ＪＲ東海・西日本　青春１８きっぷ２４・春を使って老いも若き 水の都大垣市街をぶらぶら歩き旅ー６

2024/03/31 - 2024/03/31

７日目最終日は県内第二の町・大垣をぶらぶら散策します～、且つては信長が天下統一を目指す為には京の都へ上げる重要な街道筋として押さえておかなければならない土地。

また、秀吉死後の際には西軍・東軍が決戦を交えた天下分け目の合戦・関ヶ原の戦いも大垣は重要な立地であったことは間違いない。

幾度の戦いにおける重要な立地である大垣は江戸時代には岐阜に並ぶ美濃国・大垣藩戸田家１０万石の城下町として幕末まで栄えた土地柄です。
市街を旧中山道が通り美濃国から近江国に入り旧東海道と合流し京の都へ至る重要な交通の要衝であったことは言うまでもないところです。

時代が変われど大垣は今も交通の要所であり、旧国鉄時代から続く東海道本線の基幹駅であり、養老鉄道・樽見鉄道が乗り入れています。
また、鉄っちゃんには東京行き夜行列車・ムーンライトながらは余りにも知られた存在です。

久々に青春１８きっぷで旅をしましたが、やっぱり乗り鉄は楽しいな！！。

撮影使用カメラ　ルミックスＦＸ１００・リコーＲ８

エリア 大垣(岐阜)

• 旅行の満足度: 3.0
• 観光: 3.0
• グルメ: 4.0
• ショッピング: 4.0
• 交通: 3.5

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 3万円 - 5万円
• 交通手段: JRローカル 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配
• 利用旅行会社: 楽天トラベル

