マレーシア旅行記⑩マジェステックホテルアフターヌンティとスパ

2018/12/08 - 2018/12/08

マレーシア3日目午後はマジェスティックホテルのスパとアフタヌーンティでゆっくり過ごしました。
帰国までの日記です。
マジェステックホテル大解剖はこちら
https://4travel.jp/travelogue/11431833

2018
12/05 MH0089 10:00 NRT 17:00 KUL
12/06 8:30KL 10:30IPOH 18:30IPOH 21:20KL
12/07 KL
12/08 MH0088 KUL23:30
12/09 NRT7:30

エリア クアラルンプール(マレーシア)

• 旅行の満足度: 4.0

デーブスペクターがテリー伊藤の服装を見て”キトで記念写真撮ってる人”って言ってたよ！ここにいる人しか分からないよ！

1時半から予約していたマジェスティックのスパです。
100年前ぐらいの邸宅の雰囲気の残るステキな建物です。
ホーローの桶で足を洗ってもらうと、100年前のお金持ちになった気分。

詳しくはマジェスティックホテルのページに書きましたが、ちょっと寒かったです。おばちゃんだから？

おばちゃんがトイレをがまんしながらがんばったマジェスティックスパをはじめ、マジェスティックホテルＫＬの旅行記はこちら
→https://4travel.jp/travelogue/11431833

冷えた体をあっためて、ついでに汗も流して、アフタヌーンティーへ出かけましょう。

スパの外がゴージャスすぎて鼻血が出そうになりました。これを見ながらビール3杯は飲めそうよ。
残念ながら最終日は雨。
イポーやKLの散歩など、肝心な時には降られなかったので良かったです。

ちなみに何人かのマレーシア人に、雨季はいつ？と質問したところ、みんな揃って雨季はないと言っていました。そして毎日朝晩雨が降るんだと言われました。マレー半島ってそういうもの？暑い時期は4月なのは同じみたい。

今回の旅では一応折り畳み傘を持ち歩き、結構出番がありました。

3時半に予約していたアフタヌーンティーです。
オーキッドルームか、ゴージャスティールームか、そわそわして受付たら、普通のラウンジでした
(´・ω・｀)

ラウンジは賑やかだし、こうやって生演奏もきけるので、とても良かったです！贅沢させてもらいました。

マジェスティックの思い出に、制服姿のガードマンさんの写真を撮らせてもらいました。きっちりポーズをきめてくれました。レトロクラッシックなアジア好きにはたまらないコスプレですね。

アフタヌーンティーも終わり、空港行きの車が来る七時半まで暇だったので、ちょっとＫＬセントラルで買い物することにしました。

集会帰りの人々がたくさん歩いてました。
ホテルと集会場からはちょっと離れているのですが、マジェスティックの前の道が封鎖されていて、参加者は、ＫＬセントラルからは徒歩で移動されていました。
なごやかムードでマジェスティックホテルにやってくる団体さんも。打ち上げ？それともホテル泊で集会参加だったのかしら。
あとでデモじゃなくて集会だとわかったので、この時はデモ隊が入ってきた！？とちょっとびびりました。

マジェスティックホテル前のアラビアンナイト風建造物。本当にインドみたい。イスラム系の建築といい、インド風建築といい、街並み自体もクロスカルチャーですね。
クアラルンプールお気に入りポイントです。

KLセントラルのスーパーで最後のお土産探し。
マレーシアといえば、これ、BOHティーです。
パッケージもかわいいし、そして何よりおいしい！
海外のどぎついフルーツフレーバーが苦手でも、ボーティーシリーズは上品なので、香りもしっかり楽しめます。
今回初めて見たライチ味、ジンジャーレモン、そしてアールグレイ、どれもおいしくて毎日飲んでます。特にお気に入りはジンジャーレモンです。もっと買っておけばよかったなー。

お菓子もちょこちょこと。
キットカットミルクティー味が謎な件。
どこ産か、さっぱりわからない！
表記はベトナム、タイ、マレー語など。
タイティーでも、マレーシアのテタレでもない、やや普通のミルクティー味でした。
キットカットは抹茶もしくはオリジナルを超えるフレーバーはなかなかないですね。

