【パブリックアートを探す旅】(14) 日立

2024/09/22 - 2024/09/22

2年ぶりに茨城県の日立市に行ってきました。

特に何か縁があるわけではないけど、自分にはある意味特別な場所です。
ずっと前から行きたかったカフェがあり、2年前に1度だけ訪れました。

その後、近くに好きなアーティストのパブリックアートがあることが判明。
好きな建築家がデザインした建物もあると判り、再訪しようと思いました。

エリア 日立(茨城)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.0
• グルメ: 4.0
• ショッピング: 3.0
• 交通: 3.0

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 1万円未満
• 交通手段: JR特急 徒歩

建築家・妹島和世デザインの日立駅には、山側の中央口、海側の海岸口があります。
2つの入口を繋ぐ自由通路には、太陽光発電システムが設置されています。
天井から提がるボードに、現在発電中の電力と本日の総発電量が示されていました。

日立駅 駅

東京から特急で1時間40分、2年ぶりの日立旅。
2年前と変わらず、ガラス張りの駅舎の海側に太平洋が見えました。
右手にシーバーズカフェの入口があり、店内からも同じ景色が見えます。

日立市観光物産協会のHPによると、この場所は展望イベントホールになるそうです。
天井を見ると、スペースの上に、カーテンレールのようなものがありました。
この場所の前にある入口からカフェに入り、ランチをとりました。

カフェの建屋は海面から高い位置にあり、ガラス張りの壁から空と海が見えます。
ドリンクバーコーナーがあり、その脇では配膳ロボットが待機していました。
ランチをとっていると、雨が降り出してガラスに沢山の水滴がつきました。

シーバーズカフェ グルメ・レストラン

ランチの後、ロータリーやシビックセンターがある、駅の中央口へ。
出口の横には、観光案内所とお土産店を兼ねた「ぷらっとひたち」があります。

ぷらっとひたち （日立駅情報交流プラザ） お土産屋・直売所・特産品

新都市広場を通り、日立市のシビックセンターへ。

建屋に入ると、ユネスコ無形文化遺産「日立風流物」の山車が展示されていました。

日立風流物 祭り・イベント

シビックセンターに入っている科学館「サクリエ」に入館しました。

日立シビックセンター科学館 美術館・博物館

科学館では、イラストを描くアームロボット等の展示がありました。

シビックセンターから新都市広場に出ると、ちょうど天気が回復し始めていました。
雲が流れ、空に晴れ間がのぞくようになりました。

2年前にも、シビックセンター前の新都市広場を歩きました。
その時に、白くて四角い気になるものが視界の隅に入りました。
時間がなく素通りしましたが、後にそれがパブリックアートだと判りました。

今回は、そのパブリックアート、安田侃の「風」をちゃんと見てきました。
東京都庭園美術館にも、同じ形、同じ名前の作品があります。
ここから西方向に、日立銀座通りが長く続いています。

日立銀座通りには3つの商店街があり、最も駅から近いのが「パティオモール」。
次にあるのが「まいもーる」で、その次が「銀座もーる」らしいです。
まいもーるには以前アーケードがありましたが、老朽化により撤去されたそうです。

長く続く遊歩道を歩き、3つ目の商店街に入ると「二十三夜尊」とありました。

仁王のような像が並んでいて、通りの左手、像の視線の先に参道がありました。

西へ1kmほど続いた遊歩道が終わると、南北に走る国道6号にぶつかります。
北へ向かうと小高い場所に、遊園地のアトラクションらしきものが見えました。

かみねレジャーランド テーマパーク

数100m歩くと、日立市役所に着きました。
市役所の庁舎は、日立駅と同じく建築家・妹島和世がデザインしています。

半円筒形を多用した、個性的なデザインが素晴らしかったです。
休日のためか併設のカフェは閉まっていましたが、窓口業務は部分的に開いていました。

国道6号を戻り、日立銀座通りの北にある、平和通りを駅に向かって歩きました。
筑波銀行、水戸信用金庫の日立支店前を通り、東へ。

駅に近づくにつれ、商店が増えていきました。
日立駅に着き、観光案内所兼お土産店の「ぷらっとひたち」へ。
お土産にマドレーヌとフロマージュを購入し、東京へ向かう特急へ乗り込みました。

この旅行記へのコメント （2）

• sakatomoさん 2025/04/06 06:00:03

  初めまして！

  ふくいさん　こんにちは
  日立に安田侃さんの作品があることを初めて知りました。
  また、数多くの安田作品のご紹介もありがとうございます。
  
  私も安田さんの作品が好きで追っかけをしています。
  昨年の夏、甥の結婚式が札幌であったので美唄の安田侃彫刻美術館まで
  足を延ばして素晴らしい作品に触れてきました。
  全国には安田さんの作品がたくさんあると聞いています。
  ふくいさんの【パブリックアートを探す旅】のように
  ひとつひとつ巡ってみたいものです。(笑)
  
  これからもよろしくお願いします。
  命があるうちにアトリエのあるイタリア・フィレンツェ郊外の
  ピエトラサンタにも行ってみたいと思っています。(笑)
  4トラの更新を楽しみにしています。
  
  　　　　　　　　　　　　　　　　　sakatomo
  

  ふくいさんさん からの返信 2025/04/07 21:09:29

  Re: 初めまして！

  首都圏の安田侃さんの作品は一通り見に行ったつもりでしたが、
  探すとまだまだあるようで、いつか見に行こうと思っています。
  
  札幌駅の「妙夢」を見てから安田さんの作品のファンになり、
  それから8年、今も作品を追いかけて旅は続いています。