11月の夏休み2023 #01 初日　羽田空港→稚内

2023/11/17 - 2023/11/17

毎年恒例の遅い夏休みの旅行記です。

今回は北海道。それも1度も行った事のない最北端から道東経由で新千歳空港までレンタカー移動します。

妻の休暇の都合で、旅の前半のみ同行します。
後半は一人旅になります。

エリア 稚内(北海道)

• 同行者: カップル・夫婦（シニア）
• 一人あたり費用: 5万円 - 10万円
• 交通手段: レンタカー ANAグループ 徒歩

11/17(金)。
西武線の所沢駅を朝6時40に発車したバスは、8時50分に羽田空港第2Tに到着しました。

所沢駅 駅

毎年、リュックだけで10日前後の旅行に出かけますが、今回は日本最北端の場所へ出かけます。

なので防寒具が必要になりそうなので、Sサイズのキャリーバッグを持参したので荷物を預けます。

羽田空港 第2旅客ターミナル 空港

久々に荷物を預けようと思ったら、セルフ式全自動になっていました。

スマホで情報を読ませて、荷物を置くと重量を計測して、OKだったら画面右下にベロっとタグが出てくるので、それを取っ手部分に付けてやると、荷物が向こう側に倒れてベルコンに乗って運ばれていきます。

羽田空港(東京国際空港) 空港

でも妻の分は何回やってもうまくいきません。

ANAの係員さんがやってもうまくいきません。
その後、係のお兄さんが10回くらい試行錯誤して、ようやく預入完了しました。

これからの人出不足解消には必要なのでしょうが、まだまだこれからのシステムですな。

8月の広島旅行 https://4travel.jp/travelogue/11851017 の時もそうだったのですが、A・B・C・Dと4か所ある保安検査場のうち、何故かCが閉鎖されていて、その影響でDがめちゃくちゃ混んでいます。

https://www.ana.co.jp/help/dms/help_ck_s_hnd_gate.html
　　↑この図で見ても、現地の案内図でも「６２～７３搭乗口の方はD検査場をご利用ください」となっているのですが、あまりに混み過ぎていて、６２～６５までの方はB検査場に向かわされていました。

ここも人手不足なのでしょうかね？

しかもまたしても一番端っこの６８番からの搭乗なので、結構歩きました。

おまけに強雨ですが、10時40分、稚内空港へ向けて飛び立ちます。

当たり前ですが、雲の上は快晴です！
この調子で行ってくれないかなぁ…

…と思いましたが、現地はまあまあ強い雨でした。

12時35分。
定刻に稚内空港に到着し、レンタカーカウンターに行きます。

稚内空港 空港

送迎バスに乗って、ニッポンレンタカーの車両基地に来ました。

場内のあちらこちらに「シカに注意！」のポスターが貼られています。
受け渡し時にもシカについて念押しされました。

本当に注意です。

今回の相棒はこちら、スズキ・ワゴンＲです。

道路脇には、先週(11/11～12)にかけて降った雪が積もっています。
ニュースによると「11日から12日午前７時までの24時間に33センチの雪が降り、1999年の統計開始以来、11月としては最も多い記録となりました。」との事です。

凄いですねー。


旅行に先立って「教えて！トラベラー」にてアドバイスを頂いたので、FFではなく雪道に強い4WD(とはいってもジムニーみたいな本格的なヤツでは無い)をセレクトしました。

