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津軽鉄道ストーブ列車は楽しい。<br />写真はスルメ(800円)とお酒(300円)です。<br />焼いたスルメを齧(かじ)り、ほろ酔い加減で<br />ストーブの暖かさを頬に感じながら<br />私を乗せたストーブ列車は奥津軽の雪平原を走ります。<br /><br />五所川原から終点津軽中里までを<br />一度冬に走ってみたいと思っていました。<br />この津軽鉄道について太宰治さんが小説『津軽』<br />で美しく書いている箇所があります。<br /><br />津軽鉄道芦野公園駅について少し長いですが<br />小説『津軽』(新潮文庫193ページ)から引用します。<br />「窓から首を出してその小さい駅を見ると、<br />いましも久留米絣(くるめがすり)の着物に<br />同じ布地のモンペをはいた若い娘さんが、<br />大きい風呂敷(ふろしき)包みを二つ両手にさげて<br />切符を口に咥(くわ)えたまま改札口に走って来て、<br />目を軽くつぶって改札の美少年の駅員に顔をそっと<br />差し出し、美少年も心得て、その真白い歯列の間に<br />はさまれてある赤い切符に、まるで熟練の歯科医が<br />前歯を抜くような手つきで、器用にぱちんと鋏(はさみ)<br />を入れた。<br />少女も美少年も、ちっとも笑わぬ。<br />当たり前の事のように平然としている。<br />少女が汽車に乗ったとたんに、ごとんと発車だ。<br />まるで機関手がその娘さんの乗るのを待っていた<br />ように思われた。<br />こんなのどかな駅は、全国にもあまり類例が無いに<br />違いない。」<br /><br />私の乗ったストーブ列車はこの芦野公園駅も<br />通り過ぎました。<br />詳しくは以下に顛末を述べていきたいとと思います。

(その3)2025年旅始め 津軽鉄道ストーブ列車が走る 雪の太宰治聖地巡礼(1/16~20 5日間)

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2025/01/16 - 2025/01/20

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2013tomo

2013tomoさん

津軽鉄道ストーブ列車は楽しい。
写真はスルメ(800円)とお酒(300円)です。
焼いたスルメを齧(かじ)り、ほろ酔い加減で
ストーブの暖かさを頬に感じながら
私を乗せたストーブ列車は奥津軽の雪平原を走ります。

五所川原から終点津軽中里までを
一度冬に走ってみたいと思っていました。
この津軽鉄道について太宰治さんが小説『津軽』
で美しく書いている箇所があります。

津軽鉄道芦野公園駅について少し長いですが
小説『津軽』(新潮文庫193ページ)から引用します。
「窓から首を出してその小さい駅を見ると、
いましも久留米絣(くるめがすり)の着物に
同じ布地のモンペをはいた若い娘さんが、
大きい風呂敷(ふろしき)包みを二つ両手にさげて
切符を口に咥(くわ)えたまま改札口に走って来て、
目を軽くつぶって改札の美少年の駅員に顔をそっと
差し出し、美少年も心得て、その真白い歯列の間に
はさまれてある赤い切符に、まるで熟練の歯科医が
前歯を抜くような手つきで、器用にぱちんと鋏(はさみ)
を入れた。
少女も美少年も、ちっとも笑わぬ。
当たり前の事のように平然としている。
少女が汽車に乗ったとたんに、ごとんと発車だ。
まるで機関手がその娘さんの乗るのを待っていた
ように思われた。
こんなのどかな駅は、全国にもあまり類例が無いに
違いない。」

私の乗ったストーブ列車はこの芦野公園駅も
通り過ぎました。
詳しくは以下に顛末を述べていきたいとと思います。

旅行の満足度
4.5
観光
5.0
グルメ
5.0
交通
5.0
同行者
一人旅
一人あたり費用
5万円 - 10万円
交通手段
新幹線 JR特急 JRローカル 私鉄 徒歩
旅行の手配内容
個別手配
  • 1月18日、弘前2日目。<br />早朝、弘前駅に行き<br />運行状況を確認します。

    1月18日、弘前2日目。
    早朝、弘前駅に行き
    運行状況を確認します。

    弘前駅

  • 「やった~!動いているぞぅ!」<br />これで五所川原まで行き、<br />津軽鉄道に乗り換えることができます。<br />今日は大学共通一次試験の初日です。<br />「けっぱれ受験生!(がんばれ受験生)」<br />というテロップが電光掲示板に流れています。

    「やった~!動いているぞぅ!」
    これで五所川原まで行き、
    津軽鉄道に乗り換えることができます。
    今日は大学共通一次試験の初日です。
    「けっぱれ受験生!(がんばれ受験生)」
    というテロップが電光掲示板に流れています。

    弘前駅

  • エスカレーターでホームに降ります。<br />ホームは真新しい白い雪で覆われています。

    エスカレーターでホームに降ります。
    ホームは真新しい白い雪で覆われています。

    弘前駅

  • 線路の上はこんな状況です。<br />列車は走れるのかなぁ?

    線路の上はこんな状況です。
    列車は走れるのかなぁ?

    弘前駅

  • ホームの端っこはこんな状態です。<br />除雪した雪の捨て場となって<br />コンモリした雪の山が出来ていました。

    ホームの端っこはこんな状態です。
    除雪した雪の捨て場となって
    コンモリした雪の山が出来ていました。

    弘前駅

  • 普通列車がホームに入ってきました。<br />正面が雪で覆われて悲惨な顔付きになっています。

    普通列車がホームに入ってきました。
    正面が雪で覆われて悲惨な顔付きになっています。

    弘前駅

  • 寒かっただろうなぁ…。<br />よく頑張ったね。

    寒かっただろうなぁ…。
    よく頑張ったね。

    弘前駅

  • ドアもこんな状況です。<br />凍っていてこれで開くのかなぁ?

