2025/06/04 - 2025/06/05
245位(同エリア1800件中)
玄白さん
早朝の気球での空中散歩のあと、カッパドキアの見どころを巡る。地下都市カイマクル、ギョレメ野外博物館、薔薇の谷など・・
夜は、夕食後に、バスで移動し、トルコ各地の民族舞踊やベリーダンスのショーでひと時を過ごした。
翌日は、パシャバー地区の奇岩を見学したあと、いよいよ旅の終盤、アンカラまで移動し、そこから飛行機でイスタンブールに戻る。
世界遺産カッパドキアの異彩を放つ風景は、地球ではない惑星に降り立ったような錯覚すら覚える。さながら映画スターウォーズシリーズにたびたび登場し、主人公ルーク・スカイウォーカーと、その父親にしてのちにダースベイダーとなるアナキン・スカイウォーカーが生まれ育った惑星タトゥイーンを連想させる。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 交通手段
- 観光バス
- 旅行の手配内容
- ツアー(添乗員同行あり)
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気球ツアーから戻ると、洞窟ホテルの部屋の前のテラスにおいてある椅子で、ニャンコが出迎えてくれた。
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部屋の前のテラス。
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朝食会場の本館に向かう。
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ダイニングの入り口で、インドのナンのようなパンを焼いている。ピデというらしい。
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朝食
トルコの朝食にヨーグルトは欠かせない。ヨーグルトの起源ははっきりしないが、少なくとも紀元前5000年頃にまでさかのぼるとされている。正確な発祥地は明確ではないが、中央アジア、メソポタミア、もしくはアナトリアとされている。
トルコ語のヨウルトゥがヨーグルトの語源だと言われている。 -
朝食後、カッパドキアの地上からの観光に向かう。
最初の目的地は、地下都市カイマクルである。観光地らしく、入り口には多くの土産物店が並んでいる。 -
カイマクル地下都市。カッパドキアには他にも多数の地下都市があるが、ここが一番知名度が高く、ツアーには必ずと言ってよいほど、見学コースに組み入れられている。
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紀元前8世紀ごろから使われ始めたらしい。ローマ時代やビザンツ時代にキリスト教徒が迫害から逃れるために使用。十字軍やアラブ軍の襲撃からの避難場所としても利用された。
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地下8階までの階層構造になっているが、現在は地下4階までが公開されている。
写真は、一つ下の階に降りる階段の入り口である。 -
柔らかい凝灰岩なので、重機がない昔でも手彫りで複雑な内部構造を作ることができたのだろう。
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入り口にある外敵の侵入を防ぐための大きな丸い石。
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かがんでやっと通れる小さなトンネルで各部屋がつながっている。
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地下深くまで新鮮な空気を送り込む通風孔
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ワイン作りのために、ブドウを足で踏んで果汁を絞った部屋。
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小麦を製粉する臼
一時間ほどでカイマクル地下都市の見学を終えた。 -
パックツアーの宿命、ショッピングタイム。
この日は、トルコ絨毯の店に連れていかれた。カッパドキアにはトルコ絨毯の店が5軒ほどあるようだが、連れて行かれたのは、この店。 -
まずはトルコ絨毯の品質の良しあしを決める織り方の説明があり、実際に織っている工程を見学できる。
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商品の実物を次から次へと見せて、巧なセールストークで購買意欲をあおる。
連れ合いは、旅行の前には、一枚くらい土産に買っても良いかなと、持ち帰るように今回は大き目のスーツケースを準備してきているが、いざ品定めの段階になると、我が家にピッタリのサイズとデザインの品物がないと言って、結局買わず仕舞となった。
良い値段の品物ばかりだが、品質保証書付きで販売されている。今回のツアー仲間のうち、3人ほどがお買い上げ。 -
絨毯屋の敷地に咲いていた花
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ランチタイムとなった。カッパドキアのアヴァノス地区にある「BiZiM EV」というレストランへ。
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ここのレストランの名物料理はつぼ焼きケバブ。素焼きの陶器の壺に牛肉や野菜を詰め、蓋を塩で固めて炎で焼き上げるスタイル。壺を割ってフタを開ける演出付きで、視覚的にも楽しめる。味は悪くない。
スープはタルハナスープというトルコ伝統の発酵スープである。 -
イチオシ
レストランがあるアヴァノスという小さな町は、ヒッタイト王国時代から陶器作りで栄えてきた町だという。レストラン近くの建物の壁には色とりどりの陶器が飾られている。
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前衛的な芸術の香りがするデフォルメされた人の顔の陶器。このあたりは、観光客は少なく、落ち着いた雰囲気の町ではある。
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絨毯屋、ランチのレストランを訪れたあと、もっともカッパドキアらしい奇岩が林立するギョレメへ。
カッパドキアの代名詞ともいえる、キノコのように林立する奇岩があちこちに散在する。 -
イチオシ
柔らかい凝灰岩が風雨で浸食されて煙突のような柱状になり、その上の固い玄武岩が帽子のようにチョコンと乗っている。3姉妹の岩と呼ばれているカッパドキアでは知名度が高い奇岩で、ポスターなどにも使われている。
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こんな風景を眺めていると、地球ではないどこかの惑星に降り立ったような感覚を覚える。昔見た映画スターウォーズシリーズのいくつかのエピソードで出てきた惑星タトゥイーンを思い出す。ストーリーの詳細は忘れたが、確か主人公ルーク・スカイウォーカーと彼の父親アナキン・スカイウォーカーのちに悪役となるダース・ベイダーの故郷の惑星である。
