2023/10/30 - 2023/10/30
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kojikojiさん
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10月6日にイスタンブールから戻って、自宅に帰ってからコロナの抗体検査を行うと見事に陽性でした。1週間ほど自宅で自主隔離していると食欲が半減して、1日1食という日々が月末まで続くと6キロほど体重が落ちてしまいました。体調が戻った月末から阪急交通社の「This is モンゴル5日間」というツアーに参加しました。モンゴルは昔から気にはなっていましたが、距離のバリには航空券もツアーも高いというイメージがありました。ところが今回のツアーは4泊5日でミアットモンゴル航空の直行便で、現地の観光も含んで119,800円という安さです。申し込んだのは初夏のころでしたが、その後の7月中旬から2か月間でTBS系の日曜劇場で「VIVANT」が放送されました。初回の放送を見ていると「スフバートル広場」や隣接する「国立オペラ劇場」が舞台になっていました。申し込み前は「行きたくない。」と言っていた妻も「カシミヤのブランド「GOBI」の店があるよというと心が動き、テレビの番組を見てすっかり行く気になっています。モンゴルへ行きたいと思った原点は昔読んだ司馬遼太郎の「街道をゆく/モンゴル紀行」とその足跡をたどるNHKの同名の1997年の番組でした。そして椎名誠の「草の海/モンゴル奥地への旅」ででした。司馬遼太郎はソヴィエト時代のハバロフスクでモンゴル領事館で苦労しながら入国を果たしていますし、その当時と現代とでは格段の差がありますが、新たな国に足を踏み入れてみたい衝動もありました。出発の日はいつものようにリムジンバスで成田空港へ向かいますが、高いリムジンバスを予約してしまい、1人1500円で行けるところを3,600円/人支払ってスタートからつまずきます。久し振りの成田空港の団体カウンターで手続きをするのですが、時間が早すぎて手続きが出来ません。仕方ないので上のフロアにある「KAMI-HIKOKI」で早めのランチを済ませます。カウンターに戻って手続きをした後に航空会社のカウンターへ進むと物凄い列になっていて1時間ほどかかって順番が来ます。ダメもとで左側の窓側をお願いすると意外に簡単に席は取れました。免税店で買い物も無いので早めに搭乗口に向かいますが、ウランバートルからの瓶がディレイで搭乗時間が3回ほど変わり、搭乗時間は最終的に午後4時30分でした。乗客の多くはモンゴルの観光客でしたが、飛行機に慣れていないのか乗る前の列はある種のカオス状態でした。離陸すると太陽が沈むくらいの時間で、富士山が赤く染まっています。2時間早ければきれいな景色が見られたのにと思いながらも、夜景になった東京上空からは東京タワーが見えたり、富士山も何とか見ることが出来ました。6時間のフライトでは韓国上空から中国の遼寧半島辺りからウランバートルへ向かいます。時差が1時間あるので午後9時過ぎにウランバートルの「チンギス・ハーン国際空港」に到着しましたん沒を持って表に出ると現地の旅行会社のガイドさんが2名来ていて、同じツアーではありますが、バス2台に分乗して乗り込みます。車内では簡単なオリエンテーションを受けて、1人5,000円分の両替をします。通常空港で両替するよりもレートは良いのですが、ここではあまりよくはありませんでした。5,000円が105,000トゥグルグでした。表はすでに真っ暗ですが、この季節最初の雪が降ったようで、小雪も舞っています。飛行機が遅れたのは雪のためだったとここで初めて知りました。頭の中では緑の草原を勝手にイメージしていましたが、この先どうなるかちょっと心配になります。特に靴はメレルのスリッポンなので、滑ることは必至です。1時間ほどでウランバートル市内の「東横インウランバートル」チェックインします。バスの車内でフラワーホテルのサンドイッチと水を1本貰い、ホテルでもミネラルウォーターを1本づついただきます。部屋に入ってサンドイッチを食べてベットでくつろぎ始めると右脇腹に攣るような痛みが出てきます。最初は筋肉痛かと思っていましたが、どんどん痛みは強くなり、途中から尿管結石だと分かってきました。過去に2回救急車を呼んでいるのでその痛さは良く知っています。妻からロキソニンを貰って飲みますが、ボルタレンの座薬くらいのものが無いと痛みは和らがないのはよく分かっています。脇腹をマッサージしながら貰ったミネラルウォーターを立て続けに飲み続け、気を紛らわせるためにネットで病院へ行った時のために症状を英訳したり、カードの保険を利用できるかとか連絡先も調べておきます。午前0時から6時間で過ぎたころにポロリと2ミリほどの石が出て、そのとたんにそれまでの痛さは消え去りました。そして、同時にツアー2日目の朝がやってきました。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.5
- ホテル
- 4.0
- グルメ
- 4.0
- ショッピング
- 4.5
- 交通
- 4.5
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 一人あたり費用
- 10万円 - 15万円
- 交通手段
- 鉄道 観光バス 徒歩
- 航空会社
- ミアットモンゴル航空
- 旅行の手配内容
- ツアー(添乗員同行なし)
- 利用旅行会社
