2025/05/31 - 2025/05/31
762位(同エリア4761件中)
玄白さん
イスタンブール2日目の午前中は、ボスポラス海峡クルーズである。旧市街東側の金角湾口の波止場、エミノニュからファーティフ・スルタン・メフメット橋までの往復2時間の船旅である。海峡を吹き渡る初夏の風が心地よかった
- 旅行の満足度
- 4.5
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 交通手段
- 観光バス 船
- 旅行の手配内容
- ツアー(添乗員同行なし)
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朝のホテルの朝食。ツアーは集合時間、出発時間が決められているので、パック旅行慣れしていない我が家は、どうも苦手である。
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ボスポラス海峡クルーズの出発点であるエミノニュ付近の散策。旧市街と新市街を結ぶガラタ橋の歩道では、大勢の釣り人が釣りを楽しんでいる。ガラタ橋の釣り客は、イスタンブールの風物詩の一つになっている。
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胡麻がついたドーナッツのようなパン、シミットを売る屋台。シミットは、トルコの国民食のようなもので、至る所で出くわす。いずれも赤い色が基調の屋台で売られているが、そういえば10日間のトルコ旅で一度も食べなかったな~
糖蜜に付けてから胡麻を付けるという作り方なので、甘いパンである。 -
ガラタ橋の袂にあるイェニ・ジャーミイ。17世紀に65年の歳月をかけて作られた比較的新しいモスクである
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アップでも一枚!
この後、クルージングが出発してから海上から眺めると、背後のスレイマニエ・ジャーミィとならんで、美しい情景となっている。 -
金色のドームが乗っている船が停泊している。トルコ名物、鯖サンドを作る船である。ガラタ橋の下に並んでいるレストランに、この船で調理した鯖サンドを供給しているのである。
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海上から眺めるガラタ橋。2階建ての橋で、最初は木造だったが、たびたびの火災などで再建され、今の橋は5代目。
上に自動車用の道路と歩道、トラムの線路、下はレストラン街になっている。 -
イチオシ
鯖サンドを作る船の金色のドーム、その奥にイェニ・ジャーミィ、さらにその奥に昨日訪れたスレイマニェ・ジャーミィが並んでいる。
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鯖サンド船とイェニ・ジャーミイ
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ヨーロッパ側新市街のランドマークになっているガラタ塔。14世紀ごろにジェノバ商人によって物見塔として建造され、その後改修を繰り返しながら時代ごとにさまざまな役割を果たしてきた。オスマン帝国時代は牢獄や火の見櫓(ひのみやぐら)として使われていたという。
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船員が係留ロープを外し、出航準備。
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いざ、クルーズ出発。進路を北にとり、ボスポラス海峡を黒海方面に向かう。
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船尾の甲板から移り行く風景を眺める。海峡を吹き渡る初夏の風が心地よい。
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海上から眺めるイェニ・ジャーミイ
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遠ざかるイスタンブール旧市街の街並み
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巨大なクルーズ船が寄港していた。
昨年、日本を訪れた観光客は過去最高の約3700万人、政府は2030年までに6000万人まで増やそうと目論んでいるが、トルコは、昨年度の外国人観光客数が、すでに5300万人で、日本よりはるかに多くの観光客を受け入れている観光大国なのである。フランス、スペイン、アメリカ、中国、イタリアに次いで世界第6位なのである。 -
しばらくすると、左舷のヨーロッパ側にバロック風宮殿が見えてきた。ドルマバフチェ宮殿である。
5月にウクライナとロシアの停戦協議が行われた場所である。残念ながらこの会談では停戦合意には至らずに終わっている。 -
オルタキョイ・ジャーミィ