    ドアもこんな状況です。
    凍っていてこれで開くのかなぁ?

    弘前駅

  • ホームの向こう側にも同じ状態の<br />雪まみれの列車が停まっています。<br />上下線とも同じ状況なのでしょう。<br />雪の中を駆け抜けて来たみたいです。

    ホームの向こう側にも同じ状態の
    雪まみれの列車が停まっています。
    上下線とも同じ状況なのでしょう。
    雪の中を駆け抜けて来たみたいです。

    弘前駅

  • 私が乗るリゾートしらかみが<br />約10分ほど遅れで<br />ホームに入ってきました。<br />お顔がきれいです。<br />快速はお化粧をして別嬪さんに見えました。

    私が乗るリゾートしらかみが
    約10分ほど遅れで
    ホームに入ってきました。
    お顔がきれいです。
    快速はお化粧をして別嬪さんに見えました。

    弘前駅

  • 車体の横に青池と書かれています。<br />この雪で観光地の青池は今どんな状態に<br />なっているのだろう。

    車体の横に青池と書かれています。
    この雪で観光地の青池は今どんな状態に
    なっているのだろう。

    弘前駅

  • リゾートしらかみは五所川原に向かいます。<br />列車は約10分ほど遅れているのですが<br />この雪ですから安全運転で走ります。<br />「9:39の津軽鉄道五所川原駅発のストーブ列車には<br />間に合わないなぁ…。次の11:50分発の列車か。<br />駅の待合室のストーブにでも当たりながら待つことにしよう。」<br />と心にゆとりをもって乗っています。<br />

    リゾートしらかみは五所川原に向かいます。
    列車は約10分ほど遅れているのですが
    この雪ですから安全運転で走ります。
    「9:39の津軽鉄道五所川原駅発のストーブ列車には
    間に合わないなぁ…。次の11:50分発の列車か。
    駅の待合室のストーブにでも当たりながら待つことにしよう。」
    と心にゆとりをもって乗っています。

    五所川原駅

  • すると突然、車内にアナウンスが流れ始めました。<br />「皆さま、津軽五所川原駅9:39発の<br />ストーブ列車が皆さまの到着をお待ちしています。<br />列車が駅に到着しましたら<br />慌てることなく津軽鉄道五所川原駅迄お進みください。」<br />とか言っています。<br />「お~、やったぞぅ!」<br />太宰さんの小説『津軽』の芦野公園駅の説明の様です。<br />「少女が汽車に乗ったとたんに、ごとんと発車だ。<br />まるで機関手がその娘さんの乗るのを待っていた<br />ように思われた。<br />こんなのどかな駅は、全国にもあまり類例が無いに<br />違いない。」<br />ストーブ列車は雪で遅れた私たちの到着を待っていて<br />くれたのです。<br />ストーブ列車さんありがとう!<br /><br />

    すると突然、車内にアナウンスが流れ始めました。
    「皆さま、津軽五所川原駅9:39発の
    ストーブ列車が皆さまの到着をお待ちしています。
    列車が駅に到着しましたら
    慌てることなく津軽鉄道五所川原駅迄お進みください。」
    とか言っています。
    「お~、やったぞぅ!」
    太宰さんの小説『津軽』の芦野公園駅の説明の様です。
    「少女が汽車に乗ったとたんに、ごとんと発車だ。
    まるで機関手がその娘さんの乗るのを待っていた
    ように思われた。
    こんなのどかな駅は、全国にもあまり類例が無いに
    違いない。」
    ストーブ列車は雪で遅れた私たちの到着を待っていて
    くれたのです。
    ストーブ列車さんありがとう!

    五所川原駅

  • しらかみの乗車客の大半は<br />ストーブ列車を目的とした方々の様で<br />私たちはぞろぞろと津軽五所川原駅のホームに<br />向いました。<br />ストーブ列車は2車両あり、<br />私たちはどちらかを選びます。<br />(一度選んでしまうと車輛間の移動はできないようです)<br />チケットは車内で車掌さんから購入します。<br />津軽中里までの乗車チケット料金は片道870円、<br />ストーブ列車乗車料金は1,000円です。<br />私は雪はストーブ列車を使用しましたので合計1,870円、<br />津軽中里から津軽五所川原迄は乗車券のみで870円でした。<br />ストーブ車両の中ではすでにストーブが熾(おこ)っていました。<br />私は迷わずにストーブの目の前の座席に座りました。

    しらかみの乗車客の大半は
    ストーブ列車を目的とした方々の様で
    私たちはぞろぞろと津軽五所川原駅のホームに
    向いました。
    ストーブ列車は2車両あり、
    私たちはどちらかを選びます。
    (一度選んでしまうと車輛間の移動はできないようです)
    チケットは車内で車掌さんから購入します。
    津軽中里までの乗車チケット料金は片道870円、
    ストーブ列車乗車料金は1,000円です。
    私は雪はストーブ列車を使用しましたので合計1,870円、
    津軽中里から津軽五所川原迄は乗車券のみで870円でした。
    ストーブ車両の中ではすでにストーブが熾(おこ)っていました。
    私は迷わずにストーブの目の前の座席に座りました。

