2024/04/26 - 2024/05/06
442位(同エリア678件中)
RiEさん
旅行4日目(4月30日)、前編。
3泊した都城のHOTELをチェックアウトして、今日から3泊する予定の延岡を目指しながら移動する。
まずは日南市の北東部に位置する太平洋に突き出した鵜戸崎岬の突端にある巨大な海蝕洞の中に、朱塗りの御本殿が鎮座する“鵜戸神宮”へ。洞窟の天井ギリギリまで屋根を広げる姿は圧巻で、岩肌から滴る水滴と外とは異なる冷んやりした空気も重なり、神秘的な世界に呑み込まれそうになった。
岬のまわりは美しい景勝地になっており、奇岩や怪礁が連なっていて太平洋の荒々しい波が打ち付ける様子は、大自然が織りなす力強さを感じずにいられない。
- 同行者
- カップル・夫婦
- 交通手段
- レンタカー
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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9:15にチェックアウトを済ませて、無料で利用できる東九州自動車道で日南方面へ移動し、10:35に車で古い鳥居をくぐった。
すれ違えない程細い海沿いの1本道を走行して、鵜戸港や鵜戸千畳敷奇岩を横目に通過すると駐車場があるけど、下の駐車場は大規模な工事中だったので少し距離がある高台の駐車場に車を停める。 -
白波が立つ荒々しい海。
昨日とは一転して青空が広がって日差しも強く、朝から少し蒸し暑さを感じる。 -
鳥居の周りに椰子の木が並んでいるので、神社だけどすごく南国っぽい。
鵜戸神宮 寺・神社・教会
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背中に小さな蛙を乗せている鮮やかなグリーンの蛙が横切って行った。
アマガエルかなと思ったけど隈取が見えないので違う種類かも。
他にもフナムシが歩いていたりなど小さな生き物を何種も見かけた。 -
立派な神門が見えてきた。
古来より南九州各地から厚い信仰を受け修験の場としても栄えてきた鵜戸は、日向神話の海幸・山幸神話の舞台としても知られている。
鵜戸神宮の社伝には804年に社殿を再興したとあり、近世には飫肥藩主:伊東氏の庇護のもとで造替や改修が行われ、明治維新までは神門に至る八丁坂参道の両脇には18の寺坊が並んでいたそう。 -
楼門の朱色と澄んだ空の色、青い海のコントラストが美しい。
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楼門を見上げると「昇龍」と記された龍が、朝日が昇る海をから躍り出る巨大絵馬が掲げられていた。
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海に視線を向けるとこの辺りはあまり深くないようで、底に沈む石や岩が見える。
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楼門を出て左側に見えるのは、境内の少し高い場所にある鵜戸稲荷神社の入口。
後で立ち寄ることに。 -
境内図。
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千鳥橋は参道途中ににある朱塗りの橋で、無数に並ぶ石塔楼下に兎の置物が並んでいた。
鵜戸神宮の神使は兎だそうで、主祭神:鵜草葺不合命の「鵜」が「卯」となり「兎」に変化したという説もある。 -
真っ直ぐ進んでいくと朱色の小さな玉橋を渡る。
橋板36枚からなる反橋で釘を一切使用しておらず、この位置に来てようやく険しい岩肌の横に開いた隆起海食洞の入口が見えた。 -
玉橋を渡ると下に降りる階段が続き、眼の前に広がる日向灘と奇岩が近くなった。
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様々な形状の岩石が屹立していて時折激しい波飛沫が上がる。
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太平洋に突き出した鵜戸崎岬の突端にある巨大な海蝕洞=鵜戸窟の中に、主祭神の産殿の址とされる朱塗りの御本殿が鎮座する鵜戸神宮は、1000平方mほどの洞窟内に鎮座する。
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天井の岩肌が迫りくるギリギリまで屋根を広げる姿は圧巻で、岩肌から滴り響く水音や、ひんやりとした空気も相まって、神秘的な世界に呑み込まれそうになる。
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本殿創建の年代は景行天皇・崇神天皇・推古天皇の時など諸説あるが不詳だけど、「日向地誌」によると1459年に後花園天皇が勅使を派遣して岩屋を見聞させたと記している。
中世は日向国の鎮守として各地の武将達から崇敬をうけ、江戸時代には分霊を祭る榎原神社(このあと旅行9日目に参拝)と共に飫肥藩領とその周辺の人々から厚い信仰を得ていた。
