ひたすら観光！インドネシア（３）ちょっと寂しいケチャ・ダンス ＆ ジンバランお散歩編

2024/01/13 - 2024/01/14

インドネシアの３つの世界遺産を訪れるツアーに参加しました。リゾートモードはゼロ、ひたすら観光した４泊６日の旅行です。

この旅行記は、２日目午後のウブド散策やケチャダンス鑑賞、３日目の朝にジンバランのビーチをお散歩したりした様子です。

＜旅程＞
1/12 10:10 KIX SQ619 16:05 SIN
17:45 SIN SQ946 20:40 DPS　（ジンバラン泊）
1/13 バリ島観光
　　　＊ティルタエンプル寺院　　　　（ジンバラン泊）
1/14 12:10 DPS GA253 12:45 YIA
ジャワ島観光
＊ボロブドゥール遺跡　　　　　（ジョグジャカルタ泊）
1/15 ジャワ島観光
　　　＊プランバナン寺院群　　　　　（ジョグジャカルタ泊）
1/16 9:50 YIA JT560 12:15 DPS
　　　バリ島でランチ
　　　20:15 DPS SQ945 22:55 SIN　（機中泊）
1/17 1:30 SQ618 8:35 KIX

エリア バリ島(インドネシア)

• 航空会社: ガルーダインドネシア航空

この旅行記は、『ひたすら観光！インドネシア（２）世界遺産 ティルタエンプル寺院 & キンタマーニ絶景編』からの続きです。
https://4travel.jp/travelogue/11887080

テガラランの棚田を見た後、ウブドにやってきました。

ウブド王宮 (プリ サレン) 城・宮殿

町の中心にあるウブド王宮。現在も敷地内にスカワティ王家の子孫が住んでいるそうです。

ここを集合場所に、しばしの自由時間が与えられました。

王宮のすぐそばにあるウブド市場。やたら新しげなオブジェだと思ったら、2023年4月に地上2階、地下1階の近代的な建物に生まれ変わったようです。

ウブド市場 市場

これはどなた？　→　Tjokorda Gde Agung Sukawati (1910～1978)

Wikiによると、チョコルダ グデ アグン スカワティは、ウブドの観光と芸術の発展に尽力したことで知られるウブドの王だったそうです。

市場の地階は地元民のための朝市、地上階は観光客向けのおみやげ物屋です。雑貨を少々買いましたが、製品のクオリティはツアーで連れて行かれるお土産物屋で売られていたものより低かったです。けど、旅の記念になれば良いのでそんなの気にしない（笑）定価がないので適当に値段交渉して、納得できれば買いましょう。

現金は現地ガイドに両替してもらいました。1インドネシアルピアは0.0095 円程度。超ざっくりの計算で0を2つ取れば日本円になるような感じ。

通りをぶらぶら歩いてみたけど、びっくりするぐらいどの店も同じ物を売っていて、特に欲しいものはありませんでした。

20年以上前、初めてバリに来た時は、ネコがソファに座って釣り糸を垂れているオブジェがやたらと売ってたけど、今回は全く見なかったような。

ちなみに、初めてのバリはウブドとジンバランに泊まりました。ウブドでは当時開業してまだ間もなかったMaya Ubud Resort & Spaに宿泊（写真を引っ張りだしてみた）。エステと買い物しかしてなかったような。
https://mayaresorts.com/ubud

マヤ ウブド リゾート & スパ ホテル

集合場所に戻ってきました。

良い天気で暑いです。

ケチャダンスの会場がある寺院へ移動します。

Pura Puseh Batubulan
10世紀に建てられたヒンドゥー教寺院。バリ島の村には少なくとも3つの寺院があり、プラ・プセは祖先をあがめる寺院だそうです。

近くに寄ってみた。

バロン（バリ島に伝わる獅子の姿の聖獣）ですかね？面白い彫刻ですねぇ。

猿ですか？？

このスカルまみれの彫刻は何？？

敷地内のダンス会場へ。

午前中はバロン（バリ島三大舞踊のひとつで、善と悪の象徴として獅子の形をした聖獣バロンと魔女ランダの戦いをガムランの調べにのせて描いたもの）のショーがあるんですね。夜はケチャ＆ファイヤーダンス。