    津軽五所川原駅

  • ストーブの燃料は石炭です。<br />なんだか懐かしいなぁ…。<br />子供の頃、小学校の教室にあったストーブの<br />燃料も石炭だったと思います。<br />ちなみに自宅にあったお風呂(家の外にある)の<br />燃料は薪(まき)でした。<br />風呂がある家の屋根には青大将が二匹住んでいました。<br />可愛い子供たちがお風呂に入るのをチロチロと<br />舌を出しながら見下ろしていたかもしれません。<br />(これは覗きでしょうか?でも蛇に罪はありません)<br />お風呂はもちろん五右衛門風呂です。<br />火傷をしないように注意深く入ります。<br />火を熾すのは私の仕事でした。<br />まき割りもしました。<br />家には水道もありませんでした。<br />(私はどんな田舎に住んでいたんだ!)<br />九州の山の中腹に住んでいました。<br />ストーブと石炭を見ただけでいろいろな思い出が<br />頭の中に浮かんできました。<br />

    ストーブの燃料は石炭です。
    なんだか懐かしいなぁ…。
    子供の頃、小学校の教室にあったストーブの
    燃料も石炭だったと思います。
    ちなみに自宅にあったお風呂(家の外にある)の
    燃料は薪(まき)でした。
    風呂がある家の屋根には青大将が二匹住んでいました。
    可愛い子供たちがお風呂に入るのをチロチロと
    舌を出しながら見下ろしていたかもしれません。
    (これは覗きでしょうか?でも蛇に罪はありません)
    お風呂はもちろん五右衛門風呂です。
    火傷をしないように注意深く入ります。
    火を熾すのは私の仕事でした。
    まき割りもしました。
    家には水道もありませんでした。
    (私はどんな田舎に住んでいたんだ!)
    九州の山の中腹に住んでいました。
    ストーブと石炭を見ただけでいろいろな思い出が
    頭の中に浮かんできました。

    津軽五所川原駅

  • 女性の車掌さんから<br />お酒と袋に入ったスルメを買います。<br />お値段は確かお酒300円、スルメ(2枚入っていました)<br />800円です。<br />車掌さんから<br />「スルメの袋を開けて待っていてください。」<br />と声がかけられます。<br />(彼女がスルメを焼いてくれるのです)

    女性の車掌さんから
    お酒と袋に入ったスルメを買います。
    お値段は確かお酒300円、スルメ(2枚入っていました)
    800円です。
    車掌さんから
    「スルメの袋を開けて待っていてください。」
    と声がかけられます。
    (彼女がスルメを焼いてくれるのです)

    津軽五所川原駅

  • 彼女(車掌さん)はストーブの火力を強めるために<br />横にある釜の蓋を開けて石炭をスコップを使って<br />追加で投げ込みます。<br />ストーブの火がさらに強く熾って放射熱で私の頬が<br />熱くなってきました。<br />私は両手を膝の上に置いて車掌さんがスルメを焼く<br />順番を大人しく待ちました。<br />

    彼女(車掌さん)はストーブの火力を強めるために
    横にある釜の蓋を開けて石炭をスコップを使って
    追加で投げ込みます。
    ストーブの火がさらに強く熾って放射熱で私の頬が
    熱くなってきました。
    私は両手を膝の上に置いて車掌さんがスルメを焼く
    順番を大人しく待ちました。

    津軽五所川原駅

  • 車掌さんがやってきました。<br />袋からスルメを取り出しストーブの上で<br />慣れた手つきで慣れた手つきで焼いてくれます。<br />(車掌さんありがとうございます!)<br />

    車掌さんがやってきました。
    袋からスルメを取り出しストーブの上で
    慣れた手つきで慣れた手つきで焼いてくれます。
    (車掌さんありがとうございます!)

    津軽五所川原駅

  • 網の上にスルメを焼く紫色の煙が立ち昇ります。<br />美味しそうな匂いが私の鼻腔を刺激します。

    網の上にスルメを焼く紫色の煙が立ち昇ります。
    美味しそうな匂いが私の鼻腔を刺激します。

    津軽五所川原駅

  • スルメが美味しそうに焼きあがりました。<br />私は茶色の瓶に入った日本酒を小さなカップに<br />注ぎ入れます。<br />あとは車窓から後ろに流れる雪景色を眺めながら<br />汽車旅の旅情を楽しむだけです。<br />私のイメージ通りのストーブ列車の旅です。<br />この時私は<br />今回の旅の目的は<br />「太宰の聖地を巡礼しながら<br />太宰さんの足跡と背中を追いかける」<br />という大切なミッションであったことを<br />すでに忘却していました。

    スルメが美味しそうに焼きあがりました。
    私は茶色の瓶に入った日本酒を小さなカップに
    注ぎ入れます。
    あとは車窓から後ろに流れる雪景色を眺めながら
    汽車旅の旅情を楽しむだけです。
    私のイメージ通りのストーブ列車の旅です。
    この時私は
    今回の旅の目的は
    「太宰の聖地を巡礼しながら
    太宰さんの足跡と背中を追いかける」
    という大切なミッションであったことを
    すでに忘却していました。

    津軽五所川原駅

  • お酒を少し飲んだだけで私はもう酔っ払っいの<br />雰囲気です。<br />私は「至福の時間」を味わっているようです。<br />ストーブ列車は「幸せ列車」だと思いました。

