2024/02/04 - 2024/02/11
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みそかつさん
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第3日目-2 神殿の谷はアーモンドの花盛り 歩き回るのには暑くもなく寒くもなく一番いい時期と思います
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.5
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 一人あたり費用
- 30万円 - 50万円
- 交通手段
- 徒歩
- 旅行の手配内容
- ツアー(添乗員同行あり)
- 利用旅行会社
- 阪急交通社
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昼食を終えて観光へ出発
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何回か通ったロータリー交差点 右のほうに「テーロンの墓」がちらりと映っている
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バスの窓ガラスの反射が邪魔だけれど途中にあった考古学博物館 自由時間にここに来るか スーパーで買い物か迷ったが宿まで自力で帰ることを考えると・・・
州立考古学博物館 (アグリジェント) 博物館・美術館・ギャラリー
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のちに出てくる地図より分かりやすいイラストの地図 下のほうに神殿がほぼ横1列に並んでいるのがわかる
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ジュノーネ入り口(東側)の案内板 とにかく広い
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西の駐車場の方がよく利用されているらしい しかし登り坂での見学となる 東側から観光するとここまで戻ってくるシャトルミニバスが繁忙期にはあるらしい 我々のバスは西側に回ってくれる
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アグリジェントはシチリア南部の地中海に面した古代ギリシャ人が作った植民都市だ 城壁の中に住居がびっちり建っていたイラスト
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ここに入場者の行列のできるのだろうなあ 今日はスイスイ
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一本道 これから緩やかに下る 反対側の入り口から入ると登る羽目になる
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まず目に飛び込んできたのがヘラ(ジュノーネ ラチニア)神殿 ギリシャ神話の最高神ゼウスの妻ヘラを祀っている
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紀元前460~440年に凝灰岩で造られた のちにカルダゴに攻められ破壊放火された また中世の地震で倒壊したという
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標高120mの丘に建つ 神殿の谷というより神殿の丘じゃないの?でも二つの川の間にあったから・・・
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南に広がるは地中海(イオニア海)以前はもっと近かったらしい
ジュノーネ ラチニア(ヘラ)神殿 史跡・遺跡
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真下に目をやるとうちわサボテン この地は古代ギリシャ名「アクラガス」と呼ばれていた
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見取り図 横(17m)に6本 側面(38m)13本の柱が並ぶドーリア式 これは柱が直接立つ台座のない柱の立て方をいう 今は25本の柱と柱の上の横材が残る
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いつまでも見ていたいヘラ神殿の美しさ わかりにくいが右から4番目と5番目の柱の間の下の石が赤くなっている これはカルダゴの戦いで焼けた跡という
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周りにごろごろしているのは崩れ落ちた一部 下方の段に元の漆喰の白色が残っている
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下りながらアーキートレーヴ(横材)を見る
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左上の方に神殿を見上げる形で何回かバスで走った並木道が見える
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これだけの高低差がある でも下りだから楽勝 奥にコンコルディア神殿 その前に紀元前500年頃に造られた城壁が見える
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乾燥した土の道を次へ 1300mほど離れている
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シチリアの遺跡に咲く花
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バスが走る道でも見かけたこれはなんだ?
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天を突くように花茎が伸びている 花がいつ咲くか さる民放で連日話題にしていたな リュウゼツランはアガベと呼ばれ古代ではロープの素材として利用していたらしい
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葉があるので桜とは趣が違うけれど雰囲気はそっくりのアーモンドの木
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7分咲きといったところ バックの青空がキャンバスだ
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淡い色の蕾は桜にそっくり
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この一帯にはほかにもいろいろな木々が植えられている
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鳥が食べに来るのか 実が…
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ガイドさんが生のアーモンドを用意してくださり試食 米国産に比べると身は薄いが美味しい
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城壁を示す案内板 今いる場所はここ!
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紀元前500年ごろに造られた城壁の一部が残っているってすごい
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ここからその一部が始まる
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城壁が続く
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城壁にはビザンチン時代に掘られた穴がポコポコ開いている
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これはキリスト教徒たちの墓 墓のマンションだ
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地下墓の内部にはテラコッタの彩色があった
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小柄だったのか意外に小さいくぼみ お墓から副葬品のようなものは出てこなかったとか
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風化したのか横から見ると厚みがない 半月の形は太陽の軌跡を表し復活を願って?らしい
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草花が生い茂っている
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風雨で形が崩れかかっている 町を囲む城壁があった名残の部分がお墓に転用されていた
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城壁に穴が開いて後世には城壁の意味をなしていない
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ローマ時代の邸宅の庭にあった彫像 初めから頭なしだったらしい 偉い人がちょこちょこ変わる でもいちいち作り直すのが面倒だから頭部だけ挿げ替えられるようにしていたらしい いわゆるエコか 手抜きか
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サボテンとアーモンド
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首無しモニュメントがヘラ神殿を向いている 夜はここを歩きたくないよ
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次の 約40x17mの保存状態の良いドーリア式建築 「コンコルディア神殿」が見えてきた
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ギリシャ神殿目指してえっちらおっちら 夏には来たくない
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すごい 完璧な?コンコルディア神殿 紀元前450~440年のドーリス式神殿 行ったことがないけれどこれぞギリシャだ この色がいいけれど(砂岩質凝灰岩)実際は白赤黄色の極彩色 ド派手だったらしい
コンコルディア神殿 史跡・遺跡
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午後の太陽が海面にあたって素晴らしい眺望
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装飾ははぎとられている正面破風 左右の柱はわからないくらいの角度で内側に傾いていて上空3kmほどで交わるらしい
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シチリアの太陽に近づきすぎて墜落したイカロス?現代アートとの組み合わせもまあいいか
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6世紀末に柱と柱の間を漆喰の壁で覆って 聖ペテロ・パウロ教会として転用されていたために奇跡的に保存状態が良いという
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18世紀になって元に戻したが世界遺産となったために このままの状態でどう保存するかが問題になっている
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昔の写真に何やら白っぽい生き物がたくさん写っている
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柵で囲われた近くの草っぱらにいたのはアグリジェント固有種のヤギ
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西アジア山岳地帯のマーコールの血を引くヤギで螺旋状の角が優美
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雄雌ともに螺旋状の角らしいから見分けるのは難しい
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ネクロポリスがよくみられる場所まで来た アウレア邸(後で出てくる)の庭部分でキリスト教徒の二つの洞窟が見られる
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この辺りがそうらしい
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確かに洞窟らしきものがありそうだが葉や枯れ枝で保護ネットが覆われていて確認できず
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