19世紀半ばに建てられたバロック様式のモスクである。ボスポラス海峡の波打ち際に立っている。 -
船上の甲板で、移り変わる景色を眺めている。
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ボスポラス海峡にかかる橋を通り過ぎた。「7月15日殉教者の橋」という風変わりな名前がついている。全長1500mで、1973年にトルコ共和国県国50周年を記念して開通した。
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さらに北上を続ける
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瀟洒なヨーロッパ風の建物が並ぶところにに停泊している船の周りで、カモメが飛び回っている。
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ルメリ・ヒサル
1453年に1000年に渡ってギリシャ人の植民都市、ローマ帝国、分裂後の東ローマ帝国の首都として繁栄してきたコンスタンチノープル。これを陥落させ東ローマ帝国を滅亡に追いやったオスマン帝国第7代スルタン、メフメット2世が前年の1452年に完成させた要塞である。 -
ボスポラス海峡にかかる2つ目の橋に差し掛かった。ファーティフ・スルタン・メフメット橋である。全長1500mの吊り橋で、日本の開発援助で、三菱重工、石川島播磨重工の合弁会社により、1988年に完成した。高速道路専用の橋で、吊り橋としては、明石海峡大橋を抜いて、世界一の長さを誇る吊り橋である。
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橋の袂をアップで。
ヨーロッパ風の瀟洒な建物が立ち並ぶ別荘地域のようだ。 -
イチオシ
ファーティフ・スルタン・メフメット橋の真下から橋を見上げる。この橋がボスポラス海峡クルーズの折り返し点である。
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帰りはアジア側の景色を眺めながらの船旅である。
金角湾とボスポラス海峡が合流するアジア側に近い海上にある乙女の塔。
紀元前4世紀頃、古代ギリシャ人がボスポラス海峡に侵入する外敵の船から植民都市ビザンチウム(現イスタンブール)を守るために、塔が建てられたのが起源である。ビザンツ帝国時代に要塞となり、オスマン帝国に入ってから強化され、現在の塔になったのは1857年からである。塔・要塞・灯台としてのみ利用されてきたわけではなく、亡命用の基地、刑務所、ペストの隔離施設などとして利用されてきた。
乙女の塔というロマンチックな名前の由来は、ガイドブックによると、
”「王女が18歳の誕生日にヘビに噛まれて死ぬ」と占い師に警告された王は、占いの予言から王女を守るために塔を建てて彼女をそこに閉じ込めた。その間、王は娘に会いに定期的に塔を訪れていたが、18歳になる日にプレゼントとして持っていった果物を詰めたカゴの中に忍び込んでいた毒ヘビに噛まれ、予言通り娘は命を落としてしまった”
という言い伝えである。 -
我々が乗船したクルーズ船と似たような大型のクルーズ船が並走している。
カモメだろうか、海鳥が船の周りを飛び回っている。 -
イチオシ
エミノニュの波止場が近づいてきた。海上からの絶景は、これが見納めである。
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下船するとランチタイムである。現地ガイドのアタカン氏が待ち受けていて、近くのレストランへ。
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ランチは言うまでもなく、この辺りの名物料理「鯖サンド」である。焼き鯖とパンというミスマッチがなんとも言えない。一応スープと前菜のイカリングがついたコース料理となっている。
ビールはこのツアーですっかりおなじみになったEfesビールである。ピルスナータイプの飲みやすいビールだ。 -
食後の散策で、波止場付近を散策してから、午後の目的地に向かうため、バスに戻る。
持っちりとした粘り気があるのが特徴のトルコアイスを売る屋台を冷やかしたり・・・ -
魚屋の豊富な魚種の魚の陳列をのぞいたり・・・
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カラフルな野菜や香辛料が並んだ八百屋を冷やかしたりと・・しばし散策しながらツアーバスが待つ場所へ移動。
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イチオシ
途中、アンブレラ・スカイをパチリ。
傘を頭上に並べるアンブレラ・スカイはポルトガルのアゲタという町が発祥らしいが、いわゆる「映(ば)える」ので、世界各地に広がったという。
午後は再び旧市街に行き、トプカプ宮殿などの観光スポットを巡る。
~続く~
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