子供を訪ねて2023（1日目　池袋のランチと息子に「ゴチになります」　編）

2023/06/20 - 2023/06/23

4月からの新しい環境に、バタバタしている私ですが、前の職場を退職した事で、1969年設立という（歴史的にはまだ短い会ですが）OB会の入会資格を得て、入会する事にしました。
この会は、地域ブロックや組織等々、枝葉が分かれていた系統を整理し、会員資格等を明確化し、一本化した事で活発化したように思います。

毎年開催されていた総会ですが、COVID-19の感染拡大により、ここ数年は中止になっていて、今回4年振りの開催との事で、中断していた間の入会者を含めて15人ほどが新入りという事で、挨拶がてら半年振りに上京する事にしました。

折角の上京ですので、奥様に「息子の生存確認を兼ねて行かない。」と声を掛けたところ、奥様の誕生日も近い事から、息子に祝ってもらおうか、と勝手に決めましたが、息子もOKとの事で、今回は息子プロディースの「奥様の誕生祝い」をメインにして、観光等は梅雨時でもあるので、天候を見ながら、今まで行った事のない場所を巡るという事にして、行き当たりばったりの旅となりました。

初日は、到着後にホテルに荷物を預け、池袋でランチを済ませ、私は総会へ向かい、奥様は「2～3時間位なので百貨店等を見ているゎ」、との事で分かれ、夕方に合流しホテルにチェックインしてから、息子が予約していた新宿に向かい、結構なご馳走を頂きました。

2日目からの行程は次の通りで、6部作の予定です。
完結の目途は分かりませんが、長～い目で見てください。
・2日目：江ノ島のしらす、鎌倉銭洗い弁天から紫陽花観賞（前・後半）↓
https://4travel.jp/travelogue/11891559
https://4travel.jp/travelogue/11891572
・3日目：角川武蔵野ミュージアム↓
https://4travel.jp/travelogue/11893146#google_vignette
・最終日：東京スカイツリー展望台、亀戸へ（前・後半）
https://4travel.jp/travelogue/11894692
https://4travel.jp/travelogue/11895087

エリア 池袋(東京)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.5
• ホテル: 4.0
• グルメ: 4.5

• 同行者: カップル・夫婦（シニア）
• 一人あたり費用: 5万円 - 10万円
• 交通手段: 新幹線 JRローカル 私鉄 徒歩
• 旅行の手配内容: ツアー（添乗員同行なし）
• 利用旅行会社: JTB

今まで、出張等を含めて上京するときは、殆んどが航空機利用でしたが、先週出張での上京は、会社の手配の関係もあって新幹線で、意外と（失礼）早く、身体も楽だったので、今回も新幹線利用としました。
新大阪近くの駐車場に車を預け、7時過ぎの新幹線グリーン車で快適な旅です。

東京駅から池袋に移動し、子供達がまだ小さい頃、2、3度来たことがある懐かしのナンジャタウンを見て、奥様と「30年位になるよね、まだあるんだ。」と話しながら、本日から3泊お世話になる、サンシャインシティ プリンスホテルに荷物を預け、JR池袋駅を目指します。

サンシャインシティ ショッピングモール

JR池袋駅迄は徒歩10分位でした。

一寸早いですが、夜のご馳走に支障ないようランチといたします。
予約しておいた、評判が良かった、隠れ家風のお店、隠れ房 池袋店で頂きます。

隠れ房 池袋店 グルメ・レストラン

大小さまざまな個室があり、私達が案内された部屋は「かまくら個室」と呼ばれている、本当に横手の「かまくら」のような空間で、周りを気にする事なく、ゆっくりと食事が出来ました。

奥様は、限定10食という、11品目のおばんざい御膳を発注、色々なおかずが少しずつ盛り付けられていました。
11品目の中でも、メイン的な位置付は、左下の煮込みハンバーグと左上のお刺身ですね。
おばんざいも美味しかったようです。

私は、総会後に懇親会があるので、軽めの3種魚料理の御膳を発注。。。

焼き魚、煮魚の組み合わせで、美味しかったです。

ゆっくりとできる空間なので、食後の珈琲とデザートを追加し、私の出発時間まで、今夜の事等々話をして、14時開始の総会会場のアルカディア市ヶ谷に向けて、13時半に退店です。

