子供を訪ねて2023（最終日　東京スカイツリー登頂　編）

2023/06/20 - 2023/06/23

息子の生存確認を兼ねた上京旅、最終日です。

昨日からの雨も上がり、今日はツァーに付いていた東京スカイツリーの展望台に初めて登る事にします。
カラッと晴れた････とは言えない空でしたが、地上350mの東京スカイツリー天望デッキからの眺めは爽快でした。

東京スカイツリーの建設が始まった頃から、幾度となく訪れていた場所ですが、最終日の前半は「初登頂　編」、後半は「堀切菖蒲園、亀戸天神　編」です。

追記：2024年4月6日に、NHKで放送された新プロジェクトＸで、「東京スカイツリー」建設工事＜高さ634mの天空の現場に挑んだ技術者と職人たち＞が放送されました。
長く同じ建築の世界に身を置いた私、改めて携わった技術者、職人さん方の努力に敬意を表したいと思います。

今回の全行程は次の通りで、全6部作の予定です。
旅行後10か月経って、ようやく全編の完成が見えてきました。
・1日目：池袋のランチと息子に「ゴチになります」↓
https://4travel.jp/travelogue/11845627
・2日目：江ノ島のしらす、鎌倉銭洗い弁天から紫陽花観賞（前・後半）↓
https://4travel.jp/travelogue/11891559
https://4travel.jp/travelogue/11891572
・3日目：角川武蔵野ミュージアム↓
https://4travel.jp/travelogue/11893146#google_vignette
・最終日：堀切菖蒲園、亀戸へ↓
https://4travel.jp/travelogue/11895087

エリア 浅草(東京)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.5
• グルメ: 4.0

• 同行者: カップル・夫婦（シニア）
• 一人あたり費用: 5万円 - 10万円
• 交通手段: 新幹線 JRローカル 私鉄 徒歩
• 利用旅行会社: JTB

10時前にホテルをチェックアウトし、メトロ丸の内線で東京駅に出て、荷物をコインロッカーに預けてから、総武線で錦糸町へ向かいます。

メトロ庵という初めての駅蕎麦で、朝食を頂いてメトロ半蔵門線で東京スカイツリーに向かいます。

そば処 めとろ庵 錦糸町店 グルメ・レストラン

錦糸町から押上へ移動し、東京スカイツリー、ソラマチに到着です。

この長～いエスカレーターは、スカイツリーに来たなと思う印象的な場所です。

東京ソラマチ (東京スカイツリータウン) ショッピングモール

先ずはソラマチをブラブラ散策です。

外国の観光客相手のお店が増えた気がしますが、人出は大分戻ってきたように思います。

東京スカイツリーの工事が始まった、2010年6月に初めて押上の駅に降りてから足掛け14年・・・。
幾度となく工事監督に来ましたが、展望台に上るのは初めてで、ワクワクしています。

好奇心旺盛の私が、東京スカイツリーに登らなかった理由は、開業時から結構混雑していて、待ち時間が長かった事もありますが、奥様は高い場所が苦手という事です。
ただ、今回利用したJR+宿泊セットに、展望台のクーポンが付いていたので、勿体ないからと奥様の説得に成功しました。

東京スカイツリー 名所・史跡

エントランスには、押上やその周辺地域の、人や文化、産業の歩みを、歴史年表や風景写真、映像で紹介されていました。

＊東京スカイツリーの進捗確認↓
https://4travel.jp/travelogue/10471065
https://4travel.jp/travelogue/10584260
https://4travel.jp/travelogue/11013710
https://4travel.jp/travelogue/11522894

直近では2021年に、ソラマチ31階の「天空LOUNGE TOP of TREE」で結婚記念日のランチでしたが、その時は地上150ｍ、今回は倍以上の高さです。↓
https://4travel.jp/travelogue/11729582

2012年5月14日のグランドオープンで、野村萬斎さんが展望デッキで披露した舞の衣装が展示されていました。

演目は「式三番叟　空木之式」という、諸々の邪気を払い開業を祝う特別な舞だったようです。

出発ゲートに誘導されると、EVが4基並んでいて、展望デッキまで約50秒一気に登っていきます。
エレベーターは東芝製で分速600m、時速換算では36km/ｈで、世界第6位のスピードらしいですが、40人乗りの大型でスピードも速いですが、揺れの少なさに驚きました。

