嵐山・嵯峨野・太秦・桂旅行記(ブログ) 一覧に戻る
《2025.June》あみんちゅ風鈴の音色を奏でる旅京都そのⅠ~松尾大社編~<br /><br />季節感のない日々が続いた。冬・春・夏となる筈だが、世間一般で言われているように〝寒い〟からいきなり〝暑い〟となり、四季ではなく〝二季〟になりつつあるように私自身も感じている。ついこの前までマイブームの〝冬のイルミネーション〟巡りをしていたように感じるが、6月を迎えると〝夏の風鈴〟巡りにシフト変更しなければならなくなる。<br /><br />例年ならば6月には6月23日の〝沖縄慰霊の日〟を現地で過ごす旅路の予定作成に悪戦苦闘し、休日でもあまり外出はしないのだが、今年に限っていうならば6月21日に沖縄那覇入りし、25日に久米島から那覇経由で大阪に戻るという航空券手配が済んでいるために、24日にフェリーで那覇から久米島に移動することも含め大筋が決まっているために時間的な余裕がある。そのために休みになれば〝出掛けよう〟と言う気持ちになれる今年でもあった。<br /><br />その第一弾に選んだ先は京都一古い神社とされる松尾大社。毎年6月から9月に風鈴まつりが行われていることを確認していたことが理由である。距離的にも近いことからのんびりと出発する。いつも同様ローソン大津大平一丁目店で一服の後にナビセットをしてから出発した。<br /><br />国道1号線を進み京都市に入る。四条通を西進し、ナビの地図で見つけた京都梅津徳丸郵便局に立ち寄って旅行貯金をする。最近は近場でも旅行記録の一環として郵便局巡りを組み込んでいるためである。次いで向かったのは京都西郵便局である。比較的新しい局であるが、実は私には少なからず縁のある場所でもある。局の位置する嵯峨五島町は私の父方の実家があった場所で住んでいたこともあるらしい。勿論記憶にはないが、子供の頃には何度も訪れていることは記憶にある。既に再開発により取り壊されており、往時を偲ぶ物は残ってはいないが、やはり感慨深いものがある場所ではある。<br /><br />時間の関係で後一局回れそうだったので、ナビに最寄局を検索して貰って進む。京都嵯峨野郵便局前に至るのだが、中途半端な都会のエリアにある局前駐車場の〝ない〟局であった。なにやら契約駐車場の場所が記されている看板が局前にあったが、その前に駐車している不届き者がいたために、場所がわからず近くのコインパーキングに駐車する。局敷地内に駐車場がないことは京都市内の郵便局によくある形態ではあるが、一台の車が全ての邪魔をすることも共通なのだろうかと少し怒りを覚えた私であった。ここでタイムアップとなり車に戻り、いよいよ松尾大社に向かうことにする。<br /><br />20分程で松尾大社参拝者用駐車場に到着する。日暮れにはまだ時間はあるが、手際良く回らなければ〝時間切れ〟になることも多い私ゆえに心がけていることである。先ずは授与所に立ち寄って、天井にぶら下げられている風鈴から写真に収めて行く。規模の小さな神社であれば、先に参拝してからがセオリだが、大きな神社では歩く距離も考慮しなければならないのが現実だ。授与所は既に閉まっていた。確か御祈祷や庭園入場は9:00から16:00だったと記憶しているので当たり前のことである。その分人が少ないので、記録撮影はし易くはなる。順に境内を歩いて行くがこの松尾大社は〝日本第一酒造神〟と室町時代末期から言われるようになったことを示す多くの〝菰樽〟が奉納されている。この酒造りは松尾大社を勧請した渡来人の秦氏が得意としていたことに由来すると言われており、それが現在の信仰に繋がっていると社伝に書かれている。その他にも様々な物所縁の建物や樹木などが広い境内に所狭しと存在しているのだが、やはりSNSの影響なのであろう…恋愛成熟〝相生の松〟やハート形の〝絵馬掛け〟等恋愛成就に関する物も目を惹いている。勿論恋愛成就も神徳の一つではあるのだろうが、それだけが突出して目立っていることに少し残念に思えた私であった。<br /><br />その辺りの参拝は足早に済ませ、椋の霊樹・境内末社・伊勢神宮遥拝所を巡ってから本殿参拝に向かう。