2024/04/27 - 2024/05/06
981位(同エリア1346件中)
RiEさん
旅行4日目(4月29日)、後編。
鵜戸神宮のある日南から宮崎方面に移動して、島全体がパワースポットと言われる神秘的な“青島“へ。
南国感漂う亜熱帯植物に包まれた周囲1.5kmほどの小さな青島は、遠目で見るとゴツゴツした線のように海に向かって広がっている奇石群の“鬼の洗濯板”に囲まれていて、引き潮で取り残された水たまりには小さな生き物たちが集まっていた。
鬼の洗濯板の先に見える朱色の鳥居は“青島神社“のもので、有名な日向神話の海幸彦・山幸彦の舞台とされており、山幸彦と豊玉姫が結ばれた地でもあることから縁結びの御利益を求める人でにぎわっていて、弥生時代頃から祭祀が行われていたと伝わるビロウ樹に囲まれた元宮は、神聖で清らかな空気に包まれ一目で好きになった。
- 同行者
- カップル・夫婦
- 交通手段
- レンタカー 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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13:15に青島に到着したけど無料駐車場は長蛇の列が出来ていたので、コインパーキングにサクッと停めて観光スタート。
土産物屋が並ぶ参道はGW直前なのに、中学校の修学旅行生が多くてにぎやかだった。 -
夏のような青空が広がり、強い日差しが容赦なく照り付けて汗が滲む。
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青島海岸と青島はこの弥生橋で結ばれていて陸繋島になりつつあるそう。
弥生橋手前から、青島を取り囲むように海に向かって広がる“鬼の洗濯板”が姿を現す。鬼の洗濯板 自然・景勝地
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イチオシ
遠くからズームレンズで眺めると、連続した凹凸がまるで巨大な洗濯板のように見えるけど…
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視線を戻すと結構間隔が離れていたりして、岩の並びに規則性が無いせいか武骨な印象だった。
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青島に向かって弥生橋を挟んだ右側は、やや波が荒いせいかゴツゴツしている。
鬼の洗濯板は国の天然記念物に指定されており「青島の隆起海床と奇形波蝕痕」が正式名なのだそう。 -
青島に向かって弥生橋を挟んだ左側はビーチが広がっており、素足を海に浸して遊ぶ人の姿があった。
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弥生橋を歩いて青島へ。
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青島に向かって弥生橋を挟んだ左側の海は、浅くて穏やかな波が打ち寄せる。
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地平線に向かって一直線に伸びる美しいラインが鑑賞でき、橋を挟んで随分印象が違った。
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1人幅の通路のように見えるこの光景は、約700万年前頃に海中で出来た水成岩(固い砂岩と軟らかい泥岩が繰り返し積み重なった地層)が少し傾いた状態で隆起し、長い間波に洗われた結果、固い砂岩層だけが板のように積み重なって見えるようになったらしい。
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橋を渡りきると“青島神社“の入口にあたる大灯籠が見えた。
青島の中に建てられている青島神社は神聖な場所であるため、祭日以外に一般人が立ち入ることは禁じられていたものの、1737年に当時の青島神社神主の長友肥後が飫肥藩主:伊東祐永に解禁を申請したお陰で、旧暦の3月後半の一時期に限って一般人の参詣が許されるようになった。
その後、明治以降は年間を通して立ち入りできるようになった歴史がある。 -
弥生橋を渡り終えると水成岩が1枚岩のように延びて表面は浸蝕による蜂こうができ、橋右側の鬼の洗濯板の表情がガラリと変わった。
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引き潮の後も凹凸の中には海水が少し残っているようで、覗いてみると海の小さな生き物の姿が確認できた。
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海岸線に沿って岩の波が打ち寄せているように見える。
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青島神社の鳥居をくぐって進んでいくと…
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遥か彼方まで広がっていて武骨な美しさが感じられた。
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ビーチと境界線がない砂地の参道は何だか神社らしさがなくて、激しく泳ぐ鯉のぼりからも開放感に溢れている。
青島神社 寺・神社・教会
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境内に入るとモソモソ生い茂る椰子の木と、抜けるような青空が広がっていて南国感満載。
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鴨就宮の扁額が掲げられた神門では、ミニ鯉のぼりが気持ちよさそうに風にそよいでいる。
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境内はあまり広くないけどドッシリ構える拝殿は重厚感があった。
御親祭は天津日高彦火火出見命(両親は午前中に訪れた鵜戸神宮の御親祭:鸕鶿草葺不合尊と豊玉姫)とその妃:豊玉姫命、そして塩筒大神を祀っている。
縁結びのパワースポットとして名高いせいか、見たことのない願掛け神事も多く興味深かった。 -
拝殿の賽銭箱脇にある「御縁繋ぎ」は5円玉 or 50円玉を巨大な5円玉上にある棒に通して、どのような御縁を繋ぎたいか心の中で願いながら、左側の意志臼(石臼)を回す仕組み。
ちなみに回数は御縁(5円)なら1周で、護重縁(50円)なら5周と書いてあった。 -