- 阪急交通社
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この3年間の習慣で旅のスタートは池袋のメトロポリタンホテルからリムジンバスに乗るという固定観念が生まれてしまいました。西口からは1,900円(事前予約で1,500円)の関東バスやウィラーエクスプレスのバスがあるのを忘れていました。ということで3,600円づつ支払ってバスに乗ります。
ホテルメトロポリタン 宿・ホテル
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以前は日暮里からスカイライナーで成田空港へ行っていたので、リムジンバスを利用するのは初めてかもしれません。バスはサンシャイン・プリンスホテルなどを経由して高速に乗ります。
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竹橋の「東京国立近代美術館」の脇を通ったので、戻ったら「棟方志功展/メイキング・オブ・ムナカタ」を観に行かなければと思います。桜田濠と皇居を眺めながら紅葉はまだだなと感じます。
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芝公園のそばでは青空に東京タワーがきれいに見えました。
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3本マスト練習船船「海王丸」が見えてきました。
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久し振りにレインボーブリッジを渡ります。
レインボーブリッジ 名所・史跡
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勝どき辺りの高層マンション群もきれいに見渡せます。
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その隙間に「スカイツリー」を見つけました。
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「有明スポーツセンター」のキノコの様な建物の体育館棟と、カマボコの様な建物のプール棟を通過して成田空港へ向かいます。この先は眺めて面白い景色はバスの左側にはありません。
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午前11時40分にターミナル2に到着しました。集合時間は午後1時30分なので早すぎますが、早く手続きが出来たら航空会社の手続きも済ませようと思っていました。
成田空港第2ターミナル 空港
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久し振りのターミナル2です。団体カウンターに向かいますが、さすがに早すぎたので上のフロアでお昼を食べることにします。
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特に何が食べたいというものはありませんでしたので「KAMI-HIKOKI」というセルフのファミリーレストランに入ってみました。お値段がお手頃ということが選んだ理由でもあります。
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妻はカツカレーが食べたかったようです。
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イスタンブールから戻ってコロナに感染していることが分かり、完治した後も後遺症なのか食欲があまりありませんでした。ここに来てようやく体調も元に戻ってきたので久しぶりに鳥の唐揚げを選んでみました。
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そしてレモンサワーで乾杯します。食事から戻ると旅行会社のカウンターが開いていたので手続きを済ませます。今回43名の参加者で、バスは2台になるということです。20名くらいであれば1人で2席使えるので移動中もストレスがありません。
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旅行会社のカウンターの後は航空券の控えを貰って航空会社のカウンターに向かいます。これがものすごい人の列で手続きを澄ますまで1時間ほど並びました。ミアットモンゴル航空はワンワールドの航空会社ですが、コードシェア便でも見あっとで購入した航空券ではJALのマイルは積算できませんでした。座席は左側の窓側から横並び2席でお願いしたら取れました。
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羽田空港でお世話になっている自動運転モビリティが成田空港にもありました。82番搭乗口まではかなり歩くのですかさず座って番号を打ち込んでいます。
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午後3時30分発のミアットモンゴル航空OM502とJALとのコードシェア便です。この後20分ディレイになり、40分のディレイに分かり、最終的には1時間遅れとなりました。