今朝も良く晴れた好い天気です！、

朝風呂入って体を温めてから部屋でドリップ珈琲と大好きな菓子パン食べて朝食を済ませて８時頃にチェエクアウトしました。

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ウィークリー翔　岐阜駅南 宿・ホテル

清々しい朝なのでちょっと寄り道しました～、

桜が咲きほころび始めた「清水緑地」は住宅地に在ってとても静かなオアシスです。

清水緑地 自然・景勝地

休日の朝は駅前広場も人がいませんね？…、

５回目の乗車券は「ＪＲ岐阜駅」で最後の捺印を頂きます！、構内も閑散として乗降客もまばらで日曜日をものがたっていました…。

岐阜駅 駅

５番線ホームから東海道本線下り快速 ０８：５２発 米原行に乗車します、

車内はガラガラで閑散としてしてます…、たった３駅で１１分の短い移動です。

東海道本線の要衝駅「大垣駅」に９：０３に着きました、

大垣駅に降り立つのは２０年数年ぶりでしょうか？…、町には昨年６月に車で通った際にお昼をいただいたのでたまには来るのですが？。

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大垣駅 駅

駅から南へ真っすぐ延びる「駅前通り」です、

ここも桜が花が咲き始めていますね～、大垣城跡が楽しみに成って来ましたよ。

それでは市街の観光スポットを巡ってぶらぶら歩いて散策しましょう！～。

水の都として大垣は湧き水・自噴井と共に暮らしてきた町です、

その自噴井を順に巡りますが先ずは「高屋稲荷神社自噴井」からスタートです。

弥都波能売神を水神としてお奉りしています。

自噴井(湧き水)26か所巡り 名所・史跡

滾々と水が湧いて、水音が心地好いです～、

且つて亀の池に変わる井戸として高屋町住民により建設された掘抜井戸は風情を醸し出しています。

ビルの谷間に見つけた旧商家です、

１階はリホームされてますが全体的には木造２階建ての袖うだつが在り２階部分は往時の面影があります。

稲荷神社が祀られてる栗谷公園です、

その一角に「栗屋公園自噴井」は在りますがここからだとその気配さえ判りません？…、なのでぐるっと回ってみましょう。

水の流れる音が心地好いですね～、

平成１７年に完成した新しい自噴井でまちなかに「湧水」を活用した潤いと賑わいのある都市空間をつくるために大垣市章とサクラの花びらを模った湧水口が整備されています。

自噴井(湧き水)26か所巡り 名所・史跡

旧外堀であった水門川です、

旧美濃路は江戸時代に旧東海道・宮宿と旧中山道・垂井宿とを結んだ脇街道です。

東海道よりも遠回りであっても海路を避けられる美濃路が好まれたようです。

この交差点は旧美濃路で在り「大垣城 東総門跡」です、

ご城下から名古屋を結ぶ街道筋であり名古屋口門跡でもあるわけです。明け六つに門が開けられ暮れ六つに門が閉じられる外部とを遮断する防御策として図られました。

彫刻「一粒の種」は女神像が立っています、

その意味は凡人なので判りませんが著名な作家なのでしょう～、ここにも自噴井が在り悠々と水が噴き出しています。

周辺は「貴船広場」として整備されています、

老木の脇には「芭蕉の句碑」が建っていますが、市内を巡る”ミニ奥の細道”によれば平泉・夏艸や兵共が夢の跡と言う有名な句が刻まれています。

＊詳細は貴船神社クチコミでお願いします

老木は桜の木ですが開花はまだちらほらです…、

紅い蕾がいっぱい付いているので満開に成れば枝垂桜のように華やかな雰囲気に包まれますね～。

広場の後方には「貴船神社」が祀られています、

朱色の鳥居や社殿は稲荷神社の様にも観えますが、名前からして京都貴船神社から分社して祀ったのでしょう。

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遊歩道を西へ向いて歩いていきます～、

市内を南北に流れる水門川沿いには遊歩道が整備されて愛宕神社を起点としミニ奥の細道が始まり結びが住吉神社の在る大垣船町川湊になってます。

桜の花が咲いてました～、

桜前線開花便りは３分咲きぐらいでしょうか？。

こちらには木蓮の花が咲いてます～、

白くて大きな花びらと爽やかな香りが印象的です！。また、地球最古の花とも言われていますが本当なんでしょうか？。

通りで見つけた芸術的な家屋です？、

元商家なのでしょうが、その後は廃業放置しているのか？、それとも骨董屋を継続しているのかは判りません？…。

駅前通りのアーケード街に来ました、

普通に営業しているので何だかホッとします！…、地方の商店街ばかり観ているとシャッター通りが当たり前に成っているので嬉しく成ります。

商店街の店舗は３階建てなんですね、

かなり年季の入ったレトロ感溢れるデザインで２階以上が居住部分でしょうか？。

昭和の高度成長期にかけて全国的に施工されたモルタル造りでしょう？。

こちらは２階建て店舗と成っています、

しかも２階は全面ガラス張りのデザインは往時の流行の先端でしょうか？。

商店街の全景を観ればレトロ感でいっぱいです！、

昭和４０年頃の開業でしょうか？、ノスタルジックな雰囲気が堪りません！。

商店街の路地から天守が見えますよ！、

大垣は幕末まで続いた戸田家１０万石の城下町として栄えたところです。

道路を渡って来ました、

随分と年季が入った「ビリヤードビ エグロ会館」と４階建てのビルのコンビです。

町中に普通に存在感を示しています。

こちらが「大垣城」東門に成ります、

町に城が在る景色…、そんな城下町に生まれて育ってみたいと憧れていました。

