come~水仙の丘&菜の花の丘
透過光は透明感を演出し色彩もクリアに撮ることができます。 -
◆Yellow Spring Has Come~水仙の丘&菜の花の丘
この水仙の丘の稜線は北東向き、
直接的な日の出は見られませんが朝焼けは期待できそうです。 -
◆Yellow Spring Has Come~水仙の丘&菜の花の丘
私はまだ日の出の時間帯には訪れたことがありませんが
朝焼けに染まる水仙もキレイだろうなと思います。 -
◆Yellow Spring Has Come~水仙の丘&菜の花の丘
丘の斜面は南西向きに傾いているので
夕日や夕焼けは下向きの構図になるので
直接的なサンセットは難しいと思いますが
夕焼けとのコラボなら撮れるかも。
こんど機会があれば、朝焼けや夕焼け時にも訪れてみたいと思います。 -
◆Yellow Spring Has Come~水仙の丘&菜の花の丘
-
◆Yellow Spring Has Come~水仙の丘&菜の花の丘
稜線の天辺は農道が通っていて
水仙の丘側が矢吹町で反対側は鏡石町です。 -
◆Yellow Spring Has Come~水仙の丘&菜の花の丘~ムスカリ
稜線の農道沿いにムスカリが咲いていました。
◎ムスカリ(ツルボ亜科ムスカリ属)
名の由来はギリシャ語の moschos(ムスク)であり、麝香(じゃこう)のことでです。。
花は一見するとブドウの実のように見えることから、
ブドウヒアシンスの別名を持ちます。
花言葉は、日本においては「寛大な愛」「明るい未来」「通じ合う心」ですが、
海外ではなぜか、「絶望」、「失望」、「失意」、「悲嘆」、「憂鬱」など、
ネガティブなものが多いそうです。 -
◆Yellow Spring Has Come~水仙の丘&菜の花の丘~ホトケノザ
前回の旅行記でも紹介したホトケノザですが
自生場所の違いはありますが
あれから10日ほど経ったので花茎がかなり伸びてきました。 -
◆Yellow Spring Has Come~水仙の丘&菜の花の丘~クサボケ(草木瓜)
水仙の丘の稜線天辺には農道と共に羽鳥湖用が流れています。
その用水路のコンクリート壁沿いで野生のクサボケ(木草瓜)が花盛りです。 -
◆Yellow Spring Has Come~水仙の丘&菜の花の丘~クサボケ(草木瓜)
◎クサボケ(草木瓜/バラ科ボケ属)
クサボケは、バラ科ボケ属の落葉低木で
同じくボケ属で中国原産の「ボケ」よりも樹高が低く、
草のように生えることから草木瓜と呼ばれるようになりました。 -
◆Yellow Spring Has Come~水仙の丘&菜の花の丘~クサボケ(草木瓜)
クサボケもボケも
果実が瓜に似ており、木になる瓜で「木瓜(もけ)」とよばれたものが
「ぼけ」に転訛(てんか)した説や木瓜(ぼっくわ)」から
「ぼけ」に転訛した説があります。
『本草和名』(918年)には、果実の漢名を木瓜(もくか)、
和名を毛介(もけ)として掲載されています。 -
◆Yellow Spring Has Come~水仙の丘&菜の花の丘~ボケ(木瓜)
当地ではボケの実をシドミと呼んでいたので
シドミは方言なのかなと思って調べたら
ボケの古語のようで、ほぼ全国で通用するようです。 -
☆福島市花見山のハナボケ(花木瓜) (※2023/3/30 撮影)
こちらはハナボケ、中国原産のボケを品種改良して作られた園芸種です。
クサボケとボケの大きな違いは、樹高の差です。
大きくても1m程度しか成長しないクサボケに対し、
ボケは2mもの高さまで成長します。
花の色は同じ赤でも紅色に近い赤色をしていますが、
緋色や白色、復職など様々な品種も存在します。
葉は長楕円形~楕円形でクサボケと同じく鋸歯があり、1
0mm~23mm程度のハート形をした托葉が付いていることも特徴です。 -
◆Yellow Spring Has Come~水仙の丘&菜の花の丘
稜線の天辺は農道を歩いていたら水仙の丘とは反対側(鏡石町)に
菜の花畑があるのが目に入りました。
せっかくなので菜の花畑に近づいて撮影することにしました。 -
◆Yellow Spring Has Come~水仙の丘&菜の花の丘
この写真の上の方の稜線が農道でその向こうが
菜の花の丘(矢吹町)です。
この地域はかつては矢吹が原と言われ
水源に乏しく荒涼とした丘陵地帯でした。 -