    お酒を少し飲んだだけで私はもう酔っ払っいの
    雰囲気です。
    私は「至福の時間」を味わっているようです。
    ストーブ列車は「幸せ列車」だと思いました。

    津軽五所川原駅

  • 車窓の外に目をやると<br />周囲は白銀の世界です。

    車窓の外に目をやると
    周囲は白銀の世界です。

    津軽五所川原駅

  • 窓の後ろに流れ去る街の家々も<br />モノトーンの冬景色の中に<br />ひっそりと佇んでいます。

    窓の後ろに流れ去る街の家々も
    モノトーンの冬景色の中に
    ひっそりと佇んでいます。

    津軽五所川原駅

  • 私を乗せたストーブ列車は<br />最初の目的地である金木駅に到着します。<br />大半の乗客はここで下車します。<br />(みなさんはツアーの観光客の様です)<br />金木には太宰治が誕生した生家である<br />『斜陽館』があります。<br />私はこの町へは2度ほど訪れていますので<br />降車せずに終点の津軽中里に向かいます。<br />小説『津軽』では太宰さんは中里から2時間程バスに<br />乗って小泊に住んでいる「たけさん」に30年ぶりに会いに<br />行くことになります。<br />太宰さんは小説『津軽』のなかに次のように書いています。<br />「このたび私が津軽に来て、ぜひとも、逢ってみたいひとがいた。<br />私はその人を、自分の母と思っているのだ。<br />三十年ちかくも逢わないでいるのだが、<br />わたしはそのひとの顔を忘れない。<br />私の一生は、その人に依って確定されたといっていいかも知れない。」<br />私は昨年の6月に小泊を訪ねていました。<br />その時は小泊からバスで中里まで旅をしました。<br />ご参考にその時のブログを掲載いたします。<br />(その4)太宰への旅、青森の小泊港を訪ねる聖地巡礼<br />(2024年6月19日~24日)<br />https://4travel.jp/travelogue/11913101

    私を乗せたストーブ列車は
    最初の目的地である金木駅に到着します。
    大半の乗客はここで下車します。
    (みなさんはツアーの観光客の様です)
    金木には太宰治が誕生した生家である
    『斜陽館』があります。
    私はこの町へは2度ほど訪れていますので
    降車せずに終点の津軽中里に向かいます。
    小説『津軽』では太宰さんは中里から2時間程バスに
    乗って小泊に住んでいる「たけさん」に30年ぶりに会いに
    行くことになります。
    太宰さんは小説『津軽』のなかに次のように書いています。
    「このたび私が津軽に来て、ぜひとも、逢ってみたいひとがいた。
    私はその人を、自分の母と思っているのだ。
    三十年ちかくも逢わないでいるのだが、
    わたしはそのひとの顔を忘れない。
    私の一生は、その人に依って確定されたといっていいかも知れない。」
    私は昨年の6月に小泊を訪ねていました。
    その時は小泊からバスで中里まで旅をしました。
    ご参考にその時のブログを掲載いたします。
    (その4)太宰への旅、青森の小泊港を訪ねる聖地巡礼
    (2024年6月19日~24日)
    https://4travel.jp/travelogue/11913101

    金木駅

  • 金木駅から中里までのストーブ列車内の様子です。<br />大半お客が金木の駅で降車したのでガラガラ状態に<br />なってしまいました。

    金木駅から中里までのストーブ列車内の様子です。
    大半お客が金木の駅で降車したのでガラガラ状態に
    なってしまいました。

    金木駅

  • 途中で津軽鉄道芦野公園駅に停車します。<br />「旅行記の概要」で紹介しました太宰さんに<br />「こんなのどかな駅は、全国にもあまり類例が無いに<br />違いない。」と言わしめたあの芦野公園駅です。<br />この駅は春の桜の頃は桜のトンネルを走る鉄道として<br />多くの観光客が訪れる駅です。<br />私たちが訪れたときのブログをご参考に掲載いたします。<br />No.7(芦野公園、合浦公園等)今年は最速の開花宣言!<br />花追い旅の10日間(2023年4月15日~24日)<br />https://4travel.jp/travelogue/11824759<br /><br />車窓から駅のホームにある「赤い屋根の喫茶店「駅舎」」<br />の看板が見えます。

    途中で津軽鉄道芦野公園駅に停車します。
    「旅行記の概要」で紹介しました太宰さんに
    「こんなのどかな駅は、全国にもあまり類例が無いに
    違いない。」と言わしめたあの芦野公園駅です。
    この駅は春の桜の頃は桜のトンネルを走る鉄道として
    多くの観光客が訪れる駅です。
    私たちが訪れたときのブログをご参考に掲載いたします。
    No.7(芦野公園、合浦公園等)今年は最速の開花宣言!
    花追い旅の10日間(2023年4月15日~24日)
    https://4travel.jp/travelogue/11824759

    車窓から駅のホームにある「赤い屋根の喫茶店「駅舎」」
    の看板が見えます。

    芦野公園駅

  • すると突然喫茶店の白いドアが開いて<br />女性が小走りに出てきて私たちの列車に向かい<br />両手を振って挨拶をしてくれました。<br />車掌さんから<br />「あの方は喫茶店の女性マスターです。<br />お仕事の手が空いているときはあのように<br />私たちに手を振って挨拶してくれるのです。」<br />という説明がありました。<br />私も窓から手を振り返しながら<br />太宰さんが小説『津軽』のなかで<br />「岩木山の美しく見える土地には、<br />米もよくみのり、美人も多いという伝説もあるそうだ。」<br />と書いています。<br />私は私たちに手を振って挨拶をしていただいている方を<br />見ながら「太宰さんが言っていた伝説はその通りの事実だ!」<br />と思ってしまいました。<br />この時の赤い屋根の喫茶店「駅舎」は降り積もった雪のため<br />白い屋根の喫茶店になっていました。

