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2024年6月24日から7月11日までのスペイン旅行。カスティーリャ・レオン州のアビラ県を除く8県とリオハ、アストゥリアス、カンタブリア、バスクの5自治州にある主に西ゴート、モサラベ様式のロマネスク教会を巡る旅になります。

2024年スペインロマネスクの旅 サモーラ編4 サモーラ(Zamora)2

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2024/06/24 - 2024/07/12

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旅行記グループ 2024年スペイン旅行1

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2024年6月24日から7月11日までのスペイン旅行。カスティーリャ・レオン州のアビラ県を除く8県とリオハ、アストゥリアス、カンタブリア、バスクの5自治州にある主に西ゴート、モサラベ様式のロマネスク教会を巡る旅になります。

旅行の満足度
5.0
観光
5.0
同行者
カップル・夫婦(シニア)
交通手段
レンタカー
航空会社
ANA
旅行の手配内容
個別手配
  • サン・クラウディオ・デ・オリバレス教会の見学を終えてホテルに戻ってきました。まだ正午前です。今度は徒歩で市内の教会を巡ります。この日は日曜日、平日と違って多くの教会の開館時間は、ぼ午後2時までとなっているからです。<br />最初の教会はホテルから一番近いサン・エステヴァン教会(Iglesia de San Esteban)。

    サン・クラウディオ・デ・オリバレス教会の見学を終えてホテルに戻ってきました。まだ正午前です。今度は徒歩で市内の教会を巡ります。この日は日曜日、平日と違って多くの教会の開館時間は、ぼ午後2時までとなっているからです。
    最初の教会はホテルから一番近いサン・エステヴァン教会(Iglesia de San Esteban)。

  • 12世紀に今は消滅した修道院の一部として建てられたこの教会は、市の所有となっており博物館として利用されていましたが、最近移転して閉鎖されたままとなっています。

    12世紀に今は消滅した修道院の一部として建てられたこの教会は、市の所有となっており博物館として利用されていましたが、最近移転して閉鎖されたままとなっています。

  • 正面の扉口。外観しか見学する事が出来ませんが、内部にロマネスクは残されていないとの事です。

    正面の扉口。外観しか見学する事が出来ませんが、内部にロマネスクは残されていないとの事です。

  • ロマネスクの要素はシンプルなアーチ構造のみでしょうか。

    ロマネスクの要素はシンプルなアーチ構造のみでしょうか。

  • 200mほど歩くと次の教会、サンチャゴ・デル・ブルゴ教会(Iglesia de Santiago del Burgo)に着きます。写真は最初に見えてきた教会の北扉口です。

    200mほど歩くと次の教会、サンチャゴ・デル・ブルゴ教会(Iglesia de Santiago del Burgo)に着きます。写真は最初に見えてきた教会の北扉口です。

  • 12世紀末の教会で、建設時はまだ街の城壁の外側にあったといわれています。今は現在のサモラの中心部、にぎやかなサンタクララ通りに位置しています。

    12世紀末の教会で、建設時はまだ街の城壁の外側にあったといわれています。今は現在のサモラの中心部、にぎやかなサンタクララ通りに位置しています。

  • ロマネスク様式の明り取りの窓。

    ロマネスク様式の明り取りの窓。

  • サンタ・クララ通りに面した南側の扉口に来ました。

    サンタ・クララ通りに面した南側の扉口に来ました。

  • 南口が教会の入口になっています。装飾はあまり施されておりません、タンパンは2連アーチの中央にピンジャンテ(pinjante)といわれる、吊り下げられた飾りが付いています。

    南口が教会の入口になっています。装飾はあまり施されておりません、タンパンは2連アーチの中央にピンジャンテ(pinjante)といわれる、吊り下げられた飾りが付いています。

  • 中央身廊。他の教会に比べると横幅が狭く、信者席のベンチが一列しかありません。

    中央身廊。他の教会に比べると横幅が狭く、信者席のベンチが一列しかありません。

  • 柱頭は後期ロマネスクの物です。

    柱頭は後期ロマネスクの物です。

  • 南側扉口の上部にあるバラ窓。

    南側扉口の上部にあるバラ窓。

  • チャペル内部に置かれた洗礼盤。

    チャペル内部に置かれた洗礼盤。

  • 西側の閉鎖されている扉口の内側。

    西側の閉鎖されている扉口の内側。

  • 袖廊にある北のチャペル。

    袖廊にある北のチャペル。

  • 南側のチャペル。

    南側のチャペル。

  • 石製の聖母子像。

    石製の聖母子像。

  • 教会の前のサンタクララ通り出ます。

    教会の前のサンタクララ通り出ます。

  • この日は6月30日は、6月21日から始まったサモラのサン・ペドロ・フェスティバル(Fiestas de San Pedro en Zamora)の最終日という事で随分と賑わっておりました。