そして表記にも時代を感じました。
今まで多言語並列表記と言うと、ヨーロッパ市場向けのものばかりだったと思うのですが、このキットカットには東南アジア各国の言語が書かれていました。そのうち、ヒンディ、アラビック、ミャンマー語、日本、韓国語なんかも併記される時代がきたらすごいですね！東南アジアにもEUみたいなのが導入される？やがてラオス経済が破綻し、タイが脱退、みたいな。

左はマレーシアのお土産として有名なマンゴーグミの、酸っぱいバージョンだそうです。
南方フルーツ独特の灰汁感があるので、好き嫌いは分かれるかな。私はドリアンもマンゴーも好きなので、本格的なフレーバーがむしろ気に入りました。

マジックシリーズは職場の人たちが好きなのを知っていたので職場のお土産。小腹が空いた時にちょうどいいサイズなのです。

あと写真撮り忘れたやつで、
パイみたいなビスケットにチョココーティングしてたのが好評でした。

弾丸リーマンパッカーのみなさん、現地でおいしいものを食べる時間がぜんぜん足りないですよね？そんなときはこれ。最近海外でもレトルトが手に入るようになったので助かります。
マレーカレーが気に入ったので、レトルトをお土産に。魚カレーを作ってみるつもり。

こちらは同じくKLセントラルで。
スリランカで人気のお土産、スパセイロンがクアラルンプールにあったので、レモングラスのピロースプレーを買いました。蜂蜜みたいな甘い香りがあって、お店の人もおすすめだと言ってました。

スパセイロンは、東南アジアとは違った南アジア独特のスパイシーな香りが気に入ってます。ハンドクリームのパッケージもとてもかわいい。
マレーシアには10近い支店があるんだって！


あっという間に帰る時間。
帰りは旅行会社のバンで楽々空港へ。
来たときは、久しぶりすぎて、もはや初めて来たのと同じくらい何も分からなかったマレーシア。

三日間だけですが、土地の人と話し、政治的な集会も見て、マレーシアにすごく興味が湧きました。
道中は福建系華僑のおじさんガイドにずっと質問しながら帰りました。

おじさんによると、今のマレーシアの若者は”士気がない！”のだそうです。
50歳ぐらいで日本に行って、日本語を覚えて、ガイドをしているおじさんのハングリー精神を見習いたい。
で、おじさんによると、つぎはぜひペナンに行きなさい、とのことでした。マレーシアのおいしいものはペナンににあり！なんだそう。

ペナン、20年前はちょうど経済発展しているころで、ペナンの海なんて誰も行きたがらなくて、私もジョージタウンだけしか行ったことがないです。もしかしたら今はまた違う姿になっているかも。

今回イポーでローカルタウンを見たし、つぎはマレーシアの海を見に行くのもいいかもしれない。
イポー郊外の温泉や、洞窟レストランにも行ってみたい。明日もまたナシレマを食べたい。もっとモスクを巡りたい。
また来月マレーシアに来たい。

タイは最近すごく変わったと思うんです。
タイが無くしたものが、マレーシアにはまだあるような気がして、楽しかったです。

20年前は、タイにある朗らかさがマレーシアには無いと思っていて、だからマレーシアなんて二度と行きたくないと思っていたんですが。

もしかしたら、マレーシアはそのときから何も変わってないのかもしれません。
あまりにもタイが変わってしまったから、あのマレーシアでさえも、穏やかだと感じてしまうのかも。

どちらも時代の流れです。
旅人は、時の流れに乗りながら癒しの地を探すだけです。

時の流れに身を任せていたらワンタンミーを食べ損ねました。
夕食で立ち寄った空港のフードコートでワンタンミーも制覇だよ。
ワンタンミーって初めて食べた時ゴムみたいと思いませんでしたか？こんなにおいしいのに。

これはイミグレの外側のフードコートで、ローカルプライスで、深夜までやっているようでした。

こちらはナシチャンプル。
ナシチャンプル、やばい。
イカとじゃがいもとサンバルと私、やばい！
毎日お弁当はこれがいい。

世界の飛行機モデルに乱舞する私たち。
なんでみんな素通りするの！？

世界のモスクのイラストがかわいい

友人がクアラルンプールの空港にロンリープラネットのショップがあると教えてくれました！
ロンプラめっちゃお世話になってます！
ロンプラ版”行っとくべき国””食べておくべきもの”などのシリーズがたくさんあります。子供用のロンプラ読本などもいろいろ出てました。
（ツインタワーの伊勢丹の中の紀伊国屋も品ぞろいは良かったです。）