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イチオシ
小高い丘の方に登ってみた。
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あたりには、こんな山野草が咲いている。惑星タトゥイーンには、こんな花はなかったな。
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アルカネットという多年草の花。ツアー仲間のやたら植物に詳しい女性に教えてもらった。
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小高い丘の上からの眺望
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土台の岩をくりぬいた空間があるカッパドキア奇岩
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なかには、風化で判別が難しいが、フレスコ画が残っている。
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内部には、キリスト教に関わるフレスコ画が描かれていた。
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アヒルのように見える奇岩
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あたかも群生するキノコのように見える奇岩群。
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ギョレメの一番高い丘をめざす。
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岩塊のあちこちに洞窟が穿かれている。4世紀に聖バジルがここで、修道院生活を始めて以来、多くのキリスト教信者たちが集まり共同生活を送った。奇岩をくりぬいて多くの修道院や教会が作られ、現在、およそ30ほどの岩窟教会、修道院跡が一般公開されている。
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ギョレメ野外博物館で一番人気(?)の暗闇の教会がある岩山
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いくつかの公開されている教会があるが、色鮮やかなフレスコ画が残っている暗闇教会(カランルク・キリセ)に入ってみた。ここは入場するのに別料金がかかるが、一見の価値がある場所である。
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暗闇教会という名前のとおり、外光がほとんど入らない環境だったので、退色せずに色鮮やかな画が保たれてきたのである。
なお、この教会内部は撮影禁止なので、連れ合いが記念に買い求めた絵葉書のコピーをアップした。 -
ここは修道士たちが生活していた空間。天井がススで黒くなっている。
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細長い岩のテーブル。ここで食事をしていたのであろう。
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別の教会がある岩山。ブローチ教会、リンゴ教会、サンダル教会、ヘビ教会などがあるのだが、これはそのうちのどれかは、忘れてしまった。
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ここにもフレスコ画が描かれた痕跡が残っている。
イスラム教からの迫害があった時代の数々のキリスト教関連の遺跡が残るこの付近はギョレメ”野外博物館”と称されるのも納得がいく。 -
イチオシ
ギョレメ野外博物館見学の後、再びバスで移動してローズバレー(バラの谷)へ。
正式にはクズル・チュクル渓谷というのだが、夕日にあたるとバラのような赤い色に岩が染まるというので、この通称がある。 -
この日訪れたときは、まだ太陽が高い位置にある時間帯だった。パックツアーでは致し方ないのだが、少しでも夕方に近い雰囲気になるように画像処理で調整してみた。
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バラの谷のすぐ横をハイキングルートが通っている。
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カッパドキアのあちこちを観光して、ホテルに戻り夕食。
この日は、まだこれで終わらない。夕食の後、ベリーダンスやトルコ各地の民族舞踊ショーを見に行くということになっている。
ショーの会場では、飲み放題だとガイド氏が言うので、アルコールは控えめに。 -
民族舞踊ショーの会場は、初日に見学したウチヒサールにあるレストランである。
ここは洞窟の中にあるカッパドキアらしい雰囲気のレストランで、毎日トルコ舞踊のナイトショーが行われている。 -
トルコの蒸留酒「ラク」をちびりちびりなめながらトルコ各地の民族舞踊を観る。右のモノクロ写真は、明らかにメヴラーナ教団の神秘的な踊り「セマー」を模している。
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メインイベントはベリーダンス。豊満な肉体とエキゾチックな顔立ちの踊り子のダンスは迫力満点だ。
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イチオシ
ベリーダンスの起源は古く、数千年前の古代エジプトが発祥という説が有力らしい。骨盤を強調する動きが多いので、出産に関わる儀礼がもとになったのではないかと言われている。
女性の肌をあらわにするのを禁じているイスラム教だが、ハレムでは、囲われている女性たちが、スルタンのためにベリーダンスを習っていたという。 -
トルコ旅の終盤に入った。翌日は昨日見ていないパシャバウ地区の奇岩見学である。
写真はラクダ岩 -
岩山のてっぺんに生えた石のキノコといった情景。ワンコもこの景色を眺めている。
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岩キノコの上には鳩が停まっている。
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ワンコが降りてきた。その横はナポレオンの帽子岩。ナポレオンが被っている帽子とそっくりである。
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ここも妖精の煙突群が密集している。
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イチオシ
絶妙なバランスでてっぺんにチョコンと小さな岩が乗っかっている。
ツアーは、この後、途中トゥズ湖に立ち寄りながら、アンカラを目指す。アンカラでは、オスマン帝国滅亡のあと共和制トルコを導いたケマル・アタチュルクを祀る霊廟を見学し、夕方、イスタンブールに戻る。
~続く~
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