◆Yellow Spring Has Come~水仙の丘&菜の花の丘
その不毛の丘陵地だった矢吹が原に
水を引くため山向こうの日本海水系・鶴沼川を堰き止め
羽鳥ダム(1956年竣工)を造り、山中を導水し、
あまり水量が豊富でなかった隈戸川に放水するようになりました。
隈戸川に放水され水量が増えた水は
隈戸川下流(矢吹町)の揚水場から羽鳥湖用水路を通して
矢吹が原一体に水が行き渡り、
不毛の大地が豊かな農業地帯に変身できました。
(1964年全事業完了)。 -
◆Yellow Spring Has Come~水仙の丘&菜の花の丘
菜の花の丘を一望できるポイントまでやってきました。
当然ここも観光用の菜の花畑では無く一般の農地で
種から菜の花油を採取するそうです。 -
◆Yellow Spring Has Come~水仙の丘&菜の花の丘
-
◆Yellow Spring Has Come~水仙の丘&菜の花の丘
当然一般な農地なので『菜の花の丘』などと言う名前はありませんし、
見学者もいません。
都会なら立派な観光名所になると思いますが
福島の田舎では菜の花畑はそう珍しくないので
菜の花畑ではお金は取れません(^-^;。 -
◆Yellow Spring Has Come~水仙の丘&菜の花の丘
-
◆Yellow Spring Has Come~水仙の丘&菜の花の丘
観光地ではありませんが写真的には十分フォトジェニックだと思います。 -
◆Yellow Spring Has Come~水仙の丘&菜の花の丘
菜の花は、アブラナ科アブラナ属の花の総称で
特にアブラナまたはセイヨウアブラナの別名としても用いられます。
また、菜花(なばな)は、ナタネ、カブ、ハクサイ、キャベツ、
ブロッコリー、カラシナ、ザーサイなどアブラナ科アブラナ属で
主として花や葉茎を食するものを言います。
菜の花の「菜」とは食用の意味であり、菜の花とは食用の花の意味です。
コマツナ、ハクサイ、チンゲンサイなどは葉を若どりして食べるもので、
そのまま育ててトウ立ちさせると、黄色い花が咲いて
花蕾を食べることができます。
なお、アブラナ属以外のアブラナ科の植物には白や紫の花を咲かせるものがあるが、これを指して「白い菜の花」「ダイコンの菜の花」ということもある。紫の花を咲かせるオオアラセイトウは別名で「紫色の菜の花」を意味するムラサキハナナの名でも呼ばれている。 -
◆Yellow Spring Has Come~水仙の丘&菜の花の丘
-
◆Yellow Spring Has Come~水仙の丘&菜の花の丘~ホトケノザ
菜の花畑の下の畑にはホトケノザが群生していて
青空の下、黄色やピンクの花々がパッチワークのようでキレイです。 -
◆Yellow Spring Has Come~水仙の丘&菜の花の丘~ホトケノザ
-
◆Yellow Spring Has Come~水仙の丘&菜の花の丘~オオイヌノフグリ
こちらはオオイヌノフグリとのコラボレーションです。
オオイヌノフグリは帰化植物の雑草ですが
花そのものはとても小さいですがネモフィラの仲間なので
とても可愛い花です。 -
◆Yellow Spring Has Come~水仙の丘&菜の花の丘~オオイヌノフグリ
-
◆Yellow Spring Has Come~水仙の丘&菜の花の丘~ホトケノザ
なぜか1列分だけホトケノザが耕されずに残っています。
真相は地主さんに聞かないとわかりませんが
素人には全く理由が想像できません。 -
◆Yellow Spring Has Come~水仙の丘&菜の花の丘~オオイヌノフグリ
◎オオイヌノフグリ(大犬の陰嚢/オオバコ科/クワガタソウ属)
路傍や畑の畦道などに見られる雑草。
特に、湿ったところで多く見られるの越年草です。
和名はイヌノフグリに似てそれより大きいために付けられました。
フグリとは陰嚢のことで、イヌノフグリの果実の形が
雄犬の陰嚢に似ていることからこの名前が付いた。
オオイヌノフグリの果実はハート型で、
フグリにさほど似てはいないのに変な名前にしたものです。 -
◆Yellow Spring Has Come~水仙の丘&菜の花の丘~オオイヌノフグリ
オオイヌノフグリはヨーロッパ原産でアジア(日本を含む)、
北アメリカ、南アメリカ、オセアニア、アフリカに外来種(帰化植物)として
定着しています。