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左の窓側だと富士山がきれいに見えるだろうと思って座席指定しましたが、搭乗する前に陽は落ちてしまいそうです。コクピットの下に書かれた「Guyuk Khaan(グユク・ハーン)」はモンゴルの第3代皇帝の名前です。モンゴルの初代皇帝はチンギス・ハーンで、その三男のオゴデイの長男として生まれたのがグユクだそうです。
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ウランバートルからの便が遅れたのはこの日ずっと雪が降っていたからだと知ったのは到着してからのことでした。
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この頃の頭の中にはまだ緑色の残った広大な大草原のイメージのままでした。
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成田空港の開港は1978年で、すでに45年が経過しています。出来た当時は大きくてきれいな空港といったイメージでしたが、時を経過するにつれて最新鋭のデザインと機能を持った空港がたくさん出来てしまいました。3週間前に利用したイスタンブールの空港とは比べられません。
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空港に隣接する「東横イン」の建物にもネオンが灯りました。今回のツアーではウランバートル市内の「東横イン・ウランバートル」に4泊します。
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ANAの国際線に搭乗するのは12月下旬のインドの旅です。コロナ禍のマイレージの救済も24年3月で終わってしまうので、そろそろ溜まりに溜まったスターアライアンスのマイルを使わないとなりません。
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離陸して高度が上がる前にシルエットになった富士山の姿を写真に撮っておきます。北斎もこのような富士山を見て「赤富士」を描いたのでしょうか。
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ぎりぎり富士山を見ることが出来たように思います。あと1時間早かったらまた違った富士山が見られたのだと思います。
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離陸した機体は大きく旋回をはじめ、高度を上げていくようです。
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シルエットになった富士山は見納めで、しばらくは逆光の闇の中に埋もれてしまいました。
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都内上空に差し掛かるとポツンと赤い棒が見えました。
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想像通りライトアップした「東京タワー」でした。合われれ「スカイツリー」も探してみましたが、ここ迄目立たないライトアップなので見つけることは出来ませんでした。
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東京都内が手に取るように見渡せました。1時間遅れたせいで見られた景色かもしれません。
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目を凝らすと薄っすら富士山が見えました。肉眼で見るよりもデジカメの方が優秀です。山梨県側から富士山と駿河湾を見渡していることになります。
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名古屋の北側を通過するとドリンクサービスが始まりました。早いお昼を食べてしまったのでお腹はペコペコです。
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モンゴルのナイスレル(Niislel )社のスーパーライトを貰いました。そして続いて夕食がサービスされます。
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料理はビーフかチキンの選択でミュー表などはありません。成田で積み込まれた料理なので味は良いです。ポテトサラダには小エビとトマト、メインはビーフハンバーグと摩周ポテトと人参とブロッコリー、少し薄味なので塩と胡椒で味を調えます。
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チキンはあんかけになっていてチキンと南瓜や里芋などの根菜類から野菜まで盛りだくさんです。妻が「食べてみる?」と尋ねなかったので美味しいのだと思います。
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デザートは栗見に抹茶のチョコレートがコーティングしたもので甘いミルクコーヒーによく合いました。
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食事に気を取られている間に韓国の上空に差し掛かったようです。往路の機体は中央通路の3人掛けが左右にあるボーイング737-800で、シートテレビは無いので位置がつかみにくいです。