東京スカイツリーは電波塔です。
東京タワー周辺では、超高層建築物が林立して電波が届きにくくなっていた事や、ワンセグやマルチメディア放送等を為、2000年頃から首都圏各地で新タワーについての誘致活動が始まり、2003年12月に600m級の新しい電波塔建設を求め「在京6社新タワー推進プロジェクト」が発足し、東京タワーを100mほど高くする案もあったようですが、2006年3月31日に「墨田・台東エリア」に決定しました。（私は東京タワー延伸案の方が、安くて良かったと思うのですが…。大人の事情があるのですかね。）

高さは634mで、世界第1位です。
建築物としては、PNB118に次ぐ世界第3位で、外観は日本の伝統的な美しさ曲線を意識し、「そり」「むくり」を取り入れたデザインと言われています。
また、高さは東京・埼玉・神奈川一帯の旧国名「武蔵国」＝634から取ったそうです。

地上350m、東京スカイツリー天望デッキからの眺望です。
全周に5mを超える大型ガラスで開放的な空間となっていて、天気が良ければ約70km先まで展望できるそうです。

開放的なだけに、私も下を見るのは少し怖かったです。

こちらから、もう一つ上の天望回廊へ行くことが出来ます。
350mからあと95m登って445ｍラインとなります。

今日は少し曇っていたので、東京タワーまで約8km位ですので、40km位の眺望ですかね。

天望回廊では、ディズニー創立100周年を記念したイベントを、4月20日から7月19日迄開催されていました。

魔法のフォトスポットや、天空のフォトスポット等々、ディズニーのキャラクターと共に、地上435mからの景色を撮影することが出来ます。

これらは夜景の方が、より鮮明に撮影できるように思います。

ちなみに東京スカイツリーも、11周年だそうです。

フロア445からスロープ状の天望回廊を上って行くと、最高到達点451.2m（ソラカラポイント）のフロア450に到着します。

天望デッキフロア350からは、シースルーの天望シャトルで登ります。
＊下りですが、外の動きで速さが分かります。↓
https://youtu.be/xcv4ungFBJc

私は、怖いなりに手摺の場所までは立ち入る事はできます。

ただ奥様は、反対側の壁沿いを伝い歩きするまでが、どうやら限界のようでした。
それでも、ガラス越しの展望回廊450ｍからの景色は良かったようです。

天望回廊から見えた、団地マニアの聖地と言われている「都営白鬚東アパート」の全容が見えました。
東京スカイツリーから、約3.5kmの距離にある全長1.2kmの建物は、高さ40mの防火壁です。

万一の場合、延焼を食い止め避難住民を火の手から守るのですが、関東大震災で火の手に追われ追い詰められ、隅田川に落ちて亡くなった方が約1万人もいた、という教訓から造られたそうです。

若干の怖さはあります。。。

天望回廊は、中央部が外に張り出しているので、自然に足元はギリギリまでガラスが迫ってきます。

また、2m x 3mのガラス床の部分もあり、割れることはないと、建築技術者としての知識では分かっているのですが、感覚的には不安が煽られますね。

バンジージャンプを、一度はやってみたいと思っているのですが････、無理かな。

東京スカイツリーから、無事降りてきて、東京スカイツリー周辺を少し散策します。

EVが万が一故障したら、中心部にある心柱の内部にある、避難階段で降りる事ができるらしいです。
外が見え無いので、怖さは少ないかも知れませんが、1階から地上450ｍの天望回廊まで、2,523段あるそうです。

私が体験した中で一番きつかった金刀比羅宮の階段は、奥社まで2,153段との事ですが、その上を行くんですね。

先ほどまで、ここに居たのですね。

EVが動いていて良かった････。

チケットには、近くの沖縄カフェ＆バー「OKIMORO」というお店で、マンゴージュース等と交換できる券も付いていました。

東京スカイツリーを眺めながら、北十間川添いのベンチで暫し休憩し、帰りの新幹線迄の時間を確認して「何処に行こうか。」と奥様と相談です。

最終日、前半これまで。

おきまろ グルメ・レストラン