冬の太陽とシチリア＃７－2024年2月5日（月）モンレアーレ　修道院中庭の回廊

2024/02/04 - 2024/02/11

第2日目-7　モンレアーレの大聖堂に付属する修道院中庭の回廊（キオストロ）を見学します

エリア パレルモ(イタリア)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.5
• ホテル: 4.0
• グルメ: 4.0

• 同行者: カップル・夫婦（シニア）
• 一人あたり費用: 30万円 - 50万円
• 交通手段: 観光バス
• 旅行の手配内容: ツアー（添乗員同行あり）
• 利用旅行会社: 阪急交通社

アーチの影でわかる中央の三連アーチの柱廊玄関（18世紀）

緑青のために緑色に見える青銅扉が見どころ

といってもその扉を7重に囲む豪華な縁取りも見逃せない

全部で42枚の旧約聖書を題材としたパネルで構成されている　ピサの大聖堂にほぼ同じ時期に同じ製作者の扉がある　ピサの方はキリスト伝（新約聖書）を題材としている（2013年12月に訪問済み）

1186年にボナンノ・ピサーノが造ったイタリアで最も古いもののひとつ　アダムとイブがいるのがわかる
　

付属修道院の回廊への入り口

広い中庭が目に飛び込んでくる　1辺が47ｍの正方形の中庭でやはり12世紀後半の建設

中庭を囲むように　尖頭型アーチを支える柱は228本ありそれぞれ2本組となっている

1組おきに大聖堂内と同じ金地ガラスモザイクの手法で柱が飾られている

キラキラと光る幾何学模様の象嵌

黄色でなく金色！

円柱上の柱頭彫刻　　ブドウの葉　上は蜂の巣のようだが不明

アダムとイブ

上の写真のアップ

思ったより柱は細く華奢

ここも尖頭アーチが繰り返されている　大聖堂がアラブ・イスラムとビザンツならここはロマネスクとイスラム建築の融合

ガイドさんの説明を受けて撮ったこれはなんだったけ　そういわれれば・・スタバのロゴマーク？

上の写真のアップ　ギリシャ神話の二つの尾をもつ海の怪物「船乗りを魅了して溺れさせる人魚・セイレーン」がいる　

瞑想するにはキラキラと眩しすぎる気がしないでもない

何処の国の回廊も柱の繰り返しを見ていると不思議に心が落ち着く

四隅の石柱のみレリーフが施されている

聖書を題材にしている？

これもアダムとイブか

棕櫚の木　パピルス　リュウゼツランが植わっている

南西隅にある噴水のある一角はイスラム的建築　棕櫚の木を表す石柱から水が湧き出て周りを尖頭型アーチで囲んでいる

写真を撮り終えて回廊に戻ると　わずかの時間差で鳥たちがやって来た

鳥たちが水を求めてやってくる　贅沢なオアシス

キオストロ入口右にある扉　扉横の銘板には現代美術館とあるが調べ切らない

キオストロ側の広場はグリエルモ2世広場　陽が傾いてきた

　中央にマリア像

各自でバスへ戻ることになった

駐車場まで下ってきた　黄色のバスはスクールバスだね

スクールバスが大小何台も　パレルモに通っているのだろう
　

駐車場からの眺めも夕日が当たってなかなかのもの

パレルモのホテルへ出発　歩道に牛！でも本物じゃない

スーパーマーケットかどうかバスの中からではわかりません

夜のライトアップされたマッシモ劇場で下車　パリ、ウィーンのオペラ座に次いで3番目の規模になる堂々たる姿だ

マッシモ劇場 劇場・ホール・ショー

今夜は出し物がないのか閉まっている　右側の銅像

ゴットファザーの映画で有名だ　マッシモの名前はイタリア語で「最大」
　

左の銅像　今夜オペラ上演日ならそろそろ着飾った紳士淑女がこの階段を上り始める時刻だ

19世紀に完成した外観は新古典主義　資材はほぼシチリア産というからすごい　内部はリヴァティ様式だとか　中を見たかったなあ　

やっとホテルに到着　中心部からは少し外れているが寝るだけだから・・・

サン パウロ パレス ホテル ホテル

すっきり何もなしのエレベーターホール

必要最低限は揃っている

大型のバスタブが備わっている

19時半ホテル内のレストランで夕食　前菜はトマトとモッツァレラチーズ

トマトソース・パスタをサーブしてくれる

メインはポークにポテト添え

デザートのオレンジケーキ