冬の太陽とシチリア＃5ー2024年2月5日（月）ノルマン王宮「ルッジェーロの間」ほか

2024/02/04 - 2024/02/11

第2日目-5　パラティーナ礼拝堂を出て王宮見学へ進みます

エリア パレルモ(イタリア)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.5

• 同行者: カップル・夫婦（シニア）
• 一人あたり費用: 30万円 - 50万円
• 交通手段: 徒歩
• 旅行の手配内容: ツアー（添乗員同行あり）
• 利用旅行会社: 阪急交通社

3階に上がってきた

ノルマン王宮 城・宮殿

市の紋章が飾ってある

「ヘラクレスの間」現在は州議会場として使われている　したがって　議会が開催される日は見学ができない

議員席　宮殿で議会とはなんとゴージャスな　

　議員席の後ろは一般傍聴席　壁にヘラクレスを題材とした絵画があるので「ヘラクレスの間」と呼ばれている

天井が高くしかも天井画が見下ろしている

次は「総督の間」

歴代のシチリア総督肖像画が並んでいるが「副王の間」とも言われる

上の写真のアップ

飾ってあった花瓶

21人の総督の肖像画が並んでいる

展示品

凄いシャンデリア　しかし壁紙もなくシンプルなのは古い時代の壁が下から現れてそのままにしてあるかららしい　こんな部屋を通って・・次へ

「ナポリ・シチリア王妃の寝室」　

マリア・カロリーナという　かのマリア・テレジアの十女でナポレオンに追われて　パレルモに逃げてきたという人の部屋　

シャンデリアもハプスブルク帝国のよう

柱はだまし絵

壁の地色のエメラルドグリーンがシック

　神話を題材とした装飾がやさしい部屋

かわいい椅子

次の部屋へ行くドア横にあった壺

外へ開く扉の模様

ぐっと雰囲気が変わって中国！

収集したものだろう

扁額も漢字だから勝手に名付けて「中国の間」

中国とアラブがミックスされたような陶器

案内図　やはりSala Chineseとあるから中国の間だった

皆が上を見上げて・・・

ルッジェーロの間へ入る前の部屋というかホール　「風の間」

天井が高くしかも美しい　シチリアの夏の暑さ対策の冷房施設だとか

国王ルッジェーロ2世の私室で「ルッジェーロの間」　現在残る王宮の大部分は何度も改装されて18世紀以降のもの　しかし王宮の中でここはノルマン時代をしっかり残している貴重なところ

上で振り仰いだ姿で撮っている写真がこれ　

正面の最上部　

その下の獅子は国王か

孔雀が美しい

この部屋は寝室かダイニングなのかよくわかっていないらしい

ヒョウか虎？樹々がトロピカル

ケンタウロス

孔雀　同じ金色地モザイクだがパラティーナ礼拝堂のような宗教的なモチーフはいっさいない

緩やかな交差ヴォールト天井

寝室だとしたらこのキンキラの下で眠れるのかな

天井の一部の拡大　卑怯者として表されているウサギを踏みつけている王の場面　権力を示している

床のモザイクはコズマーティ様式

振り返って出入り口側

狩人

楽園を表現している

自由時間になって最初に通過した部屋を見に来た

宝物館のようだ

上の写真の中央奥にある象牙の小箱　神話の人物がリボンの装飾で縁取られている　蓋がスライドする　　9～11世紀

ヴィトンも負けそうなデザイン

紫檀、象牙　木の組み合わせが美しい12世紀の角錐台の蓋つきの小箱

12世紀の象牙の小箱

狩猟の様子が描かれている

聖櫃

杖の先　宝石がいっぱい

聖具

聖堂の飾りと思う

12世紀の大理石の洗礼盤（メッシーナ）

約1時間の見学を終え外に出たらまだまだ　パルラメント広場の銅像が太陽にまぶしい