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2024年6月24日から7月11日までのスペイン旅行。カスティーリャ・レオン州のアビラ県を除く8県とリオハ、アストゥリアス、カンタブリア、バスクの5自治州にある主に西ゴート、モサラベ様式のロマネスク教会を巡る旅になります。

2024年スペインロマネスクの旅 サラス・デ・ロス・インファンテス編2 コバルビアス

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2024/06/24 - 2024/07/12

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旅行記グループ 2024年スペイン旅行1

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2024年6月24日から7月11日までのスペイン旅行。カスティーリャ・レオン州のアビラ県を除く8県とリオハ、アストゥリアス、カンタブリア、バスクの5自治州にある主に西ゴート、モサラベ様式のロマネスク教会を巡る旅になります。

旅行の満足度
5.0
観光
5.0
同行者
カップル・夫婦(シニア)
交通手段
レンタカー
航空会社
ANA
旅行の手配内容
個別手配
  • キンタニージャ・デ・ラス・ビーニャスから南に20分程(18km)車を走らせるとサン ペドロ デ アルランサ修道院(Monasterio de San Pedro de Arlanza)に到着します。

    キンタニージャ・デ・ラス・ビーニャスから南に20分程(18km)車を走らせるとサン ペドロ デ アルランサ修道院(Monasterio de San Pedro de Arlanza)に到着します。

  • この修道院はブルゴスのラス・マンブラス山脈(Sierra de las Mamblas)の中心部、アルランサ川(río Arlanza)沿いの岩だらけの雄大な峡谷に位置しています。

    この修道院はブルゴスのラス・マンブラス山脈(Sierra de las Mamblas)の中心部、アルランサ川(río Arlanza)沿いの岩だらけの雄大な峡谷に位置しています。

  • この修道院の起源は伝説に囲まれています。ベネディクト修道会の年代記の中では西ゴート王レカレド(Recaredo)1世(559年~601年)によって設立され、ワンバ王(Wamba 630年~688年)の隠遁場所であったと述べています。ワンバ王の記述については今日一般的にはブルゴスのパンプリエガ(Pampliega)の聖ビンセント(ムーア人)修道院(Monasterio de Monjes Negros de San Vicente)に隠遁し死没とされています。

    この修道院の起源は伝説に囲まれています。ベネディクト修道会の年代記の中では西ゴート王レカレド(Recaredo)1世(559年~601年)によって設立され、ワンバ王(Wamba 630年~688年)の隠遁場所であったと述べています。ワンバ王の記述については今日一般的にはブルゴスのパンプリエガ(Pampliega)の聖ビンセント(ムーア人)修道院(Monasterio de Monjes Negros de San Vicente)に隠遁し死没とされています。

  • 元あった修道院はムーア人の侵略により破壊されたようですが、カスティーリャ伯フェルナン・ゴンサレス(Fernán González 930~970)が狩猟の際にこの地で出会った隠者から異教徒との戦いにおける勝利を予言され、その感謝として修道院を建てたとされています。

    元あった修道院はムーア人の侵略により破壊されたようですが、カスティーリャ伯フェルナン・ゴンサレス(Fernán González 930~970)が狩猟の際にこの地で出会った隠者から異教徒との戦いにおける勝利を予言され、その感謝として修道院を建てたとされています。

  • 伝説はともかく設立記録としては912年の文書が残されています。カスティーリャ伯フェルナン・ゴンサレスとその妻であるパンプローナ王女であったドニャ・サンチャ(Doña Sancha)は、最初この修道院に埋葬されその後の後継者の何人かもここに埋葬されていたようです。

    伝説はともかく設立記録としては912年の文書が残されています。カスティーリャ伯フェルナン・ゴンサレスとその妻であるパンプローナ王女であったドニャ・サンチャ(Doña Sancha)は、最初この修道院に埋葬されその後の後継者の何人かもここに埋葬されていたようです。