日本に入ったのは明治初年と推定され、
1884年あるいは1887年に東京で見られてから急速に拡大し、
1919年には全国的にありふれた草になったそうです。 -
◆Yellow Spring Has Come~水仙の丘&菜の花の丘~ホトケノザ
ホトケノザ(仏の座/シソ科オドリコソウ属)は春の七草の
ホトケノザと同じ名前なのでややこしいですが
春の七草のホトケノザ(写真下)は全く別物で
タビラコ(田平子/キク科ヤブタビラコ属))というニガナのような花で、
まったく似ていないのにどうして同名になったんでしょうね(ーー);。 -
☆春の七草:ホトケノザ=コオニタビラコ(小鬼田平子/キク科ヤブタビラコ属)
春の七草のホトケノザの正式名は
コオニタビラコ(小鬼田平子/キク科ヤブタビラコ属)です。
湿地を好み、田や周囲のあぜ道などに多く自生します。
早春の田んぼではロゼット葉を広げて地面にはいつくばった姿に見えるので
この姿を仏の座に例えたようですが、
こんな姿の草は何もコオニタビラコに限った訳ではなく
今やホトケノザの正式名はシソ科オドリコソウ属のホトケノザに
奪われてしまいました。 -
◆Yellow Spring Has Come~水仙の丘&菜の花の丘~ホトケノザ
種を蒔かなくても勝手にたくさん生えてくるので
雑草扱いされていますが、花は超可愛いと思います。
花を逆さまから見るとウサギのようでもあるし
耳の部分だけ見るとキツネにも見えてきます(^^ゞ。 -
◆Yellow Spring Has Come~水仙の丘&菜の花の丘
矢吹が原は今でこそ羽鳥湖用水の敷設により水稲栽培がさかんですが、
元々はご覧のような丘陵地帯で農業は溜め池か雨が頼りでした。 -
◆Yellow Spring Has Come~水仙の丘&菜の花の丘~ホトケノザ
この農地で昔は何を栽培していたか分かりませんが
今は休耕地を利用し菜の花を栽培するよになったので
近年は小規模な菜の花畑があちこちあり
「耕作放棄地」から油を採ろう『かがみいし油田計画』」と言うそうです。 -
◆Yellow Spring Has Come~水仙の丘&菜の花の丘
『かがみいし油田計画』では、耕作放棄地の解消と未然防止、
そして新たな産品の創出に向け、肥培管理にあまり手間のかからない
「なたね」(菜の花)や、健康食品として人気の高い「
じゅうねん(エゴマ)」などの土地利用型作物の油糧作物の作付を
推進しているそうです。
令和3年現在、町内では約9haのなたね、約1haのエゴマが栽培されています。 -
◆Yellow Spring Has Come~水仙の丘&菜の花の丘~ホトケノザ
菜の花の栽培は、8月から9月に播種(種まき)をして、
翌年6月から7月に収穫をします。
毎年4月中旬には黄色い花を咲かせます。
鏡石町の菜の花の品種はキザキノナタネといい、
黄色く美しい景観をもたらすだけでなく、
菜種油としての品質も非常に優れている品種です。 -
◆Yellow Spring Has Come~水仙の丘&菜の花の丘~白梅
菜の花の丘を堪能し再び水仙の丘を経て
駐車場に戻ります。
今年は梅の花も例年より2週間以上早く満開になり
花はそろそろ終わりかかけでした。 -
◆Yellow Spring Has Come~水仙の丘&菜の花の丘~白梅
丘の稜線左端に並んでいる木々は梅の木だけれど
年老いたのか年々花付きが悪くなってきて残念。 -
◆Yellow Spring Has Come~水仙の丘&菜の花の丘
水仙の丘にしろ菜の花の丘にせよ
近くでさらにタダで見られるのは田舎の特権です。
若い頃はあれほど都会に憧れていたのに
今じゃ都会に行くと疲れてしまい
直ぐ田舎に帰りたくなってしまいます。 -
◆Yellow Spring Has Come~水仙の丘&菜の花の丘
たしかに、私が子供の頃は東京と福島の格差は
比べようもないくらい開きがあり、
文化的なことは特に東京に行かないと最先端に触れることができませんでした。
それが今や在宅地方勤務だって可能な時代なんですから
今の若者は私の時代ほどは東京に対する憧れや卑下することは
少なくなったと思います。 -
◆Yellow Spring Has Come~水仙の丘&菜の花の丘
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