【パブリックアートを探す旅】(1) 丸の内

2023/02/23 - 2023/02/24

街中には、変わった置き物というか芸術作品の数々が溢れています。
アート作品とかパブリックアートとも呼ばれています。
2023年は、そういう物を街中に探しに行こうと思いました。

特に気になるのが、安田侃、清水九兵衛、松本純一、北村西望の作品。
松本純一作品は多くが北海道にあり、関東ではほぼ見られませんが。

今回は、銀座・丸の内界隈のパブリックアートを見てきました。
銀座の数寄屋橋交差点の交番裏手に、北村西望の「燈臺」があります。
台座に、ミミズがのたくったような判別不能の文字が書かれていました。

東京国際フォーラムの前にある、安田侃の「意心帰」も見てきました。
六本木にも同じ名前の作品がありますが、少しデザインが異なります。
丸ビル裏手のオフィスビル前にある、同作者の「天空」も見てきました。

エリア 丸の内・大手町・八重洲(東京)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• グルメ: 4.0
• ショッピング: 4.0
• 交通: 5.0

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 1万円未満
• 交通手段: 私鉄 徒歩

地下鉄の階段を上がって、新大橋通りに出ました。
すぐ近くに築地本願寺があり、古代インド風の本堂が見えました。
敷地内や周辺に、日本人や外国人の観光客の姿が多く見られました。

築地本願寺 寺・神社・教会

昨年に続き、今年も中央区のデジタルスタンプラリーが開催されていました。
チェックポイントになっている築地本願寺で最初のスタンプを取得。
スタンプは16か所にありますが、そのうち5か所を集めると粗品がもらえます。

もんぜき通り グルメ・レストラン

もんぜき通りを通り波除通りに入ると、観光客らしき多くの人で賑わっていました。
これらの通りも含め、この辺り一帯は築地場外市場と呼ばれています。
波除通りには千社額棟という建屋があり、名前の通り外壁に千社額が掲げられていました。

築地場外市場 名所・史跡

千社額棟に入る、「ぷらっと築地」という観光案内所に行きました。
ここがスタンプラリー2つ目のチェックポイントで、スマホを操作してスタンプを取得。
案内カウンター等は既に閉まっていましたが、位置情報さえあれば取得は可能です。

ぷらっと築地 名所・史跡

もんぜき通りを引き返し、銀座方面に向かうため、晴海通りへ。
通り沿いに、見たことのない業態のコメダ珈琲店がありました。
あとでHPを見たら、「KOMEDA is □」というビーガン専門店のコメダでした。

KOMEDA is グルメ・レストラン

コメダが入る銀座松竹スクエアビルで、3つ目のスタンプを取得しました。
築地川銀座公園が隣接する萬年橋を渡り、東銀座駅前へ。

築地川銀座公園 公園・植物園

建て替えから10周年になる、歌舞伎座の前まで来ました。
新開場した歌舞伎座は、劇場に高層棟が併設する造りになりました。

歌舞伎座 名所・史跡

歌舞伎座のB2Fにある木挽町広場に降り、ここで4つ目のスタンプを取得しました。
カフェやお土産店もあり、広場中央には歌舞伎座と書かれた大きな提灯が提がっていました。
提灯の近くに歌舞伎座のキャラ「かぶきにゃんたろう」の像が設置されていました。

木挽町広場 名所・史跡

数寄屋橋交差点まで歩き、東急プラザに入りました。
ガラスのカーテンウォールで構成された、江戸切子風の外観が特徴的な商業施設です。
1Fに入る観光案内所で、最後の5つ目のスタンプを取得しました。

東急プラザ銀座 ショッピングモール

B2Fのカフェで休憩を兼ねてランチ。
スタンプラリーの粗品は、翌日京橋にある観光情報センターでもらってきました。

こなな 東急プラザ銀座店 グルメ・レストラン

ランチ休憩の後、パブリックアートを見るため、数寄屋橋公園へ。
数寄屋橋交差点付近にある公園で、晴海通りの南北両側に敷地があります。
南側には緑地やベンチがあり、休憩している人や散歩している人の姿がありました。

数寄屋橋公園 公園・植物園

数寄屋橋公園の北側の敷地に、北村西望の「燈臺」が建っていました。
台座に、ミミズがのたくったような判別不能の文字が書かれていました。
解説によると「不意の地震に不断の用意」と書かれているらしいです。

燈臺 名所・史跡

銀座でパブリックアートを観た後は、少し歩いて日比谷公園へ。
大噴水の北の緑地に梅林があり、紅梅が咲いていました。
イベントやライブが行われ、大噴水の周囲には数台のキッチンカーが出ていました。

日比谷公園 公園・植物園

アプリ「TOKYO PARKS PLAY」に追加された、リアル宝探しの新コンテンツをプレイ。
公園の管理事務所が景品引き換え場所になっていましたが、クローズ時間に間に合わず。
リアル宝探しの景品は、翌日もらいに行きました。

日比谷公園 雲形池 名所・史跡

有楽町の東京国際フォーラムまで行き、地上広場と呼ばれる屋外スペースを歩きました。
ガラス棟とホール棟の間に、点々とアート作品が設置されています。
その中に、安田侃の「意心帰」がありました。

東京国際フォーラム 名所・史跡

近くにもう一つ安田侃の作品があり、丸の内にある設置場所まで歩きました。
途中、KITTE南側の屋外にあるイベントスペース「テラス」に立ち寄りました。
街路樹がシャンパンゴールドのイルミネーションで飾り付けられ、綺麗でした。

KITTE (キッテ) ショッピングモール

三菱地所が屋外にアート作品を展示している、丸の内仲通りを歩きました。
歩道に数多くの彫像がありますが、その他、通り沿いのビルの前にもアート作品があります。
三菱商事ビルの前に、安田侃の「天空」が設置されています。

丸の内仲通り 名所・史跡

この日回収しそこねた粗品や景品を、翌日の移動中取りに行きました。
その途中、丸ビル南側の壁際で船のアート作品を見かけました。
オランダ船「デ・リーフデ号」という作品で、オランダから日本に贈られたものらしいです。

丸の内ビルディング ショッピングモール

日比谷交差点の角にある、日比谷マリンビルを見上げました。
何度も前を通っていますが、改めて不思議な形をしていると思いました。

日比谷マリンビル 名所・史跡

いろいろ回収してこの界隈を離れる前に、有楽町のマリオン時計を見てきました。
マリオンビルの南側の外壁、南北自由通路の上に、大きなアナログ時計が設置されています。
毎時丁度に蓋が上にずれ、せり出してきた人形たちが鉄琴を鳴らす様子は見ものでした。

マリオン 名所・史跡