2024/04/26 - 2024/05/06
3691位(同エリア4880件中)
RiEさん
旅行2日目(4月28日)、後編。
宿泊している都城は鹿児島県との県境に面しているので少し足を延ばして、曽於と霧島をチラッと観光してから、再び宮崎県にUターン。
昨夜飲んだKUMASOTAKERU DRYを生産している“都城ワイヤリー”を訪ねて色々試飲させてもらい今夜の1本を購入してから、都城と高原町にまたがる直径約1km・周囲3.9kmのほぼ円形の火口湖で霧島火山群では最大・最深を誇る“御池”を鑑賞した。
苔むした森に囲まれて厳かな雰囲気が漂う“霧島東神社”は、第10代:崇神天皇の時代に創建された伊邪那岐命と伊邪那美命を御祭神として祀る。
最後に神武天皇御降誕の地に創建されたと伝わる“狭野神社”を訪ね、直線の参道では日本一長いといわれる美しい杉並木の参道を進み参拝した。
- 同行者
- カップル・夫婦
- 交通手段
- レンタカー
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“都城ワイナリー”は霧島山系・高千穂峰の麓にあり、特有の火山灰土壌や山の斜面を活かしたワイン造りをしているそうで、ワイナリー前の畑だけじゃなく山の中にもぶどう畑を所有している。
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ワイナリーで試飲をしながらワイン購入できると知り、今回は昨夜飲んだばかりのKUMASOTAKERU DRY(ベリー系の香りとフレッシュな酸味が広がって美味しい)以外におすすめを知りたくて訪ねてみた。
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ワイナリーショップの建物に入ると無人だったけど、畑で作業していた女性が気付いて急いで戻ってきてくれた。
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醸造所の一部をデッキから見学できると案内があったので、中を覗かせてもらうとタンクが幾つも並んでいた。
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都城ワイナリーの2024年4月時点での全ラインナップ。
ここのワインは日本神話の神々に因んだネーミングが付けられており、通常版と中身は同じだけど、数量限定で日本神話の神々が描かれたエチケットラベルのアート版(+100円)も取り扱っている。 -
好みの味をテンポよく勧めてくれるので結局ワイングラス5杯を試飲させてもらい、FUTODAMA 2016(ベリー系の香りと柔らかな酸味でタンニンは滑らかだから、全体的なバランスが取れている)2180円を購入。
ちなみにFUTODAMAは祭祀の神・占いの神として信仰されている神様の名前だそうで、ワインの説明や由来などをレクチャーしてもらっていると、会話しながらカウンター奥で手際よく天ぷらを揚げていたので遅いランチの準備かな?と思っていたところ、私たちに珍しいぶどうの葉の天ぷらや新竹の芽かきを手際よく用意してくれて、この時期しか口に出来ない旬の味まで御馳走してくれた。
ぶどうの葉は肉などを包む外側として食べたことはあるけど、ぶどうの葉単体を味わうのは初めてで、サクサクした食感と爽やかな風味がとても美味しかった! -
ワイナリーから続く道は新緑に覆われ、空が見えない道もあった。
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“御池”は都城と高原町にまたがる霧島火山群では最大・最深の湖で、直径約1km・周囲3.9kmの火口湖でほぼ円形をしており、水深が103mあるので火口湖では国内で最も深いといわれている。
展望台というよりは見晴台みたいな感じでとても静か。 -
坂道を車で降りていくと恐竜を模した足漕ぎボートが並んでいて、展望台から見えた湖面の波跡の正体を知る。
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神武天皇が幼少期に水遊びをしたという伝承も残っている御池の湖面に、大きなV字を描きながら進んでいく足漕ぎボートたち。
少年野球団を乗せた観光バスがやって来て、一気に騒がしくなったので退散した。 -
“霧島東神社”は霧島連山の霊峰・高千穂峰の東側の山腹にあり、森に囲まれていて全容が見えない。
霧島六所権現の1つであり、鹿児島の霧島神宮が西霧島宮と呼ばれるのに対して、ここは東霧島宮と呼ばれていたそうで、創建は第10代崇神天皇の時代と伝わる。
高千穂峰の山頂は霧島東神社の飛地境内にあたり、その頂上にある天孫の瓊瓊杵尊が突き立てた伝説が残る天逆鉾は社宝だと看板が立っていた。霧島東神社 寺・神社・教会
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古くから皇室の信仰も厚く、藩主だった島津家からも代々格別の崇敬を受けてきたそうで、鬱蒼と生い茂る森と苔むした世界が広がっていた。
鳥居をくぐった先に神龍の泉と呼ばれる井戸(写真中央の屋根が付いた小さな建物)があり、女性は泉をのぞき込んではいけないと言われているのでこの距離から撮影。 -
背の高い木々が空を遮るため、曇っているせいか妙に薄暗い。
階段表面も苔むしているので注意しながら上っていった。 -
ふかふかの苔に覆われた石が続く。
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竹に等間隔の穴を開けて水が出る手水舎。
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参道の途中にあった祓所。
細い縄で周囲を囲い結界が張られていたけど、ここまで広いのは見たことが無かった。 -
熊笹が目立ち始めて少し木々が減ったせいか明るくなった参道を、ゆっくり進んでいく。