基本本殿内は通常非公開なので中に入ることはできないが、その廊下には風鈴が吊り下げられており、手前に咲くツツジの花とコラボしてなかなかの〝景色〟を作り出している。これも参拝時間内では人が多く写り込むだろう景色なので、この時間ならではの強みと言っても過言ではないだろう。そして閉演した庭園入口を回り込むようにして社務所に至る。こちらでは御祈祷の受付もしているようだが勿論時間外である。しかし入口には風鈴飾りが吊り下げられており、松尾大社七夕まつりの一環を時間外でもしっかりと担っていた。しかしオーバーツーリズムの影響はあるようで、社務所内に〝ご祈祷の方専用〟〝一般参拝の出入りはご遠慮願います〟と記されている。観光施設以外でも公共施設等で〝不用意な立ち入り〟や〝長時間の占有〟といったことが社会問題となっている。何も外国人に限ったことではない。はっきりと〝禁止〟と書けば良いのだが、それを書くとSNSで吊るし上げられる等の〝報復〟を恐れて〝ご遠慮〟という表記しか〝できない〟のである。ただこの辺りの問題も最近は逆に晒されることも増えており、不法占拠者としてクレーマーを警察沙汰にすることも増えているようだ。他の人もやっているは戯言である。通報された場合は監視カメラの映像や音声等も提供される訳であり〝ごね得〟は既に罷り通る時代ではなくなっているのが現実である。ここに記されている〝注意書き〟もかなり色々とあったが故の対策であろうと思われる。そういった〝身勝手な大人〟だけにはならないようにと心を引き締めた〝老害反対者〟約一名であった。<br /><br />境内は一通り参拝を終えた。残るは七夕祭りのメイン会場である〝手水舎〟である。っとその前に参拝者駐車場が17:00で閉まるために車を移動する。大鳥居前のスペースは、昼間はバス専用となってはいるが、時間外だと参拝者も駐車して良いことを職員氏が教えてくれた。駐車場所を移動して改めて近くの手水舎に向かう。私のような〝無知な人間〟は〝風鈴まつり〟ということで片付けてしまうのだが、実際にはその風鈴まつりに〝呼称〟が付けられているものも少なくはない。松尾大社の場合〝招福除災の音〟というタイトルが付いているようだ。とはいえやはり私にとっては〝風鈴まつり会場〟なので、角度や光の加減などを考えながら、その景色をカメラに収めて行く。手水舎に風鈴を飾ることは稀なことではないが、大抵は手水舎内だけに吊り下げられているだけのものが多い。しかし松尾大社の〝招福除災の音〟は、手水舎に加え、その脇に4本の風鈴棚を増設し、そこも含めたエリアで風鈴を飾っている。勿論松尾大社の他の場所にも風鈴はあるのだが、手水舎付近の限られたスペースで多くの風鈴が風を受けて軽やかな音色を奏でる様は、数以上の物と錯覚を起こす。全数800とあるため、手水舎付近には500個前後と思われるが、手水舎の中心部にいると数千個の風鈴飾りを吊り下げている寺院等を凌ぐ物のように思えて来るから不思議である。この場所は参道と反対側から景色を見ると西陽の影響をまともに受けるために、少し天気が悪い時の方が写真としてはすんなりとしたものに仕上がる傾向がある。丁度そのような天気であり時間であったがために、短時間ではあったが満足の行く松尾大社参拝と〝招福除災の音〟風鈴まつりが楽しめたと思えたひと時であった。<br /><br />一時間少々をかけて松尾大社を散策し、帰路に就くが途中給油をしてから帰ろうと考える。車も車に乗ることも好きだし勿論運転も然りである。そして車体の汚れ燃料の減っている車は許せないところがある。今回も燃料が一目盛減っているに過ぎないのだが、乗った後の給油は当たり前ということでスタンドを目指す。ご存じの通りガソリン代の高騰は旅行内容にすら影響するレベルのものとなっている。故に少しでも安いスタンドを探して給油しようとするのはたいして不思議なことではないと思う。私の場合でも旅路の行程表に〝必ず〟立ち寄る〝ガソリンスタンド〟が明記されるようになってからでも久しい。