拝殿右側には、元宮に通じる参道入口になっているので入ってみる。
1907年に大正天皇が皇太子時代に西国巡幸で青島神社を参拝したとき、元宮までのビロウ林内に整備された参道を御成道と呼ぶ。 -
入ってすぐ無数の絵馬がトンネルのように掛けられた祈りの古道は、絵馬の背後から亜熱帯植物の葉が伸びていて不思議な空間だった。
ちなみに青島島内の植物の約80%は、亜熱帯性植物のヤシ科に属するビロウらしい。 -
一般の絵馬と一緒に巨人軍選手が願かけした絵馬も飾られており、多くの人が足を止めて読んでいたけど、夫は地元一筋のドラキ〇なので完全スルーしてて笑ってしまう。
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絵馬のトンネルを抜けた先は想像以上に南国世界で、中央に設けられた通路に横たわる木の表面にも緑が芽吹いていて、そこに無くてはならない程馴染んでいた。
青島島内の自生栽培植物は226種で熱帯及び亜熱帯植物27種あり、その代表的な植物:ビロウ(ヤシ科)の成木は約5000本生えているそうで、ビロウの最高樹齢350年を越えるものもある。 -
横たわる木を屈んで通り過ぎると、正面に朱色の小さな社:元宮が姿を現した。
参道に降り注ぐ木漏れ日が美しく、神聖で清らかな空気に包まれていて一目で好きになった。 -
元宮は青島のほぼ中央にあり、最もパワーが集まる場所と言われているそうで、元宮跡からは弥生式土器や獣骨等が出土しており、古い時代から小祠があったことからも祭祀が行われたものと推定されている。
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元宮にも願掛け神事が幾つかあって、最初は「真砂の貝文」。
かつては神社前で貝殻を探して持参したらしいけど、今は元宮で購入できるようになっていた。 -
青島は700万年前の隆起海床に貝殻が堆積してできた島なので別名:真砂島と呼ばれており、神社前の浜辺で自分の心情に合った貝殻を探して、願いを込めながらこの波状岩に供える願掛け。
苔むした岩は願いを受け取ってくれそうな雰囲気があり、零れ落ちそうなほど積み上げれていた。 -
続いての願掛けは「天の平瓮投げ」。
元宮は古代の祭祀址として伝えられる聖地で、割れた弥生式土器が多数出土しており土器の皿は祭器の1つ平瓮で、朝廷でも古くから素焼きの盃をかわらけと称して用いられてきたそう。
日差しが強くコントラストが激しくて見辛いけど、柵の中は素焼きのかけらで山積みになっている。 -
平瓮を手に持って正面に見える磐鏡(たぶん1番奥の御幣が立てられている位置)に願いを込めながら、磐鏡に向かって投げて磐鏡に入れば願いが叶うし、割れれば開運・厄除けになると言われている。
写真を撮っていると少年がチャレンジしはじめたけど、あまりに日差しが強くて結果が見えなかったらしく、父親と相談をしていた。 -
「産霊紙縒」の願掛けは、こよりの色によって願いの意味が異なるので、自分の願いに合った色を選んで購入し…
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元宮の左側の夫婦ビロウが立っているので、間に吊り下がった縄にしっかりと結ぶだけ。
これは古来より、万物全ての始まりは産霊=結びの力から生成されると信じられていたことに由来している。 -
・紫色(紺色)⇒心身健全・厄除け
・碧色(緑色)⇒学業・勝利・仕事
・黄色⇒金運・幸運
・白色⇒その他の願いごと
・桃色⇒縁結び
という意味だけど、特に桃色と黄色が目立っていた。 -
境内から神門を見ると遠くに青い海が広がっていて、他の神社では見られない開放感あふれる光景にときめいた。
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日射しが強いせいか、参拝前よりも干からびて見える鬼の洗濯板。
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来た道を戻る途中にあった“宮交ボタニックガーデン青島”へ寄り道。
宮交ボタニックガーデン青島 公園・植物園
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無料開放されている広い敷地外苑にはビロウをはじめ、フェニックス・女王ヤシ・ナツメヤシ・ブーゲンビリア・ハイビスカスなどの色鮮やかな南国の木や花々が楽しめるけど、工事しているエリアも多くて騒がしかった。
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椰子の木がニョキニョキ生えているけど、日差しを遮るものが無いためすごく暑くて、歩いているだけなのに体力を奪われる。
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青々と生い茂る芝が私の先入観だけど、宮崎県のゴルフ場っぽさを感じた。
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園内は年中無休だけど閉鎖中の温室も多かったのと、毎週火曜日は大温室の休館日だったので、結局何も見ないまま駐車場方面の出口まで通過しまい、14:45に青島を出発した。
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高速道路入口が遠かったので戻るのが面倒になり、そのまま下道で延岡を目指すことに。
16:20に途中で立ち寄った“道の駅 つの”でちょっと休憩。道の駅 つの 道の駅
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土産物をはじめ、生鮮食品・加工品・冷蔵品・アルコールの取り扱いも多く、今夜の夜ごはんを少し調達。
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18:00頃に延岡市内に入ったので、青島から約100km・3時間越えのドライブになったけど無事到着し、今夜から3泊する“アパホテル <宮崎延岡駅前>”にチェックインした。
詳しい口コミは下記をご覧くださいませ。
https://4travel.jp/dm_hotel_tips/15168996
高千穂や日向への観光利便性を考慮し延岡を拠点にしたけど、宮崎南部とは異なる習慣や文化を感じることが出来て良かった。
明日は丸1日かけて日向観光する予定。
続きは07へ。アパホテル <宮崎延岡駅前>に泊ったよ by RiEさんアパホテル <宮崎延岡駅前> 宿・ホテル
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