    この日は6月30日は、6月21日から始まったサモラのサン・ペドロ・フェスティバル(Fiestas de San Pedro en Zamora)の最終日という事で随分と賑わっておりました。

  • 大きな人形を持って時々踊りながら通りを行進していきます。

    大きな人形を持って時々踊りながら通りを行進していきます。

  • 行列の脇を抜け南西に進んで行くとマヨール広場に出ます。

    行列の脇を抜け南西に進んで行くとマヨール広場に出ます。

  • 広場には音楽用のステージがあってとても賑わっています。先に見えるのが次の目的地洗礼者ヨハネ教会(Iglesia de San Juan Bautista )、サン・ファン・デ・プエルタ・ヌエバ教会(Iglesia de San Juan de Puerta Nueva)とも呼ばれています。

    広場には音楽用のステージがあってとても賑わっています。先に見えるのが次の目的地洗礼者ヨハネ教会(Iglesia de San Juan Bautista )、サン・ファン・デ・プエルタ・ヌエバ教会(Iglesia de San Juan de Puerta Nueva)とも呼ばれています。

  • こちらはサモーラの市庁舎。

    こちらはサモーラの市庁舎。

  • 12世紀後半に建てられたロマネスクの教会です。

    12世紀後半に建てられたロマネスクの教会です。

  • 教会の手前には、メルルーの記念碑(Monumento al Merlú)と名づけられた1996年に建てられた像があります。メルルーとはナザレのイエス同胞団(Cofradía de Jesús Nazareno)と呼ばれる信者団体が、行列を行う際にラッパや太鼓を叩いて仲間を集める呼子の名前で覆面姿が印象的です。

    教会の手前には、メルルーの記念碑(Monumento al Merlú)と名づけられた1996年に建てられた像があります。メルルーとはナザレのイエス同胞団(Cofradía de Jesús Nazareno)と呼ばれる信者団体が、行列を行う際にラッパや太鼓を叩いて仲間を集める呼子の名前で覆面姿が印象的です。

  • 教会南側の扉口。

    教会南側の扉口。

  • 盛期ロマネスクで花文様のアーチが綺麗ですね。

    盛期ロマネスクで花文様のアーチが綺麗ですね。

  • 南口前から見た役場方面の眺め。

    南口前から見た役場方面の眺め。

  • 入口は西口です。こちらはゴシックです。入った所でこれからミサの時間になるのでと見学を断られてしまいました。

    入口は西口です。こちらはゴシックです。入った所でこれからミサの時間になるのでと見学を断られてしまいました。

  • 仕方ないので次の教会に向かいます。殉教者サン・ヴィンセント教会(Iglesia de San Vicente Mártir)は、広場から北に200mほど歩いた場所にあります。鐘楼は13世紀の建築でサモーラで最も高貴なロマネスク様式の塔と評されています。

    仕方ないので次の教会に向かいます。殉教者サン・ヴィンセント教会(Iglesia de San Vicente Mártir)は、広場から北に200mほど歩いた場所にあります。鐘楼は13世紀の建築でサモーラで最も高貴なロマネスク様式の塔と評されています。

  • 西正面の扉口は柵があり入れません。

    西正面の扉口は柵があり入れません。

  • 入口はその横にあるこちらからになります。

    入口はその横にあるこちらからになります。

  • この扉口がロマネスクです。

    この扉口がロマネスクです。

  • 内部は18世紀のバロック様式です。

    内部は18世紀のバロック様式です。

  • 主祭壇。

    主祭壇。

  • エルサレム入場のイエスの像があります。

    エルサレム入場のイエスの像があります。

  • 脇のラ・コンチャの聖母(Virgen de la Concha)を祭る礼拝堂。

    脇のラ・コンチャの聖母(Virgen de la Concha)を祭る礼拝堂。

  • 壁面にわずかですがロマネスクの構造物が残されています。

    壁面にわずかですがロマネスクの構造物が残されています。

  • マヨール広場から南西に250mほど歩くとビリアト広場(Plaza de Viriato)に出ます。ここではお祭りに併せて陶器市が開かれています。この日(日曜部)が最終日のようでとても賑わっていました。

    マヨール広場から南西に250mほど歩くとビリアト広場(Plaza de Viriato)に出ます。ここではお祭りに併せて陶器市が開かれています。この日(日曜部)が最終日のようでとても賑わっていました。