勿論順路にあるところを利用することが一番効率は良いのだが、格安ガソリンスタンド巡りもまた楽しいものになりつつあり、今回も京都市南区のガソリンスタンドに立ち寄ってから帰ることにする。<br /><br />最近はカーナビではなく〝スマホナビ〟を利用するようになった。これは地図のバージョンが新しいか否かが最もな理由であるが、一時は〝ヤフーナビ〟を多用していた。しかしヤフーナビは道路渋滞の先読みが悪く、渋滞区間にハマってから到着時間がどんどん遅くなるということが続いたために、マップに乗っている場所はすべて目的地にできるGoogleナビを利用するようになった。マップで計算した時間とは異なるところは残念だが、ほぼほぼ時間通りのデータを指示してくれることがその理由である。しかしGoogleサンはGoogleサンで難点もある。通れる道ならば時間や距離短縮のために使うことを〝惜しまない〟という特徴があるからだ。今回も本来ならば幹線道路を走って行く筈が、地元の抜け道を敢えて選択する。4車線の国道1号線を右折しろとの指示は、さすがの私もちょっと躊躇ってしまったルーティングであった。それでも何とか指示通り走り、給油待ちで混雑している車列をスルーして、一旦ローソン八幡下奈良店まで進んで一息入れて仕切り直し、改めてスタンドへと向かうことにする。<br /><br />XING KSD京都南SS、久世郡久御山町の国道一号線沿いにあるガソリンスタンドだが、給油価格は京都一安い。昭和の時代に車に乗って居られた方の言う〝ホワイトブランド〟のガソリンスタンドは〝質が悪い〟は今や死語である。元売り各社の品質管理は6ヶ月に1回であるのに対し、ホワイトブランドは1週間から1ヶ月に1回の割合で品質チェックを行っている。よって品質が寧ろ一定以上であるとされている会社が多いのである。事実私の場合も遠乗りをした際にはマイカーであってもレンタカーであっても途中給油を必ず行うが、大抵は地元に根付いた〝格安スタンド〟を利用する。クレジット利用をすると単価が上がるので、現金で入れることになるのがちょっと難ありだが、それで調子が悪くなることは過去に一度もない。そんな確信の元今回も給油のためのドライブをした訳である。スタンドの敷地は狭いためなかなか給油口のある側の給油機が空くまでの待ち時間はあるが、大抵は逆側のホースでも届くように設計がなされている。しかし人によっては理解できない者も多いらしく、人を選んで誘導されていることに口元が緩む。どうやら私の前2台は理解できなかった方のようで、繰り上がって私の順番が回って来た。車の後ろ側からホースを回すので、いつもよりも少し前に出すという違いはあるがそんなに違和感はない。もう少し入ると思っていた給油量は8.69L。153円/Lはやはり格安で1,330円で済んだ。<br /><br />お腹一杯になったmoveクンに最後の頑張りを頼み、南淡海迄の道程を走って行く。勿論国道1号線沿いなのでそのまま逆方向に走れば帰り道になり得るのだが、19時台の京都市内は走りたくはないために外環状線等を迂回しつつ山科まで向かう。ここだけは名神高速以外のう回路はないために渋滞のネックと呼ばれている場所ではあるのだが、この大津~山科ルートもバイパス化されるとの発表がされた。山の中をトンネルで抜けるルートであるために、私が生きている間に開通する見込みはないだろうと思うのだが、京滋バイパスができる際に近隣学区を含めて〝絶対反対〟との看板が立っていたことを思い出す。京滋バイパスができた結果確かにう回路として利用する車が増えて混雑することも増えたが、道は拡張された上に直線化され、まんざら悪くなった訳でもないと思える今日である。そこまで便利にならなくても良いのでは…などと思いながら20:15に無事自宅に到着。33.3kmの旅路を無事終えることができたのであった。<br /><br />   《終わり》<br /><br />※追記<br />実はこの松尾大社の風鈴は令和4(2022)年9月13日に訪れた記録が残っている。この時は庭園迄回っているのだが、写真が残ってはいない…。クラウドあたりに残っていれば再度書き起こしてみようかと思ったりもする…。