    すると突然喫茶店の白いドアが開いて
    女性が小走りに出てきて私たちの列車に向かい
    両手を振って挨拶をしてくれました。
    車掌さんから
    「あの方は喫茶店の女性マスターです。
    お仕事の手が空いているときはあのように
    私たちに手を振って挨拶してくれるのです。」
    という説明がありました。
    私も窓から手を振り返しながら
    太宰さんが小説『津軽』のなかで
    「岩木山の美しく見える土地には、
    米もよくみのり、美人も多いという伝説もあるそうだ。」
    と書いています。
    私は私たちに手を振って挨拶をしていただいている方を
    見ながら「太宰さんが言っていた伝説はその通りの事実だ!」
    と思ってしまいました。
    この時の赤い屋根の喫茶店「駅舎」は降り積もった雪のため
    白い屋根の喫茶店になっていました。

    芦野公園駅

  • ストーブ列車は芦野公園駅を離れ一路、<br />白銀の世界の中を終着駅の津軽中里駅へ向かいます。

    ストーブ列車は芦野公園駅を離れ一路、
    白銀の世界の中を終着駅の津軽中里駅へ向かいます。

    津軽中里駅

  • 私は都賀津鉄道の終着駅である津軽中里駅に到着しました。<br />この駅には昨年の6月に小泊からの帰り道で一度訪れています。<br />(ご参考)<br />(その4)太宰への旅、青森の小泊港を訪ねる聖地巡礼<br />(2024年6月19日~24日)<br />https://4travel.jp/travelogue/11913101

    私は都賀津鉄道の終着駅である津軽中里駅に到着しました。
    この駅には昨年の6月に小泊からの帰り道で一度訪れています。
    (ご参考)
    (その4)太宰への旅、青森の小泊港を訪ねる聖地巡礼
    (2024年6月19日~24日)
    https://4travel.jp/travelogue/11913101

    津軽中里駅

  • 中里駅への訪問は今回は真冬の再訪となりました。<br />(昨年は初夏の6月の訪問でした)

    中里駅への訪問は今回は真冬の再訪となりました。
    (昨年は初夏の6月の訪問でした)

    津軽中里駅

  • 津軽中里駅の改札口を出た切符売り場の様子です。<br />改札口に立っていると中国からのツアー観光客も<br />多いようで中国語が飛び交っていました。<br />ここは世界にも有名な観光地だったんだ!<br />

    津軽中里駅の改札口を出た切符売り場の様子です。
    改札口に立っていると中国からのツアー観光客も
    多いようで中国語が飛び交っていました。
    ここは世界にも有名な観光地だったんだ!

    津軽中里駅

  • これは運賃表です。<br />津軽五所川原から津軽中里駅まで<br />片道大人で870円と書いてあります。

    これは運賃表です。
    津軽五所川原から津軽中里駅まで
    片道大人で870円と書いてあります。

    津軽中里駅

  • ストーブ列車のポスターがありました。<br />面白いのはポスターの下面に「線路保守工手募集」<br />という募集広告がありました。<br />私が学生時代で夏季休暇期間であればこの募集に<br />手を挙げたかもしれません。<br />(真冬の募集応募には熟考が必要ですが)

    ストーブ列車のポスターがありました。
    面白いのはポスターの下面に「線路保守工手募集」
    という募集広告がありました。
    私が学生時代で夏季休暇期間であればこの募集に
    手を挙げたかもしれません。
    (真冬の募集応募には熟考が必要ですが)

    津軽中里駅

  • 「日本最北の私鉄津軽鉄道<br />最北の駅 津軽中里駅」の看板には<br />氷柱が下がています。<br />やっぱりこの駅は最北の駅なんだという<br />風情が漂っていました。

    「日本最北の私鉄津軽鉄道
    最北の駅 津軽中里駅」の看板には
    氷柱が下がています。
    やっぱりこの駅は最北の駅なんだという
    風情が漂っていました。

    津軽中里駅

  • 手書きの駅の標識がありました。<br />面白いのはここは最終駅ですから<br />次の駅の名前がありません。<br />当たり前ですがなんだか面白いですね。

    手書きの駅の標識がありました。
    面白いのはここは最終駅ですから
    次の駅の名前がありません。
    当たり前ですがなんだか面白いですね。

    津軽中里駅

  • 「ここにはふるさとがある」というキャッチフレーズが<br />書かれています。<br />私はストーブ列車に乗って心のふるさとにやって来たのかも<br />しれません。<br />今回の旅のテーマとして「太宰さんの雪ふるふるさとを歩く」<br />を掲げましたが私は太宰さんのこころの故郷にやって来たみたいです。

    「ここにはふるさとがある」というキャッチフレーズが
    書かれています。
    私はストーブ列車に乗って心のふるさとにやって来たのかも
    しれません。
    今回の旅のテーマとして「太宰さんの雪ふるふるさとを歩く」
    を掲げましたが私は太宰さんのこころの故郷にやって来たみたいです。

    津軽中里駅

  • 私はホームに停車している津軽鉄道の普通車輛に<br />向います。<br />車輛は一両目にありました。<br />駅舎から大きな氷柱が下がっています。<br />やっぱりここは本州最北の終着駅です。