  • お土産に出来ればよろしいのですが、壊れやすいのと重いので諦めました。

    お土産に出来ればよろしいのですが、壊れやすいのと重いので諦めました。

  • 広場の南側200mもない距離に次の教会があります。サン・シプリアーノ教会(Iglesia de San Cipriano)。

    広場の南側200mもない距離に次の教会があります。サン・シプリアーノ教会(Iglesia de San Cipriano)。

  • 以前の旅行記に書いたマソテにも同じ名の教会がありましたけれど、サン・シプリアーノはラテン語では聖キプリアンになります。3世紀アンティオキアの聖人が有名ですが、スペインでの聖人はそれとは別の人物で、異教徒からキリスト教に改宗した魔術師だとされています。動物と話せたといわれる伝説もあるとか。

    以前の旅行記に書いたマソテにも同じ名の教会がありましたけれど、サン・シプリアーノはラテン語では聖キプリアンになります。3世紀アンティオキアの聖人が有名ですが、スペインでの聖人はそれとは別の人物で、異教徒からキリスト教に改宗した魔術師だとされています。動物と話せたといわれる伝説もあるとか。

  • 後陣、身廊にある窓にロマネスクのレリーフが残されています。

    後陣、身廊にある窓にロマネスクのレリーフが残されています。

  • 後陣の右側の窓。

    後陣の右側の窓。

  • 中央後陣の窓の鼓膜には男性1名と女性2名の3人の人物が描かれています。

    中央後陣の窓の鼓膜には男性1名と女性2名の3人の人物が描かれています。

  • よく見ると黒い文字で奉献の碑文が書かれています。

    よく見ると黒い文字で奉献の碑文が書かれています。

  • 教会の西側。

    教会の西側。

  • 横に巡礼宿があります。サモーラはサンチャゴ巡礼路のひとつ、アンダルシアから来る銀の道の巡礼路です。

    横に巡礼宿があります。サモーラはサンチャゴ巡礼路のひとつ、アンダルシアから来る銀の道の巡礼路です。

  • 巡礼宿の横にある南側の入口に上る階段。

    巡礼宿の横にある南側の入口に上る階段。

  • 宿の壁にだまし絵のアーチが描かれています。

    宿の壁にだまし絵のアーチが描かれています。

  • 教会の南側は展望台になっています。

    教会の南側は展望台になっています。

  • 城壁より下の街並みと先にドウエロ川を望む事が出来ます。鐘楼にコウノトリの巣があります。

    城壁より下の街並みと先にドウエロ川を望む事が出来ます。鐘楼にコウノトリの巣があります。

  • サン・シプリアーノ教会の南口。ここが教会の入口になります。

    サン・シプリアーノ教会の南口。ここが教会の入口になります。

  • いくぶん尖頭がかっていますが、上部にロマネスクのレリーフがあります。

    いくぶん尖頭がかっていますが、上部にロマネスクのレリーフがあります。

  • 教会の内部。

    教会の内部。

  • ビクトリアアーチの柱頭彫刻。北側。

    ビクトリアアーチの柱頭彫刻。北側。

  • 南側。

    南側。

  • 教会は1093年2月2日に奉献されたとあります。11世紀末の建設でサモーラの城壁内ではこの教会が一番古いという事になります。

    教会は1093年2月2日に奉献されたとあります。11世紀末の建設でサモーラの城壁内ではこの教会が一番古いという事になります。

  • 15世紀に修復改装、20世紀にも改修を受けているので、尖頭アーチや石に新しい物が見られるのはその影響です。

    15世紀に修復改装、20世紀にも改修を受けているので、尖頭アーチや石に新しい物が見られるのはその影響です。

  • 北側の窓にはゴシック様式のフレスコ画が見られます。図像は右手を挙げた栄光のキリストです。

    北側の窓にはゴシック様式のフレスコ画が見られます。図像は右手を挙げた栄光のキリストです。

  • 高台にあったサン・シプリアーノ教会から坂道をくだってサンタ・マリア・デ・ラ・オルタ教会(Iglesia Santa María de la Horta)にやって来ました。

    高台にあったサン・シプリアーノ教会から坂道をくだってサンタ・マリア・デ・ラ・オルタ教会(Iglesia Santa María de la Horta)にやって来ました。

  • 12世紀末に建設で、聖ヨハネ騎士団の修道院所属の教会になります。16世紀に再建され女子修道院として引き継がれました。

    12世紀末に建設で、聖ヨハネ騎士団の修道院所属の教会になります。16世紀に再建され女子修道院として引き継がれました。

  • 扉口や後陣、柱頭等にロマネスクが残されています。

    扉口や後陣、柱頭等にロマネスクが残されています。

  • ここまで駆け足で教会を見学してまいりました。時刻は午後2時、ホテルに戻って食事、休憩して夕方また出直しです。

    ここまで駆け足で教会を見学してまいりました。時刻は午後2時、ホテルに戻って食事、休憩して夕方また出直しです。

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