《2025.June》あみんちゅ風鈴の音色を奏でる旅京都そのⅠ~松尾大社編~

26いいね!

2025/06/02 - 2025/06/02

1155位(同エリア4640件中)

たかちゃんティムちゃんはるおちゃん・ついでにおまけのまゆみはん。

たかちゃんティムちゃんはるおちゃん・ついでにおまけのまゆみはん。さん

この旅行記のスケジュール

2025/06/02

この旅行記スケジュールを元に

《2025.June》あみんちゅ風鈴の音色を奏でる旅京都そのⅠ~松尾大社編~

季節感のない日々が続いた。冬・春・夏となる筈だが、世間一般で言われているように〝寒い〟からいきなり〝暑い〟となり、四季ではなく〝二季〟になりつつあるように私自身も感じている。ついこの前までマイブームの〝冬のイルミネーション〟巡りをしていたように感じるが、6月を迎えると〝夏の風鈴〟巡りにシフト変更しなければならなくなる。

例年ならば6月には6月23日の〝沖縄慰霊の日〟を現地で過ごす旅路の予定作成に悪戦苦闘し、休日でもあまり外出はしないのだが、今年に限っていうならば6月21日に沖縄那覇入りし、25日に久米島から那覇経由で大阪に戻るという航空券手配が済んでいるために、24日にフェリーで那覇から久米島に移動することも含め大筋が決まっているために時間的な余裕がある。そのために休みになれば〝出掛けよう〟と言う気持ちになれる今年でもあった。

その第一弾に選んだ先は京都一古い神社とされる松尾大社。毎年6月から9月に風鈴まつりが行われていることを確認していたことが理由である。距離的にも近いことからのんびりと出発する。いつも同様ローソン大津大平一丁目店で一服の後にナビセットをしてから出発した。

国道1号線を進み京都市に入る。四条通を西進し、ナビの地図で見つけた京都梅津徳丸郵便局に立ち寄って旅行貯金をする。最近は近場でも旅行記録の一環として郵便局巡りを組み込んでいるためである。次いで向かったのは京都西郵便局である。比較的新しい局であるが、実は私には少なからず縁のある場所でもある。局の位置する嵯峨五島町は私の父方の実家があった場所で住んでいたこともあるらしい。勿論記憶にはないが、子供の頃には何度も訪れていることは記憶にある。既に再開発により取り壊されており、往時を偲ぶ物は残ってはいないが、やはり感慨深いものがある場所ではある。

時間の関係で後一局回れそうだったので、ナビに最寄局を検索して貰って進む。京都嵯峨野郵便局前に至るのだが、中途半端な都会のエリアにある局前駐車場の〝ない〟局であった。なにやら契約駐車場の場所が記されている看板が局前にあったが、その前に駐車している不届き者がいたために、場所がわからず近くのコインパーキングに駐車する。局敷地内に駐車場がないことは京都市内の郵便局によくある形態ではあるが、一台の車が全ての邪魔をすることも共通なのだろうかと少し怒りを覚えた私であった。ここでタイムアップとなり車に戻り、いよいよ松尾大社に向かうことにする。

20分程で松尾大社参拝者用駐車場に到着する。日暮れにはまだ時間はあるが、手際良く回らなければ〝時間切れ〟になることも多い私ゆえに心がけていることである。先ずは授与所に立ち寄って、天井にぶら下げられている風鈴から写真に収めて行く。規模の小さな神社であれば、先に参拝してからがセオリだが、大きな神社では歩く距離も考慮しなければならないのが現実だ。授与所は既に閉まっていた。確か御祈祷や庭園入場は9:00から16:00だったと記憶しているので当たり前のことである。その分人が少ないので、記録撮影はし易くはなる。順に境内を歩いて行くがこの松尾大社は〝日本第一酒造神〟と室町時代末期から言われるようになったことを示す多くの〝菰樽〟が奉納されている。この酒造りは松尾大社を勧請した渡来人の秦氏が得意としていたことに由来すると言われており、それが現在の信仰に繋がっていると社伝に書かれている。その他にも様々な物所縁の建物や樹木などが広い境内に所狭しと存在しているのだが、やはりSNSの影響なのであろう…恋愛成熟〝相生の松〟やハート形の〝絵馬掛け〟等恋愛成就に関する物も目を惹いている。勿論恋愛成就も神徳の一つではあるのだろうが、それだけが突出して目立っていることに少し残念に思えた私であった。