昭和３９年にヒットした青春歌謡曲・青春城下町♪のイメージなんですね～。

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大垣城 名所・史跡

大垣城「艮隅櫓」は昭和３４年に再建です、

また、乾隅櫓は昭和４１年に再建され平成２２年に外観が復元されてます。

現在の正門として「東門」から登城します、

幕末までは本丸は内濠に囲まれていた為に廊下橋で二の丸と結ばれていました。

では、城内へ入ります。

枝垂れ桜が満開です！、

日当たりが好いので桜前線開花便りは満開で、旅に出れると毎日が花見で何と幸せなことでしょうか～。

枝垂れ桜と天守を入れてツーショット！、

やはり城と桜の相性は他を圧倒する良さがありますね！、日本人にしか解らない風情と趣の世界です。

露出をスポットに切り替えて撮影しました、

やはりコンパクトカメラではこれが限界なのでしょうか？。

裏東門と桜のツーショットです、

女性の方が見上げるように桜の花を撮影されてます、好い写真が撮れました？。

天守の４階部分と桜をズームアップ！、

城と桜はまさに日本の春の景観そのものです。

東門と桜の花と旅人です、

コンパクトカメラですがプログラムモードで撮ってみました。

天守は戦災で焼失するまでは国宝だったそうです、

昭和３４年に４層４階の復興天守を再建し城下町大垣のシンボルとなりました。

折角なので入館していきましょう！、しかし、展示内容はが今一でした？…。

本丸西側広場に建つ「戸田氏鉄公騎馬像」です！、

家康の家臣として仕え関ケ原の戦い後は近江国・膳所藩主から摂津国・尼崎藩主を経て美濃国・大垣藩初代藩主として、藩の財政を安定させた功績が大きいようです。

戸田氏鉄公騎馬像 名所・史跡

旧本丸・二の丸を整備した「大垣公園」は城跡公園、

芝生広場・大型遊具・噴水などが整備されていますが、園内には約３０種類２００本の桜が植樹されており市内の桜の名所となっていますよ。

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大垣公園 公園・植物園

紅い色した桜って珍しいですね？…、

しかも色合いが余りにも鮮やかで燃えるように咲く情熱の桜でしょうか？～、香りもとても好いですよ！。

では、次の観光スポットは「大垣市郷土館」です、

随分と立派な建物の博物館ですが果たしてその展示内容は如何に？…、大垣城と共通券を購入したのでリーズナブルです。

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大垣市郷土館 美術館・博物館

入口の脇にも自噴井「麋城の井戸」が在りました、

解説の立札を読んでなるほど昔の人は真面目で商売熱心で偉い！、日本人の鏡ですと言いたくなるような好い話でした～、水音が心に響くなぁ。

自噴井(湧き水)26か所巡り 名所・史跡

市役所前の大通りを西へ「清水橋」まで来ました、

水門川沿いの遊歩道に「大垣城 清水口門跡」の解説の立札が立っていました。

おや？、ボートの軽快ななエンジン音です、

時代劇に出てくるような櫓を漕ぐ小舟のようなスタイルの現代版です。後方に観える立派なビルは大垣市役所です。

どこからか遊覧船が出ているようです、

古い町並みが残る城下町なら櫓を漕ぎながら遊覧して欲しいなぁ！、エンジンの音では風情も旅情も搔き立てないですからね？…。

参道の入口に在る桜の花が満開でした、

荘厳な山門とよく似合います…、「円通寺」は大垣藩主・戸田家の菩提寺ですが、山門以外は空襲で焼失してしまったそうです。

円通寺 (大垣市) 寺・神社・教会

水門川が右曲がりに二手に分かれます、

道路は6差路というややこしい交差点に成る「大垣八幡神社」前で橋上広場に成っています。
全国に在る八幡宮の総本山は大分・宇佐八幡宮と言われてます。

大垣八幡神社 寺・神社・教会

境内の中で朱色の鳥居が一際目立つ「大垣天満宮」です、

しかし、それ以外にも金刀比羅神社や大福稲荷神社に大垣八幡神社 出雲社・龍田・廣瀬神社など一か所にぎゅっと詰めたようで神様同士が喧嘩しないのでしょうか？。

境内の入り口付近に在る「大垣の湧水」です、

平成１６年に整備された新しい自噴井で地下１２５mから吹き出る井戸と四阿は記念事業整備によるものです。

自噴井(湧き水)26か所巡り 名所・史跡

盛り上がるほど水が湧き出ているのが判ります～、

飲用とは記されてませんが食事や洗いもの洗濯に清掃など様々な生活水として幅広く利用されて来たのでしょう。

水門川に架かる「武者溜橋」の上からの景観です、

橋上の両側にはプランターが置かれて季節の花々が綺麗に咲いてます。

しかし、水門川にはどれほどの多くの橋が架けられているのでしょうか？。

また、一隻エンジンを音を呻らせてやって来ました…、

二人一組での運行スタイルのようで昨今は安全面には特に当局の指導が厳しいようです。

龍の口橋の袂に遊覧船乗り場「おおがき舟下り」が在りました、

但し、春季のみ運行で花見シーズン限定として観光客に対応してるようです。

また、舟下り終了の後はたらい船下りがあるそうです。

水の都 おおがき 舟下り 祭り・イベント

なるほど舟下りは人力の竿で進むようです！、

これなら風情を感じながら旅情も感じ取ることが出来ますね～、そして、舟見酒があれば粋な計らいとなるのでしょうが安全上は無理です…。

乗船券売り場の案内を観ましたが～、

午前４運行・午後４運行で１運航の舟数は１０隻、所要時間は約３０分で定員数は１隻につき６名まで。
乗船料大人１２００、子供（小学生以下）６００円でお支払いは現金のほか電子マネー可能と今風でした。