    私はホームに停車している津軽鉄道の普通車輛に
    向います。
    車輛は一両目にありました。
    駅舎から大きな氷柱が下がっています。
    やっぱりここは本州最北の終着駅です。

    津軽中里駅

  • 津軽鉄道は雪の復路を走ります。<br />雪が酷く降ると列車正面の顔は<br />又雪まみれになりそうです。

    津軽鉄道は雪の復路を走ります。
    雪が酷く降ると列車正面の顔は
    又雪まみれになりそうです。

    津軽中里駅

  • これは列車の正面から撮影した写真です。<br />この駅は確か芦野公園駅だったと思います。<br />乗車する人が駅のホームで待っていました。

    これは列車の正面から撮影した写真です。
    この駅は確か芦野公園駅だったと思います。
    乗車する人が駅のホームで待っていました。

    芦野公園駅

  • 津軽鉄道は単線です。<br />空を見上げると冬の空が晴れて来ました。

    津軽鉄道は単線です。
    空を見上げると冬の空が晴れて来ました。

    芦野公園駅

  • 昨日までの吹雪いていた冬の空模様が<br />今日はうそのように穏やかな様子です。<br />空の様子は3か月早く訪れると聞いたことがありますが<br />空には春の様な柔らかな雲が浮かんでいました。

    昨日までの吹雪いていた冬の空模様が
    今日はうそのように穏やかな様子です。
    空の様子は3か月早く訪れると聞いたことがありますが
    空には春の様な柔らかな雲が浮かんでいました。

    金木駅

  • 津軽鉄道は出発点の津軽五所川原に帰ってきました。<br />ホームには昔使っていた旧い車両が係留されています。

    津軽鉄道は出発点の津軽五所川原に帰ってきました。
    ホームには昔使っていた旧い車両が係留されています。

    津軽五所川原駅

  • これは退職後のむかしの走れメロス号でしょうか。<br />いまは走る必要はありませんので雪のお布団に包(くる)<br />まって静かに休んでいます。

    これは退職後のむかしの走れメロス号でしょうか。
    いまは走る必要はありませんので雪のお布団に包(くる)
    まって静かに休んでいます。

    津軽五所川原駅

  • これは11時50分発のメロス号です。<br />折り返し運転の様です。<br />津軽鉄道を訪れるお客様がいる限り<br />メロス号は走り続けることができます。<br />次回は白いリンゴの花が満開になる<br />季節に来てみようかな。<br />「走れメロス!」

    これは11時50分発のメロス号です。
    折り返し運転の様です。
    津軽鉄道を訪れるお客様がいる限り
    メロス号は走り続けることができます。
    次回は白いリンゴの花が満開になる
    季節に来てみようかな。
    「走れメロス!」

    津軽五所川原駅

  • 津軽鉄道の五所川原駅の駅舎です。<br />「こころに響く風景と出会い」という<br />キャッチフレーズが書かれています。<br />確かに今回の旅でもたくさんの心に響く<br />出逢いを頂きました。<br />楽しかったなぁ。また来ます。

    津軽鉄道の五所川原駅の駅舎です。
    「こころに響く風景と出会い」という
    キャッチフレーズが書かれています。
    確かに今回の旅でもたくさんの心に響く
    出逢いを頂きました。
    楽しかったなぁ。また来ます。

    津軽五所川原駅

  • これはJR五所川原駅です。<br />ここにも何度か訪れたことがあります。<br />特に立佞武多を見たときの記憶が鮮明に<br />残っています。<br />その時のブログを掲載いたします。<br />⑨2023年 東北 夏祭り9連続 <br />五所川原立佞武多 秋田の竿灯と天空の不夜城<br />八戸の三社大祭、相馬、弘前 青森ねぶた <br />仙台すずめ踊り 七夕<br />https://4travel.jp/travelogue/11849727<br />

    これはJR五所川原駅です。
    ここにも何度か訪れたことがあります。
    特に立佞武多を見たときの記憶が鮮明に
    残っています。
    その時のブログを掲載いたします。
    ⑨2023年 東北 夏祭り9連続 
    五所川原立佞武多 秋田の竿灯と天空の不夜城
    八戸の三社大祭、相馬、弘前 青森ねぶた 
    仙台すずめ踊り 七夕
    https://4travel.jp/travelogue/11849727

    五所川原駅

  • JこれはR五所川原駅前の様子です。<br />この道を5分程真っ直ぐ歩くと<br />立佞武多の館があります。<br />20mを超える立佞武多たちは館の中で<br />今は静かに立ち寝をしていると思います。

    JこれはR五所川原駅前の様子です。
    この道を5分程真っ直ぐ歩くと
    立佞武多の館があります。
    20mを超える立佞武多たちは館の中で
    今は静かに立ち寝をしていると思います。