その辺りの参拝は足早に済ませ、椋の霊樹・境内末社・伊勢神宮遥拝所を巡ってから本殿参拝に向かう。基本本殿内は通常非公開なので中に入ることはできないが、その廊下には風鈴が吊り下げられており、手前に咲くツツジの花とコラボしてなかなかの〝景色〟を作り出している。これも参拝時間内では人が多く写り込むだろう景色なので、この時間ならではの強みと言っても過言ではないだろう。そして閉演した庭園入口を回り込むようにして社務所に至る。こちらでは御祈祷の受付もしているようだが勿論時間外である。しかし入口には風鈴飾りが吊り下げられており、松尾大社七夕まつりの一環を時間外でもしっかりと担っていた。しかしオーバーツーリズムの影響はあるようで、社務所内に〝ご祈祷の方専用〟〝一般参拝の出入りはご遠慮願います〟と記されている。観光施設以外でも公共施設等で〝不用意な立ち入り〟や〝長時間の占有〟といったことが社会問題となっている。何も外国人に限ったことではない。はっきりと〝禁止〟と書けば良いのだが、それを書くとSNSで吊るし上げられる等の〝報復〟を恐れて〝ご遠慮〟という表記しか〝できない〟のである。ただこの辺りの問題も最近は逆に晒されることも増えており、不法占拠者としてクレーマーを警察沙汰にすることも増えているようだ。他の人もやっているは戯言である。通報された場合は監視カメラの映像や音声等も提供される訳であり〝ごね得〟は既に罷り通る時代ではなくなっているのが現実である。ここに記されている〝注意書き〟もかなり色々とあったが故の対策であろうと思われる。そういった〝身勝手な大人〟だけにはならないようにと心を引き締めた〝老害反対者〟約一名であった。

境内は一通り参拝を終えた。残るは七夕祭りのメイン会場である〝手水舎〟である。っとその前に参拝者駐車場が17:00で閉まるために車を移動する。大鳥居前のスペースは、昼間はバス専用となってはいるが、時間外だと参拝者も駐車して良いことを職員氏が教えてくれた。駐車場所を移動して改めて近くの手水舎に向かう。私のような〝無知な人間〟は〝風鈴まつり〟ということで片付けてしまうのだが、実際にはその風鈴まつりに〝呼称〟が付けられているものも少なくはない。松尾大社の場合〝招福除災の音〟というタイトルが付いているようだ。とはいえやはり私にとっては〝風鈴まつり会場〟なので、角度や光の加減などを考えながら、その景色をカメラに収めて行く。手水舎に風鈴を飾ることは稀なことではないが、大抵は手水舎内だけに吊り下げられているだけのものが多い。しかし松尾大社の〝招福除災の音〟は、手水舎に加え、その脇に4本の風鈴棚を増設し、そこも含めたエリアで風鈴を飾っている。勿論松尾大社の他の場所にも風鈴はあるのだが、手水舎付近の限られたスペースで多くの風鈴が風を受けて軽やかな音色を奏でる様は、数以上の物と錯覚を起こす。全数800とあるため、手水舎付近には500個前後と思われるが、手水舎の中心部にいると数千個の風鈴飾りを吊り下げている寺院等を凌ぐ物のように思えて来るから不思議である。この場所は参道と反対側から景色を見ると西陽の影響をまともに受けるために、少し天気が悪い時の方が写真としてはすんなりとしたものに仕上がる傾向がある。丁度そのような天気であり時間であったがために、短時間ではあったが満足の行く松尾大社参拝と〝招福除災の音〟風鈴まつりが楽しめたと思えたひと時であった。

一時間少々をかけて松尾大社を散策し、帰路に就くが途中給油をしてから帰ろうと考える。車も車に乗ることも好きだし勿論運転も然りである。そして車体の汚れ燃料の減っている車は許せないところがある。今回も燃料が一目盛減っているに過ぎないのだが、乗った後の給油は当たり前ということでスタンドを目指す。ご存じの通りガソリン代の高騰は旅行内容にすら影響するレベルのものとなっている。故に少しでも安いスタンドを探して給油しようとするのはたいして不思議なことではないと思う。私の場合でも旅路の行程表に〝必ず〟立ち寄る〝ガソリンスタンド〟が明記されるようになってからでも久しい。勿論順路にあるところを利用することが一番効率は良いのだが、格安ガソリンスタンド巡りもまた楽しいものになりつつあり、今回も京都市南区のガソリンスタンドに立ち寄ってから帰ることにする。