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霧島六権現を開いた性空上人の碑には「開山性空上人」と刻まれている。
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階段を登りきったところに巨大な杉が2本聳えており、その間に注連縄が渡されていて、小さな石橋が設けられていた。
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真下から見上げると仰け反らなければならないくらい立派。
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石橋を通過して、すぐ目の前の神門を通過すると…
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神門の先は参道が薄っすら苔に覆われていて、地面が濡れている訳じゃないのに気を抜くと滑りそうになるから慎重に歩く。
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参道左手に見える建物は猿田彦社で、祀られている猿田彦尊は天孫降臨の際に道案内をした神として知られている。
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振り向く鹿が彫られた石塔。
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石段を登って壇上へ進むと拝殿と本殿が見えた。
伊邪那岐命・伊邪那美命が御祭神として祀られており、度重なる霧島山の噴火によって幾度も焼失・再建を繰り返しているものの、現在の社殿は1722年に造営されたもので、1997年に改修してる。 -
パワースポットとしても名高い霧島東神社だけど、人が少なかったので静かに参拝することが出来た。
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拝殿左側には天之逆鉾の石碑(左側)と、2本の細い木に注連縄がかけられた高千穂峰の登山口があった。
この入口は複数箇所ある高千穂峰の登山道の中でもハードな最長ルートなのだそう。 -
拝殿右側に参拝客が進んでいくので着いて行ってみると、整備された道が突然開けたと思ったら…
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裏側は別の駐車場になっていたのでUターン。
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宮崎県南部は雨が多いこともあり苔むした建築物をよく見るけど、管理が大変そうだなと思いながら参道を下りて行った。
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この日最後の目的地である“狭野神社”に到着。
第5代:孝昭天皇の時代に神武天皇御降誕の地に創建されたと伝わり、当初は約1km離れた皇子原に造設されたものの、度重なる霧島山の噴火で焼失したため、1610年に現在地に遷座した。
国道223号沿いにある一の鳥居から始まる狭野神社の参道は、直線の参道では日本一長いといわれているけど、駐車場がこの三の鳥居前にあるため、参道の途中から歩くことに。狭野神社 寺・神社・教会
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空高く真っすぐ伸びる杉並木はどれも巨木で圧倒される。
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御神門手前に朱色の小さな橋が架かっていて、橋の上だけが妙に苔むしていた。
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橋の下には静かに小川が流れていて風情がある。
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神聖な雰囲気が感じられるので怖さはないけど、狭野神社は驚くほど閑散としていた。
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御神門を潜ると右側に立派な社殿が見える。
この社殿は1907年宮崎宮(現在の宮崎神宮)の旧社殿を移築したもので、御降誕2600年大祭の一環として狭野神社に寄進された。 -
正面には島津義弘が命じて新納忠元が植栽させたという、樹齢400年の根回りが9m・高さが61.3mもある御神木が聳えていた。
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参道を90度曲がると拝殿が正面に見える。
狭野神社の御祭神は狭野尊で、狭野尊は神武天皇の幼名とされていて、日本書紀の一書の中で確認できる。 -
横から回ると左に社殿、右に拝殿。
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入母屋造の拝殿。
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御神木近くにコンパクトな水神社が安置されていて、この社では水神様と山の神様が祀られているのだそう。
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霧島連山の周辺にある6つの神社を現す下記の霧島六社権現の内、3社を巡ることが出来た。
・霧島岑神社(霧島山中央権現宮)
・夷守神社(霧島岑神社に合祀)
・狭野神社
・霧島神宮
・東霧島神社
・霧島東神社
明日は日南まで足を延ばして、1588年から明治初期までの280年間飫肥藩:伊東氏(5万1千石)の城下町として栄え、現在も武家屋敷を象徴する門構えや石垣が残る“飫肥城下町”を訪ねる予定。
続きは04へ。
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