仙人のようなおじいさんが火をともして準備完了。

「チャッ、チャッ、チャ」という声とともにおじさん達が登場。黒と白の格子柄の布はバリ島でよく見かけますが、魔除けの意味があるようです。

あ、さっきのおじいさんだ。

ケチャは寺院の儀式に奉納される宗教舞踊の「サンヒャン」から派生したもので、このような形式になったのは1930年代以降のこと。意外に新しいのね。

『ラーマーヤナ』のストーリーに沿って進行します。ラーマ王子とシータ姫が登場。

男たちは猿に扮しているらしい。花を挿しているのがかわいいね。

黄色い衣装は黄金の鹿です。

鹿を捕まえにいくラーマ王子。

悪の大王ラワナ現る。シータ姫をアレンカ宮殿へと連れ去ります。

あ、ワンちゃんが横切った( *´艸｀)
舞台上の男性、思っていたよりは人数が少なかったんだけど、オーディエンスの数が舞台上にいる人より少なくて・・・なんというか、ちょっとお気の毒なレベルの観客数だったんです(ﾉ)･ω･(ヾ) いつぞやのサンバショーよりかはマシだったけど・・・。

関連旅行記：『姪っ子ちゃんの夏休み 2016　いろいろ心配なブラジリアンパーク 鷲羽山ハイランドに行ってきました』
https://4travel.jp/travelogue/11154008

ラーマ王子の使い、白い猿のハノマンが現れます。

その間ずーっと「チャッ、チャッ、チャッ、ケチャケチャケチャ・・・」と合唱が続きます。

悪の大王ラワナの息子メガナダ（？）

メガナダと戦い、魔法の矢で射られたラーマ王子。

そこへガルーダが王子を助けにやってきて、猿の王様スグリワが援軍を伴って現れ、勝利します。ラーマ王子はシータ姫を連れてアヨディア宮殿へ帰り、いつまでも幸せに暮らしましたとさ、というストーリー。なんだけど、これが1時間も続いて正直見るのに疲れました！

ケチャダンスの後、サンヒャンのドゥダリダンスが行われました。サンヒャンはバリ島に伝わる、悪霊や病気を避け、村人の健康と幸せを守るための神聖な儀式の踊りです。「ドゥダリ」は天使の意味で、サンヒャン・ドゥダリは2人の少女が踊るトランス・ダンスです。処女であることが最も重要とされているとのことで、とても幼いダンサーでした。（疲れ切って写真なし）

最後に、サンヒャン・ジャランダンス（ファイヤーダンス）。トランス状態に入った少年（ではなかったけど）が、ジャランと呼ばれる馬の模型にまたがって、燃えさかる椰子の殻の上で踊るダンスです。こちらは短い動画でどうぞ。
https://www.youtube.com/watch?v=gR8gQoqfcRM

すっかりくたびれて出てくると、彫刻がライトアップされていました。ディナーのレストランはサヌールにあるようです。初めてバリに来た時、サヌールでダイビングしたと思うんだけど、全然たいしたことがなかったような気がする・・・。

Massimo
https://massimobali.com/

サヌールで大人気のイタリアンレストラン。ジェラートを買い求める人の行列ができていました。

マッシモ イタリアン

店内＝外と一緒なので、暑いったらありゃしない（汗）
サービスで出てくるゼッポリーニをつまみながらビンタンビールを。

ツアーのお食事は3コースでメインをお魚かお肉でチョイスするもので、具だくさんのミネストローネスープ、トマトソースのお魚、ジェラートをいただきました。ジェラートはいたって普通だったけど、これのためにそんなに並ぶ？ってぐらい、ローカルの若い子達が行列してました。レストランのお客はサヌールらしく、欧米系の人が多い感じだったかな。

遅い晩ご飯だったので、ホテルに帰ってシャワーを浴びておやすみなさい。

＜3日目＞
おはようございます。ホテルのレストランでブッフェの朝食を。前日とは少し違うお料理がありました。

出発がゆっくりなので朝食後、お散歩に出かけます。

プルメリア、かわいい*:.｡.:* ﾟ( n´∀`)nﾟ*:.｡.:*

建設途中？香港の足場とはまた違った竹の使われ方ですね。

ホテルから一本道でビーチに行けます。ワンちゃんがお散歩してました。

立派なおうち。

この道路を渡って・・・

ビーチの出入口。

野良犬さん（？）の集い。

ケドンガナン・ビーチ
ホテルからぶらぶら歩いて15分ぐらいで到着。

夜にはシーフードバーベキューのレストランがオープンするのかな。

母はこういうのを見ると写真を撮ってほしがるタイプ（笑）

大昔の写真、再び。アヤナリゾートになる前のリッツに泊まって、ジンバランビーチでサンセット＆シーフードディナーを楽しんだ思い出。ちなみに、リッツに泊まったものの、レストランのお値段が高すぎて困ったような・・・海辺のスパは良かったような、遠い日の記憶。

