2024/05/23 - 2024/05/23
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kirinbxxさん
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シントラに、自分の好きな物を全部集めた世界を作り上げた大富豪モンテイロ。彼が愛したポルトガルの民族詩人ルイス・デ・カモンイスはその代表作である『ウズ・ルジアダス』(Os Lusíadas)の第3詩20節にこう書き記しました。
Onde a terra acaba e o mar começa ここに地終わり 海始まる。
この日の午後、その地の果てを見に行きました。
リスボンを出てシントラ、ロカ岬を回ったこの日、Uber、Bolt.というタクシー配車システム、バス、電車と駆使したため、歩数はたったの1万1千歩。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.5
- グルメ
- 4.0
- 交通
- 4.0
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 交通手段
- 鉄道 高速・路線バス タクシー
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
次に訪れたのは、Palácio Nacional de Sintra、シントラ国立宮殿です。建築にとりかかったのはエンリケ航海王子の父ジョアン一世、1880年代のマヌエル二世までの王が宮殿として使用しました。エンリケ王子の兄であるドゥアルテ一世はこの宮殿を好みその嫡子はここで産まれましたし、この宮殿で即位宣言をした王もいます。
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トレードマークはこの白い2本の白い煙突。まるで醸造所です。
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天井が他のヨーロッパの宮殿とは違います。
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「カササギの間」と呼ばれる部屋の天井。その名の通りカササギが沢山。カササギが加えているのは枝ではなく、筆記体の「por bem(善意から)」という言葉だそうですが、これはジョアン1世が女官にキスしているのを見られた事が由縁だとか。アヴィス騎士団長の上に妻は英国王の妹、大いに慌てたことでしょう。
それにしてもちょっとやり過ぎでは? -
こちらは「白鳥の間」の天井。27羽の白鳥が描かれています。この天井の下で、天正少年使節団がもてなしを受けたのだそうです。
飛行機ですら遠かったリスボン、それを帆船。。。すさまじい長旅ですね。 -
壁の装飾も見事です。
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ほ、欲しい。我が家は牛の置物を集めています。これは欲しい。
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16世紀末から17世紀初頭にかけて、アジアでは多くの家具/調度品がヨーロッパ市場向けに作られました。これはその一つ、インド北西部からパキスタンのあたりで作られたものです。6つの引出しがありますが、この装飾による錯覚で9つに見えます。
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なんとも豪奢な天井です。八角形の天井の中央にあるのがポルトガル王家の紋章だそうです。
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その周囲を飾るのが、ポルトガルの有名な貴族72家の紋章とのこと。
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このような見事なアズレージョがいたるところに使われていました。
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礼拝堂、壁と床のモザイクが見事です。
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そして厨房にやってきました。王宮の厨房ですから広いのは当然のことですが、それにしても広い。
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上を見上げてなるほどと納得です。あの白いトンガリは、厨房の煙突だったのです。それにしても、どうしてこんな型破りな形の煙突を作ったのでしょう。
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シントラの王宮の見学を終えて、いよいよロカ岬へと向かいました。17㎞とさして遠くはないのですが、いつものBolt.で呼んだタクシーで33分ほどかかりましたが、料金は11.95ユーロでした。
帰りはバスで帰ってみようということでバスの時間を確認。各方面にバスが出ていますね。 -
海抜165mの高台には今も使われているという灯台がありました。ちょうど工事中のようです。1772年に完成したポルトガルで2番目に古い灯台で、いくつもの改造を経ながらもまだ現役。これからも使いつづけられるのでしょう。
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白い十字架を載せた石碑、これがロカ岬の象徴ですね。
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ポルトガル最高の詩人カモンイスの名文句が刻まれています。
これが誰の言葉か出典を知らすとも、この言葉を知っている日本人は多いでしょう。
Onde a terra acaba e o mar começa ここに地終わり 海始まる。
ユーラシア大陸を「世界」とみていた時代、まさにここは地の果てでした。そして今、ここはその海に乗り出しその果てを求め続けた人々のおかげで、ポルトガル有数の観光地となっています。 -
それにしても寒い。5月の末、初夏とはいっても仙台と同じくらいの緯度ですから当然といえば当然か。「岬」の例にもれず海からの風も強く、震えあがってしまいました。この風でかっては滑落する人が続出し、その後危険と思われる場所は立ち入り禁止となり、柵もできたそうです。
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これまた岬にはつきものの光景です。ポルトガルに2時間サスペンスドラマシリーズがあれば、何度も何度も登場したことでしょう。
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観光案内所のロゴ。観光案内所では有料ですが「最西端到達証明書」を発行してもらえるそうです。
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帰りは予定通り、バスでCascais(カスカイス)駅へ。駅前にこんな立派なショッピングセンターがありました。
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駅の方は小さな平屋建て。自販機は操作方法を読もうと思っても光の反射でまぶしくて何も読めず、駅員は離席中と切符を買うのに一苦労し、電車を一本逃しました。
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戻ってきた駅員から無事に切符を買い、電車に乗ることができました。
車窓観光しつつ、リスボン市街へ帰還。 -
この日の夕食、もう一度フロントで教えてもらって魚介料理に挑戦。今度は店を見つけることができました。でも、ビルの入口のメニューを見ると、鱈以外の魚があまりなく、力を入れているのはどうやら蝦のようです。
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まあ入ってグランドメニューを見れば、きっといろんな魚料理があるはずと期待して入店。
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店内も立派なアズレージョで飾られています。でもメニューにはやはり私たちが食べたい「鱈以外の魚」が見当たらず、いろんな種類の蝦がメインのお店のようでした。
うーん。幸い日本と違って水もでないことだし、ごめんなさい~、と退散しました。 -
そのあと、賑やかな通りを見つけて歩いていて見つけたのがこちら。
店名は「ステンドグラスの窓」 -
表のメニューと店構えを見ると、どうやら私たちの求めていた店のようです。
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中へ入ると・・・・お魚たちがお出迎え。
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店名通り、見事なステンドグラスがありました。
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Murganheira Reserva Bruto、辛口仕立てのスパークリングワインです。アルコール度数も低く(12.5%)、お値段も同じく12.5ユーロと超お手頃価格、わが家の2人にとってはビール代わりに気軽にくいくいと飲める素敵な食前酒でした。スパークリングワインをボトルで、というだけで何種もある中からこのお手頃なものを持ってきてくれる、そういうお店が大好きです。
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あっという間にスパークリングワインが空になったので2本目を。これまたお任せで、ポルトガルでもっとも広く流通しているヴィーニョ・ヴェルデの一つ。
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この日の夕食はこちら。Bacalhau à Minhotaという、19世紀からレシピが伝わる伝統的な鱈の料理(ジャガイモたくさん)が21.5ユーロ、Carapauというアジに良く似た魚のグリルが12.5ユーロ。こういうのが食べたかったのです。
店の人達のもてなしもとても良く満足のいく夕食になりました。
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