冬の太陽とシチリア＃17－2024年2月8日（木）大地震でお引越し　バロックでよみがえった街ノート

2024/02/04 - 2024/02/11

第5日目-3　1693年の大地震で甚大な被害を受けたノート　16キロほど離れた新たな場所に町ごと引っ越しして再建したニュータウンです

エリア シチリア島(イタリア)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.5
• グルメ: 4.0
• ショッピング: 4.0

• 同行者: カップル・夫婦（シニア）
• 一人あたり費用: 30万円 - 50万円
• 交通手段: 観光バス 徒歩
• 旅行の手配内容: ツアー（添乗員同行あり）
• 利用旅行会社: 阪急交通社

シラクーサから南に40キロ　高速道路は快適だ
　

15時過ぎ　ノートに近くなってきた

市民公園はがらんとしている

地震後に別の場所で再建した街なので道はまっすぐ

街の大通りヴィットリオ・エマヌエーレ通りの入口にあるレアーレ門が堂々と出迎えてくれる

レアーレ門 建造物

横の路地階段にあったペイントがおしゃれ

午後ということもあって人がいない　写真撮影に気を使わなくていいので季節外れの旅もいいものだ

窓の意匠がかわいい 　当時流行していたバロック建築で再建しているので存分に楽しめる

はじめに出会う大きな建物はサン・フランチェスコ教会だ　隣は修道院

2つの踊り場を持つ大階段が正面に構えている　わずか6ｍ上にあるとは思えないバロックの階段による演出

サンフランチェスコ教会 寺院・教会

黄金色の建物が続く

町並みは世界遺産「ヴァル・ディ・ノートの後期バロック様式の町々」の一部を構成している

市庁舎　おなじ道を戻ってくる予定なので通過

市庁舎広場に建つドォーモ

ドゥオーモ (ノート) 寺院・教会

ドォーモの並びにある　第一次世界大戦の戦没者慰霊碑

ヴィットリオ・エマヌエーレ通り沿いの小さな館のバルコニーの飾り

バルコニーの下の部分を持ち送りというらしいが上下に異なる顔がある

裕福な貴族　男爵ニコラーチによって建てられた館のある　その名もニコラチ通りに曲がった

ニコラチ通り 散歩・街歩き

坂道の突き当りにあるのはモンテヴェルジニ教会　両側にかつての貴族たちの館が並ぶ

ずらりと並んだバルコニー　100mほどの一直線の上り坂

ニコラーチ館 城・宮殿

その一つ一つに違った彫刻が施されている　上はこけし風な顔

ちょっと煤けているけれど・・

どれもバロック彫刻でこれは女性像と思われる

上と同じものを正面から　ギリシャ神話のセイレーンらしい　「＃７モンレアーレ」で見たのを覚えているかな？

5頭の有翼の神馬ペガサス　優しい顔つきだ

神話のグリフォン？中央は玉をもっている

人面が上下にあるものるもの　この時点で気温21度

上から振り返ると坂はなだらかに見えるが・・・

モンテヴェルジニ教会の湾曲したファサードが迎え出て　両腕で包み込んでくるようだ

1735年　palazzo Battaglia と書いてあった

朽ちてゆきつつある館もある

元のヴィットリオ・エマヌエーレ通りに戻った

シチリア・バロックの代表建築サン・ドメニコ教会が輝いている

湾曲して前にせり出すファサードと並ぶ付け柱が印象的　地元産の石灰岩が時を経て
黄金色、バラ色の風合いを持つ魅力がうまくいかされている

その対面に建つ市立劇場　写真ではわかりにくいがファサードにはバイオリンやトランペットなどの音楽関連のレリーフが見られる

小ぶりながらも中に入ってみたいと思わせる造り

一本道なので各自自由に見学しながら戻ることになった

1758年完成のサンタ・キアラ教会　つけ柱にこちらはへこんだファサードを持つ

先ほどの市庁舎に来た　リヴァティ様式の建物で元は1階建てだったのを1900年代半ばに2階建てに増築

ドゥチェツィオ館(市庁舎) 建造物

1階宮殿部分は公開中だがあいにく今日は開いていなかった

　市庁舎前にある大聖堂は1776年に完成　幅広の階段が広がっている　階段下から見上げると　中央に美しい彫刻が施された青銅の扉がある

ドゥオーモ (ノート) 寺院・教会

1996年の大雨でクーポラや中央身廊から右側の天井が崩れ落ちた　修復を終え　2007年から再公開されたと聞く

白っぽくて新しく感じてしまうのはそのせいだろう

中央祭壇

厳かな気持ちになる聖コラッド礼拝堂

最後に外観だけ見たのはサンティシモ・サルバトーレ教会　似たような教会がいくつもあって混乱状態

シラクーサの街に戻ってきた　連泊は大好き

後で買い物に歩いてくるスーパーマーケットをバスの車窓から確認

スーパーマーケットに再び来たときは日が落ちてあたりは暗い　ホテルからここまで歩道がないところもあって車道をひやひやしながら歩いた　かと思うと幅5ｍはあろうか駐車場と化した歩道もあって歩きにくかった

建物の中はモールのようで一部がスーパーマーケット　それでも大きな店だ　

品物は豊富で新鮮

寿司まで売っていてびっくり

鮮魚コーナー　

このあたりで獲れる立派なカジキマグロを見つけた

行きに添乗員さんが教えてくれたベーカリー　夕食用に買って帰ろう

ピザーラ各種

ドラえもん？こどもが喜びそうな・・・お菓子

調理パンなど

カーニバル時期にだけ出回る素朴な菓子　「キアッキエレ」を見つけた　小麦粉の揚げ菓子で家庭でも作るそうだ

部屋に戻ったら中庭がライトアップされていた

ホテル パルコ デッレ フォンターネ ホテル

ピザとパニーニ　見た目よりボリュームがありお腹一杯になった

ほうれん草がぎっしり詰まっていて塩味

お店の袋　2品で4.6ユーロだった　本日の歩数計は61234歩！と出た