総会での挨拶も無事終了し、久し振りにお会いできた方々も多く、諸先輩方から「もう君もこちら側か」等、散々いじられました。

私は、一旦定年退職して新規採用という形で5年間勤務したので、今年の新会員より若干歳食っています。
後輩が同期になるという不思議な感覚でした。

2時間ほどの総会＆懇親会を終え、JR池袋駅に戻り、奥様と合流して百貨店等を少し歩きました。
池袋西武に、大好物の倉吉銘菓「打吹公園だんご」を発見、少し嬉しい気持になりました。

ホテルにチェックインし、約束の時間まで暫し休憩です。

此方のホテルに決めたのは、今回の目的地へのアクセスが便利という事が一番でしたが、快適に過ごすことが出来ました。

サンシャインシティプリンスホテル 宿・ホテル

1980年開業という、結構歴史のあるホテルです。
以前、この場所には「東京拘置所」があり、戦後「GHQ」に接収され「巣鴨プリズン」となっていましたが、小菅への移転を受け、1966年から副都心として再開発が進められました。

1978年に完成した建物は、地上60階 地下4階、海抜251mという当時アジアで最も高いビルでした。
今でも、部屋からの眺めは綺麗ですね。

部屋は、36階パノラマフロアのツインルームB、広さは20.7m2と広くはないですが、窓から見える景色は、池袋一の高さだけあって、凄く癒されました。

夜景も綺麗でしたね。

ベットはシモンズ社製で、ゆっくり休むことが出来ました。

水周りもコンパクトに纏まっていて、使いやすかったです。

では、19時の約束なので、そろそろ出発・・・。

したのですが、JR新宿駅で少し迷ってしまい、約束の時間に15分程遅れてしまいました。
地上に出ても、同じ場所をグルグル回り、携帯案内も電波が反射するのか、現在地が違うような。。。。

何とか、途中から息子に電話しながら、誘導して貰い到着することが出来ました。

私達のリクエストもあり、今日は寿司にしてくれました。

2021年3月開店の、すし寿さんです。
帰って調べたら、店主は銀座のミシュラン一ツ星店から独立された方で、結構お高いようですが、息子よ大丈夫か。。。
（幾つになっても、親目線ですねぇ。）

すし寿 グルメ・レストラン

このお店はコースのみで、また個室を予約してくれていたので、ゆっくりと美味しく、ありがたく頂きました。

最初は、長芋どうふ刻みわさび和え。
上品なお味です。

重厚で、高そうな平皿に、3人分を盛り付けて提供してくれました。
奥の横一列が息子側、手前が私と奥様への盛り付けです。

一皿目は、直ぐに溶けてしまう中トロ、私の大好きな鯵、一見変わっていますが
ゴマと粉醤油が掛かっていて、鯵に凄く合っていて美味しいです。

脂がのったノドクロ、口の中でとろけるようです。
すみイカは、包丁の入れ方が絶妙でコリコリの食感を、酢橘と塩でさっぱりと味わいました。

カワハギのお刺身は、濃厚な肝ソースで頂きます。

次は銀の丸皿での提供です。

トロタク巻き　海ぶどうといぶりがっこを巻いた創作太巻きで、色々な食感、風味がまじりあった複雑な味わいでした。

赤貝と、車海老。。。
特に車海老のプリプリ感と甘さ、普段海老はあまり食べない私ですが、これは美味しかったです。

次は、ミニイクラ丼です。
柚子皮の香りで、さっぱりとした風味になっています。

鰆の酒塩焼きです。

此方も見事な角皿で提供された、イシダイ、漬けまぐろ、雲丹、そして漬け炙り大トロです。

炙ると余計に味が良くなる感じがしますね。

ドリンクは、最初はビールで乾杯し、息子は途中から、お店で取り揃えている銘酒に変えました。

江戸切子のぐい飲みで頂きますが、切子の模様が綺麗ですね。

私、ガラス特に切子が大好きです。

リッと揚がった鱧フライ、口の感覚が変わりますね。

穴子です。

最後の皿は、干瓢巻きと稲荷干瓢、干瓢巻きを油揚げで包んだ稲荷寿司ですが、干瓢と稲荷は相性が良いように思いますね。
美味しかったです。

玉子は、焼かれていない茹たたまごで、トロントロンとした味わいになっていて、初体験の味でした。
中央はベッタラズ漬けです。

最後に出汁の効いたお味噌汁で、口をサッパリさせてくれます。

デザートは、きなこわらび餅。

握りがメインとなった、ボリューム満点のコースで、アレンジされたお寿司も数々あって、味わいだけでなく、見た目でも楽しめました。

お腹一杯、大満足です。

息子よありがとう。。。。

店を出て新宿駅で私達はJR、息子は京王線へ。。。

また美味しい料理食べさせてね。

Ver.1、ここまで。