  • 修道院はロマネスクとゴシックの2つの時代の物が多くのこされています。ひと際目立つのは螺旋階段の塔をつけたこの鐘楼でしょうか。<br />

    修道院はロマネスクとゴシックの2つの時代の物が多くのこされています。ひと際目立つのは螺旋階段の塔をつけたこの鐘楼でしょうか。

  • 修道院は現在廃墟です。衰退は16世紀以降始まり1835年に閉鎖されました。

    修道院は現在廃墟です。衰退は16世紀以降始まり1835年に閉鎖されました。

  • 壁画や柱頭彫刻等の多くはニューヨークのメトロポリタン美術館別館やマドリッドの国立考古学博物館に移設されています。

    壁画や柱頭彫刻等の多くはニューヨークのメトロポリタン美術館別館やマドリッドの国立考古学博物館に移設されています。

  • 月、火以外の10時15分~13時45分と16時15分~19時15分までが開館時間です。<br />残念ながらお昼休みになってしまい内部の見学は出来ませんでした。

    月、火以外の10時15分~13時45分と16時15分~19時15分までが開館時間です。
    残念ながらお昼休みになってしまい内部の見学は出来ませんでした。

  • この内側が見学出来れば良かったのですが残念でした。

    この内側が見学出来れば良かったのですが残念でした。

  • 北側にある礼拝堂、この堂は綺麗に残っています。

    北側にある礼拝堂、この堂は綺麗に残っています。

  • 施設の東端にある修道院への入り口。新古典主義の建物です。ポータル上部の彫刻はマタモロス(異教徒と戦うサンチャゴ)のようですが、調べましたら異教徒と戦うフェルナン・ゴンサレスとの事でした。

    施設の東端にある修道院への入り口。新古典主義の建物です。ポータル上部の彫刻はマタモロス(異教徒と戦うサンチャゴ)のようですが、調べましたら異教徒と戦うフェルナン・ゴンサレスとの事でした。

  • 修道院からアルランサ川に沿って7km行くとコバルビアス(Covarrubias)の村に到着します。この村は、西暦7世紀に西ゴート王チンダスヴィント(Chindaswinth)によって創設されたと記されています。<br />

    修道院からアルランサ川に沿って7km行くとコバルビアス(Covarrubias)の村に到着します。この村は、西暦7世紀に西ゴート王チンダスヴィント(Chindaswinth)によって創設されたと記されています。

  • この街の北の門として16世紀に建てられたこの建物は、現在市庁舎、観光案内所、図書館等の複合施設として利用されています。

    この街の北の門として16世紀に建てられたこの建物は、現在市庁舎、観光案内所、図書館等の複合施設として利用されています。

  • ”Archivo del Adelantamiento de Castilla”と命名されていますがそのまま訳すと「カスティーリャの進歩に関するアーカイブ」となります。

    ”Archivo del Adelantamiento de Castilla”と命名されていますがそのまま訳すと「カスティーリャの進歩に関するアーカイブ」となります。

  • 門をくぐって旧市街に入ります。

    門をくぐって旧市街に入ります。

  • 14時を過ぎましたので昼食を門のそばにあったこの店でとる事にしました。

    14時を過ぎましたので昼食を門のそばにあったこの店でとる事にしました。

  • ”Restaurante de Galo”という名前のステーキハウスです。

    ”Restaurante de Galo”という名前のステーキハウスです。

  • マヨール広場。この村はスペインの最も美しい村協会に所属しています。

    マヨール広場。この村はスペインの最も美しい村協会に所属しています。

  • マヨール広場のポルティコ。あまり人がいないですね。レストランは混んでいたのですが。

    マヨール広場のポルティコ。あまり人がいないですね。レストランは混んでいたのですが。

  • こちらはマヨール広場の南にあるドニャ・サンチャ広場。ドニャ(Doña)は英語でLadyの意味です。

    こちらはマヨール広場の南にあるドニャ・サンチャ広場。ドニャ(Doña)は英語でLadyの意味です。

  • 広場の先に見えるのはフェルナン・ゴンサレスの塔(Torreón de Fernán González)。コバルビアスの塔とも呼ばれています。

    広場の先に見えるのはフェルナン・ゴンサレスの塔(Torreón de Fernán González)。コバルビアスの塔とも呼ばれています。

  • 観光案内には10世紀に建設されたモサラベ様式の塔と記載されています。<br />手前にある十字架のついた柱はさらし台(picota)と呼ばれています。広場で罪人をさらす意味で設けられた物です。平時には訓示などの布告や話し合い等も行う際に利用したりします。