最近はカーナビではなく〝スマホナビ〟を利用するようになった。これは地図のバージョンが新しいか否かが最もな理由であるが、一時は〝ヤフーナビ〟を多用していた。しかしヤフーナビは道路渋滞の先読みが悪く、渋滞区間にハマってから到着時間がどんどん遅くなるということが続いたために、マップに乗っている場所はすべて目的地にできるGoogleナビを利用するようになった。マップで計算した時間とは異なるところは残念だが、ほぼほぼ時間通りのデータを指示してくれることがその理由である。しかしGoogleサンはGoogleサンで難点もある。通れる道ならば時間や距離短縮のために使うことを〝惜しまない〟という特徴があるからだ。今回も本来ならば幹線道路を走って行く筈が、地元の抜け道を敢えて選択する。4車線の国道1号線を右折しろとの指示は、さすがの私もちょっと躊躇ってしまったルーティングであった。それでも何とか指示通り走り、給油待ちで混雑している車列をスルーして、一旦ローソン八幡下奈良店まで進んで一息入れて仕切り直し、改めてスタンドへと向かうことにする。

XING KSD京都南SS、久世郡久御山町の国道一号線沿いにあるガソリンスタンドだが、給油価格は京都一安い。昭和の時代に車に乗って居られた方の言う〝ホワイトブランド〟のガソリンスタンドは〝質が悪い〟は今や死語である。元売り各社の品質管理は6ヶ月に1回であるのに対し、ホワイトブランドは1週間から1ヶ月に1回の割合で品質チェックを行っている。よって品質が寧ろ一定以上であるとされている会社が多いのである。事実私の場合も遠乗りをした際にはマイカーであってもレンタカーであっても途中給油を必ず行うが、大抵は地元に根付いた〝格安スタンド〟を利用する。クレジット利用をすると単価が上がるので、現金で入れることになるのがちょっと難ありだが、それで調子が悪くなることは過去に一度もない。そんな確信の元今回も給油のためのドライブをした訳である。スタンドの敷地は狭いためなかなか給油口のある側の給油機が空くまでの待ち時間はあるが、大抵は逆側のホースでも届くように設計がなされている。しかし人によっては理解できない者も多いらしく、人を選んで誘導されていることに口元が緩む。どうやら私の前2台は理解できなかった方のようで、繰り上がって私の順番が回って来た。車の後ろ側からホースを回すので、いつもよりも少し前に出すという違いはあるがそんなに違和感はない。もう少し入ると思っていた給油量は8.69L。153円/Lはやはり格安で1,330円で済んだ。

お腹一杯になったmoveクンに最後の頑張りを頼み、南淡海迄の道程を走って行く。勿論国道1号線沿いなのでそのまま逆方向に走れば帰り道になり得るのだが、19時台の京都市内は走りたくはないために外環状線等を迂回しつつ山科まで向かう。ここだけは名神高速以外のう回路はないために渋滞のネックと呼ばれている場所ではあるのだが、この大津~山科ルートもバイパス化されるとの発表がされた。山の中をトンネルで抜けるルートであるために、私が生きている間に開通する見込みはないだろうと思うのだが、京滋バイパスができる際に近隣学区を含めて〝絶対反対〟との看板が立っていたことを思い出す。京滋バイパスができた結果確かにう回路として利用する車が増えて混雑することも増えたが、道は拡張された上に直線化され、まんざら悪くなった訳でもないと思える今日である。そこまで便利にならなくても良いのでは…などと思いながら20:15に無事自宅に到着。33.3kmの旅路を無事終えることができたのであった。

   《終わり》

※追記
実はこの松尾大社の風鈴は令和4(2022)年9月13日に訪れた記録が残っている。この時は庭園迄回っているのだが、写真が残ってはいない…。クラウドあたりに残っていれば再度書き起こしてみようかと思ったりもする…。

旅行の満足度
5.0
観光
5.0
グルメ
5.0
ショッピング
5.0
交通
5.0
同行者
一人旅
一人あたり費用
1万円未満
交通手段
自家用車 徒歩
旅行の手配内容
個別手配
26いいね!

利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。 問題のある投稿を連絡する

コメントを投稿する前に

十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?

サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)

報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。

この旅行で行ったスポット

旅の計画・記録

マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?

フォートラベル公式LINE@

おすすめの旅行記や旬な旅行情報、お得なキャンペーン情報をお届けします!
QRコードが読み取れない場合はID「@4travel」で検索してください。

\その他の公式SNSはこちら/

この旅行記の地図

拡大する

価格.com旅行・トラベルホテル・旅館を比較

PAGE TOP