もうちょっときれいにしてほしいね・・・。

ちょっとわかりにくいのですが、遠くにバリ島の新たなシンボル「ガルーダ・ウィスヌ・クンチャナ像」が見えています。最終日に見に行く予定です。

ホテルに戻ります。

ホテルとビーチをつなぐ細い道は生活道路のようで、バイクがしょっちゅう通り抜けてました。（まあまあ危ない）

翻っている黄色い旗は、2月に行われる大統領選挙の絡みで、支持する政党(Golkar)を表しているものでした。

これは何のお花でしょうか？

このエリアはGolkarを支持する人が多いようです。

ホテルのルーフトッププールをチェック。夕日が見えて、なかなか良さそう。

インフィニティ・プールというやつですかね？

ジンバランの町並み。

先ほどビーチから見た「ガルーダ・ウィスヌ・クンチャナ像」をズームで。

今からジャワ島に移動します。

ウォーターマーク ホテル アンド スパ バリ ホテル

空港からも「ガルーダ・ウィスヌ・クンチャナ像」が見えました。そういえば、初日に到着するとき、ライトアップされている物体を見たような気がしたけど、これだったのかも。

デンパサール国際空港 (DPS) 空港

空港にも割れ門。

ガルーダ・インドネシア航空でジョグジャカルタへ。バリ島の現地ガイドさんとは一旦お別れ。

初ガルーダかも。

コーポレートカラーは「ガルーダ・ブルー」、「ガルーダ・アクア」、「ガルーダ・グリーン」で、各々インドネシアの美しい「空」、「海」、「豊かな自然」を象徴しているそうです。

あれもガルーダ？オレンジ色もあるのかな？

バティック・エア
インドネシアのLCC、ライオン・エアが運営するフルサービスキャリア。ん？普通逆じゃない？尾翼のバティック柄がかわいい(*^_^*)

バリ島には2日後に戻ってきます。

窓側席なので写真多め( *´艸｀)

短いフライトですが、スナックが出ました。

ジャワ島上空。

ジョグジャカルタに到着。2016年に建設された新しい空港です。

全然かわいくないキャラクターがお出迎え。ジャワ島のガイドさんと合流してジャワ島観光スタートです。

ジョグジャカルタ国際空港 (YIA) 空港

pacorin的この旅のハイライト、ボロブドゥール遺跡に訪れますよ。その様子は次の旅行記で('ω')ノ

この旅行記へのコメント （2）

• RL-JPNさん 2024/03/13 00:43:40

  ガルーダ・ウィスヌ・クンチャナ像

  pacorinさん　こんばんは。
  バリ島旅行記楽しく拝見してます。
  
  自分とは全く違った観光旅。
  ケチャダンス、自分は１０年くらい前にウルワトゥ寺院で見ましたが、
  そういえば、そんなストーリーだったかなーと懐かしく拝見しました。
  ガイドさんが解説してくださるんでしょうか。
  自分はプライベートツアーで一人で見たので（笑）解説は隣にいた日本人観光客のガイドさんから流れてくるのを参考に（笑）
  
  そう、観光で来られているから、あの巨大な、あちこちから見えていたガルーダ・ウィスヌ・クンチャナ像にもいかれるんだろうな（自分、気にはなりつつも、横を素通り）と期待してましたが、あれ、ガルーダで移動？と思えば、またバリ島へ帰ってくるのですね。
  最終日の旅行記まで楽しみに待ってます！

  pacorinさん からの返信 2024/03/15 00:55:50

  Re: ガルーダ・ウィスヌ・クンチャナ像

  RL-JPNさん、こんばんは
  
  今回はひたすら観光地を訪れ、ツアーで必須のどうでもいいお土産物屋に連れて行かれるだけの旅行でしたが、雨期の割にお天気には恵まれたかなと思っています。残念だったのは食事。好きなメニューが食べられないのはストレスでした(>_<)
  
  ケチャダンスは日本語の解説が印刷された紙（何回もコピーしてすりきれたような文字の・・・笑）をもらったんです。大体場面が切り替わるところで写真を撮っていたので、なんとなくそれにかぶせてみました。ウルワトゥ寺院だとサンセットも見られたんですよね？
  
  ガルーダ・ウィスヌ・クンチャナ像、パーク内のレストランでランチをしたのですが、像はちょっと離れたところから眺めただけなんです。内部は展望台になっているようですが、入場はしていないのであんまり期待せずにお待ちください（笑）
  
  pacorin