    五所川原駅

  • 私はJR五所川原駅を出発し木造駅に向かいます。<br />昨年の6月に夏の「シャコちゃん」と会っていますので<br />今回は冬の「シャコちゃん」と再会する予定です。<br />途中で津軽富士と呼ばれる岩木山が見えてきました。<br />その頂きは雪雲に隠れています。<br />今回の旅の目的の一つは美しい岩木山と出逢うことでした。<br />一度でいいから冬ばれの青い空に映える白銀に輝く<br />秀麗な岩木山を見てみたいという夢を持って来ました。<br />実現できるかどうかわかりませんが岩木山にで逢うことで<br />太宰さんのこころに触れることができるのでは思いを<br />持っていました。<br />もし可能なら出逢ってみたいです。<br />太宰治さんは小説『津軽』の中で岩木山を次の様に<br />愛(め)でています。<br />「「や!富士。いいなあ」と私は叫んだ。<br />富士ではなかった。<br />津軽富士と呼ばれている一千六百二十五メートルの<br />岩木山が、満目の水田の尽きるところに、ふわりと浮かんでいる。<br />実際、軽く浮かんでいる感じなのである。<br />したたるほど真っ蒼(まつさお)で、富士山よりもっと女らしく、<br />十二単衣(ひとえ)の裾を、銀杏(いちょう)の葉をさかさに<br />立てたようにぱらりとひらいて左右の均斉も正しく、<br />静かに青空に浮かんでいる。<br />決して高い山ではないが、けれども、なかなか、<br />透きとおるくらいに嬋娟(せんけん)たる美女ではある。」<br />これは名文ですよね。<br />小説『津軽』の中でこのように表現された美しい岩木山に<br />出逢ってみたいです。

    私はJR五所川原駅を出発し木造駅に向かいます。
    昨年の6月に夏の「シャコちゃん」と会っていますので
    今回は冬の「シャコちゃん」と再会する予定です。
    途中で津軽富士と呼ばれる岩木山が見えてきました。
    その頂きは雪雲に隠れています。
    今回の旅の目的の一つは美しい岩木山と出逢うことでした。
    一度でいいから冬ばれの青い空に映える白銀に輝く
    秀麗な岩木山を見てみたいという夢を持って来ました。
    実現できるかどうかわかりませんが岩木山にで逢うことで
    太宰さんのこころに触れることができるのでは思いを
    持っていました。
    もし可能なら出逢ってみたいです。
    太宰治さんは小説『津軽』の中で岩木山を次の様に
    愛(め)でています。
    「「や!富士。いいなあ」と私は叫んだ。
    富士ではなかった。
    津軽富士と呼ばれている一千六百二十五メートルの
    岩木山が、満目の水田の尽きるところに、ふわりと浮かんでいる。
    実際、軽く浮かんでいる感じなのである。
    したたるほど真っ蒼(まつさお)で、富士山よりもっと女らしく、
    十二単衣(ひとえ)の裾を、銀杏(いちょう)の葉をさかさに
    立てたようにぱらりとひらいて左右の均斉も正しく、
    静かに青空に浮かんでいる。
    決して高い山ではないが、けれども、なかなか、
    透きとおるくらいに嬋娟(せんけん)たる美女ではある。」
    これは名文ですよね。
    小説『津軽』の中でこのように表現された美しい岩木山に
    出逢ってみたいです。

    木造駅

  • JR木造駅にやってきました。<br />写真は1月18日に訪れたJR五能線木造駅の<br />巨大なシンボル、亀ヶ岡石器時代遺跡から<br />出土した遮光器土偶こと”しゃこちゃん”で<br />高さ約17メートルです。<br />右下に立っている人影は私ですが彼女の大きさが<br />分かります。<br />駅員さんに「シャコちゃんのウェルカムビームは<br />何時頃見られるのですか?」と聞くと<br />「それでは今点灯してあげましょう。」と<br />特別に点灯していただけました。<br />外が明るかったので良く見えなかったのですが<br />確かに赤や緑色にシャコちゃんの目が恥ずかしそうに<br />微かに点灯していました。<br />シャコちゃんは冬の日差しがあまり眩(まばゆ)かった<br />ので遮光器の中で目を細めていていたのだと思います。<br />(この写真はJR木造駅の駅員さんに撮影して<br />いただきました)

    JR木造駅にやってきました。
    写真は1月18日に訪れたJR五能線木造駅の
    巨大なシンボル、亀ヶ岡石器時代遺跡から
    出土した遮光器土偶こと”しゃこちゃん”で
    高さ約17メートルです。
    右下に立っている人影は私ですが彼女の大きさが
    分かります。
    駅員さんに「シャコちゃんのウェルカムビームは
    何時頃見られるのですか?」と聞くと
    「それでは今点灯してあげましょう。」と
    特別に点灯していただけました。
    外が明るかったので良く見えなかったのですが
    確かに赤や緑色にシャコちゃんの目が恥ずかしそうに
    微かに点灯していました。
    シャコちゃんは冬の日差しがあまり眩(まばゆ)かった
    ので遮光器の中で目を細めていていたのだと思います。
    (この写真はJR木造駅の駅員さんに撮影して
    いただきました)

    木造駅

  • 昨年6月に出逢ったシャコちゃんと比較すると<br />白い雪のためシャコちゃんは純白のフリル付きの<br />スカートを穿いているようで少しお洒落な女の子に<br />変身していました。<br />

    昨年6月に出逢ったシャコちゃんと比較すると
    白い雪のためシャコちゃんは純白のフリル付きの
    スカートを穿いているようで少しお洒落な女の子に
    変身していました。

    木造駅

  • シャコちゃんは木造駅のシンボルです。<br />ここから縄文の世界が広がっています。<br />司馬遼太郎さんのお言葉の通り<br />この地は「北のまほろば」であると<br />思っています。

    シャコちゃんは木造駅のシンボルです。
    ここから縄文の世界が広がっています。
    司馬遼太郎さんのお言葉の通り
    この地は「北のまほろば」であると
    思っています。