    観光案内には10世紀に建設されたモサラベ様式の塔と記載されています。
    手前にある十字架のついた柱はさらし台(picota)と呼ばれています。広場で罪人をさらす意味で設けられた物です。平時には訓示などの布告や話し合い等も行う際に利用したりします。

  • 壁の色に統一感がありますね。

    壁の色に統一感がありますね。

  • 村の城壁の外に出ます。

    村の城壁の外に出ます。

  • アルランサ川に沿って家並が続いています。

    アルランサ川に沿って家並が続いています。

  • 川沿いを少し歩いて西ゴートの王の名をとったレイ・チンダスヴィント広場に来ました。

    川沿いを少し歩いて西ゴートの王の名をとったレイ・チンダスヴィント広場に来ました。

  • 緑化された公園になっています。

    緑化された公園になっています。

  • 奥に土産物を売るお店がありました。

    奥に土産物を売るお店がありました。

  • この記念碑は1978年にカスティーリャのフィリップ王(Felipe de Castilla 1231年頃~1274)に嫁いだノルウェーのクリスティーナ(Cristina de Noruega 1234~1262)の追悼碑として建てられました。<br />この縁からコバルビアスはトンスベルグと姉妹都市提携をしています。毎年9月には記念の音楽祭がひらかれているそうです。

    この記念碑は1978年にカスティーリャのフィリップ王(Felipe de Castilla 1231年頃~1274)に嫁いだノルウェーのクリスティーナ(Cristina de Noruega 1234~1262)の追悼碑として建てられました。
    この縁からコバルビアスはトンスベルグと姉妹都市提携をしています。毎年9月には記念の音楽祭がひらかれているそうです。

  • 広場の南端にあるサン・コスメとサン・ダミアン参事会教会(Colegiata de San Cosme y San Damián)。火曜日以外の11時00分~14時00分と16時00分~19時00分が開館時間です。4時の開館時間まで街歩きを楽しみました。

    広場の南端にあるサン・コスメとサン・ダミアン参事会教会(Colegiata de San Cosme y San Damián)。火曜日以外の11時00分~14時00分と16時00分~19時00分が開館時間です。4時の開館時間まで街歩きを楽しみました。

  • 教会は1474年に以前あったロマネスクの教会の上に建設された後期ゴシック様式の建物です。

    教会は1474年に以前あったロマネスクの教会の上に建設された後期ゴシック様式の建物です。

  • ゴシック様式のポータル。

    ゴシック様式のポータル。

  • この洗礼盤はこの教会では数少ないロマネスクの作品です。

    この洗礼盤はこの教会では数少ないロマネスクの作品です。

  • 教会の主祭壇。18世紀の作品です。

    教会の主祭壇。18世紀の作品です。

  • カスティーリャ伯フェルナン・ゴンサレスらの棺も今はこの教会に納められているのですが、石棺を事前に確かめていなかったので見返したら写真を間違えて撮っていました。

    カスティーリャ伯フェルナン・ゴンサレスらの棺も今はこの教会に納められているのですが、石棺を事前に確かめていなかったので見返したら写真を間違えて撮っていました。

  • 教会の北側に位置する16世紀の回廊。

    教会の北側に位置する16世紀の回廊。

  • 回廊にはノルウェーのクリスティーナ王女の墓があります。13世紀の石棺になります。

    回廊にはノルウェーのクリスティーナ王女の墓があります。13世紀の石棺になります。

  • 回廊にはロマネスクの彫刻が展示されています。

    回廊にはロマネスクの彫刻が展示されています。

  • 教会の内部は一部は一人4ユーロの有料の美術館になっています。教具美術品は充実しています。

    教会の内部は一部は一人4ユーロの有料の美術館になっています。教具美術品は充実しています。

  • 古代ローマの石碑。

    古代ローマの石碑。

  • この美術館で最も重要な傑作は、コバルビアスのジル・デ・シロエ(Covarrubias Gil de Siloé)の多色三連祭壇画「賢者の礼拝」で、15 世紀末にオーク材で彫刻されています。

    この美術館で最も重要な傑作は、コバルビアスのジル・デ・シロエ(Covarrubias Gil de Siloé)の多色三連祭壇画「賢者の礼拝」で、15 世紀末にオーク材で彫刻されています。

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