マレーシア一人旅６　クアラルンプールでモスク巡り

2024/05/02 - 2024/05/07

ＫＬにもいろいろなモスクがありました。
ピンクモスクを見に行ったので、プトラジャヤへの行き方も書いておきます。

エリア クアラルンプール(マレーシア)

マレーシア4日目
ブキッビンタンからKLセントラルに移動し、空港行きの路線でプトラジャヤへ移動します。３０分もかからなかったと思います。
で、こちらがプトラジャヤ駅。ちょっとだけロッカーもありました。

ネットで調べると改札を出て右に行けというものが出てきて、同じように右に行く日本人を見かけたのですが、実際は左にあるバスロータリーからでした。
30代から50代ぐらいの日本人の一人旅女子が4人ぐらい乗っていたかな。
日本人女子ほど一人旅する民族はいないな。

このバスが1時間おきに巡回しているらしい。
らしいというのは、帰りのバスが何時にピンクモスクに来るのか結局よく分からなかったから。　ピンクモスク前のツーリストインフォのお姉さんに聞いたら、バスの時間は分からない、グラブで帰れ、だそうです。

プトラジャヤの建物もなかなか面白い。
インド風の建物も。
ただ、この地区はとても大きいので歩くのは大変です。

何だろう、イスラム風の建物もあってアラブの国にいるみたいです。

ずっと行きたかったピンクモスクに到着。
バスの乗車時間も１５分程度、予定よりだいぶ早く到着しました。

写真で見るより大きくて立派です。

マレーシアの中でも中東のモスクに寄せてる形かなと思います。アラブのものを見ている人にとっては物足りないかもしれませんが、この「マレーシアらしさ」も味があっていいよね。

赤いローブを着て中へ。
中国系団体客が続々とやってきます。

モスクや建築物に興味がある人なんてほとんどいなくて、みんな自撮りで一生懸命。
このローブは礼拝のマナーなのに、映えのためにフードを外してみたり。
それは別に中国の人たちだけじゃなくて日本人や他の国の若い人もそうです。
モスクでの不敬は神社仏閣での不敬と同じなんだけどなぁ。

KLとかバンコクはもう世界のメジャー観光地だからね、静けさは期待しない。
気を取り直して、モスク見学しましょう。

ドーム

ミナレット。ツインタワーもこういう形でしたよね。

これが内部です。
本当にピンクでした。

思ったより小さいのですが、ピンクという色みにはこれぐらいの規模がかわいい。

ちょっとだけ色をいじってみました。かわいい。

インスタに投稿されている写真はこれくらい編集してますよね。

実際の色。
編集した色を写真で見るより、自分の目でホンモノを見るほうがよっぽどきれいです。

入口を歩いていき、このドームが目に入ると圧巻です。

はい、モスク好きのチェックポイント。お祈り絨毯はこちら。

内部は観光エリアとお祈りエリアと、子供の学習エリアが分かれています。

アーチもきれいよ。

天井もモスクスタイルですが、マレーシアらしく近代的です。

こちらはイスラム教徒専用のお祈りエリア。こちらもピンク基調ですごくめずらしい。
イスラム教徒以外は立ち入り禁止です。
モスクというのは礼拝時間以外は基本的に非イスラム教徒も自由に見学させてもらえるところですが、これだけ観光客が増えると、こうなりますね。

川沿いの遊歩道があったので、そちらからの眺めもおすすめです。
イスラム教徒の観光客、ぜったいピンクコードで来たよね。かわいい。

椰子の木とのコントラストがアラビアン風情。

夜に行ってもいいかもですね。楽しかったです。

外側にはちょこっとだけミュージアムショップなどもありました。
大型バスで観光客がどんどんやってくるので、人が少ない時間を狙っていったほうがいいかもです。

川からの眺め。

プトラジャヤの街。

大きな広場。お向かいのインド風の建物に行くだけでも一苦労の距離。

インドの建物みたい。玉ねぎ乗ってる。

バスを待っていましたが、待てど暮らせど来ないのでグラブで帰ります。

ズームすると迫力が出るよ。

モスクの前の橋がイランあたりの美しい橋に似ていて雰囲気ありました。

グラブのお兄さんは副業グラブドライバーでした。
マレーシア人は歩くのが嫌いで車保有率が高いので（このあたりでも一人一台だそう）グラブドライバーはそんなに儲かる仕事ではないと言ってました。

「政府は歩道橋を作ってみるんだけど、マレーシア人はだれも使わないよ」と笑っていました。
朗らかなドライバーさんで楽しかったです。

ではKLに帰ります。ダンキンのドーナッツを食べながら、列車を待ちました。

KLセントラルに戻って、ナショナルモスクへ。
見学時間に合わず、今回もパス。
ここで朗報、今なら子猫館長がいるかも。（また後程の旅行記でアップします）

モスクではないですが、世界のモスクについて学ぶならこちら、イスラムミュージアムです。こちらもまた後程。（または2016年の旅行記で大解剖してます）
https://4travel.jp/travelogue/11437588

イスラムニュージアムでペルシャっぽいドームが見られます。

こちらはチャイナタウンからバカでかい高層ビル（ムルデカ１１８だって）の横を２，３０分歩いていたときに見つけた清楚なモスク。Masjid Al Bukhariだそう。

清楚

Hang Tuah駅から、モノレールとモスクのツーショットが撮れるのです。

こちらは最終日のモスク見学。
これはマスジットジャメの近くの壁。
タイル萌え。

こんなかわいい看板も。
誰も気にしていないけどイスラムデザイン好きは見逃しません。（キリっ）

実は前日も行ったのですが、時間が合わずに最終日に再訪したジャマーマスジット。
マレーシアで最も美しいとされているとかいないとか。

ブルーモスクやピンクモスクは大きくてモダンですが、こちらはクラシック
２０世紀初頭の建築だそう。こじんまりしていますが、石造りでとても素敵。

特にこの、中央からまっすぐ伸びる水場。
都会のど真ん中ということで狭いスペースながら、しっかりモスクの宇宙感を感じられます。

細部まで職人のこだわりが。

こちらもローブを借りました。

どっしりとしたミナレット。

レンガ造り。色もいいよね。

内部から。円を組み合わせたようなアーチ

内装はシンプルです。

内装

窓

はい、絨毯チェック
まぁかわいい。
何度も書いてて申し訳ないんですが、きれいに並んでお祈りできるのは、この絨毯の柄のおかげ。ここの絨毯はありがちなアーチなどでなく色もデザインもちょっとファンシー。

小さな中庭も素敵です。
あー、２０世紀初頭のマレーシア、見てみたいなー。
タイムトラベルするなら絶対過去派ですよ。

マスジットジャメの社用車がかわいい

マスジットジャメ駅です。
イスラムデザインはなんでも足を止める。

ちなみにここは二つの線があって、ちょっと離れているので分かりにくかったです。

マスジットジャメからも歩いていける、マスジットインディア。
ちょっと見にくいですが、しっかりインドっぽい。ドームの下にソーサーがついているような形。

このあたりはインド人街で面白いです。
ほかにもこんなモスクもおすすめです

前回の旅で見たブルーモスク
https://4travel.jp/travelogue/11432019

イポーのかわいいパングリマキンタモスク
https://4travel.jp/travelogue/11432004

いつもご覧いただきありがとうございます。