アドバイスを頂いた4トラ会員の皆様、改めて御礼申し上げます。

レンタカーの外気温計は７℃を示しています。

雨と風さえなければ、そこまで寒くありません。
が！風が強いです。

最初の目的地です。
マクドナルド・40号稚内店です。

ここは日本最北端のマクドナルドの店舗になります。
雪だらけでドナルドも寒そうです。

一緒にベンチに座って彼と語らおうと思ったのですが、雨でビチャビチャなのでやめておきます。

続いてノシャップ岬に来ました。

ノシャップ岬 自然・景勝地

途中、ノシャップ公園には大勢の野良シカがいました。
これは地元の方が「要注意！」というのに納得ですね。

ここに来れば礼文島と利尻島、そして見事な利尻富士が見られると聞いていたのですが…

ご覧のように強い雨にドン曇りの空、そして猛烈な強風です。
持参してきた傘が壊れてしまいました。

ノシャップ岬 自然・景勝地

すぐ隣のノシャップ寒流水族館も寂しそうです。

長居はできません。
退散します。

ノシャップ寒流水族館 動物園・水族館

稚内港北防波堤ドームに来ました。

稚内港北防波堤ドーム 名所・史跡

あまりよく知らなかったのですが、こちらの漫画 https://www.city.wakkanai.hokkaido.jp/files/00002500/00002512/mangadome.pdf を読むと、樺太と稚内との関係や、どうしてできたのか等がわかります。

ギリシャ神殿のような柱から見えるのは、本日の宿「サフィールホテル稚内」です。

サフィールホテル稚内 宿・ホテル

昭和11(1936)年に完成し、昭和56(1981)年に新しくしたそうなので、それから40年以上経ち、あちこち劣化してきています。

なので現在修復工事中です。

ここに稚内桟橋駅があった頃に走っていたSLの動輪が展示されています。

その横の北防波堤ドーム公園には、昭和の大横綱・大鵬幸喜の上陸記念碑も建っています。

母親が倒れてこの地に下船しなければ、ソ連の潜水艦によって撃沈されていたそうで、運命の巡りあわせを感じますな。

私が20代の頃には一代年寄・大鵬親方として協会理事で活動されていた事や、後に賭博事件で解雇・離婚される貴闘力氏が娘婿になったりしていましたね。

大鵬幸喜上陸の地記念碑 名所・史跡

寒くなってきたので、ちょっと早いですけど夕食にします。

海鮮炉端うろこ亭にやってきました。

海鮮炉端 うろこ亭 グルメ・レストラン

まずは名物のたこしゃぶを定食(\2,300/税込)にて注文しました。

大きなミズダコの足をスライスしたものがドドーン！と出てきました。

シャブシャブして頂きます。
う～ん、美味です！

真ホッケ焼き(\1,000/税込)も注文しました。

首都圏の居酒屋さんで「ホッケ」といえば、大体「シマホッケ」が出てきますが、そこは北海道です。
ちゃんと「真ホッケ」が出てきます。

しかもこちらのお店は、地元・稚内で獲れた水産物を出してくれるのです。

最後は定食に付いてくる麺を出汁に投入！

余すところなく たこしゃぶを堪能いたしました。
ごちそうさまです。
移動します。

道の駅わっかないを兼ねる、JR稚内駅にやってきました。

道の駅 わっかない 道の駅

終着駅らしい車止めのある景色、好きです。

稚内駅 駅

ここが日本最北端の線路です。

日本最北端の線路のモニュメント 名所・史跡

昔はここから先ほどの稚内港北防波堤ドーム横の稚内桟橋駅まで線路が延びていたのでしょうね。

駅前ロータリーに停まる宗谷バスも、かつて東急グループだった名残で、首都圏でもおなじみの東急バスのカラーリングになっています。

宗谷バス 乗り物

建物内にも以前線路だった形跡が残っています。

このような看板もありました。

お土産等を買った後、同じ建物内にセコマがあるので行ってみます。

北海道名物のようかんパン&ちくわパンを発見！

さらにセコマのオリジナルカレンダーも発見しました！
100円なのに中々なクオリティーです。

職場のデスクに飾る用に購入しました。

１７時半、ホテルに着きました。

サフィールホテル稚内 宿・ホテル

入り口付近に、服に着いた雪を払う道具が置いてあるのが最北端の町っぽいですね。

明日も朝早いので、本日はここまでです。
おやすみなさーい。


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