出発しましたが中々旅情を掻き立てますね？～、

二人の船頭で竿をゆっくりと捌きながらガイドも付け加えて進めるのでしょうか！。

序に船頭が一節唄ってくれれば♪、尚盛り上がりすね～。

高岡橋辺りでＵターンして乗り場へ待機しています、

１運行１０隻なので６０名で一日８運行なら４８０名の定員なら売上は○○万円とはいい商売です…、なんて下世話な話ですね？。

水門川に架かる「外側橋」からの眺めです～、

流れる水の透明度が素晴らしく水中植物が青々と群生を成してます。市内の至る所から注がれる湧水だからこれほどの綺麗なわけですね。

ランチタイムは何を？で思い出しのが「不二家本店」です、

駅前通りから東へ入った通りの昔ながらのお好み焼屋で日曜日もやってました…、店前に来るとソースの香ばしい好い臭いが堪らないですね！。

＊詳細は不二家駅前のクチコミでお願いします

豚玉が焼きそばが迷いましたが？…、モダン焼きで勝負です！、

このしっかりとしたボリューム！、ソースの香ばしさが脳を刺激し過ぎて堪りませんね！。
しかも￥７５０とはリーズナブルな価格で味も変わらぬ旨さです！。

駅前通りのアーケード商店街まで戻って来ました、

朝よりも営業している店が多くてほっとする安心感があります…、日曜日なので人通りも増えるでしょうから商売繁盛です。

南北の駅前大通りと東西の宮町通り・平和通りが交差する高屋町交差点、

駅前ではバスやタクシーなどの交通量が多いところです、但し、高速バスなどは南へ４ｋｍほどの名神高速道路大垣ＩＣが在るのでそちらがメインでしょうか？。

駅前に在る老舗の菓子店「金蝶園総本家 大垣駅前本店」です、

観るからに老舗の風格が漂う和菓子屋で創業は江戸時代・寛政１０年、既に２２６年も続いてるから凄いですが、代表する銘菓は金蝶園饅頭や季節の和菓子です。

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金蝶園総本家 大垣駅前本店 グルメ・レストラン

自噴井の湧水を利用した店頭での実演販売です、

見るからに涼し気な印象を与える名物・水まんじゅう！、餡を葛と蕨粉で包みこんで猪口に入れて湧水で冷やしていただく水の都大垣の初夏の風物詩です。

店内のイートインコーナーでいただきました！、

水まんじゅうセット￥４５０と値上がりしましたね？…、一足早く夏の気分を楽しんで食しましょう！。
このつるんとした食感が何とも言えない癖に成る味ですね！。

通りをわった所にも可愛い自噴井が在ります、

楽し気にはしゃぐ幼児二人の像が微笑ましく噴水の如く湧水が沸き出ています。

市内には「自噴井２６か所巡り」も在り名水１００選にも選ばれています。

自噴井(湧き水)26か所巡り 名所・史跡

では、「大垣駅」からちょっとサイドトリップします、

３番線ホームから美濃赤坂線下り普通 １２：５２発 美濃赤坂行に乗車します。

東海道本線の支線として５ｋｍを結ぶ短線で支線部分はたった１．９ｋｍです。

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大垣駅 駅

たった２駅の終点「美濃赤坂駅」に１２：５９に着きました、

開業当時からの木造平屋建ては大正８年築でレトロ感に溢れています。駅前は何も無く徒歩５分で町中へ行けるそうです。

美濃赤坂駅 駅

折り返しホームから下り普通 １３：１２発 大垣行に乗車します、

これを逃すと次は１６：０７までありませんので３時間弱はちょっと時間を持て余します？。

終点の「大垣駅」に１３：１９に戻って来ました、

２番線ホームから東海道本線下り普通 １４：１０発 米原行に乗車します、終点で乗り換えてそのまま下り新快速 １４：５０発 姫路行きに乗車します。

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大垣駅 駅

高槻で乗り換えて「茨木駅」には１６：０６に着きました、

１１年ぶりに青春１８きっぷを利用して十代の頃を思い出しました…、旧国鉄周遊券を握りしめて全国を旅ばかりしていたあの頃を…、これを機に乗り鉄に目覚めるかも知れません？。

７日間のぶらぶら歩き旅もこれにて終了、ご拝読有難うございます！。

茨木駅 駅