2024/03/19 - 2024/03/29
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ダイスケitさん
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7日目午前、アグリジェントの海岸近くのリゾートホテルを朝8時に出発して、数km離れた高台に古代ギリシアの神殿が点在する「神殿の谷」の見物に。
アグリジェントは、かつて古代ギリシアの植民都市として栄えた歴史があり、神殿の谷の遺跡群はその時代に建てられたもの。そのいずれもが巨大かつ荘厳なもので、当時の芸術様式や建築技術を知る上でも貴重な資料とされている。また、当時は外敵に対する要塞としても機能していたため、海を見渡せる高台の上に直線的に配置されている。その後カルタゴの侵攻や自然災害、風化などにより、神殿のほとんどは崩れてしまったが、発掘調査により一部が復元され、現在は考古学公園として多くの人が訪れる場所になっており、1997年には「アグリジェントの考古学地域」として世界遺産に登録されている。
今回の旅行では非常に残念だったことが2つあり、そのひとつがこの日の朝に起った。旅行前から、アグリジェントの古代ギリシア神殿は年間を通して夜間もライトアップされていることを調べていたので、前夜のホテル到着後に何とかしてその姿を撮影したいと思っていた。この時期は夜間には考古学公園内には入れないので、出来ればタクシーを呼んで、撮影可能な場所に連れて行ってもらおうかなと考えていた。その時のために、望遠レンズも持参していた。ところが、アグリジェント到着前に幹線道路は大渋滞となり、予定よりもかなり遅れて19時過ぎにホテルに到着。その時にバスの窓から神殿の一部が見えて写真も数枚撮れたが、もちろん満足出来るものではなかった。ただ、夕食をスキップしてタクシーを呼んでホテルから大渋滞の道路へ繰り出す元気はなく、神殿のライトアップ写真を撮ることは泣く泣く諦めることに。ところが、翌朝現地で合流した地元在住のガイドさんの第一声は、「皆さん、お泊りのホテルの庭からライトアップされた神殿が良く見えたでしょ」。ガーン! ホテルの従業員も添乗員もそんなことは教えてくれなかった(泣)。聞けば教えてくれたかも知れないが、聞かない方が悪いか(笑)。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- グルメ
- 4.5
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 交通手段
- 徒歩
- 旅行の手配内容
- ツアー(添乗員同行あり)
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前日の18時半頃に渋滞の道路を走っていたバスの窓から撮った、ライトアップされたコンコルディア神殿。満足出来る写真ではなかったが、それでも1枚残っている(笑)。
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アグリジェントの海の近くのホテルから、朝8時に出発して神殿の谷に向かう。
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神殿の谷に到着して、駐車場から見えていたギリシア神殿。
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神殿の谷のジュノーネ入口の案内板。ここから入ると、下り坂の通路を歩いて神殿見物が出来るとのこと。
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神殿の谷には、アーモンドの木が沢山植えられている。例年2月に花が咲き、その頃にアーモンド祭りも催されるとのことだが、今年の冬は暖かかったので3月25日現在で既に実が付いている。
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神殿の谷の見取り図。後から確認すると、この地図の①ジュノーネ(ヘラ)神殿、②コンコルディア神殿、③エルコレ(ヘラクレス)神殿の3つを見学したことになった。
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神殿の谷の大きな通路で移動。下り坂なので楽だ。
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最初のジュノーネ(ヘラ)神殿が見えて来た。
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ジュノーネ(ヘラ)神殿。紀元前5世紀の神殿跡。
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ジュノーネ(ヘラ)神殿。周囲を巡りながら、色んな角度で撮ってみた。
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ジュノーネ(ヘラ)神殿。周囲を巡りながら、色んな角度で撮ってみた。
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神殿の横に設置されていた説明板。
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ジュノーネ(ヘラ)神殿。
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高台なので、周囲が見渡せる。
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ジュノーネ(ヘラ)神殿。
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下り坂の向こうに見えているコンコルディア神殿。
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内陸部に向かって、アグリジェントの街並みが見える。イタリアの典型的な丘の上の町だ。
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世界遺産登録の説明パネル。見えにくいが、ユネスコと世界遺産のシンボルマークもちゃんと付いている。
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この神殿の谷が砦の役割を果たしていたことを説明しているパネル。
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その砦跡の一部。
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その砦跡の一部。
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執政官の像。首がないのは、交代する度に顔の部分だけを付け替えれるようにしているため。胴体部分は、皆共通だったようだ(笑)。
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砦跡。
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コンコルディア神殿に近付いて来た。
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コンコルディア神殿の説明板。