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司馬遼太郎は少年のころから北方の非漢民族の興亡の歴史や広大なユーラシア大陸に広がる大草原、シルクロードなどに憧れとロマンを抱いていた司馬は文壇デビュー前に「ペルシャの幻術師」や「戈壁の匈奴」などの短編を書いています。日本とモンゴルが国交を回復した翌年に、30年来憧れてきた地に、「お伽の国にゆく感じ」で向かうことになり、新潟で1泊して ハバロフスクのヴォストークホテルで1泊、 イルクーツクで1泊してウランバートルに入ります。
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その時代を考えると憧れと共に恐ろしさも感じますが、現在は6時間弱のフライトでウランバートルまで行けてしまいます。
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中国の領空に入ると薄い雲が立ち込め、その下にある街の光がぼんやりとした走馬灯の明かりのように見えました。
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日本とモンゴルでは時差が1時間あり、現地時間の午後9時過ぎに「チンギス・ハーン国際空港」に着きました。滑走路は凍てついていますが、パイロットの操縦はとても上手で、着陸すると機内では拍手が鳴りやみません。ふた時代前のアエロフロートに乗っている気分になります。モンゴルはソヴィエトに次いで2番目の社会主義国家でもありました。
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荷物をピックアップして到着ロビーに出ると2名のガイドさんが待機していて、我々のブルーバッチともう1組のイエローバッチの人数を確認します。2台のバスに分かれて乗りましたが、このブル0-チームで良かったのはこの先の旅で実感してきます。
チンギスハーン国際空港 (ULN) 空港
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40人乗りのバスに20名程度なので1人2席を使うことが出来ました。もちろんご夫婦で並ばれる方もいらっしゃいます。車内では簡単なオリエンテーションがあり、夜食のお弁当のサンドイッチとミネラル・ウォーターが配られます。そして5,000円を105,000トゥグルグで両替してもらいます。通常ツアーの両替はレートが良いことが多いのですが、ここではあまり良くないような気がしました。
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焼き1時間の移動でウランバートル市内に入り、4泊する「東横イン・ウランバートル」にチェックインします。カウンターでは毎晩ミネラル・ウォーターが1本貰えました。wi-fiは部屋でも普通に使えました。
東横イン ウランバートル ホテル
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部屋の造りは日本の東横インと変わりません。大きめのクイーンサイズのベットがありがたいです。ただ、4泊中のシーツの交換など部屋に入る作業は1回もありませんでした。窓際にはパネルヒーターがあり、温度調節が出来ますし、エアコンもあります。窓はレバーで少しだけ開けることが出来ます。
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ゴミ箱とタオル類は翌朝に廊下に出しておくと、夕方には袋に入ったものがドアノブに掛けられています。
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ベットサイドに日本の差し込みのコンセントが2口、デスクにもコンセント1つとUSB2口がありました。湯沸かしとカップは備え付けてあります。冷蔵庫はスイッチが切ってあるので自分で入れなければなりません。テレビはNHKワールドを見ることが出来ます。
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バスルームの入り口にはコンセントがあり、加湿器があるのが嬉しかったです。ホテル内は非常に乾燥していました。バスルームのユニットバスは新しく清潔です。トイレはウォシュレット付きです。アメニティはフロントで必要なものが貰えます。
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お茶を入れてサンドイッチを食べてベットに横になった途端に右脇腹が攣ったような痛みが出ます。湿布しているうちに激痛に変わってきて、尿管結石の発作だということが分かりました。ロキソニンを飲みましたが、この痛みを和らげられるのはボルタレンの座薬しかありませんがそんなものはありません。これで3回目の発作で過去の2回は救急車を呼んでいます。参ったなと思いながらも痛みは前に比べれば弱いので小さい石なのだと感じます。午前0時から脇腹をさすって、午前6時前にはポロリと1.5ミリほどの石が出ました。その瞬間に痛みは消えてしまい、それと同時にツアー2日目の朝がやってきました。
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