上の写真、拡大するとその土地の写真になっています。
インドだったら赤系の写真で統一していたりして、すごく凝っているんです。
ここだけでワイン3杯飲めるわ。

真ん中のターバンのおじさん、左のパガン、旅を始めたころの気持ちを思い出します。
もっと旅を続けたくなるよね。

ＫＬの空港は楽しいので時間が全然足りませんでした。7時間トランジットでも暇がつぶれそう。

バタバタでトイレに急行、スパッツ履いておきます。
トイレにこんなのが。

長距離フライトのときは、いつも水を買っていくのですが、マレーシアではお水の持ち込み禁止でした。夜のフライトだとちょっときついね。

最後飛行機に乗り込むときに、ＣＡさんに”あなたはこの飛行機じゃないわよ”と言われるトラブル発生！
ええええ！？私の飛行機はいずこ！？
一瞬パニックになりましたが、友人が冷静に一言。
「そのチケット、行きのじゃない？」

行きのでした。
(´・ω・｀)

CAのチケットチェックポイントが座席ナンバーだけでないことが分かった瞬間。

その前に、なぜ違うチケットを持った人が最終ゲートをくぐれたのか、まずそこに疑問を持って！あまりにもマレーシア人が多すぎて、インドかスリランカにでも飛ぶんじゃないかと思ったわ。

帰国のフライトは深夜便です。
友人は速攻お休みモード、私はもうちょっとマレーシアの余韻に浸りたい・・・ってことで、白ワインをいただきながら、マレーシア映画Hijabsta Ballet (2017）を鑑賞。
ヒジャブをつけてバレーをする女の子のお話。
実際にも起こっている問題がベースになっているようです。

最近オリンピックでもヒジャブ着用の選手をよく見かけるようになりました。
人によっては女性蔑視と思うのだと思います。
私もハタチのときはそう思っていました。

長い間、ムスリマ側の主張を見聞きしながら、ある女性にとってはそれは文化であり、伝統であり、アイデンティティであり、それを根本から否定する権利が私たちにあるのかな、と思うようになりました。

もしムスリム以外の人がとやかく言うなら、それはイスラム以外の文化が優位と言っているようなもので。
アメリカ人に日本の文化を否定されて、じゃあ直しましょう、とは思わないように。

もちろんテロはだめですけど。
今も１００％女性蔑視ではないと言い切れるかというと、そういうわけではないですが。

そんなわけで、文化的、宗教的、社会的に強制されているのでもなくて、ヒジャブをつけることを選んだ彼女のありのままの姿を受け入れてもいいんじゃないかな、と思うようになりました。

バレエという芸術のもと、ヒジャブ着用の有無じゃなくて、彼女のダンスで彼女を評価してほしいです。

午前7時ごろ、日本に到着しました。
エアコンの寒さじゃなくて、冷凍庫の寒さ。

全２階建てのマレーシアエア。
はじめてこんなでっかい飛行機に乗りました。
ほんとに飛ぶのかと疑いました。
エコノミーの一部も2階なのかな？？2階に乗りたかった。

これだけ大きい飛行機の乗客のほとんどはマレーシア人でした。
マレーシア・タイは、この10年で”海外旅行に出かける国”になったようですね。
こういう機会があると、実感できます。


ご覧いただきありがとうございました。

友人とも話したのですが、今回は単純なホテルステイ旅行だけじゃなくて、ブミプトラ政策を巡るマレーシア情勢を肌で感じ、マレーシアの歴史の一部を目撃した旅でした。
リゾート旅や登山修行もいいですが、同じ学部で学んだ友人とスタディツアー風な旅もすごくいいですね。マレーシア、とても良かったです！

マレーシアお小遣い帳　１リンギット≒２6円
air,hotel,spa and afternoon tea (+air port pick up)=112800
mrc japan

コーヒー豆 35
seri muka（おかし）3.2
indian bowl(mini) 4.9*3＝14.7
indian silver plate 12.9
marks and spencer ルームフレグランス二つ　127
islamic arts おみやげ　276.9
紀伊国屋刺繍の本　50
bangsar village starbucks 17.5(asian dolce latte)
cofee bean's americano 8.5
spa ceylon 89
ktm 5
super market 91.45
ipoh chicken and sprout char siew, lemon tea 30.2
pai tea and nyonya laksa 21.9
soap*2=11
beer 12
super market 27.5
super market 20.3
wantan noodle at airport 10