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紀元前5世紀に、ディオスクロイ神に奉献されたと推測されるドーリア式神殿だ。円柱には、もともと鮮やかな色の漆喰が塗られていたようだ。紀元6世紀末の初期キリスト教時代に、聖ペテロ・パウロ教会として転用されたため、高い保存状態が保たれてきたとのこと。
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正面から見る。
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角度を少しずつ変えながら、撮ってみる。
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角度を少しずつ変えながら、撮ってみる。
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現代アートのイカロス像が置かれていた。
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コンコルディア神殿とイカロス像。イカロスは、ギリシャ神話に登場する神で、蜜蝋で固めた翼によって自由自在に飛翔する能力を得るが、太陽に接近し過ぎたことで蝋が溶けて翼がなくなり、墜落して死を迎えたという。
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イカロス像とコンコルディア神殿。
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次のエルコレ(ヘラクレス)神殿に向かって通路を進みながら、横からの姿を見る。
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真横の姿。
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後ろ姿。前・後ろはこの日の進行方向で決まっただけで、実際に前・後ろがあるのではないだろう(笑)。
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この辺りにもアーモンドの木が多い。
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100年程前にイギリスから移り住んだ、アレクサンダー・ハードキャッスルの住んでいた邸宅が途中にあった。
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その説明パネル。
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3つ目のエルコレ(ヘラクレス)神殿に到着。
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8本のドーリア式の円柱が、並んで残っている。この神殿の谷の中では最も古い紀元前6世紀に建造されている。地震で倒壊した後、先程通過してきた邸宅の住人ハードキャッスル卿が復元作業を行ったとのこと。
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エルコレ(ヘラクレス)神殿。
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エルコレ(ヘラクレス)神殿。
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崩れた円柱や基礎の部分。
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3つの神殿の見学を終えて、神殿の谷の一角にある州立考古学博物館へ。
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博物館の中庭に面する回廊。
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この博物館には、神殿の谷で発掘されたものが展示されている。これは、金のプレート。
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レリーフの施された石棺。
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シチリア州のシンボルマークとなっている「トリナクリア」の原型が、皿に描かれている。
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発掘された壺。
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典型的なギリシアの壺だ。
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ジョーヴェ・オリンピコ神殿の模型。この神殿の梁を支える柱は人の像になっている。
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その人像柱テラモーネの実物(高さ8m弱)が展示されていた。
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人像柱テラモーネの顔は、ギリシア系・アジア系・アフリカ系の3種類あるとのことで、その顔の実物も展示されていた。中央がギリシア系だろうか。
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神殿の模型と人像柱。
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それらが展示されている地下と1階を貫いた中央展示室。
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大理石の彫刻「アグリジェントの青年像」。紀元前470年に作られている。
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顔だけの彫刻も展示されていた。
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この胸像は、顔の部分を取り換えることが出来るように作られている。先程の顔だけの彫刻をはめ込むのだ。神殿の谷で見た立像もこのスタイルだった(笑)。
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発掘された金貨。
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発掘された金貨。
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博物館を出て、神殿の谷の敷地内にあるレストランへ移動。遠くにコンコルディア神殿が見えていた。
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レストランの入口。
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ランチで出て来たスパゲティ・ボンゴレ。今回の旅行中では食事の度にパスタが出て来たが、スパゲティは確か1~2回のみで、ほとんどはマカロニのようなショートパスタだった。日本人はスパゲティの方が好きなので、ちょっと残念(笑)。
ランチの後は、モンレアーレへ移動し大聖堂を見物してから、この日の宿泊地パレルモへ。
(続く)
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