現在の本殿は1711年に5代飫肥藩主:伊東祐実が新たに改築したものを1889年に大改修し、その後1968年に改修したもので、屋根や本殿の傷みが著しくなったことから1997年に再び改修が行われたものの、権現造りの様式は往時のまま保たれている。
ちなみに主祭神は神武天皇の父である日子波瀲武鸕鶿草葺不合尊で、父は彦火火出見尊=山幸彦・母は豊玉姫。 -
主祭神の外に五柱の大神様(大日孁貴=天照大御神・天忍穂耳尊・彦火瓊々杵尊・彦火々出見尊・神日本磐余彦尊)も祀っていて、御本殿参拝後に左側から周ることが出来る。
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こちらは九柱神社。
扉が閉まっているけど神社の9個の扉後ろに1個ずつ、合計9人の神道の神様が祀られているそうで、9人の神様は伊邪那岐命が日向で身を洗い清めたときに生まれた九柱の神々を祀っていると書かれていた。 -
鵜戸神宮の神使である兎は「撫でうさぎ」として、なでると病気平癒・開運・飛翔などの願い事が叶うと言われている。
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奥は天井が斜めに落ちるように低くなっているので、水滴がポタポタ滴りやすく何度も冷たい思いをした。
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御乳岩は主神際の母である豊玉姫が海宮に戻ることになったとき、両乳房を岩に貼り付けたと伝わっていて、角度によっては岩の丸みが乳房のように見えてくるのが興味深い。
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近づいてみるとゆっくりだけど、玉のような岩清水を滴らせているのが確認できる。
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外に出ると眼下には日向灘の海原が広がり、大きな岩がゴロゴロ転がる中に御船岩・二柱岩・扇岩・夫婦岩などがそそり立つ光景が見られる。
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注連縄が置かれているのが亀石=桝形岩で、亀岩奥にある写真中央の岩礁が神舡石っぽい。
日本書紀には、御祭神:日子波瀲武鸕鶿草葺不合尊の母である豊玉姫が出産の際に、海宮より大亀に乗って来られたと記されており、鵜戸神宮ではその亀が今の亀石になったと伝わる。
頭から尻尾まで約8mで、その背中には60cm角の枡形の窪みが確認できた。 -
岩の枡形に向かって男性は左手・女性は右手で願いを込めながら、粘土を丸く捏ねて「運」の文字を押した素焼きの運玉を投げ、枡形入れれば願いが叶うといわれている。
距離にして12m程離れているせいか結構難しそうだった。 -
右に向かって歩いて行くと一際大きな二柱岩があるけど、私には鶏にしか見えなかった。
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巨大な海蝕洞=鵜戸窟はこの視点で見ると、結構口が大きく開いているのが分かる。
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階段を上り切って玉橋の高さまで戻ると…
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雄大な自然美に改めて圧倒された。
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参道を戻って楼門手前にある鵜戸稲荷神社入口があるので、連続した鳥居が並ぶ階段を上がっていく。
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小さな境内の奥に拝殿が見えた。
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鵜戸稲荷神社は末社にあたるらしく、由緒書きなど見当たらないため主祭神も不明。
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鵜戸稲荷神社右側には漁師から厚い信仰を集める波切神社の案内板があり、ここから405m先で足場の悪い山道を歩いて20分掛かるという一文を見てしまいUターンした。
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駐車場に戻る途中にあった鵜戸山の磨崖仏。
鵜戸山仁王護国寺の別当隆岳が仏師:延寿院に彫刻させたもので、1764年と1765年に制作された。 -
湿気と強烈な日差しで飲まずにいられなかったので、ドライバーの夫がOKを出してくれたから私だけ酎ハイを。
この【サンA 乾杯果汁 へべす味】はスッキリした飲み口で酎ハイ特有の甘ったるさがなく、他のシリーズも飲み比べてみたけどへべす味が1番好みで、旅行中何度もリピした。
この後は青島に向かってゴツゴツ強烈な印象を残す“鬼の洗濯板”や、南国感あふれる“青島神社”を観光しながら延岡を目指す。
続きは06へ。
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