    木造駅

  • 縄文は時空を超えて過去、現在、未来を<br />つなげています。<br />縄文は大切な日本文化の基調であると思っています。

    縄文は時空を超えて過去、現在、未来を
    つなげています。
    縄文は大切な日本文化の基調であると思っています。

    木造駅

  • 今は雪深い木造駅です。

    今は雪深い木造駅です。

    木造駅

  • 遠くに岩木山が望めます。

    遠くに岩木山が望めます。

    木造駅

  • 弘前駅に帰る列車がホームに入って来ました。

    弘前駅に帰る列車がホームに入って来ました。

    木造駅

  • 岩木山を車窓の右手に望みながら<br />列車は走ります。

    岩木山を車窓の右手に望みながら
    列車は走ります。

    木造駅

  • これから暫く岩木山の姿が続きます。<br />私は車窓にくぎ付けになってスマホの<br />シャッターを押し続けました。

    これから暫く岩木山の姿が続きます。
    私は車窓にくぎ付けになってスマホの
    シャッターを押し続けました。

    岩木山(津軽富士) 自然・景勝地

  • 雪原の岩木山。<br />冬の太陽が白く輝いています。

    雪原の岩木山。
    冬の太陽が白く輝いています。

    岩木山(津軽富士) 自然・景勝地

  • 雪の屋根の向こうに微かに見える岩木山。

    雪の屋根の向こうに微かに見える岩木山。

    岩木山(津軽富士) 自然・景勝地

  • これは岩木山は雪雲に完全に覆われてしまいました。

    これは岩木山は雪雲に完全に覆われてしまいました。

    岩木山(津軽富士) 自然・景勝地

  • 岩木山がお顔を中々見せてくれません。

    岩木山がお顔を中々見せてくれません。

    岩木山(津軽富士) 自然・景勝地

  • 雪原の横に岩木山の麓が見えています。<br />しかしこれはシャッターを押すのが早すぎました。

    雪原の横に岩木山の麓が見えています。
    しかしこれはシャッターを押すのが早すぎました。

    岩木山(津軽富士) 自然・景勝地

  • これは良いですね。<br />岩木山全体のお姿が見えました。<br />でも頂きが白い雲に覆われています。

    これは良いですね。
    岩木山全体のお姿が見えました。
    でも頂きが白い雲に覆われています。

    岩木山(津軽富士) 自然・景勝地

  • 白い雲が早くどこかに行かないかなぁ。

    白い雲が早くどこかに行かないかなぁ。

    岩木山(津軽富士) 自然・景勝地

  • 白い雲が早く、早く、どこかに行かないかなぁ。

    白い雲が早く、早く、どこかに行かないかなぁ。

    岩木山(津軽富士) 自然・景勝地

  • 白い雲がどこかに行かないかなぁ。<br />これはやっぱりダメだ。<br />白い雲はしっかりと頂上で頑張っています。

    白い雲がどこかに行かないかなぁ。
    これはやっぱりダメだ。
    白い雲はしっかりと頂上で頑張っています。

    岩木山(津軽富士) 自然・景勝地

  • JR弘前駅が近づいて来ました。<br />これは林檎の木々を背景にした<br />白い雪雲のかかった岩木山です。

    JR弘前駅が近づいて来ました。
    これは林檎の木々を背景にした
    白い雪雲のかかった岩木山です。

    岩木山(津軽富士) 自然・景勝地

  • 春になれば満開の白いリンゴの花の向こうに<br />秀麗な岩木山を望めるはずです。<br />春にもう一度来ようかな。

    春になれば満開の白いリンゴの花の向こうに
    秀麗な岩木山を望めるはずです。
    春にもう一度来ようかな。

    岩木山(津軽富士) 自然・景勝地

  • 空の色が真っ青です。<br />雲の姿はあたたかな春の顔をしていました。

    空の色が真っ青です。
    雲の姿はあたたかな春の顔をしていました。

    岩木山(津軽富士) 自然・景勝地

  • 私はとうとうJR弘前駅に帰ってきました。<br />明日は小説『津軽』にかかれている西海岸の<br />深浦まで足を延ばしてみる予定です。<br />明日もどのような出逢いがあるか楽しみです。<br /><br />実は旅に出る前に<br />「片足は海から育つ冬の虹」<br />という津軽の俳人が作られた俳句を<br />旅のスケジュール表の最終ページに<br />書きしたためて持って来ました。<br />私にとって「虹」は何か良いことが起こる際に<br />必ず現れるシンボルなのです。<br />不思議なことですが私の旅の心象スケッチの中に<br />すでに「虹」のシンボルが描かれていました。<br />私はこれを「小さな奇跡」とか「小さな予兆」と<br />呼んでいます。<br />明日がやってくるのが楽しみです。

    私はとうとうJR弘前駅に帰ってきました。
    明日は小説『津軽』にかかれている西海岸の
    深浦まで足を延ばしてみる予定です。
    明日もどのような出逢いがあるか楽しみです。

    実は旅に出る前に
    「片足は海から育つ冬の虹」
    という津軽の俳人が作られた俳句を
    旅のスケジュール表の最終ページに
    書きしたためて持って来ました。
    私にとって「虹」は何か良いことが起こる際に
    必ず現れるシンボルなのです。
    不思議なことですが私の旅の心象スケッチの中に
    すでに「虹」のシンボルが描かれていました。
    私はこれを「小さな奇跡」とか「小さな予兆」と
    呼んでいます。
    明日がやってくるのが楽しみです。

    弘前駅

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