冬の太陽とシチリア＃15－2024年2月8日（木）青い海に抱かれた古の世界・シラクーサ

2024/02/04 - 2024/02/11

第5日目-1　古代ローマ時代前から西地中海世界で歴史と文化を誇り　かの天才数学者アルキメデスを生んだ都市シラクーサを観光します

エリア シラクーサ(イタリア)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.5

• 同行者: カップル・夫婦（シニア）
• 一人あたり費用: 30万円 - 50万円
• 交通手段: 観光バス 徒歩
• 旅行の手配内容: ツアー（添乗員同行あり）
• 利用旅行会社: 阪急交通社

朝の天気予報　春というより初夏の気温に近い

ずらりと並んだ太陽のマークが頼もしい

4時起床！今日は連泊で荷物出しがない上に　ゆっくりの出発なのでこんなに早く起きる必要はないのにである

昨夜は真っ暗で何もわからなかったが結構広い敷地に建つホテルだ

ホテルの部屋から見えた中庭にあったレモンの木

ボリューム満点のレモン

朝食会場にあった果物たち

今朝は7時から8時20分まで朝食会場に！！

コーヒーもたっぷりと

ザ　スイーツ

2連泊なので明日も食べられるので‥このくらいにしておこう（笑）

ネアポリス（新市街）と呼ばれた地域　道すがら遺跡が見えてきた　

駐車場から道路を横断してネアポリス考古学公園へ

11世紀のサン・ニコロ教会をみて　現在　中には入れない

地下に遺構がある　教会はローマ時代の水槽の上に建てられている　床下に人骨が見られるとか

お土産屋さんのTシャツや帽子のカラフルなこと

案内図　これから地図の下の方へ行く

インタリアテッラ石切り場と呼ばれている一帯

ズームして

まず左に曲がって入場口がある

緑が濃い中を進む

古代ローマ時代の円形闘技場の赤丸あたりにいる

一段下がったところにあるのかよく見えない　ここは石を積み上げて造ってあった

古代ローマの円形闘技場 史跡・遺跡

少し歩を進めた場所から　楕円平面というがこの位置では想像するしかない

このアーチをくぐって入場したのだろう

遠くに（中央部分）特徴のある「涙の聖母教会」が映り込んでいた

円形闘技場の南側にあるヒエロン2世の祭壇跡　長さ198ｍ幅が23ｍある　ヒエロン2世のものでなく　町のために倒れた人々のためのものであるというからびっくり

ヒエロン2世の祭壇 史跡・遺跡

祭壇の上部はスペインに壊されたが基壇の部分が残る

遊歩道

こんな岩が

地表から数メートル下にある地下水道の跡がわかる

中は公園に整備されている

木が高くないので日陰はないが　暑くないのが幸い

大きな岩が門のようにお出迎え

「コルダーリのグロッタ（洞窟）」

内部は多色に染められた壁を持つ一連の部屋で構成されている

襲いかかってきそうなオーヴァーハング

洞窟の名前は1984年まで中でロープを作っていた職人たちにちなんでつけられた

石灰岩の壁が続く

「天国の石切り場」に出た

「ディオニシオスの耳」とよばれる洞窟　走れメロスに出てくる暴君ディオニシオスだ

ほかに観光客がいないので静寂

高さ23ｍ　幅は場所により5～11ｍ　奥行65ｍもある

音響効果がすばらしく　ひそひそ話はできない

そんなわけでここに捕虜を閉じ込めて会話を上から聞いたのがディオニシオス　写真は最奥部になる

削り跡のわかる壁

石切り場や捕虜の投獄場所だったところにオレンジやレモンの木を植えてパラダイス（楽園）公園に生まれ変わったと標識に書いてあった

まったりくつろぐネゴちゃん　ここはパラダイスだね

ギリシャ劇場　着工は紀元前5世紀初めだが　ローマ時代にも改築されているのでローマ劇場といってもいい特徴だ　ギリシャ劇場では観客席が扇型　楽隊が円形　しかし　ローマ劇場は双方が半円形に収まっているとか

BC3世紀のギリシャ劇場では観客席が61段あった　現在は46段で舞台部分も崩壊し　往時の4分の1のスケールとなってしまったがそれでも大きい　

現在も夏になると使われているという　

上のほうに上ってみよう　見てきた石切り場やこのギリシャ劇場は石を積み上げたのではなく岩山から削り出したものというからすごい

直径140ｍ　1万5千人収容できる　正面にイオニア海の水面の青が光る

最上部にあったニンフェオ洞窟　あの地下水道から今も水が届いている

小さな滝のような形で水が流れ込んでいて現役の噴水　水は透き通っている

この抜けるような青空をみて

ギリシャ劇場 劇場・ホール・ショー